シカを殺害した飼い犬を警察官が射殺~ドイツ







Please send me your comments.  dreieckeier@yahoo.de
Bitte senden Sie mir Ihre Kommentare.   dreieckeier@yahoo.de
メールはこちらへお寄せください。   dreieckeier@yahoo.de

(Zusammenfassung)
Bielefeld. Die Bielefelder Polizei hat am Sonntag in der Nähe der Universität Bielefeld einen Hund erschossen.
Das Tier (hund) hatte ein Reh gerissen und dann die Polizeibeamten angegriffen.


 ドイツ連邦狩猟法23条(Jagdgesetz)では、狩猟鳥獣を犬猫の食害から守るために、ハンターに犬猫を一年を通じて狩猟駆除することを求めています。ドイツでは、年間の犬猫狩猟駆除の中位推計値は猫40万匹、犬6万5,000頭です。犬猫の狩猟駆除の役割を担うのは主に民間人ハンターですが、警察官も行うことがあります。ドイツ、ノルトライン-ヴェストファーレン州ビーレフェルトでは、シカを殺害した飼い犬を警察官が射殺しました。警察は、犬の飼い主を捜査しています。犬を放して野生動物に被害を与えることは、犯罪だからです。


 上記の事件を報じるニュースソースから引用します。Bielefeld. Die Bielefelder Polizei hat am Sonntag in der Nähe der Universität Bielefeld einen Hund erschossen. 「ビーレフェルト ビーレフェルト警察は、ビーレフェルト大学近くで日曜日に犬を撃ちました」。


Das Tier soll gewildert haben.
Am Sonntag Nachmittag wurde eine Polizeistreife mit dem Hinweis auf einen wildernden Hund im Bereich der Straße Rottmannshof alarmiert.
Das Tier hatte, so heißt es bei der Polizei, zunächst ein Reh gerissen.
Hund hatte Polizisten angegriffen.
"Danach hat der Hund die Kollegen angegriffen", berichtet Polizeisprecher Michael Kötter.
Daraufhin habe ein Kollege einen Schuss auf den etwa hüfthohen Hund abgegeben.
Das verletzte Tier flüchtete und lief zurück zu seiner Besitzerin.
Als die Polizeibeamten das Haus der Frau erreichten, machte die sich gerade mit ihrem verletzten Hund auf den Weg zur Tierklinik.
Der Hund soll inzwischen tot sein.
Die Halterin erwartet möglicherweise eine Anzeige, weil sie ihren Hund frei hat laufen lassen.

犬はシカを襲っていたに違いありません。
日曜日の午後のことですが、パトロールの警察官は、その地域のロットマンショフ通りで犬に対して警戒していました。
犬は、最初にシカをかみ殺したと、警察官は言っています。
犬は、警察官に襲いかかりました。
「その後、犬は警察官たちを攻撃しました」と、警察のミハエル・ケッター報道官は報じています。
そのために警察官は、ほぼ体高が腰の高さの(大型)犬に射撃をしました。
負傷した犬は逃げ出して、飼い主のもとに逃げ帰りました。
警察官が女性の飼い主の家に到着したとき、飼い主は怪我をした犬と一緒に獣医病院に行く途中でした。
犬は、今は死んでいるに違いありません。
飼い主は犬を放してしまったために、刑事訴追されるかもしれません。



 ドイツでは日本では考えられないほど、猟期に狩猟地域に犬をリードをつけずに放した場合の罰則が厳しいです。特に、この事件が起きた、ノルトライン-ヴェストファーレン州は厳しい州です。この女性が刑事訴追されたとすれば、日本円で100万円単位の罰金が科される可能性があります。
 Leinenpflicht in Deutschland 「ドイツ連邦共和国における犬のリード義務」。2016年2月11日、から引用します。


・Nordrhein-Westfalen
In Nordrhein-Westfalen sind Hunde in bestimmten Bereichen an einer „zur Vermeidung von Gefahren geeigneten Leine“ zu führen.
Diese Bereiche umfassen Fußgängerzonen, Haupteinkaufsbereiche und andere innerörtliche Bereiche sowie Straßen und Plätze mit vergleichbarem Publikumsverkehr.
Vom Leinenzwang umfasst sind außerdem der Allgemeinheit zugängliche, umfriedete Park-, Garten- und Grünanlagen einschließlich der Kinderspielplätze.
Auch müssen die Vierbeiner bei öffentlichen Versammlungen, Aufzügen, Volksfesten und sonstigen Veranstaltungen mit Menschenansammlungen sowie in öffentlichen Gebäuden, Schulen und Kindergärten an der Leine geführt werden.
Um von Verstößen gegen diese Anleinpflichten von vornherein wirksam abzuschrecken, droht der nordrhein-westfälische Gesetzgeber mit einer Geldbuße bis zu 100.000 € und einer Einziehung des Hundes.
In den Wäldern gilt in Nordrhein-Westfalen außerhalb der Wege eine generelle Leinenpflicht; bei Verstößen kann ein Bußgeld bis zu 25.000 € verhängt werden.
Hält sich ein Hund in einem Jagdgebiet außerhalb der Einwirkung seines Halter auf, so darf der Jäger ihn abschießen.

