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続・デマサイト「ドイツでは犬の入手はほとんどがティアハイムから」の検証







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(Zusammenfassung)
Ich werde eine japanische Falschmeldung Seite überprüfen, auf der es heißt: „Die meisten Hunde in Deutschland werden aus Tierheim bezogen.“(lol)


記事、
ドイツの国内生産の子犬は激減し年間6万頭台。輸入犬は50万頭でほぼネットで販売される
ドイツのティアハイムの年間の犬譲渡数は6万頭。輸入犬は50万頭でほぼネットで販売される
デマサイト「ドイツでは犬の入手はほとんどがティアハイムから」の検証
の続きです。
 ドイツの犬輸入は年間50万頭で、ドイツの犬入手方法で最も多いのはこれらの犬をネットで買うことです。しかし「ドイツでは犬の入手はティアハイム(もしくはブリーダーの直販を含めて)からがほとんど」というデマ情報が蔓延しています。ドイツのティアハイムの犬譲渡シェアは1割に満たないです。しかし「ドイツでは犬の入手はほとんどがティアハイムから」という驚くべきデマが蔓延しています。前回記事に続き、具体例を取り上げます。



 数値で表すことができる事柄で「ほとんど」、「一般的」等の形容動詞形容詞でしか記述していない資料は、書き手がその事柄に無知か、嘘つきのどちらかです。日本では「ドイツでは犬の入手はティアハイムからがほとんど」というデマサイトが多数公開されています。「ほとんど」とは、「80%~90%」と解釈されます。
 しかし「ほとんど」とあるだけで、具体的なドイツのティアハイムの年間の犬の譲渡数や、ドイツの犬取得に占めるシェアが何パーセントになるかを示した資料は皆無です。そもそもドイツ語の典拠を示しているものも皆無です。ティアハイムの統括団体であるドイツ動物保護連盟e.V が公表した全ティアハイムの年間動物引受数やマスメディア等の記事によれば、ティアハイムの犬の譲渡数は直近(22年)で年間約6万頭です。ドイツにおける犬の入手シェアの1割に満たない数字です。ドイツの犬に入手で最も多いのは安価な外国産の犬を主にネットで購入することで、年間50万頭が輸入されています。
 今回は前回記事に続きデマサイトを例示し、検証することとしました。「ドイツの犬の入手はティアハイムからがほとんど」という荒唐無稽な真逆のデマ以外にも、それらのサイトの記述は根拠のない大嘘がてんこ盛りです。書き手の、何らかの知能の異常か精神疾患が疑われるレベルです。


【ペット先進国の暮らし#2】 殺処分ゼロの国ドイツと日本の違いを考える 2021年10月29日

ペット先進国と呼ばれるドイツでは殺処分数がゼロなのです。(*)
その大きな理由の1つが「ティアハイム」の存在です。(*1)
ワンちゃんやネコちゃんを迎える時、ドイツではブリーダーさんやティアハイムから迎えることがほとんどです。
ドイツにもペットショップはありますが、生体販売をしておらず、ペット用品を購入する場所として利用されています。(*2)
そして、なんと言ってもティアハイムの譲渡率は非常に高いのです!(*3)
なんと、ティアハイムは90%を超えるそうです!(*3)



ペット先進国「ドイツ」の動物愛護精神と日本との比較 2022年4月22日

ドイツではほとんどの自治体で犬税が導入されています。
闘犬指定犬種は3倍の犬税がかかる。(*4)
ドイツのティアハイムの譲渡率は9割を超える。(*3)
ドイツでは生体販売を行うショップが非常に少ないです。(*2)
ドイツの犬税はペットショップにも課せられるので、飼育頭数が多いほど負担になるから。(*5)
そのため、ドイツで犬を迎える人のほとんどはブリーダーかティアハイムを利用します。
犬の飼育に関する主なドイツの条例としては、以下のようなものがあります。(*6)
外気が21℃を超える場合、車内に犬を放置してはならない
1日最低2回、計3時間以上屋外やドッグランへ連れて行かなければならない。


(*)
 ドイツでは日本にはない禁止犬種の無許可飼育の犬や咬傷犬、不適正飼育者のペットなどを行政が強制的に殺処分する。また日本ではない野良猫の捕獲と殺処分も行政は行う。ヘッセン州では、禁止犬種法による犬の殺処分だけで、日本の公的殺処分の人口比で1.1倍の犬を殺処分していたことが情報公開請求であきらかになった。

海外(ドイツ) 殺処分


(*1)
 「ドイツは殺処分ゼロ~その理由はティアハイムの存在」~ドイツのティアハイムの犬の殺処分率は26.2%で日本の犬の公的殺処分率の2倍をはるかに超えます。ドイツは殺処分ゼロではありませんし、ティアハイムが殺処分ゼロに貢献しているわけではありません。

Tierärztliche Hochschule Hannover Bedeutung der Pflege- und Haltungsbedingungen für Gesundheit und Wohlbefinden von Hunden als Fund- und Abgabetierein Tierheimen des Landes Nordrhein-Westfalen 「ハノーファー獣医科大学 ドイツ、ノルトラインーヴェストファーレン州のティアハイムにおける犬の健康と福祉に関する広範囲な調査」 2014年 

RUPPERT stellte , dass 26,20% aller aufgenommenen Tiere in Tierheimen euthanasiert wurden.
In 32% dieser Fälle er-folgte die Euthanasie auf Grund unheilbarer Krankheiten, in 68% lag „ein anderer vernünftiger Grund“ wie Bissigkeit, hohes Alter, Ängstlichkeit, langer Aufenthalt oder Platzmangel vor .

ルパートは、記録されたすべての動物(犬)のうち、26.20%がティアハイム内で安楽死させられたことを発見しました。
これらの例の32%では、難病が原因で安楽死に処せられました。
別の安楽死の原因の68%は、非人道的な「別の合理的な原因」であり、犬が高齢であること、行動上の問題に不安があること(攻撃性か)、長期の収容期間や収容スペースの不足などが続きます。



(*2)
 ドイツには生体販売を行っているペットショップが2020年時点で4,370店舗あります。この数は人口比で日本の1.3倍です。世界最大のペットショップはドイツにあり、犬猫の販売もしています。

ドイツには4,370の生体販売ペットショップがある。その数は人口比で日本の1.3倍(2020年)


(*3)
 ティアハイムの犬の譲渡率は75%です。この数値は複数の資料にあります。対して「ティアハイムの保護動物の譲渡率は90%」という資料はドイツ語ではありません。個別のティアハイムで達成した例はありますがまれです。日本で喧伝されている「ティアハイム・ベルリンは譲渡率90%以上」ですが、同施設は年次報告書を公表しておらず、譲渡率は公表していません。同施設の「譲渡率は90%以上」は、ドイツ語では見つかりません。