・ノルトライン-ヴェストファーレン州
ノルトライン・ヴェストファーレン州では、犬は特定の地域では「危険防止のために適切なリード」により導かなければなりません。
これらの地域には、歩道、主要な商業地域、その他の都心部、同様に公共交通機関を備えた道路や広場などがあります。
リードの使用は、公園、緑地、子供の遊び場などの緑豊かな地域でも義務です。
4足の友人(犬)は、公共の人が集まるところ、エレベーター、祭りなどの人々の集まりや公共の建物、学校、幼稚園などでもつながれていなければなりません。
これらの義務違反を効果的に防止するために、ノルトライン-ヴェストファーレン州議会は、最大1万ユーロ(日本円で約130万円)の罰金と犬の押収で警告しています。
ノルライン・ヴェストファーレン州の森林においては一般的な犬のリード義務以外が適用されます。
違反の場合は2万5,000ユーロ(日本円で325万円)までの罰金を科すことができます。
犬が飼い主の管理下に無い状態で狩猟区域にいる場合は、ハンターはその犬を撃つことが許可されています。



(画像)

 ドイツ最大手のタブロイド紙、ビルト紙の記事から。ドイツでは、野犬やもしくは放し飼いの飼い犬による野生動物への被害が深刻です。それが非占有の犬、猫の狩猟駆除が支持される背景です。

 ドイツ 野犬被害



続きを読む

オオカミと犬の雑種は殺処分すべきである~ドイツ、チューリンゲン州







Please send me your comments.  dreieckeier@yahoo.de
Bitte senden Sie mir Ihre Kommentare.   dreieckeier@yahoo.de
メールはこちらへお寄せください。   dreieckeier@yahoo.de

(Zusammenfassung)
Thüringen Sechs Wolfmischlinge sollen getötet werden.
In Thüringen haben eine Wölfin und ein Hund sechs Nachkommen gezeugt - Experten empfehlen die Tötung der Jungtiere.


 昨年のことですが、ドイツ、チューリンゲン州で、自然下でオオカミと犬の雑種の幼体6頭が発見されました。オオカミと犬(野犬、もしくは放し飼いの犬)との自然交配によって生まれたものと思われます。チューリンゲン州は、オオカミの種の保全のために、このオオカミと犬の雑種6頭を射殺処分する方針です。この幼体は、まだ5ヶ月齢です。さらにドイツ連邦政府とチューリンゲン州環境省は、「自然状態にある犬とオオカミの雑種は生態系保全のために殺処分すべきである」と見解を示しています。


 「ドイツ、チューリンゲン州でオオカミと犬との雑種の幼体が見つかり、州は殺処分すべきであるとの方針を示している」ですが。そのニュースソースより、引用します。
 Thüringen Sechs Wolfmischlinge sollen getötet werden. 「ドイツ、チューリンゲン州 6頭のオオカミと犬の雑種が殺されます」。2017年10月23日。


In Thüringen haben eine Wölfin und ein Hund sechs Nachkommen gezeugt - Experten empfehlen die Tötung der Jungtiere.
Es gibt Proteste.
Jäger bekommen Morddrohungen, Tausende Menschen unterschreiben eine Petition.
Sie sind fünf Monate alt.
Trotzdem wird schon über ihren Tod diskutiert.
Weil ihr Vater kein Wolf, sondern ein Haushund sein soll, werden die sechs Jungtiere nun zu einem Problem für den Artenschutz - und angeblich auch für den Menschen.
Gefährdet die Vermischung der Wolf- und Hundegene nach Expertensicht die Wolfspopulation.
Deshalb empfahl das bundeseigene Dokumentations- und Beratungszentrum zum Wolf (DBBW) dem Thüringer Umweltministerium ein schnelles Töten der Jungtiere.
Den Hundebesitzern vor Ort werden Vorwürfe gemacht.
Sie sollten ihre Vierbeiner besser kontrollieren, dürften sie im Wald nicht frei laufen lassen, monieren auch Jäger.

ドイツ、チューリン州では、メスのオオカミが、犬との間に生まれた雑種6頭の仔を育てました- 専門家は、雑種の仔の殺害を勧めています。
それに対する抗議があります。
ハンターは殺すとの脅迫を受け、何千人もの人々が(その仔を殺すなとの)請願書に署名しています。
雑種の仔たちは、まだ5ヶ月齢です。
それにもかかわらず、彼らの殺害がすでに議論されています。
雑種の仔らの父親はオオカミではなく、人に飼われている犬に違いないので6頭の仔は、今や種の保存上(生態系保護の)問題であると言われています、そして人にとっても問題であると。
専門家によると、オオカミと犬の遺伝子が交雑すると、オオカミの個体群が危険(種の保全上)にさらされます。
したがって、ドイツ連邦政府とテューリンゲン州環境省オオカミ諮問センター(DBBW)の文書は、その雑種の幼獣を速やかに殺害することを推奨しています。
現地の犬の飼い主は反発しています。
彼らは4足の友人(犬)をより以上管理しなければならず、犬たちを森林で遊ばせてはならないからで、ハンターにも不平を言っています。



 ドイツは、動物保護とともに、天然資源としての環境保護も憲法に盛り込んでいます。憲法20条aの規定です。これをもって「ドイツでは動物の権利を認めた国だ」という情報が日本では流布されていますが誤りです。解釈上、本条文が「動物の権利を認めた」と解釈することは不可能です。また、ドイツ国内にも、本条文を「動物の権利を認めた」と解釈する学説は見つかりません。日本では、大変誤解されています。
 「環境保護」とは、今回取り上げた事件のように、希少な在来生物の遺伝特性を守ることも含まれます。そのためには、オオカミと犬の雑種の殺処分を厳然と行うことも含まれます。さらに、連邦狩猟法により、犬猫の狩猟駆除をハンターに推奨しているのも、環境保護の一環です。以下に、ドイツ憲法の原文を引用します。


Grundgesetz

Artikel 20a
Der Staat schützt auch in Verantwortung für die künftigen Generationen die natürlichen Lebensgrundlagen und die Tiere im Rahmen der verfassungsmäßigen Ordnung durch die Gesetzgebung und nach Maßgabe von Gesetz und Recht durch die vollziehende Gewalt und die Rechtsprechung.

第20a条
国家はまた次世代に対する責任において、天然資源と動物を憲法秩序の枠組みの中で立法を通じて、法律および行政権と司法により保護する(拙訳。ドイツ憲法は複数の日本語訳があります)。



(動画)

 Seltene Paarung mit einem Hund: Sechs Wolf-Mischlinge auf der Abschussliste 「犬との希な交配 殺処分リストに挙げられた6頭のオオカミ」。2017年10月26日公開。上記の事件を伝える動画です。

Womöglich werden sie erschossen.
Der Grund: Ihr Vater ist ein Hund.

多分雑種たちは射殺されるでしょう。
理由:雑種たちの父親は犬だからです。

続きを読む

「ドイツ殺処分ゼロは嘘か真実か」という、議論の馬鹿らしさ~なぜこれほどまでに、日本の動物愛護家は知能が低いのか







Please send me your comments.    dreieckeier@yahoo.de
Bitte senden Sie mir Ihre Kommentare.   dreieckeier@yahoo.de
メールはこちらへお寄せください。   dreieckeier@yahoo.de

(Zusammenfassung)
Einschläferung
Deutschland
Häufigster Grund für das Einschläfern ist eine nicht behebbare gesundheitliche Störung des Tieres.
Einschläfern kann bei gefährlichen Tieren, vornehmlich Hunden, durch Polizei- und Ordnungsbehörden zur Gefahrenabwehr angeordnet werden.
Tierärzte besitzen die notwendigen Kenntnisse und Fertigkeiten zum Einschläfern von Haustieren.


 私のブログの総アクセス数は、昨日8,163となりました。多くのアクセスをありがとうございました。昨日のアクセスのリンク元を分析したところ、ツイッターで「ドイツ殺処分ゼロは嘘か真実か」が激論となっており、一部のツイッターで私の記事がリンクされていたことがわかりました。結論から申し上げますと、「ドイツ殺処分は嘘か真実か」を、カンカンガクガクと議論することはナンセンスです。狭義の殺処分、つまり行政が制度として行う殺処分ですが、ドイツ語で検索すれば、数秒でドイツ全州で犬の公的殺処分制度が有ることがわかります。その根拠法や殺処分数(州によっては日本の自治体よりはるかに多い)、州議会での犬の押収数と予算、殺処分などの議事録などの情報が入手できます。その他、通関事務所が検疫不備の犬猫を強制殺処分する制度(日本にはない)や、狂犬病規則による行政殺処分など、ドイツには公的な犬猫殺処分制度が有り、相当数が殺処分されています。また民間人ハンターが狩猟駆除する犬猫の数が、50万頭近くになるのも真実です。


 まず、昨日の私のブログのアクセス数です。トータルアクセス数で8,000アクセスを超え、ブログのカテゴリー内でのランキングも上がりました。アクセスのリンク元を確認したところ、私のブログ記事をツイッターで引用している人が複数いました。ツイッターなどで、「ドイツ殺処分は嘘なのか真実なのか」という激論がインターネット上であったようです。


ランキング3

アクセス


 しかし私から申し上げれば、「ドイツ殺処分ゼロは嘘なのか真実なのか」と、カンカンガクガク議論をすることはバカバカしい、ナンセンスの極みです。ドイツにおいては、狭義の殺処分、つまり、「1、行政が」、「2、法律に基づいて、制度として行う」、「3、便益を目的とはしない(つまり研究目的などは除外する)」犬猫の殺処分が存在します。ドイツ語で検索すれば、数秒でドイツの全州で犬の公的殺処分制度があり、根拠法が公開されていることがわかります。ドイツでは、飼育が禁止されている犬種、咬傷犬などを行政が押収して強制的に殺処分する制度があり、州によっては日本の自治体よりはるかに多いです。ドイツには、州が行う公的な犬の殺処分があります。
 そのほかドイツでは各州の警察法で、警察官が犬猫などを射殺することを職務として定めています(犬などに対する射撃は、2015年で11,901件)。そのほか、通関事務所が行う検疫不備の犬猫などの強制殺処分(日本にはない)や、狂犬病規則(狂犬病感染獣と接しただけでその動物は殺処分となる)があります。
 民間においても、大学の学術調査では、ティアハイムの犬の殺処分率が3割近くです。またドイツにおいては、連邦狩猟法23条で、非占有の犬猫の狩猟駆除を通年ハンターに推奨しています。推計では、ドイツでは46万5,000頭もの犬猫が狩猟駆除されています。


 対して、「ドイツが殺処分ゼロである」と主張されている方で、その根拠となる、ドイツの、ドイツ語の一次ソースを挙げた方は、今までただのお一人もいません。例えば、政府文書や政治家などの要人が「我が国は行政による犬猫殺処分はゼロである」との記述や発言したなど、公的統計で「犬猫殺処分がゼロである」ことを裏付けるもの、大学の研究論文で「我が国は殺処分ゼロである」という記述、マスメディアの報道で「我が国は犬猫殺処分ゼロである」などという記述ですが、いずれもご提示した方はただのお一人もいません。
 私は大手メディアや大学の論文を調べ、またQandAサイトなどでそのソースの提示を求めていますが、それを提示した方は、今までただの一人もいませんでした。対して、ドイツでは、最狭義の行政が法律に基づいて制度として行う犬猫の殺処分の情報はドイツ語検索すれば、いくらでも見つかります。ドイツの犬猫殺処分については、私のブログで、すべてドイツ語の一次ソースをリンクしてあります。海外(ドイツ) 殺処分

 インターネットで使われる言語の日本語シェアはわずか3%です。さらにドイツに関する情報に限れば、そのシェアは、多分0コンマ以下でしょう。なぜドイツのことを日本語でしか調べないのですか?全体の情報のうち、0コンマの割合でしかない情報でなぜドイツのことを知ろうとするのですか。そのような僅かな情報量で、正確に事実を把握するのは不可能でしょう。ドイツ語から日本語に訳す過程で、訳者の偏向もありえますし、情報の取捨選択もあります。それは意図せずとも、偏向につながる場合があります。さらには、意図的に元の情報を歪曲して伝えているケースも多くあります。
 ドイツ語で検索しなくても、なぜ英語で検索しないのでしょうか。まだ英語で検索すれば、日本語のみで情報を得るよりは、大分情報量が増えます。しかしなぜそれをしないのでしょうか。日本人の動物愛護に興味がある方々のあまりの知能の低さに驚きます。