「ドイツのティアハイムの譲渡率は90%以上」は大嘘。70%台で日本の犬の公的譲渡率と変わらない


(*4)
 ドイツでは「闘犬してい犬種の犬税は3倍の犬税がかかる」ですが、そのような自治体は見つかりませんでした。特定の犬種に対して高額な犬税を課すことは、ドイツでは自治体の自由裁量権とされています。概ね10倍程度ですが、一般犬の税額の25倍を容認した判決があります。

Kampfhundesteuer: Wie hoch darf sie maximal sein? 2023年8月16日


(*5)
 ドイツでは、犬ブリーダーやペットショップ等の犬小売業者には商業用途で所有する犬には犬税はかかりません。

Befreiung von der Hundesteuer: Für wen gibt es Vergünstigungen? 2023年3月2日


(*6)
 「外気が21℃を超える場合、車内に犬を放置してはならない」、「1日最低2回、計3時間以上(犬を)屋外やドッグランへ連れて行かなければならない」という法令の規定は、ドイツには存在しません。犬の飼養の全般規程を定めた法令は、Tierschutz-Hundeverordnung 「動物保護犬規則(省令)」ですが、同規則にはこのような規定は一切ありません。なおこの規則(省令)を「ドイツ犬保護条例」と誤訳した偽ドイツ獣医師の京子アルシャー氏のデマ情報が蔓延しており、本記事でもライターはこの情報をもとにさらに捏造を加えたものと思われます。


 これらの記事では「ドイツの犬の入手はティアハイムからがほとんど」という荒唐無稽な大嘘デマのみならず他の記述でも読んだ者が悶絶死しかねない、嘘デマの羅列です。ライターは、病的な作話症か、妄想性疾患の疑いがあるのではないかと私は心配になります。しかるべき機関を受診したほうが良いのでは?
 なおドイツの犬税に関しても、とんでもない嘘デマが日本で蔓延しています。折々ドイツの犬税に関しても、まとめて記事にしたいと思います。


(動画)

 Schockierende Wahrheit: Der dunkle Welpenhandel zwischen Polen & Deutschland! 「衝撃の真実:ポーランドとドイツの間の子犬の闇取引!」 2023年8月28日

Illegaler Welpenhandel aufgedeckt!
In diesem Video gehen wir dem erschreckenden Handel mit Welpen zwischen Polen und Deutschland auf den Grund.

子犬の違法取引を暴露する!
このビデオでは、ポーランドとドイツの間の衝撃的な子犬取引の真相に迫ります。


概要:このビデオはドイツの動物保護活動家らが自らおとりになって、ポーランド産の子犬のドイツへの違法な持込について取材した様子を収録しています。違法なドイツ、ポーランド間の子犬の取引を多くに人に知ってもらい啓もうすることにより子犬の違法取引を終わらせることを目的としています。
 毎日1,000頭を超える子犬が悪質な外国のブリーダーの過酷ですし詰め状態の施設で生まれ、それらは国境を越えてドイツに持ち込まれます。ドイツ、ベルリンには、違法な外国産の子犬取引業者がいます。
 Quoka(ドイツの大手のペットオンライン販売サイト)で、動物保護活動家らは、ポメラニアンの子犬が売られていることを発見。現在ポメラニアンは流行犬種で需要は高いです。しかしこの犬種はほとんどが外国で生産されており、最悪の状況です。犬を小さくするために虐待的な繁殖(給餌を制限するなど)が行われています。
 動物保護活動家らはおとりになって、ネット販売での子犬配達現場を押さえることにしました。子犬密売人が自動車のトランクを開けて子犬を見せた時に、その酷い状況に動物保護活動らはショックを受けました。犬の健康状態は非常に悪く、ワクチン接種証明書は偽造されていました。
 さらに動物保護活動家らは、ポーランド国内の子犬の露天市場に潜入しました。バスケットや小さなバッグに押し込んだ子犬を子犬小売業者が見せてくれました。これらの犬のペットパスポートやワクチン接種証明は偽造されたものです。外国から持ち込まれた安価な子犬の健康状態は本当に悪く、結局は獣医師の診療費でむしろ高コストになります。




(画像)

 ペット先進国「ドイツ」の動物愛護精神と日本との比較 に問い合わせをしました。

わんこラボ

デマサイト「ドイツでは犬の入手はほとんどがティアハイムから」の検証







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(Zusammenfassung)
Ich werde eine japanische Falschmeldung Seite überprüfen, auf der es heißt: „Die meisten Hunde in Deutschland werden aus Tierheim bezogen.“(lol)


記事、
ドイツの国内生産の子犬は激減し年間6万頭台。輸入犬は50万頭でほぼネットで販売される
ドイツのティアハイムの年間の犬譲渡数は6万頭。輸入犬は50万頭でほぼネットで販売される
の続きです。
 連載記事では「ドイツの国内ブリーダーの子犬生産数は年6万頭台」と「ティアハイムの年間の犬譲渡数が約6万頭」と言うことを述べました。ドイツの犬輸入は年間50万頭で、ドイツの犬入手方法で最も多いのはこれらの犬をネットで買うことです。しかし「ドイツでは犬の入手はティアハイム(もしくはブリーダーの直販を含めて)からがほとんど」というデマ情報が蔓延しています。ドイツのティアハイムの犬譲渡シェアは1割に満たないです。



 数値で表すことができる事柄で「ほとんど」、「一般的」等の形容動詞形容詞でしか記述していない資料は、書き手がその事柄に無知か、嘘つきのどちらかです。日本では「ドイツでは犬の入手はティアハイムからがほとんど」というデマサイトが多数公開されています。「ほとんど」とは、「80%~90%」と解釈されます。
 しかし「ほとんど」とあるだけで、具体的なドイツのティアハイムの年間の犬の譲渡数や、ドイツの犬取得に占めるシェアが何パーセントになるかを示した資料は皆無です。そもそもドイツ語の典拠を示しているものも皆無です。ティアハイムの統括団体であるドイツ動物保護連盟e.V が公表した全ティアハイムの年間動物引受数やマスメディア等の記事によれば、ティアハイムの犬の譲渡数は直近(22年)で年間約6万頭です。ドイツにおける犬の入手シェアの1割に満たない数字です。ドイツの犬に入手で最も多いのは安価な外国産の犬を主にネットで購入することで、年間50万頭が輸入されています。
 今回はデマサイトを例示し、検証することとしました。「ドイツの犬の入手はティアハイムからがほとんど」という荒唐無稽な真逆のデマ以外にも、それらのサイトの記述は根拠のない大嘘がてんこ盛りです。書き手の、何らかの知能の異常か精神疾患が疑われるレベルです。