 ツイッターでの激論を受けて、次のような記事があります。 ドイツでは犬の殺処分はゼロは本当? 日本に生まれなければ良かったというツイートが物議 2018年1月18日。


ちょっと気になるツイートが話題となっております。
日本では多くの殺処分が行われているようです。
しかしドイツではそれが行われていない。という呼びかけのポスターです。
こちらは動物殺処分をなくそうという動物愛護を訴えかけるポスターのようで、調査した所「2017年度 新聞広告クリエーティブコンテスト」という日本新聞協会広告委員会が行っている事業のようです。
このポスターをツイッターに投稿した所多くのリツイートが発生、と同時に多くの批判が殺到してしまい、投稿者は困惑しているようです。
(殺処分数は)28年度は「55,998」と減っております。
国立国会図書館によりますと、殺処分はないが野良犬などの「駆除」と言うかたちで「狩猟」が認められているようです。
(ドイツでは)殺処分がゼロであるという明確な記載は残念ながら発見できませんでした。



(画像)

 問題のポスターはこちらです。2017年度 新聞広告クリエーティブコンテスト、で、最終選考まで残った作品。殺処分数の数値も古いモノを用いていますし著しい偏向と誤りがあります。このような作品を最終選考まで残すメディアの無知蒙昧ぶりには呆れます。

バカ記事


 記事、ドイツでは犬の殺処分はゼロは本当? 日本に生まれなければ良かったというツイートが物議では、「国立国会図書館 諸外国における犬猫殺処分をめぐる状況 ―イギリス、ドイツ、アメリカ― 調査と情報」(2014年9月16日発表)が引用され、「ドイツでは46万5,000頭もの犬猫が狩猟駆除されている」とあります。これは真実です。しかしこの資料は、ドイツの殺処分が、狩猟駆除しかない、つまり「行政による殺処分(公的殺処分)がない」と誤認させる欠陥資料です。なお、この資料が発表される2年も前から、私はドイツの犬猫狩猟駆除について、本ブログ記事で取り上げています。ドイツ国内で狩猟駆除される犬猫の数は、46万頭という数字も、ドイツのドイツ語資料から挙げています。日本は動物愛護後進国なのかー5 ドイツ編(2012年7月17日記事)。
 先にも申し上げたとおり、ドイツには行政による殺処分、例えば、「州による禁止犬種や咬傷犬、行動などから危険と判断される犬の強制殺処分制度」、「警察法に基づく犬などの射殺処分」、「狂犬病規則に基づく犬猫などの強制殺処分」、「通関法に基づく検疫不備などの犬猫などの強制殺処分(日本にはない)があります。冒頭で申し上げたとおり、「ドイツ殺処分ゼロは嘘か真実か」は、インターネット上で議論になるほどの事柄ではないです。ドイツ語で検索すれば、ドイツにおける、行政の公的殺処分も含めて、情報が瞬時に入手できるのですから。なぜドイツ語で情報検索しないのですか。もちろん狩猟駆除で、年間50万頭近くの犬猫が駆除されているのも真実です。


(画像)

 このようなパロディー画像も、早速ツイッターで拡散されています(笑い)。私はこの画像でも、「ドイツには行政が行う公的殺処分がある」ことが盛り込まれていないことが残念です。ドイツには、州が行う犬の公的殺処分も、狂犬病規則による殺処分も、通関法による検疫不備な犬猫の強制殺処分(日本にはない)があります。それと、警察官が犬などに対する射撃は2015年には11,901件あったのは真実ですが、犬以外の動物も含めての数です。

ツイッター

続・アニマルホーダーの唯一の人道的解決策は動物の安楽死~ドイツ



地域猫 ブログランキングへ





Bitte senden Sie mir Ihre Kommentare.   dreieckeier@yahoo.de
メールはこちらへお寄せください。   dreieckeier@yahoo.de

(Zusammenfassung)
"Animal Hoarding" Tierheim Düsseldorf kämpft um 59 gerettete Katzen
Die 59 Katzen, die am Freitag aus einem Haus in Garath befreit worden sind, haben sich im Tierheim eingelebt und werden hochgepäppelt.
"Bevor sie sich quälen, werden wir Euthanasie in Betracht ziehen", sagt Gassmann.


 前回記事、アニマルホーダーの人道的解決策は動物の安楽死~ドイツ、の続きです。日本ではいわゆる犬猫の、「多頭崩壊(アニマルホーダーの破綻)が相次いでいます。日本は世界でも稀に見る、犬猫に限った「殺処分ゼロ」方針の国です。そのために、多頭崩壊が発生した場合は、動物愛護団体などが当面保護し、犬猫の譲渡先を探すなどをし、殺処分を回避しようとします。保健所も引取りを事実上拒否するケースもあります。しかし犬猫を引き受けた愛護団体が連鎖的に崩壊する事例もあります。また、アニマルホーダーの犬猫は概ね状態が悪く、一般譲渡に適しません。また、譲渡先を選ぶ余裕がなく、不適正飼育の連鎖も起きます。対してドイツでは、ほぼ「アニマルホーダーの犬猫は安楽死一択」としています。


 多頭飼育崩壊つまりアニマルホーダーの破綻ですが、日本の場合は連鎖しやすい特徴があります。マスメディアの報道でも、多頭飼育が増えている」としています。その原因は、前回記事で述べた通り、日本では世界で稀に見る犬猫を殺処分しない方針の国ですので、関わった動物愛護団体が殺処分を回避しようとすることと、保健所が事実上多頭飼育の犬猫の引取りを拒否する場合があります。そのために一度に多数の犬猫を抱え込んだ動物愛護団体自身が多頭崩壊してしまいます。また多数の犬猫の新しい飼い主を短期間で見つけなければならないので、不適正飼育者にも犬猫が譲渡され、譲渡先で無計画繁殖し、新たな多頭飼育崩壊が発生するなどのケースがあります。
 少し古い記事ですが、その多頭飼育の連鎖について特集したマスメディアの記事があります。【多頭飼育崩壊の連鎖】地獄に取り残された犬猫たち SPA!。2013年01月09日、から引用します。


多頭飼育崩壊。
それは、ペットを一か所で何頭も飼育していた飼い主が、ずさんな飼い方をしたために異常繁殖を繰り返し、飼育不可能な状況に陥ることだ。
多くの場合、その現場では糞尿が垂れ流しにされ、エサも満足に与えられないペットたちは、病気や共食い、さらに餓死をして、目も当てられないような惨状が広がることになる。
東京都町田市の一軒家で、なんと105匹もの猫が飼育崩壊の憂き目に遭っていた。
多数の民間ボランティア団体の努力もあり、その町田の猫たちは全頭が保護されることになった。
しかし、「あの町田の猫たちを保護した個人ボランティアの方が、今度は“二次崩壊”を起こしてしまったのです」。
つまり、保護をしすぎたために、今度はボランティアの保護施設内で多頭飼育崩壊が起こってしまったというのだ。
「建物内は糞尿や引っ掻き傷だらけ。臭いも息ができないほどスゴイ状態でした。餌もほとんど与えられてなかったのでしょう。ある部屋では猫の無残な干からびた死体が放置されていました。残された20数頭の犬猫たちは今もその現場に置いておくしかありません。保護できる預け先が見つからないからです」。 
安易に他の場所に預けては、その先でまた次の崩壊が起きるかもしれない……。
 


 このような多頭飼育崩壊連鎖の背景には、世界でも例を見ない、犬猫に限っての「殺処分ゼロ」の日本の方針があります。余剰犬猫>>>>>適正飼育者、という圧倒的な供給過剰の状態では、多頭崩壊が起きるのは必然です。
 では、海外先進国では、多頭飼育崩壊(アニマルホーダー破綻)への対処はどのようにしているのでしょうか。例としてドイツを取り上げます。日本では、「犬猫は殺処分ゼロにすべき」という根拠に、「ドイツは殺処分ゼロを実現しているから」を根拠にしてきました。しかしそれは大嘘です。ドイツには非占有の犬猫を狩猟駆除することを法律で推奨しています。警察官による犬猫の射殺もありますし、通関事務所での検疫不備の犬猫などの押収殺処分もあります。犬の公的殺処分制度が全州にあり、禁止犬種や咬傷犬などを行政が強制的に殺処分する数は相当数あります。そしてアニマルホーダーの犬猫などですが、それらは「殺処分が唯一の人道的選択肢である」と表明しているティアハイムもあります。実際に、アニマルホーダーの犬猫などは、ほとんどが殺処分(安楽死)されます。
 前回記事でも引用しましたが、ドイツのティアハイムの、「アニマルホーダーに対する唯一の人道的解決策は、動物の安楽死である」と明言している、ドイツのティアハイムのHPを再び引用します。同ティアハイムは、「アニマルホーディングは殺害より悪い」としています。Tierheim Pforzheim TIER- UND ARTENSCHUTZINFOS 「ティアハイム・プフォルテンハイム 動物と動物保護の種別に関する情報」。


Tiersammler: Die Krankheit und das Verbrechen
Die durch physische und psychologische Vernachlässigung ausgelösten Verhaltensstörungen, vernichten die Chancen auf Rehabilitierung und Neu adoption vollständig.
Für viele dieser Tiere ist die Euthanasie die einzig humane Option.

アニマルホーダー:それは疾患であり犯罪です
身体的、精神的なネグレクトによって引き起こされるアニマルホーダーが飼育している動物の行動障害は、リハビリと新しい飼い主への譲渡の可能性を完全に破壊します。
これらの動物の多くにとっては、安楽死は人道的な唯一の選択肢です。



 ティアハイム・プフォルテンハイムのHPにあるとおり、アニマルホーダーからレスキューした犬猫は、劣悪飼育により健康状態が悪く、また適切な飼育環境にない、躾をしていないことにより行動障害があるために、一般譲渡に適さないのです。したがって、ティアハイム・プフォルテンハイムは、「アニマルホーダーの動物に対する安楽死は、唯一の人道的な選択肢」としているのです。
 この方針は、ほかのティアハイムにおいても、ドイツにおいては一般的です。実際にドイツのティアハイムにおいては、アニマルホーダーからレスキューした犬猫を安楽死しています。昨年のことですが、デュセルドルフ・ティアハイムは、アニマルホーダーから59匹の猫をレスキューしました。デュセルドルフ・ティアハイムの代表者は、「これらの猫は安楽死する予定である」とマスメディアの取材に対して語っています。
 "Animal Hoarding" Tierheim Düsseldorf kämpft um 59 gerettete Katzen 「アニマルホーディング デュッセルドルフ・ティアハイムはレスキューした猫59匹と戦っています」。2016年11月16日。


Düsseldorf.
Mehrere Dutzend verwahrloste Katzen muss das Düsseldorfer Tierheim aufwändig hochpäppeln.
Sie wurden aus einer Hoarder-Wohnung gerettet.
Die 59 Katzen, die am Freitag aus einem Haus in Garath befreit worden sind, haben sich im Tierheim eingelebt und werden hochgepäppelt.
"Bevor sie sich quälen, werden wir Euthanasie in Betracht ziehen", sagt Gassmann.
Diese Einschätzung teilt auch das Veterinäramt.