 まず「ドイツ 犬を迎える ティアハイム ほとんど」の検索結果です。多くの「ドイツでは犬の入手はほとんどがティアハイムからである」というサイトがヒットしますが、具体的なティアハイムの年間犬譲渡数やドイツの犬入手に占めるシェアの数値を示しているものは皆無です。


犬の殺処分ゼロを目指して① NPO法人 ピースウィンズ・ジャパン 大西純子 2016年6月27日

――ドイツ語で「動物の家」(ティアハイム)。
運営費はすべて寄付金で賄われているとか。(*)
ドイツは欧米でも動物福祉先進国で、基本的に行政による殺処分は行われない。(*1)
大西:ドイツでは逆に犬の飼育に関してとても厳しい法律があるのです。
たとえば、お留守番を6時間以上させてはいけないとか。(*2)
――ドイツをはじめとするヨーロッパには、生体販売をするショップがないとも言われていますね。
大西:ドイツ国内にも一軒だけ、生体販売をしているショップがあります。(*3)
――ドイツでは、ペットを飼おうと思ったら、やはりティアハイムから迎えるんですか?
大西:ティアハイムからという方がいちばん多い
ですね。


 
 まさに作話症と妄想性疾患が疑われる狂人同志の会話という感じです。取材先もPHP総研の編集者も、知能と精神が正常に満たないと思われます。即、しかるべき機関を受診されたほうがよいのではないかと心配します。

(*)
 ドイツのティアハイムは極めて運営資金に占める補助金率が高い組織。運営費の半分を公費に頼る施設もざら。州によっては設備投資とその維持費に最大で75%も助成する。また主要下動物の飼育費の30%を自治体が支払う。日本で「公費を一切受けていない」と喧伝されているティアハイム・ベルリン(は比較的自立運営に成功した例外的な施設だが)も、年間日本円で億単位の公費の交付を受けている。
記事検索 : ティアハイム 補助金

(*1)
 ドイツでは日本にはない禁止犬種の無許可飼育の犬や咬傷犬、不適正飼育者のペットなどを行政が強制的に殺処分する。また日本ではない野良猫の捕獲と殺処分も行政は行う。ヘッセン州では、禁止犬種法による犬の殺処分だけで、日本の公的殺処分の人口比で1.1倍の犬を殺処分していたことが情報公開請求であきらかになった。
海外(ドイツ) 殺処分

(*2)
 「(ドイツでは犬に)お留守番を6時間以上させてはいけない」。このような法律はない(大笑)。完全な捏造。犬の飼育に関する全般規制の法令はこちら。
Tierschutz-Hundeverordnung

(*3)
 ドイツには2020年時点で法人、個人事業主併せて生体販売ペットショップが4,370店舗あり、その数は日本の人口比で1.3倍。
ドイツには4,370の生体販売ペットショップがある。その数は人口比で日本の1.3倍(2020年)


 上記の記事に関して、PHP総研に問い合わせのメールを送りました。以下がそのスクリーンショットです。


(画像)

 PHP総研に23年9月16日に送信した、私の問い合わせメール。どのような回答が来るか楽しみですね。しかし過去の、同様の問い合わせの場合はほぼ100%ガン無視されました。

PHP問い合わせ


 このように、「ドイツでは犬の入手はほとんどがティアハイム」という、ぶっ飛んだだデマ記事がネット上にあふれています。内容はその他の記述でもほぼ嘘デマの羅列で、読んだ者が悶絶死しかねない代物ばかりです。書き手の知能精神状態が正常に満たないことが疑われます。余りにも面白いので、あと2、3のサイトにも問い合わせしてみたいと思います。


(動画)

 Illegaler Welpenhandel boomt weiter | RON TV 「犬の違法取引が急増中(テレビドキュメント)」 2023年5月20日

Hunde sind was Tolles.
Und richtig süß sind sie als Welpen.
Doch weil das ein Riesengeschäft ist, gibt es auch einen großen illegalen Markt.
Schätzungsweise 40.000 kleine Hunde werden so jeden Monat nach Deutschland gebracht.

犬は素晴らしい。
そして子犬の頃は本当に可愛いです。
しかし犬たちは巨大なビジネスの対象であるために、大規模な違法な市場も存在します。
ドイツには毎月推定で40,000頭の小犬が(外国から)持ち込まれます(つまり年間48万頭。約50万頭)


 「毎月4万頭の子犬が(外国から)ドイツに持ち込まれる」。と言うことは年間48万頭≒約50万頭です。その他にも違法ではない、正規の手続きを経てドイツに輸入された犬も一定数あります。対して近年のドイツの全ティアハイムの犬の引受数は、7万頭~8万頭で推移しています。これはティアハイムの統括団体のドイツ動物保護連盟や、マスメディア等の複数の資料があります。
 と言うことは引き受けた犬全てを譲渡したとしても、輸入犬の数にはるかに及びません。ましてやティアハイムが引き受けた犬のうち、譲渡されるのは75%と推計されています。つまり6万頭です。それが「ドイツでは犬の入手で最も多いのはティアハイムから譲渡されること」とは、PHP総研の編集者もNPOピースワンコの大西純子氏も、小学生未満の知能と言うことになります。どうして動物愛誤にかかわる人は、知能が正常に満たない方が多いのですかね?

ドイツのティアハイムの年間の犬譲渡数は6万頭。輸入犬は50万頭でほぼネットで販売される







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(Zusammenfassung)
In Deutschland kommen jährlich rund 80.000 Hunde in ein Tierheim.
Von diesen Tieren bekommen ungefähr nur drei Viertel innerhalb die Chance auf eine Adoption.