デュセルドルフ
ネグレクト飼育されていた数十匹の猫は、デュッセルドルフ・ティアハイムにとっては、その猫を世話するには大変なコスト高になることは間違いありません。
それらの猫たちは、アニマルホーダーのアパートの部屋から救出されました。
ガラースのアニマルホーダーの家から金曜日に救出された59匹の猫は、ティアハイムに収容されてケアされています。
「猫たちが苦しむ前に、安楽死を考慮しています」とガスマン氏(ティアハイム代表者)は言います。
安楽死の査定は、獣医局(行政組織)が行います。



 このように、ドイツでは、アニマルホーダーの犬猫などは、安楽死が一般的に行われています。繰り返しますが、アニマルホーダーの犬猫などは、劣悪飼育により、健康状態が悪いです、また不適正飼育により躾がされていないことが多く、問題行動も抱えてます。それは日本と同じです。そのような理由から、アニマルホーダーから押収した犬猫などは、一般譲渡が難しいのです。それらの犬猫を一般譲渡しようとすれば治療し、さらにリハビリしてしつけなおさなくてはなりません。それには大変な手間とコストがかかります。その上、このような余剰犬猫の数に対して、それらの犬猫を適正に飼育でき、かつ譲渡を希望する飼い主の数は圧倒的に少ないのです。
 日本で喧伝されている「犬猫は殺処分ゼロにすべき」、そしてその根拠としての「ドイツは犬猫殺処分ゼロ」という大嘘は大変有害です。そのような大嘘が、日本の多頭飼育崩壊が連鎖し、さらに多頭飼育崩壊が増加している一因とも言えます。根拠のない大嘘、「ドイツは殺処分ゼロ」を拡散する人たちは無責任です。多頭飼育崩壊(アニマルホーダー破綻)連鎖は動物にとっても人間にとっても不幸です。不幸の連鎖を止めるためには、節度のある致死処分は必然と私は思います。


(動画)

 aktion tier: Animal Hoarding- Fall in Thüringen / TV-Mitschnitt MDR 「アクション・ティア(ドイツの動物保護団体):チューリンゲンのアニマルホーダーのケース MDRTVニュースの録画」。2014年1月8日に公開。法制度がある程度整備されているドイツでさえ、アニマルホーダー化の事前防止と、初期対応は難しいようです。




(画像)

 ドイツの新聞、Thüringen und Deutschland 「チューリンゲンとドイツ」の2013年11月26日記事。この記事からは、次の事柄がわかります。

・アニマルホーダー(劣悪飼育者)への厳罰と、司法による動物の飼育禁止命令。
・アニマルホーダーから行政が押収した動物は、強制的に殺処分(安楽死)を行う。


Berlin, 26.11.2013.
Am vergangenen Freitag, den 22.11.2013, wurde Marietta P. vor dem Amtsgericht Eisenach wegen Tierquälerei in der ehemaligen Kaserne von Vitzeroda zu einer Freiheitsstrafe von 1 Jahr verurteilt.
Die Strafe wurde zur Bewährung ausgesetzt, die Bewährungsdauer beträgt 3 Jahre.
Außerdem muss die 50-jährige Animal Hoarderin 200 Stunden gemeinnützige Tätigkeit ableisten.
Zusätzlich wurde ihr ein generelles Tierhalteverbot für 5 Jahre auferlegt.
Gegenstand des Strafverfahrens war die Tatsache, dass Marietta P. in dem maroden Kasernengebäude bei der behördlichen Räumung am 10.11.2011 etwa 125 Hunde, 6 Katzen und 1 Stachelschwein unter katastrophalen Bedingungen gehalten hat.
Viele Hunde mussten eingeschläfert werden, 4 Hunde sind bis heute nicht vermittelbar.
Schon etliche Male hat die erwerbslose Marietta P. in den vergangenen 20 Jahren an unterschiedlichen Standorten immer wieder unverhältnismäßig viele Tiere unter teilweise katastrophalen Bedingungen gehalten.

ベルリン、2013年11月26日。
先週の金曜日、2013年11月22日に、マリエッタ・Pはヴィッツローダの旧兵舎の廃屋で動物虐待を行ったとして、アイゼナハ地方裁判所で1年間の懲役の判決が言い渡されました。
判決文では執行猶予を明らかにし、保護観察期間を3年としています。
また50歳(マリエッタ・P)のアニマルホーダーには、200時間の社会奉仕活動が科されました。
その上彼女には、5年間の動物の飼育が禁じられました。
刑事訴追の原因は、マリエッタ・Pが、2011年10月11日に公的機関から退去を命じられているにもかかわらず、元兵舎の廃虚と言う劣悪で致命的な条件下で、125頭の犬、6匹の猫、及び1匹のヤマアラシを飼育していたことです。
ほとんどの犬は殺処分(安楽死)させなければなりませんでした、そのうちの4頭の犬の情報は得られていませんが。
過去20年間の間に、無職のマリエッタ・Pはすでに何度も何度も別の場所で、時には致命的な条件下で異常に多くの動物を飼育していました。


マリエッタ

アニマルホーダーの人道的解決策は動物の安楽死~ドイツ



地域猫 ブログランキングへ





Bitte senden Sie mir Ihre Kommentare.   dreieckeier@yahoo.de
メールはこちらへお寄せください。   dreieckeier@yahoo.de

(Zusammenfassung)
Tierheim Pforzheim TIER- UND ARTENSCHUTZINFOS
Tiersammler: Die Krankheit und das Verbrechen
Die durch physische und psychologische Vernachlässigung ausgelösten Verhaltensstörungen, vernichten die Chancen auf Rehabilitierung und Neu adoption vollständig.
Für viele dieser Tiere ist die Euthanasie die einzig humane Option.


 日本ではいわゆる犬猫の、「多頭崩壊(アニマルホーダーの破綻)が相次いでいます。日本は世界でも稀に見る、犬猫に限った「殺処分ゼロ」方針の国です。そのために、多頭崩壊が発生した場合は、動物愛護団体などが当面保護し、犬猫の譲渡先を探すなどをし、殺処分を回避しようとします。保健所も引取りを事実上拒否するケースもあります。しかし犬猫を引き受けた愛護団体が連鎖的に崩壊する事例もあります。また、アニマルホーダーの犬猫は概ね状態が悪く、一般譲渡に適しません。また、譲渡先を選ぶ余裕がなく、不適正飼育の連鎖も起きます。対してドイツでは、ほぼ「アニマルホーダーの犬猫は安楽死一択」としています。


 まず、最近発生したいわゆる犬猫の多頭飼育崩壊の例をいくつか挙げます。

1、猫50匹放置で“田んぼ”と化した人気市営住宅 「多頭飼育崩壊」の悲劇 (ITmedia ビジネスオンライン) 2017年11月23日

神戸市東灘区の市営住宅で猫53匹を放置していた40代女性が神戸地裁から強制退去処分を受け、近隣住民は約8年ぶりに安息の日々を取り戻した。
女性が残していった部屋は人間の膝の高さまで猫の糞尿(ふんにょう)が堆積。
畳や家具などいたるところに汚物が染み込み、猫の死骸からは大量のハエやウジ虫がわくなど「地獄絵図」そのものだった。
元々は女性が拾ってきた数匹の猫から始まった悲劇は、ペットの大量繁殖で飼い主が飼育不可能になる「多頭飼育崩壊」が背景にあった。
同様の事例は全国で相次いでおり、専門家は「必ず不妊去勢手術を」と強調する。


2、ネコに家が壊される~広がる ペット多頭飼育崩壊~(NHKクローズアップ現代) 2016年11月15日放送

「多頭飼育崩壊」——ペットが飼い主の意図を超えて増え、問題化することです。
最も近い調査では、多頭飼育の苦情件数は、全国で年間およそ1,800件。
ここ数年、トラブルの報告は増加の一途をたどり、対応が追いつかなくなっています。
なぜ、多頭飼育崩壊は起きたのか。
きっかけは6年前、長女がもらってきた雄と雌の2匹のネコでした。
ネコは増え続け、とうとう80匹にまで増えてしまったのです。
25年前から動物の保護活動を行っているNPOの代表、エリザベス・オリバーさんです。
ここ数年、多頭飼育崩壊を起こした高齢者から引き取る動物が増えています。



 上記のマスメディアの報道(産経系とNHK)では、「多頭飼育崩」を防止するためには不妊去勢手術の徹底が必要」と述べられています。さらに、NHKの報道では更に「犬猫の飼育数の上限を設けること、やさらには犬猫の登録義務化し、それを法制化し罰則強化する」ことも挙げられています。
 しかし、いずれもそれらは「未然防止策」です。すでに多頭飼育崩壊したケースでの、犬猫の扱いは日本ではどうなのでしょうか。いずれのメディアも、本記事で取り上げた以外のメディアでも、その問題点を述べていません。

 日本では極めて犬猫に限り、殺処分(安楽死)を忌避する傾向にあります。また保健所も引取り拒否をする傾向にあります。ですから多頭飼育崩壊のケースで、飼育者の飼育能力を超えている、飼育者が傷病で入院、死亡したなどの場合であっても、多くのケースでは「殺処分ゼロ」の名のもとに、動物愛護団体が「レスキュー」します。
 レスキュー後は、一般譲渡するのですが、概してアニマルホーダーの犬猫は健康状態や問題行動が有ります。一般譲渡には適しません。しかし、多頭崩壊の場合は、レスキュー犬猫が一度に多数発生するので、譲渡先を選べないことが多いです。したがって譲渡先で不適正飼育が連鎖して拡大することもありえます。さらに動物愛護団体が一度に多数の犬猫を抱え込むことにより、動物愛護団体自身が多頭崩壊する連鎖も起きます。

 では海外では、多頭崩壊(アニマルホーダー破綻)に対する対策はどうなのでしょうか。次回以降の記事では、例として、ドイツ連邦共和国を取り上げます。ドイツにおける多頭崩壊(アニマルホーダー破綻)対策としては、日本と異なる点は、まとめると以下のようになります。

1、多頭崩壊(アニマルホーダー破綻)を初期の段階で防止するために、行政に動物を押収する権限が与えられてる。
2、犬猫(猫は近年急速に法整備がなされつつあります)とも、個体識別、登録義務が課され、行政が飼育状況を把握しやすい。
3、アニマルホーダー(劣悪飼育者)への厳罰と、司法による動物の飼育禁止命令。
4、アニマルホーダーは精神疾患という位置づけで有り、アニマルホーダーへの精神科治療を促す公的制度がある。
5、アニマルホーダーから行政が押収した動物は、強制的に殺処分(安楽死)を行う。


 いくつかの、ドイツのティアハイムのHPにおいても、「アニマルホーダーの動物の人道的な唯一の対応策は安楽死(殺処分)である」と明記されています。また、ティアハイムが収容したアニマルホーダーの犬猫の、殆どを殺処分(安楽死)したというニュースもしばしばドイツでは報道されます。日本の「殺処分ゼロ」は、「机上の空論」です。すでに限界にきており、いろいろな面で破綻が表面化していると思います。ネコに家が壊される~広がる ペット多頭飼育崩壊~(NHKクローズアップ現代)、では、会田保彦ヤマザキ学園大学教授が、「『終生飼養』の理念は私は大好きで、すばらしいことだと思います。ただ、誤解を恐れずに言えば、これに縛られてしまうと、人と動物の共生の意味がなくなってしまいます」と述べています。現実として、節度のある殺処分(安楽死)は必要不可欠であるということでしょう。
 ドイツのティアハイムの、「アニマルホーダーに対する唯一の人道的解決策は、動物の安楽死である」と明言している、ドイツのティアハイムのHPを引用します。Tierheim Pforzheim TIER- UND ARTENSCHUTZINFOS 「ティアハイム・プフォルテンハイム 動物と動物保護の種別に関する情報」。このHPの記述は、のちの記事でも引用します。

Tiersammler: Die Krankheit und das Verbrechen
Die durch physische und psychologische Vernachlässigung ausgelösten Verhaltensstörungen, vernichten die Chancen auf Rehabilitierung und Neu adoption vollständig.
Für viele dieser Tiere ist die Euthanasie die einzig humane Option.