 記事、ドイツの国内生産の子犬は激減し年間6万頭台。輸入犬は50万頭でほぼネットで販売される の続きです。
 前回記事ではドイツ国内ブリーダーが生産した子犬数が激減し、2022年の生産数は6万頭にまで減ったことを取り上げました。ドイツの犬ブリーダーに対する規制が厳しく、安い外国産の子犬との競合でブリーダーが廃業しているからです。ドイツでは年間50万頭の子犬が主に東欧から輸入されており、ほとんどがネット販売されます。前回記事でも述べたことですが、ドイツではティアハイムが年間に譲渡する犬の数も約6万頭で少ないのです。「ドイツでは犬の入手ではティアハイムか、ブリーダーからがほとんど」は大嘘です。



 サマリーで述べた通りドイツでの犬の入手で最も多いのは、東欧などで大量劣悪生産された安価な犬をネットで購入することです。外国産の犬のドイツでの販売はブローカーが行っています。つまりブリーダーの直販ではありません。2020年の推計では、ドイツの犬輸入数は約50万頭と推計されています。
 一方、2022年の統計では、ドイツのティアハイムが譲渡した犬の数は約6万頭とされています。いずれも犬の入手に占めるティアハイムの割合は1割程度かそれ未満です。「輸入犬50万頭+国内ブリーダー+ティアハイム」以外にもペットショップでの販売、自家繁殖や知人から譲り受けた、個人的に野良犬を保護したという犬の入手方法も一定数あるはずです。それを考慮すれば、ドイツでの犬の入手の国内ブリーダーとティアハイムのシェアはさらに下がります。したがって日本で喧伝されている「ドイツでの犬の入手はほぼブリーダーから直接購入するかティアハイムから譲渡を受ける」は荒唐無稽な大嘘です。
 日本では、ネットの消費者向けの犬等の販売では完全に禁止されています。ですからドイツでも同様と思い込んでいる人が多く、「ドイツではペットショップでの犬販売がない=犬の入手は保護施設かブリーダーの直販しかない」という大嘘に騙されています。ドイツではペット販売に関する独立した法令すらない国で、犬等のネット販売の禁止どころか規制すらありません


 以下に、「ドイツのティアハイムの犬の譲渡数は年間6万頭」という資料から引用します。


TIERSCHUTZHUND 5 Gründe, warum manche Hunde besonders schwer vermittelbar sind 「保護犬 一部の犬が引取られるのが難しい5つの理由」 2022年8月29日

In Deutschland kommen jährlich rund 80.000 Hunde in ein Tierheim.
Von diesen Tieren bekommen ungefähr nur drei Viertel innerhalb die Chance auf eine Adoption.
5 Gründe, warum manche Hunde schwer vermittelbar sind
Alte Hunde
Hunde mit Handicap
Traumatisierte und verhaltensauffällige Hunde
Listenhunde
schwarze Hunde

ドイツでは、毎年約8万頭の犬がティアハイムに入所します。
これらの動物(犬)のうち新しい飼主引き取られる機会を得られるのは、約4分の3(6万頭)だけです。
一部の犬が家族として迎い入れられるのが難しい5つの理由
老犬
障害のある犬
心理的なショックを負った犬や問題行動がある犬
禁止犬種法(原則飼育等を特定の犬種で禁止する法律)が適用される犬
黒い犬



 次に、ティアハイムの統括団体である、ドイツ動物保護連盟(Deutscher Tierschutzbund e.V.)が過去に公表した、ティアハイムが収容した動物の統計資料から引用します。元のサイトは削除されましたが、私がスクリーンショットで残しておいたものです。


(画像)

 ドイツ動物保護連盟(Deutscher Tierschutzbund e.V.)による、ドイツの全ティアハイムが収容した動物の種別と数。実際に調査を行ったのは別の研究機関です。犬は2009年は74,900頭でした。2022年の資料によれば約8万頭です。

ティアハイム連盟 統計


 なお「ティアハイムの犬の譲渡率は4分の3(=75%)」ですが、それを裏付ける調査結果があります。2014年に行われたハノーファー大学のティアハイムの犬の安楽死(殺処分)に関する調査ですが、安楽死(殺処分率)が26%と、「ティアハイムが譲渡できなかった犬の割合25%」と完全に一致するからです。以下に、その資料から引用します。


Tierärztliche Hochschule Hannover Bedeutung der Pflege- und Haltungsbedingungen für Gesundheit und Wohlbefinden von Hunden als Fund- und Abgabetierein Tierheimen des Landes Nordrhein-Westfalen 「ハノーファー獣医科大学 ドイツ、ノルトラインーヴェストファーレン州のティアハイムにおける犬の健康と福祉に関する広範囲な調査」 2014年 から引用します。

RUPPERT stellte , dass 26,20% aller aufgenommenen Tiere in Tierheimen euthanasiert wurden.
In 32% dieser Fälle er-folgte die Euthanasie auf Grund unheilbarer Krankheiten, in 68% lag „ein anderer vernünftiger Grund“ wie Bissigkeit, hohes Alter, Ängstlichkeit, langer Aufenthalt oder Platzmangel vor .

ルパートは、記録されたすべての動物(犬)のうち、26.20%がティアハイム内で安楽死させられたことを発見しました。
これらの例の32%では、難病が原因で安楽死に処せられました。
別の安楽死の原因の68%は、非人道的な「別の合理的な原因」であり、犬が高齢であること、行動上の問題に不安があること(攻撃性か)、長期の収容期間や収容スペースの不足などが続きます。



 次に、ドイツでは東欧等の外国から輸入される子犬は年間約50万頭であるとの、ソースから引用します。


Tiermedizin Zoonosen – Gefährliche Tierliebe 「獣医学 人畜共通感染症 動物への危険な愛」 2020年3月3日

Jährlich werden allein rund 500.000 Hunde aus Osteuropa und dem Mittelmeerraum importiert, da wir den Bedarf an Haustieren durch eigene Zucht allein nicht decken können.
Was vielen Hundefreunden nicht bewusst ist: Mit ihnen kommen leider auch potenziell gefährliche Erreger zu uns.

(ドイツでは)自国生産での繁殖だけではペット(犬)の需要に応えられないため、毎年約50万頭の犬が東欧や地中海地域(註 ギリシャなど)から輸入されています。
多くの愛犬家が気付いていないこと:残念ながら、犬たちは潜在的に危険な病原体も私たちにもたらします。



(動画)

 Das Geschäft mit unseren Haustieren | Marktcheck deckt auf SWR 「ペットのビジネス | SWR(ドイツのマスコミ)はペットマーケットのチェックをします」 2020年11月25日

 ドイツでの犬の入手方法は東欧などで大量劣悪生産された安価な子犬を買うことがほとんどです。その数は年間50万頭とされ、主にネットで販売されています。この動画では、マスコミの記者が密輸犬をドイツでネット販売しているセルビア人のブローカーの摘発に同行して取材をしています。 
 またドイツ人が東欧などの外国産の犬を買うのは外国人ブローカーがドイツに持ち込むもののみならず、ドイツ人が東欧にまで出向いてそこで購入するケースも多いです。動画の終りのほうでは、ポーランドの子犬の大規模露天市の様子が収録されています。客はほぼドイツ人です。子犬の露店販売に群がるドイツ人が写っています。

Gerade bei Hundewelpen treibt Corona die Preise in die Höhe.
Pro Tier sind häufig mehr als tausend Euro Gewinnmarge drin.
Immer häufiger stoßen die Bundespolizisten bei ihren Kontrollen auf geschmuggelte Tiere.
Trotzdem: Das illegale Geschäft mit den Hundewelpen wird Schmugglern viel zu einfach gemacht.
Es ist ein lukratives Geschäft, auch für Verbrecher, Hunde unter schlimmen Bedingungen zu züchten, zu vermehren, in Ländern, in denen der Tierschutz nicht ganz so hoch gehalten wird wie in Deutschland.
Und diese Tiere dann übers Internet, was das Ganze noch sehr viel einfacher macht, Hunde können anonym über das Internet in ganz Europa verkauft werden.
Die Tiere sind meistens zu jung, die Tiere sind meistens krank, überhaupt nicht sozialisiert.
Wichtige Impfungen fehlen gegen Tollwut zum Beispiel.
Die Slowakei ist europäischer Spitzenreiter beim Welpenhandel: nirgendwo wird so viel Geld mit der Vermehrung von Hunden gemacht.
Es ist ein unglaubliches Geschäft und groß.
Hunde aus unbekannter Quelle werden mit falschen Papieren versorgt und nach Deutschland verkauft.

コロナの影響で、特に子犬の価格が高騰しています。
多くの場合では、子犬1頭あたり1,000ユーロ以上の利益が得られます。
ドイツ連邦の警察官が、検問中に密輸された動物に遭遇するケースが増えています。
それにもかかわらず、子犬の違法ビジネスは密輸業者にとってあまりにも簡単なものになっているのです。
ドイツの様に動物保護が進んでいない国(東欧など)で、劣悪な環境で犬を飼育・繁殖させることは、たとえ犯罪者になったとしても儲かるビジネスなのです。
ヨーロッパの全土でインターネットで犬を匿名で販売できるようになったために、違法な犬の密輸ビジネスの全てが非常に簡単になり、通常インターネットで販売される犬は幼齢、病気で、まったく社会化されていません。
たとえば、重要な狂犬病ワクチンの接種が行われていないなどです。
スロバキアは子犬取引におけるヨーロッパのリーダー国であり、犬の繁殖でこれほど多額のお金が儲かっている国は他にありません。
それは信じられないほど大きなビジネスです。
出所が不明の犬に虚偽の書類がつけられ、ドイツに売られます。





 ドイツでは、ペットショップで犬猫の展示販売を禁止する法令はありません。世界最大の生体販売ペットショップ、Zoo Zalac等の一部の店舗では販売していますが少数です。その理由の大きな要因は、ネット販売の方が価格が安いからです。繰り返しますが、ドイツでの犬の入手はネット販売からがほとんどです。国内ブリーダーやティアハイム(保護施設)からの譲渡はそれぞれ1割かそれ未満で少数です。
 ドイツにおける輸入子犬の数は年間50万頭です。「ティアハイム+ブリーダー直販」以外の犬の入手はその他にペットショップから購入、自家繁殖、知人からもらった、野良犬を自分で保護したなどが一定数あります。ですから「ティアハイムが譲渡した犬6万頭」は、ドイツにおける犬の入手シェアでは、1割を下回ります。なおこの比率は日本の保護犬入手比率とほぼ変わりません。

  ドイツにおける犬の入手シェアでは、ティアハイムもブリーダーの直販も1割かそれ未満なのです。しかし日本では、「ドイツでは犬の入手はティアハイムで譲渡を受けるか、犬ブリーダーからがほとんど」という荒唐無稽なデマが蔓延しています。繰り返しますが、ティアハイムの犬の年間譲渡数は約6万頭です。ティアハイムでは子犬が少ないというのが大きな理由でしょう。東欧を中心とする外国からの犬の輸入が増え、ティアハイムは保護犬の譲渡では競合で負けており、譲渡数が逓減傾向です。
 
ティアハイムの犬の引き受け数は年間約8万頭です。それがすべて譲渡されたとしても、ドイツ国内のブリーダーの生産子犬と合わせても「ドイツでは犬の入手はティアハイムから譲渡を受けるのとブリーダーから直接購入するのがほとんど」にはなりません。「ほとんど」とは、「80%~90%」と解釈できるからです。


 「ドイツでは保護施設(ティアハイム)から犬を入手するのが一般的、ほとんど、文化が根付いている」としているデマサイトをいくつか例示しておきます。
 その事柄についてちゃんと調べて知っている人は、具体的な数値を出します。それ以前に典拠を示すでしょう。「年間のティアハイムの譲渡数は〇万頭で、全犬の入手に占める割合は〇%である」です。つまり数値で表すことが切る事柄で「一般的、ほとんど、文化だ」という形容動詞形容詞で記述する人は、それについて無知か、嘘つきのどちらかです。

ドイツにはペットショップがないって本当? 日本と大きく違うペットの迎え方 2016年9月16日

ドイツはティアハイムと呼ばれる保護犬猫収容施設から引き取る文化が浸透。

【ペット先進国の暮らし#2】 殺処分ゼロの国ドイツと日本の違いを考える 2021年10月29日

ドイツではブリーダーさんやティアハイムから迎えることがほとんどです。

ペット先進国「ドイツ」の動物愛護精神と日本との比較 2022年4月22日

ドイツで犬を迎える人のほとんどはブリーダーかティアハイムを利用します。

ドイツの国内生産の子犬は激減し年間6万頭台。輸入犬は50万頭でほぼネットで販売される







Please send me your comments.    dreieckeier@yahoo.de
Bitte senden Sie mir Ihre Kommentare.   dreieckeier@yahoo.de
メールはこちらへお寄せください。   dreieckeier@yahoo.de

(Zusammenfassung)
In Deutschland, jährlich kommen ungefähr 500.000 Welpen dazu, immer mehr illegal und aus dem Ausland.
Als Produktionsstätten für die Welpen gelten zum Beispiel die Nachbarländer Polen und Tschechien.


 「ドイツでは犬を入手するにはブリーダーから直接購入することとティアハイムのほぼこの2つの方法に限られる」という日本の情報が蔓延しています。しかしそれは真逆の大嘘です。最新の統計では、ドイツ国内の子犬生産は年間6万頭台にまで落ち込みました。またティアハイムの年間の犬譲渡数は約6万頭台です。対して東欧などから輸入された安価な子犬はほぼインターネットで販売されますが、年間約50万頭です。その他統計には出ていませんが、ペットショップでの販売、個人的に野良犬を保護した、個人的に譲り受ける、自家繁殖の子犬も一定数あるはずです。つまりブリーダーからの直接購入とティアハイムから譲渡を受けるのは、いずれもドイツの犬の入手に占めるシェアは1割程度かそれ未満です。


 サマリーで述べた通りドイツでの犬の入手で最も多いのは、東欧などで大量劣悪生産された安価な犬をネットで購入することです。外国産の犬のドイツでの販売はブローカーが行っています。つまりブリーダーの直販ではありません。2017年の推計では、ドイツの犬輸入数は約50万頭と推計されています。
 対して2022年の統計では、ドイツ国内のブリーダーが生産した子犬の数は年々減少して6万頭台になりました。2020年の推計では、ティアハイムが譲渡した犬の数は6万頭です。いずれも犬の入手に占める割合は1割程度かそれ未満です。「輸入犬50万頭+国内ブリーダー+ティアハイム」以外にもペットショップでの販売、自家繁殖や知人から譲り受けた、個人的に野良犬を保護したという犬の入手方法も一定数あるはずです。それを考慮すれば、ドイツでの犬の入手の国内ブリーダーとティアハイムのシェアはさらに下がります。したがって日本で喧伝されている「ドイツでの犬の入手はほぼブリーダーから直接購入するかティアハイムから譲渡を受ける」は荒唐無稽な大嘘です。
 日本では、ネットの消費者向けの犬等の販売では完全に禁止されています。ですからドイツでも同様と思い込んでいる人が多く、「ドイツではペットショップでの犬販売がない=犬の入手は保護施設かブリーダーの直販しかない」という大嘘に騙されています。ドイツではペット販売に関する独立した法令すらない国で、犬等のネット販売の禁止どころか規制すらありません

 まず「ドイツ国内のブリーダーが生産した子犬の数」についての統計を示します。


Anzahl der neugeborenen Hundewelpen in Deutschland in den Jahren 2000 bis 2022 「2000 年から 2022 年までにドイツで生産された子犬の数」 2023年9月1日(有料サイトのため、一部がマスキングされています)

Die Statistik bildet die Entwicklung der Anzahl neugeborener Hundewelpen in Deutschland in den Jahren 2000 bis einschließlich 2022 ab.
Im Jahr 2022 wurden in Deutschland insgesamt 69.391 Hundewelpen geboren.

この統計は2000 年から 2022 年までの間の、ドイツの生まれた子犬の数の推移を示しています。
2022年にはドイツでは、合計6万9391頭の子犬が生まれました。(*)


(*)この数は販売数ではありません。ブローカーやペットショップに卸す、流通死も一定数あるので、ブリーダーの直販数はこれよりもさらに少なくなります。


(画像)

Anzahl der neugeborenen Hundewelpen in Deutschland in den Jahren 2000 bis 2022 「2000 年から 2022 年までにドイツで生産された子犬の数」 から

 2020年、2021年にはコロナ流行下でのペット特需によりドイツ国内でも子犬生産が持ち直しました。しかし長期的に見ればドイツ国内の子犬生産は減少し続けています。

ドイツ 子犬生産 2022年


 次に、ドイツでは東欧等の外国から輸入される子犬は年間約50万頭で、ほぼネットで売られているとのソースから引用します。


Dr. Ralf Unna - "Illegaler Welpenhandel wird zu ernstem Problem!" 「ラルフ・ウンナ博士-ドイツでは、違法な子犬取引が深刻な問題になっています!」 2017年4月22日

Welpenhandel geht in Richtung organisierte Kriminalität.
Rund neun Millionen Hundebesitzer gibt es in Deutschland - und die Zahl steigt.
Jährlich kommen ungefähr 500.000 Welpen dazu, immer mehr illegal und aus dem Ausland.
Als Produktionsstätten für die Welpen gelten zum Beispiel die Nachbarländer Polen und Tschechien.
Von dort werden die Tiere dann in Transportern in die Niederlande und nach Belgien gebracht, wo deutsche Kunden die Tiere für einen Bruchteil des Preises erstehen können, den ein ordentlich gezüchteter Rassehund in Deutschland kostet.

子犬の密売は組織犯罪に変わっています。
ドイツには約900万の飼犬がいて、その数は増え続けています。
毎年約50万頭の子犬が違法に海外から持ち込まれて、増えています。
例をあげれば隣国のポーランドやチェコ共和国が子犬の生産地
と考えられています。
そこから動物(犬)はバンで(註 産地偽装のために)オランダとベルギーに運ばれ、ドイツの犬を買う客はドイツで適正に繁殖された血統書付きの犬の数分の1の価格で犬を購入できるのです。



(画像)

 QUOKA.de Hunde  より。ドイツの大手ペット販売サイトから「犬」で検索。2023年9月12日アクセス

ドイツ 犬 オンライン販売


 ドイツでは、実はペットショップで犬猫の展示販売を禁止する法令はありません。世界最大の生体販売ペットショップ、Zoo Zalac等の一部の店舗では販売していますが少数です。その理由の大きな要因は、ネット販売の方が価格が安いからです。繰り返しますが、ドイツでの犬の入手はネット販売からがほとんどです。国内ブリーダーやティアハイム(保護施設)からの譲渡はそれぞれ1割かそれ未満で少数です。
 日本では、ドイツの犬ブリーダーの規制の厳しさをほめちぎる動物愛護(誤)家が多いです。そして日本も、より厳しいブリーダー規制を立法すべきとしています。しかしドイツの現状を見れば厳しい犬ブリーダー基準では利益が出ず、ブリーダーは廃業が続いています。そして違法な子犬の密輸が増えました。それは動物福祉にも悪い結果となりました。

 日本はまだ国境がすべて海を隔てており、出入国では全ての国で入管手続きが必要です。国境間移動が自由なEU域内の様に、安い海外産の子犬が密輸されるということはほぼ考えられません。
 しかし法の網の目をくぐる行為はブリーダーの規制を強化しすぎると、それを行い利益を求める者が必ず出てきます。例えば素人が純血種同士の犬猫を飼い、意図せずに(故意であってもそれを証明するのはほぼ不可能)交配して子犬が生まれたようなケースです。第二種動物取扱業者(愛誤団体)がそれらの犬を名目上保護して(子犬を産ませた飼い主には裏で謝礼を渡す)、事実上販売するなどです。第二種動物取扱業者(愛誤団体)であっても、団体によっては犬の譲渡で10万円程度を請求するところがあります。また譲渡費用の他に寄付金を求めるなどもあります。事実上の販売です。

 そのような素人繁殖では、血統や遺伝性疾患の管理が正しくできるとは思われません。また個人の非営利飼主は、動物取扱業者のような飼養基準は摘要されません。また行政指導もありません。劣悪な環境での繁殖もありえます。結果として動物福祉の後退を招きます。愛誤団体(第二種動物取扱業者)の第一種の攻撃は、むしろそれを目的としているのではないかと疑います。
 「ドイツなどの動物愛護先進国は規制が厳しいブリーダーの直販と保護施設でしか犬猫を入手することができない。ペットショップは禁止すべき」という愛誤の嘘プロパガンダは、裏があると疑った方がよいかもしれません。例えばかつてのアメリカの禁酒法は、密造酒製造を仕切るギャングの金儲けという効果しかもたらしませんでした。それにより社会秩序も乱れました。

 次回は「ドイツの犬の入手は保護施設(ティアハイム)からがほとんど、一般的」が嘘であることを取り上げます。2022年の報道によれば、ドイツの全ティアハイムの犬の引き受け数は8万頭で、譲渡された数は4分の3(6万頭)にすぎません。
 輸入犬が50万頭で国内ブリーダー生産の子犬が6万頭台。統計資料はありませんがペットショップの販売、自家繁殖、知人からもらった、個人的に野良犬を保護した数も一定数あります。これらを考慮すれば保護施設(ティアハイム)が譲渡した犬のシェアは、1割に満たないと思われます。

 しかし「ドイツでは保護施設(ティアハイム)から犬を入手するのが一般的、ほとんど、文化が根付いている」という情報が多いです。「一般的」とは何%でしょうか?80~99%でしょうか?
 その事柄についてちゃんと調べて知っている人は、具体的な数値を出します。「年間のティアハイムの譲渡数は〇万頭で、全犬の入手に占める割合は〇%である」です。つまり「一般的、ほとんど、文化だ」という形容動詞形容詞で記述する人はその事柄について無知か、嘘つきのどちらかです。デマサイトの例を挙げておきます。

ドイツにはペットショップがないって本当? 日本と大きく違うペットの迎え方 2016年9月16日

ドイツはティアハイムと呼ばれる保護犬猫収容施設から引き取る文化が浸透。

【ペット先進国の暮らし#2】 殺処分ゼロの国ドイツと日本の違いを考える 2021年10月29日

ドイツではブリーダーさんやティアハイムから迎えることがほとんどです。

ペット先進国「ドイツ」の動物愛護精神と日本との比較 2022年4月22日

ドイツで犬を迎える人のほとんどはブリーダーかティアハイムを利用します。

野良猫が激増して人口の5分の1以上になったドイツ、デュイスブルク市は事実上、野良猫の給餌を禁じた






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(Zusammenfassung)
In Duisburg ist die Zahl der Streunerkatzen dramatisch gestiegen, auf schätzungsweise 100.000 Katzen (ein Fünftel der Stadtbevölkerung).
Die Stadt hat die Kastration und den Mikrochip von Katzen zur Pflicht gemacht und damit das Füttern streunender Katzen faktisch verboten.


 ドイツ、ノルトライン‐ヴェストファーレン州の人口約50万人の中堅都市、デュイスブルク市は野良猫の激増に頭を悩ませています。野良猫の数は10万匹を超えたとされ、同市の人口の5分の1をを占めます。そのために同市は事実上の「野良猫への給餌を禁止する条例」を、2019年に制定しました。なお東京都が調査による野良猫の推計値(放飼いの首輪をしている猫=飼猫である可能性が高いも含めた数)は、21万匹とされています。この数は東京都の人口の67分の1です。つまりデュセルドルフ市の猫の数は、人口比で東京都よりも13倍以上も多いことになります。


 ドイツ、ノルトライン‐ヴェストファーレン州のデュイスブルク市は、都市化が進んで人口密度が高く、比較的所得が高いという特徴があります。都市の規模は異なりますが、東京都と似ていなくもないです。そのデュイスブルク市ですが野良猫の数が人口の5分の1(10万匹)にまで激増して問題になっています。そのため2019年に事実上、野良猫の給餌を禁止する条例を制定しました。
 ちなみに東京都の野良猫数(首輪をしている外猫=飼猫の可能性が高いも含めて)は21万匹という、平成18年に東京都が行った調査があります。(*)人口当たりの野良猫数は、デュイスブルク市は東京都の13倍以上も多いのです。それを裏付けるソースをいくつか示します。

(*)
東京都における猫の飼育実態調査の概要 (平成 18 年度)


Kastrations- und Kennzeichnungspflicht für Katzen 「デュイスブルク市における飼猫の不妊去勢と個体識別義務」 2018年10月6日

Kastrationspflicht für Hauskatzen gilt in Duisburg ab 2019
Die Anzahl wild lebender Katzen in Duisburg und Umgebung nimmt zu.
Um die unkontrollierte Vermehrung einzudämmen, hat die Stadt eine Kastrations- und Kennzeichnungspflicht von Hauskatzen beschlossen.
Duisburg, Katzenhalter müssen ab dem Frühjahr 2019 ihre Katzen kastrieren und registrieren lassen.
Für die Kosten sollen sie selber aufkommen.
Ein entsprechender Antrag der Fraktion Bündnis 90/Die Grünen zur Kastrations- und Kennzeichnungspflicht wurde Anfang der Woche im Rat genehmigt.
Die Überpopulation von Katzen ist ein ernsthaftes Problem für den Tier- und Artenschutz.
Die Anzahl wilder Katzen in Duisburg hat in den vergangenen Jahren deutlich zugenommen.
Für Duisburg kursieren Zahlen im sechsstelligen Bereich.
Wilde Hauskatzen können zu einem echten Problem werden, wenn sie sich unkontrolliert vermehren.
Tiere, die keine reinen Stubentiger sind, sondern Freigang haben, müssen ab Frühjahr 2019 kastriert und registriert werden.

デュイスブルク市では、2019年から飼猫の去勢不妊義務が適用されます。
デュイスブルク市とその周辺地域では、野生化した猫の数が増加しています。
市は無秩序な猫の繁殖を抑制するため、飼猫の去勢不妊と個体識別を義務付けることを決定しました。
デュイスブルク市では、猫の飼主は2019年春から飼猫の去勢不妊手術と登録が義務付けられます。
その費用は飼い主自身が負担しなければなりません。
飼猫の強制な去勢不妊手術と識別に関しては、同盟90/緑の党(註 政党名)から提出された条例案が週初に市議会で可決されました。
猫の過剰な数は、動物と生態系の保護にとって深刻な問題です。
デュイスブルク市の野生化した猫(野良猫)の数は、近年大幅に増加しています。
デュイスブルク市に関しては、6桁台(10万単位)
の数の野良猫が徘徊しています。
野良猫が制御不能に繁殖すると、深刻な問題を引き起こす可能性があります。
飼猫に限らず、自由に歩き徘徊できる猫は、2019年春から去勢手術と登録が義務付けられます。


 
 デュイスブルク市の人口は約50万人で野良猫数は10万匹以上。デュイスブルク市では人口の約5分の1の野良猫がいます。対して東京都の人口は14,000万人余りです。東京都の人口は1,400万人で野良猫数は1万匹。東京都には人口の68分の1の野良猫がいます。つまりデュイスブルクには、人口比で13倍以上の野良猫がいることになります。いかにデュイスブルク市には野良猫が多いかと言うことがわかります。

 そのような事情から同市では2019年以降は条例により、飼猫の去勢不妊手術、マイクロチップ等による飼猫の個体識別と登録が条例により義務付けられるようになりました。この条例ではまた、「給餌をしていればその猫を飼猫とみなす」と明文化されています。これは事実上野良猫への給餌を禁止することになります。実際問題、給餌は不特定多数の野良猫に行われます。給餌をしている多数の野良猫の全てに去勢不妊し、マイクロチップを入れて登録するのは手間とコスト的に難しいからです。
 給餌をしている現場に、多数の野良猫が集まってくれば、選別して去勢不妊、マイクロチップで登録した猫だけに給餌ができるでしょうか。実際には無理です。集まってきた野良猫に1匹でも去勢不妊無し、個体識別登録なしの野良猫が混ざっていれば違反になるのです。もちろん置き餌はできません。罰金額は1,000ユーロです。罰金が繰り返されれば、その負担に給餌者は耐えられないでしょう。以下に、条例原文を引用します。


Ordnungsbehördlichen Verordnung zur Aufrechterhaltung der öffentlichen Sicherheit und Ordnung im Stadtgebiet Duisburg (Sicherheits- und Ordnungsverordnung) vom 25.09.2012 「公共の安全と秩序を維持するための条例 デュイスブルク市 (治安秩序条例) 2012年9月 25日施行」

§ 11 Tierhaltung
(3) Katzenhalter*innen, die ihrer Katze Zugang ins Freie gewähren, haben diese zuvor von einem Tierarzt oder einer Tierärztin kastrieren und mittels Tätowierung oder Mikrochip kennzeichnen zu lassen.
Als Katzenhalter*in im vorstehenden Sinne gilt auch, wer freilaufenden Katzen regelmäßig Futter zur Verfügung stellt.
§ 16 Geldbußen
Vorsätzliche oder fahrlässige Zuwiderhandlungen gegen diese Verordnung stellen eine Ordnungswidrigkeit dar und können mit einer Geldbuße bis zu 1.000,00 EUR geahndet werden.

§ 11 動物の飼育
(3) 猫を屋外に出す飼い主は最初に獣医師によって猫の去勢不妊手術を受け、イレズミによる個体識別番号を入れるか、マイクロチップを装着しなければなりません。
上記が意味する猫の飼主とは、自由に徘徊する猫に定期的に餌を与える人もその猫の飼主とみなされます。
§ 16 罰金
この規則の故意または過失による違反は行政犯罪となり、最高1,000ユーロ(日本円で15万6,000円。1ユーロ=156円)の罰金が科せられる場合があります。



(動画)

 STUDIO 47 .live | DANIEL MAY, TIERHEIM DUISBURG, ÜBER DIE KOMMENDE KASTRATIONSPFLICHT FÜR KATZEN 「スタジオ47.live (マスコミ)| デュイスブルク・ティアハイムのダニエル・メイ氏は、同市の今後の猫の去勢義務化について語ります」 2019年2月20日

概要:繁殖制限されていない猫のペアは、7年間で37万匹にまで増えます。増えすぎた猫は、感染症を野生動物や人にすら感染させる危険があります。真菌性の感染症は、人にももたらされます。ディスブルク市では、約10万匹の野生化した猫が住んでいると推定されています。
 同市議会は猫の去勢不妊等を義務付ける条例を可決しました。この法律はどの様な影響をもたらすでしょうか?ティアハイムに持ち込まれた猫のうち、飼主が判明して返還されるのはわずか3~5%しかありません。それはティアハイムの経営を圧迫します。野良猫の去勢不妊のコストを負担して、新しい飼主を見つけるのは困難だからです。新しい条例は、野良猫の増加の抑制になるでしょう。




 このようにドイツの主要都市では、野良猫の増加が社会問題化しているところが多いです。ドイツ連邦全土では、野良猫の数が200万~300万いると推定されています。しかし驚く妄言を根拠もなく。機関銃のように連射している方がいます。小野塚知二東京大学狂授です。以下が、その一例です。
 ドイツではかなり野良猫の数が多く、それが生態系保全上や公衆衛生、社会問題になっていることは、簡単なドイツ語ワードで検索すればすぐに分かります。この方の知能は大丈夫なのかと心配になります。


(画像)

 『野良猫のいる社会といない社会 その⽐較と移⾏過程:⼩野塚知⼆先⽣』  2019年1月21日 から。

イギリス、北フランス、ドイツ、オーストリア、スイスには野良猫がいない。
⼀⽅で現在も野良猫がいるのは⽇本や韓国などアジア諸国、イタリアやスペイン、ポルトガルなどの南欧、アメリカの⾮⼤都市などになります。
イギリスや北フランス、ドイツなどでは野良猫の消滅過程が必ずあるはずです。


小野塚 キチガイ

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プロフィール

さんかくたまご

Author:さんかくたまご
当ブログのレコード
・1日の最高トータルアクセス数 8,163
・1日の最高純アクセス数 4,956
・カテゴリー(猫)別最高順位7,928ブログ中5位
・カテゴリー(ペット)別最高順位39,916ブログ中8位

1959年生。
大阪府出身、東京育ち(中学は世田谷区立東深沢中学校、高校は東京都立戸山高校です)。
現在は、兵庫県西宮市在住です。
一人暮らしです。

趣味はクルマをコロガスこと(現在のクルマは4代目のメルセデスベンツです。ドイツ車では5代目)、庭での果樹栽培、家の手入れ掃除です。
20歳代前半から商品先物、株式投資をはじめ、30歳で数億円の純資産を得るが、その後空売りの深追いで多くを失う。
平成12年ごろから不動産投資を行い成功、現在50数戸を無借金で所有。
不動産投資では、誰も見向きもしなかったキズモノ、競売物件などをリノベーションする手法です。

なお、SNS、掲示板、QandAサイトなどでは、多数の本ブログ管理人の私(HN さんかくたまご)(武田めぐみ)のなりすまし、もしくはそれと著しく誤認させるサイトが存在します。
しかし私が管理人であるサイトは、このページのフリーエリアにあるリンクだけです。
その他のものは、例えば本ブログ管理人が管理人と誤認させるものであっても、私が管理しているサイトではありません。
よろしくお願いします。

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