アニマルホーダー:それは疾患であり犯罪です
身体的、精神的なネグレクトによって引き起こされるアニマルホーダーが飼育している動物の行動障害は、リハビリと新しい飼い主への譲渡の可能性を完全に破壊します。
これらの動物の多くにとっては、安楽死は人道的な唯一の選択肢です。



(画像)

 ドイツの新聞、Thüringen und Deutschland 「チューリンゲンとドイツ」の2013年11月26日記事。この記事からは、次の事柄がわかります。

3、アニマルホーダー(劣悪飼育者)への厳罰と、司法による動物の飼育禁止命令。
5、アニマルホーダーから行政が押収した動物は、強制的に殺処分(安楽死)を行う。


Berlin, 26.11.2013.
Am vergangenen Freitag, den 22.11.2013, wurde Marietta P. vor dem Amtsgericht Eisenach wegen Tierquälerei in der ehemaligen Kaserne von Vitzeroda zu einer Freiheitsstrafe von 1 Jahr verurteilt.
Die Strafe wurde zur Bewährung ausgesetzt, die Bewährungsdauer beträgt 3 Jahre.
Außerdem muss die 50-jährige Animal Hoarderin 200 Stunden gemeinnützige Tätigkeit ableisten.
Zusätzlich wurde ihr ein generelles Tierhalteverbot für 5 Jahre auferlegt.
Gegenstand des Strafverfahrens war die Tatsache, dass Marietta P. in dem maroden Kasernengebäude bei der behördlichen Räumung am 10.11.2011 etwa 125 Hunde, 6 Katzen und 1 Stachelschwein unter katastrophalen Bedingungen gehalten hat.
Viele Hunde mussten eingeschläfert werden, 4 Hunde sind bis heute nicht vermittelbar.
Schon etliche Male hat die erwerbslose Marietta P. in den vergangenen 20 Jahren an unterschiedlichen Standorten immer wieder unverhältnismäßig viele Tiere unter teilweise katastrophalen Bedingungen gehalten.

ベルリン、2013年11月26日。
先週の金曜日、2013年11月22日に、マリエッタ・Pはヴィッツローダの旧兵舎の廃屋で動物虐待を行ったとして、アイゼナハ地方裁判所で1年間の懲役の判決が言い渡されました。
判決文では執行猶予を明らかにし、保護観察期間を3年としています。
また50歳(マリエッタ・P)のアニマルホーダーには、200時間の社会奉仕活動が科されました。
その上彼女には、5年間の動物の飼育が禁じられました。
刑事訴追の原因は、マリエッタ・Pが、2011年10月11日に公的機関から退去を命じられているにもかかわらず、元兵舎の廃虚と言う劣悪で致命的な条件下で、125頭の犬、6匹の猫、及び1匹のヤマアラシを飼育していたことです。
ほとんどの犬は殺処分(安楽死)させなければなりませんでした、そのうちの4頭の犬の情報は得られていませんが。
過去20年間の間に、無職のマリエッタ・Pはすでに何度も何度も別の場所で、時には致命的な条件下で異常に多くの動物を飼育していました。


マリエッタ


(動画)

 ネコに家が壊される~広がる ペット多頭飼育崩壊~ - NHK クローズアップ現代 119匹の野良猫に占領された家 2017/03/14 に公開




(動画)

 猫の殺処分問題の根底にいる無責任飼い主「アニマルホーダー」 2017/06/18 に公開。上記の「NHKクローズアップ現代」と同じ事件と取り上げたTBSの番組。「殺処分に過剰反応したり愛護が使命だと思い込んでる飼い主が「精神疾患にかかっている可能性がある」と解説しているます。テレビで殺処分ゼロ問題の本質を報道した点が評価できると思います。

続きを読む

プロフィール

さんかくたまご

Author:さんかくたまご
当ブログのレコード
・1日の最高トータルアクセス数 8,163
・1日の最高純アクセス数 4,956
・カテゴリー(猫)別最高順位7,227ブログ中6位
・カテゴリー(ペット)別最高順位39,916ブログ中8位

1959年生。
大阪府出身、東京育ち(中学は世田谷区立東深沢中学校、高校は東京都立戸山高校です)。
現在は、兵庫県西宮市在住です。
一人暮らしです。

趣味はクルマをコロガスこと(現在のクルマは4代目のメルセデスベンツです。ドイツ車では5代目)、庭での果樹栽培、家の手入れ掃除です。
20歳代前半から商品先物、株式投資をはじめ、30歳で数億円の純資産を得るが、その後空売りの深追いで多くを失う。
平成12年ごろから不動産投資を行い成功、現在50数戸を無借金で所有。
不動産投資では、誰も見向きもしなかったキズモノ、競売物件などをリノベーションする手法です。

なお、SNS、掲示板、QandAサイトなどでは、多数の本ブログ管理人の私(HN さんかくたまご)(武田めぐみ)のなりすまし、もしくはそれと著しく誤認させるサイトが存在します。
しかし私が管理人であるサイトは、このページのフリーエリアにあるリンクだけです。
その他のものは、例えば本ブログ管理人が管理人と誤認させるものであっても、私が管理しているサイトではありません。
よろしくお願いします。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
ブロとも一覧

びっくりしたなぁ、もぅ FC2支店

動物にやさしいライフスタイルのススメ♪

遊休地

野良猫駆除協力会本部

野生動物である野良猫、行政対応に思う

迷惑な愛誤達
TOEICボキャドリル

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

フリーエリア
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR