アメリカ、ユタ州の野良猫狩猟合法化議案に対する世論



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(Summary)
'Feral cat' bill passes Utah House.
The so-called "feral cat" bill allowing animals deemed pests to be shot was passed by the House Friday after several changes.
The bill is needed to allow farmers and ranchers to control feral animal populations without fear of being charged with animal cruelty. Feb. 25, 2011


 アメリカ合衆国では、複数の州で野良猫の狩猟駆除が合法です。ユタ州においても、2011年に野良猫を狩猟すること~射殺駆除の合法化議案が下院で可決されました。野良猫の狩猟駆除合法化に対するアメリカ人の世論はどうなのでしょうか。ユタ州下院における野良猫狩猟駆除合法化を報じる、マスメディアの記事に投稿されたコメントを紹介します。


 若干古いですが、アメリカ、ユタ州では、2011年に野良猫を射殺して狩猟駆除することが合法化されました(州法)。「その猫が明らかに野生化している=飼い主がない猫である場合」と、「合理的にその猫が飼い猫ではないと信じるに足る場合」は、猫を狩猟駆除(射殺)しても良いという内容です。それを伝えるニュースから引用します。
 'Feral cat' bill passes Utah House 「『野良猫』法案は、ユタ州議会で可決されました」。2011年2月25日。


The so-called "feral cat" bill allowing animals deemed pests to be shot was passed by the House Friday after several changes.
The House agreed to add back a provision allowing the humane shooting of an animal in an unincorporated area of a county if the shooter "has a reasonable belief" the animal is feral.
The bill was amended to apply only to areas where hunting is not prohibited, and quickly passed.

いくつかの変更を加えた後の金曜日に、有害とみなされた動物を撃つことを許可する、いわゆる「野良猫」法案がユタ州下院議会により可決されました。
ユタ州議会は、郡の未編入地域において狩猟者が、その動物(猫)が野生化していると「合理的に信じるに足る」場合は、人道的にその動物を射殺することを可能とするための条項を追加することで同意しました。
この法案は、狩猟が禁止されていない地域にのみ適用されるように訂正されて、即時可決しました。



 上記の法案が可決されたことを報じるマスメディアのニュースに対して、一般読者からいくつかのコメントが投稿されています。しかしわずか16コメントに過ぎません。州法改正により、猫の射殺が合法化が下院で可決されたにもかかわらず、世論の関心は低いと言わざるを得ないでしょう。以下にいくつか引用します。
 日本の一自治体の京都市における、いわゆる「野良猫餌やり禁止条例」が可決成立したニュースに対しては、数千レベルのコメントが投稿されました。それと比較すれば、アメリカにおける野良猫狩猟駆除に対する関心の低さは対照的です。


pedrolobo - Phoenix, AZ
Has it proven effective anywhere else?
Consider, for example, what was done on Marion Island, wheredespite being only 115-square-miles in size, barren, and uninhabitedit took 19 years to eradicate something like 2,200 cats?
Using disease (feline distemper), poisoning, intensive hunting and trapping, and dogs.
Shameful step backwards in terms of the humane treatment of animals.

Onward and Upward - St George, UT
This bill would be a disgrace to Utah and hurt our tourism status.

John Pack Lambert of Michigan - Ypsilanti, MI
If you do not properly restrain you pet cat than it is a feral cat and whoever shoots it is doing a good thing by preventing an over-population caused by your wild cat.
This law has the effect of making fewer things illegal.

John Pack Lambert of Michigan - Ypsilanti, MI
Why in the world should we tolerate feral cats that go around and disrupt the balance of nature anyway.
Killing them is the best way to keep nature in balance.

Tumbleweed - Centerville, UT
Feb. 25, 2011 5:07 p.m.
I suspect this bill won't have much affect on what's already happening.
Most everone has assumed shooting wild cats, dogs and pigeons was legal,
but they were inadvertently excluded from unprotected wildlife.

pedrolobo - アリゾナ州フェニックス
他の場所で(猫の狩猟駆除が)、効果があると証明されているのですか?
例えば、*マリオン島で何が行われましたか?
115平方マイルにすぎない、不毛の無人島で2,200匹のたかが猫のようなものを根絶するために、19年もかかったのです。
病気(猫のジステンパー)を感染させる、毒餌、集中的な狩猟と捕獲、犬を使用すること。
(この法案通過は)動物の人道的扱いに関する、恥ずべき一歩です。
(*アメリカ連邦政府が行った、希少生物保護のためのマリオン島野良猫根絶事業)

オンワード アンド アップワード - セントジョージ、ユタ州
この法案は、ユタ州への不名誉であり、私たちの観光地の評判を傷つけるでしょう。

ミシガン州のジョン・パック・ランバート - イプシランティ、ミシガン州
飼い主が適切にペットの猫を拘束していない場合は野良猫であり、それを撃つ人は、野良猫が原因の猫の数の増えすぎを防ぐことをしているので良いことをしています。
この法律は、*違法行為を減らすという効果があります。
(*本法案が下院で可決する前から、野良猫が撃たれるのが常態化していた)。

ミシガン州のジョン・パック・ランバート - イプシランティ、ミシガン州
自然界のバランスを乱してしまう野良猫を、世界ではなぜ容認しなければならないのでしょうか。
それらを殺害することは、自然をバランスのとれた状態に維持する最もよい方法です。

タンブルウィード - センターヴィル、ユタ州
私はこの法案は、すでに起きていることに対しては、大きな影響を与えないだろうと思います。
ほとんどの人は野生化した猫、犬、ハトの射殺を合法だとしていましたが、これらの動物は保護されていない動物から除外されていると勘違いされていました(註 野良猫などは、実際に狩猟駆除が合法化される前から実際には日常射殺されていた)。



(動画)

 GTA 5 PC Animal Apocalypse (Mod) GTA 5 PC Animal Apocalypse (Mod). Grand Theft Auto(グランド・セフト・オートシリーズ アメリカの大ヒットゲーム)(英語版以外もあります。ヨーロッパでも大ヒットしています)。
 なぜこれほどまでにアメリカ人は猫を悪者にしたり、憎んだりするのでしょうか。対してアメリカ人は、異常なほど野良猫に感情移入する人も多く、猫への感情の対立が激しい国民だと思います。




GTA 5 PC Car Mayhem Mod


TNRマネジメントにより、野良猫が倍増したアメリカ合衆国とイギリス



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(Summary)
Alaska is no place for feral cat colonies
Author: Al-Hajj Frederick H. Minshall


 「アメリカ合衆国とイギリス全土ではTNRマネジメントを導入した後に、野良猫は倍増した」。つまり「TNRマネジメントは野良猫を減少させる効果があるどころか、逆に激増させる」のです。この事実を元に、アメリカ、アラスカ州でのTNRマネジメントの合法化に反対しているジャーナリストがいます。また、猫のTNRマネジメントは公衆衛生上大きなリスクであり、その点からも強く反対しています。


 現在アラスカ州では、州規則により動物の多頭飼育においては、動物を閉じ込め管理することを義務付けています。Rick Sinnott: Feral cats have no place in AlaskaThe municipality's animal control ordinance Title 17 requires operators of multi-animal facilities to ensure that all animals are confined or in control wherever the animals are kept. 「自治体における動物管理条例 Title17においては、多頭飼育の動物施設の運営者に動物が飼われている場所ではすべての動物が閉じ込められているか、または管理されていることを要求しています」。その他にも動物の遺棄罪など、TNRが違法である可能性がある法令はいくつもあります。
 さらにアラスカ州では州による制度はもちろんのこと、傘下の自治体においても、猫のTNRマネジメントを合法とし、制度化しているとことは現在ひとつもありません(2017年4月23日現在)。List of governments supporting trap-neuter-return

 つまり現在アラスカ州では、猫TNRを行うことは違法行為です。アラスカ州では、TNRを支持する動物愛護団体が、州や傘下の市(自治体)で、猫のTNRマネジメントを合法化すべきという運動を行っています。しかし、猫のTNRマネジメントの合法化に強く反対しているジャーナリストがいます。反対の理由は、TNRマネジメントは猫による感染症のリスクを高めることがあります。その他にも、「アメリカ合衆国とイギリスでは、TNRマネジメントを取り入れた後には、野良猫の数が倍増した」ことも挙げています。その論説を引用します。
 Alaska is no place for feral cat colonies 「アラスカには野良猫の群れの居場所はありません」。2016年5月25日。


Felis catus is one of the world's most destructive invasive species in terms of public health and wildlife conservation.
Misguided individuals are currently pressuring municipal and state authorities to legally sanction maintaining colonies of "community" cats in Alaska.
Local "animal welfare activists" advocate allowing unrestrained feral cat colonies in Alaska and have hinted they already maintain such colonies illegally.
The group promotes "TNR" — Trap-Neuter-Return — whereby feral cats are trapped, sterilized, rabies-vaccinated and released where found.
Normally only the first rabies vaccination is given, as cats become trap-shy and difficult to recapture for administering booster shots.
Initial vaccinations are only good for one year.
"colony" cats may be exposed to rabies repeatedly.
The Centers for Disease Control and Prevention says cats are the leading domesticated rabies vector, with about 300 rabid cats reported annually in the U.S.
This is partly due to worthless 'no-kill' programs like TNR, which, combined with cat-dumping, have helped the U.S. feral population double in three decades.
Last year 52 people in seven states endured painful and expensive rabies treatments, at minimum $3,000 each, after being bitten by rabid feral cats .
But the most rapidly spreading cat-vectored zoonotic disease is toxoplasmosis.
One in five Americans are infected by this parasite. Each year 325 of them die from it and 4,500 are hospitalized.
The oocytes contaminate water sources through runoff,
even surviving in seawater.
Nearly all mammals and birds can be killed by them.
Toxoplasmosis causes miscarriages, still-births and microcephaly, severe mental retardation and blindness in newborns.
Ingested oocytes form brain cysts which may promote adult-onset schizophrenia and Alzheimer's.
They also form ocular lesions causing blindness or even eye-loss to over 70 people — mostly children — annually.
Since 1988 it's been known feral cats transmit MRSA, an antibiotic-resistant Staph aureus strain, through their bites.
These are but three of over 30 diseases transmissible from cats to humans — on April 22, three Park County, Wyoming, cats were diagnosed with plague.
Why would any sane person attract disease-ridden vermin to human dwellings and subsidize them with food?
TNR was invented in England.
It doesn't reduce feral cat populations.
Despite half a century of TNR, England's feral population has almost doubled — from 4.1 million in 1965 to 7.9 million in 2014.

For the sake of public health TNR must not be legalized.

フェリス・カトゥス(いわゆる「イエネコ」の学名)は、公衆衛生と野生動物保護の面における、世界で最も破壊的な侵略的外来種の1つです。
血迷った人達は、現在、アラスカ州の「地域(コミュニティ)」猫の群れを保持することを合法的に許可するために、市自治体や州当局に圧力をかけています。
アラスカで無制限に野良猫の群れの保持を許可すべきとする、地域の「動物愛護活動家」の支援者は、そのような野良猫の群れをすでに違法に保持していることを示唆しています(註 アラスカでは法解釈上猫のTNRマネジメントは違法行為とされています)。
このようなグループは、TNR(Trap-Neuter-Return)を推進しており、野良猫は捕獲され、不妊去勢され、狂犬病ワクチン接種されて、発見された場所に戻されます。
通常、最初の一回しか狂犬病予防接種が行われません、猫は罠にかかると、追加のワクチン接種の管理するために捕獲するのが難しくなるからです。
一回目の狂犬病予防接種は1年間だけ有効です。
TNRマネジメントにおける猫の集団は、繰り返し狂犬病の危険にさらされるでしょう。
アメリカ連邦政府疾病管理予防センターによれば、  猫は人に飼い馴らされた動物種の中では代表的な狂犬病の媒介動物であり、毎年約300匹の狂犬病感染猫がアメリカ合衆国で報告されています。
一部はTNRのような価値のない「ノーキル」プログラムによるものですが、捨て猫との組み合わせで、30年間でアメリカ合衆国の野良猫の個体数が倍増しました。
昨年はアメリカ合衆国7州において、52人が狂犬病の野良猫に噛まれた後に、痛みを伴う、最低でも3,000ドルという高価な狂犬病治療で我慢を強いられました。
しかし、最も急激に感染拡大している猫ー人の人獣共通感染症は、トキソプラズマ症です。
アメリカ人の5人に1人がこの寄生虫に感染しています。
毎年325人が死亡し、4500人が入院しています。
トキソプラズマのオーシストは水により流されて水源を汚染し、海水でも生き残ることができます。
ほぼすべての哺乳類や鳥類が、トキソプラズマに殺される可能性があります。
トキソプラズマ症は流産を引き起こし、出産前の小頭症、新生児の重度の精神遅滞および失明を引き起こします。
摂取したトキソプラズマのオーシストは、成人の統合失調症の発症およびアルツハイマー病を促進する可能性のある脳嚢胞を形成します。
トキソプラズマはまた毎年70人を超える人々(主に子供)に、視力喪失または視力喪失を引き起こす眼病変を形成します。
1988年以来野良猫は、抗生物質耐性黄色ブドウ球菌(Staph aureus strain=MRSA)を、咬み傷によって感染させることが知られていました。
これらの感染症は、猫から人間に感染する30以上の病気のうちの3つにすぎませんーワイオミング州のスリーパーク郡では、4月22日に、猫はペストに感染していると診断されました。
まともな人は、人間の住居に病気だらけの害獣を引き寄せて、餌で助けますか?
TNRはイギリスで発明されました。
野良の猫の個体数は減少しませんでした。
半世紀の期間、TNRマネジメント活動を行ったにもかかわらず、イギリスの野良猫の数は、1965年の410万匹から2014年の790万匹にほぼ倍増しています。

公衆衛生上、TNRマネジメントは合法化されてはなりません。



(動画)

 Cats: Why Trap Neuter Return does not work - Whiteboard Friday 「猫 なぜトラップ・中性化・リターン(TNR)は効果がないのですか」。2015年6月4日公開。ニュージーランド獣医学会によるものですが、TNRの問題はどこでも同じでしょう。

The New Zealand Vets Association has done a thorough review of the evidence around cat management (including TNR) and found that.
Trap-Neuter-Return (TNR) strategy would not be judicious for the majority of stray cats as it is costly, does not stop predation of wildlife by cats and has little effect on the spread of diseases amongst cats.
There is also little evidence that clearly shows TNR improves cat welfare overall or results in population decline on a broad scale.

ニュージーランド獣医学会は、猫の管理(TNRを含む)に関する証拠を徹底的に見直し、それを発見した。
Trap-Neuter-Return(TNR)戦略は、ほとんどの野良猫にとっては費用が掛かり、賢明とは言えませんし、猫による野生動物の捕食を止めませんし、猫の間の感染症の拡大防止にはほとんど影響を与えません。
またTNRが猫の動物福祉全体を改善することや、または猫の個体数減少が広範囲に及ぶことを明らかに示す証拠は、ほとんどありません。


アメリカの犬猫殺害は重罪なのか~アメリカ、オハイオ州犬射殺に関する日本の赤恥誤報道



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(Summary)
Chedester, who admitted to shooting and killing two dogs, makes court appearance.
BELMONT COUNTY, Ohio — The St. Clairsville man who admitted to shooting and killing two dogs on his hunting property last November is back in court.
Michael Chedester was indicted in January on two felony counts of prohibitions concerning companion animals.
A motion to decide whether a property owner may shoot and kill trespassing dogs that are chasing other animals on his own property would be admissible as a defense.


 「日本の動物虐待の罪は軽すぎる。欧米では動物虐待の罪は大変な重罪だ。だから日本は動物愛護後進国である」という情報が日本にまんえんしています。いくつかの「海外の動物虐待事件では厳罰になった」というニュースを根拠にしていますが、そのニュースそのものが嘘であるケースが大変多いです。例えば「アメリカ、オハイオ州で犬を射殺したハンターは懲役2年、罰金1万ドルの刑事罰が確定した」というニュースは大嘘です。


 「日本は動物虐待の罪が軽すぎる。対して欧米先進国では動物虐待は重罪だ」とする、個人ブログが数多くあります。例えば、次のような、海外の犬をハンターが射殺して、ハンターが厳罰に処せられたという関するニュースを根拠としています。実は、日本語訳の記事は嘘なのですが。
 【ハンティングの現実】狂気と化したハンターに射殺されてしまった愛犬たち。2017年1月11日(tsunayoshi)。


ピートさんはマイケル(チェダー氏)に「私の愛犬たちを殺したのはあなたなんですね?」と確認したところ、男はニヤつきながら驚愕の言葉を浴びせかけたのです。
「ああ、俺があんたの犬たちを殺したのさ。俺に新しい犬を買ってほしいって言うのか?だったらいつでも2匹の犬を買ってやるさ!」 (註 この記述も編集しすぎです。裁判において、マイケル・チェダー氏は弁済を申し出ているということです)。
すぐに警察に連絡を入れたのです。警察官立ち合いのもとハンターへの事情聴取がなされました。
このときは、訳かハンターの男は逮捕されなかったのです。
友人や近隣住人を含めた多くの人からの抗議により、男は逮捕されました。
そして、(マイケル・チェダー氏は)100万円強の罰金と刑務所に2年間収容されることが決定したのです。



 他にも、同様の報道をしているニュースソースを例示します。犬2匹を射殺したハンター 悪びれもなく「新しい犬を買ってあげる」 飼い主悲しみと怒りに震える(画像あり)。2016年12月日。


・目を離した隙に家から抜け出した愛犬2匹
・すぐ近くの森でハンターに射殺されてしまった
・現場にかけつけると自慢げに殺害したことを自白するハンター
・「新しい犬を2匹買ってあげる」とまで言う
・ハンターは逮捕、有罪判決を言い渡される
後に容疑者・マイケルは逮捕。
重罪として有罪判決を受け、犬1匹につき刑務所に1年の収容(つまり2年の懲役刑)と共に5,000ドル(=約58万円)の罰金となりました。
エミーとベラ2匹で、合計2年と10,000ドル(=約116万円)です。



 結論から申し上げますが、上記の日本のメディアによる記事の内容つまり「犬を射殺したハンターは、重罪として有罪判決を受け、犬1匹につき刑務所に1年の収容(つまり2年の懲役刑)と共に5,000ドル(=合計で1万ドル)の罰金となりました」は真っ赤な嘘です。
 真実は、この事件は現在(2017年4月)公判中であり、ハンターのマイケル・チェダー氏の判決は出されておりません。有罪無罪、ましてや処罰の内容は全くわかりません。「罰金1万ドルと懲役2年」の併合罪は、オハイオ州法で、考えられる限り最高限度の処罰内容です。それでは現時点で最も新しい、この事件を報じる、アメリカのメディアの記事を引用します。 
 Alleged Belmont County dog killer seeks defense「オハイオ州ベルモント郡の犬殺害者は、無罪を主張しています」。2017年4月12日記事。


Chedester's attorney asked Belmont County Common Pleas Court judge to decide if the Ohio law that allows a property owner to shoot dogs chasing animals on his property applies to his client.
The judge gave both sides a 10-day deadline to respond to the arguments made in court Monday before he will make a decision on the request.
If convicted, Chedester faces up to two years in prison.

チェダー氏(犬を射殺した男性)の代理人弁護士は、不動産所有者(チェダー氏)が、自分の所有物である動物を追う犬を射殺することを許可するオハイオ州の法律が判決において、チェダー氏に適用されるべきであると下級審裁判所に請求しました。
裁判官は、月曜日に行われた審議に応じて、請求に対する判決を出す前に、両当事者に対して10日間の期限を与えました。
仮にチェダー氏が有罪判決を受けた場合は、チェダー氏は最高で2年の懲役になります。



(動画)

 Ohio Hunter charged after shooting two dogs 「オハイオ州のハンターは、2頭の犬を射殺した後に刑事告発された」。2016年11月30日公開。
 オハイオ州で2頭の遁走した犬を射殺したハンターは、動物虐待の罪で刑事告発を受け、2017年4月12日時点で公判中です。従って、まだ有罪か無罪か、有罪であった場合の処罰は分かりません。オハイオ州は、比較的動物の保護に厚い州ではありますが。




 先に述べた通り、この事件を報じる日本のメディアは、全てマイケル・チェダー氏(犬を殺害した人物)の有罪(懲役2年、罰金1万ドルの併科)が確定したと報じています。本当に、日本の動物愛護に関する海外の報道は大嘘ばかりです。さらにその大嘘報道を受けて、「アメリカは動物虐待の罪はこれほど重い。対して日本は動物虐待の罪が甘すぎる」という、SNSやブログでの拡散で盛り上がります。
 アメリカの場合は、刑事事件で無罪になる確率は高いです。それと刑罰の上限で裁かれることはまずありません。日本の動物愛護管理法44条1項違反「愛護動物のみだりな殺傷」においても、最高刑は懲役2年もしくは罰金200万円以下です。特別アメリカ、オハイオ州とくらべて、動物虐待の罪が軽いとは思いません。日本でも、動物愛護管理法44条1項違反「愛護動物のみだりな殺傷」では、大概略式の罰金刑か、重くても執行猶予付き判決です。それと同様のことが、このオハイオ州の犬射殺事件でも予想できます。それよりも、アメリカの場合は、先に述べた通り、無罪になるケースが日本と異なり多いのです。私見ですが、この事件は無罪になる可能性があります。犬の飼い主のピーター氏がマイケル・チェダー氏の土地に犬を入れて財産権を先に侵害しているのです。オハイオ州では、自分の土地に進入する犬を射殺し、財産を守ることが合法だからです。有罪になったとしても、僅かな罰金刑で済むと思います。
 例えばこのような記事があります。Chedester, who admitted to shooting and killing two dogs, makes court appearance。この記事では、his own property would be admissible as a defense.「チェダー氏の犬殺害は、彼の財産権の防衛として認められるだろう(つまり「無罪」になる)との見通しを示しています。

 いずれにしても、このような嘘報道を行うメディアは問題です。特にTunayoshiというメディアですが、海外に関する報道では、偏向、捏造、誤り報道がほぼ全てといっても過言ではない問題メディアです。さらに盲目的にそれを信じて、「日本は欧米先進国と比べて動物虐待の罪が軽すぎる。日本は動物虐待大国、動物愛護後進国だ!」とブログやSNSで盛り上がることに対して、私は狂気すら感じます。
 蛇足ですが、おそらく、元記事のchargedを誤訳したものと思われます。chargedは、「(料金などを)負担させる」という意味もありますが、「刑事告訴・告発を受ける」という意味もあります。メディアの質も低すぎます(charge)。この事件に関しては、判決が報道されれば、それも記事にしたいと思います。

飼犬猫登録をしていない犬猫は射殺されても飼い主は文句を言えない~アメリカ、ワイオミング州



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(Summary)
Wyoming, it is legal to hunt cats all year without restriction.
In Wyoming, USA, it is legal to shoot all feral cats, and according to the sheriff in our county does not think it is a problem, even if the cat is belonging to someone.
Further,the owner of a dog or cat has no property right in an unlicensed dog or cat, nor does he have any right of action against any person for the destruction of the dog or cat.


 記事、1年を通じて制限なく猫を狩猟して良いワイオミング州(アメリカ)、の続きです。アメリカ、ワイオミング州では、自由に徘徊している猫は制限なく狩猟して良いことを書きました。今回は具体的にそれを定めたワイオミング州法と規則を挙げます。またワイオミング州では、犬猫に飼い主がいたとしても、飼犬猫登録をしていなければ飼い主は何の権利もありません。その犬猫を射殺されたとしても、ハンターに民事上の損害賠償や、刑事処分を求めるなどです。飼犬猫を、ハンターに撃たれる状態にした飼い主に落ち度があるとされています。ましてや野良猫は、ワイオミング州では狩猟駆除に対する制限はありません。


 アメリカ、ワイオミング州において、猫を狩猟から保護する規定を撤廃して、通年自由に徘徊している猫の狩猟を合法化したのは2011年です。アメリカ合衆国の州の狩猟法改正において、犬猫の保護規定を撤廃し、犬猫の狩猟を合法化したのは、2009年から数年間にかけてが多いような気がします。私の推測ですが、2009年にアメリカ連邦政府機関である、U.S. Fish and Wildlife Service「アメリカ連邦政府漁業野生生物サービス庁」が、完全に猫のTNRマネジメントの効果を否定した年です。その影響もあるような気がします。現在は該当のHPの該当する記述はリンク切れになっていますが、原文の一部を引用したのがこちらです。アメリカ連邦政府は、明確かつ完全にTNRを否定しました

 例えばウィスコンシン州が2009年に犬猫の狩猟を合法化し、2011年にユタ州、ワイオミング州などが追随しています。例えば、ワイオミング州の、犬猫も含めた狩猟に関する規程を定めた法律は複数ありますが、野良猫に対する狩猟駆除の強化を定めた法律(州法)はこちらです。West's Wyoming Statutes Annotated. Title 11. Agriculture, Livestock and Other Animals. Chapter 6. Predatory Animals.1「農業、畜産およびその他の動物  第6章 有害動物」。条文の解説や、該当する条文原文を具体的に挙げていきます。
 まず、ワイオミング州法等の解説サイトから、Predatory Animal Control Laws, Rules, and Regulation 「有害(Predatory は「肉食の」「略奪的な」といった意味ですが、指定動物に草食動物も含まれているために「有害動物」としました))動物のコントロール法律、規則、規制」、から引用します。


CHAPTER 6 - PREDATORY ANIMALS
ARTICLE 1 - CONTROL GENERALLY
11-6-101. Permission to eradicate upon refusal of entry by property owner.
Whenever predatory animals become a menace to livestock owned or controlled by any resident of Wyoming and the owner or lessee of any real estate in the vicinity where the livestock is ranged or pastured refuses permission to the owner of the livestock,his agents or employees, to enter upon the real estate for the purpose of destroying such predatory animals, entry may be obtained as provided by W.S.
11-6-102. Application to county commissioners; hearing; determination; limitation on use of firearms.
The owner of the livestock may file a written application with the board of county commissioners of the county where the real estate is located, applying for permission to eradicate predatory animals.
ARTICLE 3 - WYOMING ANIMAL DAMAGE MANAGEMENT PROGRAM
11-6-302. Definitions.
(a) As used in this article:
(ix) "Predatory animal" means:
(A) Coyote, jackrabbit, porcupine, raccoon, red fox, skunk or stray cat

第6章 - 有害動物
第1条 管理の総則
11-6-101 不動産所有者による、それらの動物の侵入防止に基づき、その動物を根絶することの許可。
有害動物がワイオミング州の住人によって所有または管理されている家畜に対する脅威になり、そのような有害動物を殺害する目的で不動産に入ることを、家畜が牧場や牧畜されている周辺の不動産の所有者または賃借人が、家畜の所有者、代理人または従業員に対して許可をしなかった場合は、ワイオミング州によって立ち入りの許可が与えられ、行うことができます。
11-6-102 郡の委員会への申請。聴聞、決定、銃器の使用制限。
家畜の所有者は、不動産が所在する郡の郡委員会に書面で申請し、有害動物を根絶する許可を申請することができます。
第3条 ワイオミング州における動物の害を制御するプログラム
11-6-302 定義
(a)この条文で使用されているもの
(ix)「有害動物」とは、
(A)コヨーテ、ジャックラビット、ヤマアラシ、アライグマ、アカキツネ、スカンクまたは野良猫



 つまり、ワイオミング州では野良猫は、コヨーテなどと同様に有害な動物種として厳格に駆除の対象とされています(通年駆除して良い)。仮にこれらの動物の狩猟駆除のために他人の土地に立ち入ることが必要で、その土地の所有者に立ち入りを拒否されたとしても、州の強制力によりより立ち入りを認められるという、強い狩猟のための権限が付与されています。その他の条文は割愛しましたが、ワイオミング州における、野良猫の狩猟駆除に対する厳格さが理解いただけると思います。
 さらにワイオミング州では、飼犬猫の登録と狂犬病予防接種が義務付けられています。仮に飼犬猫の登録を済ませていなければ、それらの犬猫がもし逃げ出して狩猟駆除されても、飼い主は何の権利もありません。飼犬猫を射殺したハンターに対して民事上の損害賠償や、ハンターの刑事処分(そもそも無登録の犬猫を狩猟駆除したことに対して処罰する法的根拠がワイオミング州にはありません)を求めることはできません。その根拠法と条文を引用します。ワイオミング州法、TITLE 11. AGRICULTURE, LIVESTOCK AND OTHER ANIMALS. CHAPTER 31. DOGS AND CATS. ARTICLE 1. IN GENERAL. 「農業、畜産およびその他の動物に関する州法 第31章犬と猫  第1条総則」。


§ 11-31-211 Property rights in unlicensed dog or cat; no right of action for destruction.
The owner of a dog or cat has no property right in an unlicensed dog or cat, nor does he have any right of action against any person for the destruction of the dog or cat.

§11-31-211 無免許(飼育のための許可登録を行っていない)の犬または猫の財産権について。殺害されたことに対しての権利はありません。
犬または猫の飼い主においては、無免許の犬または猫には財産権がありませんし、また、犬または猫が殺害されたとしても、いかなる人に対しても行動する権利がありません。



 ワイオミング州では、仮にわずかな不注意によるものであったとしても、飼犬猫をうっかり逃走させてしまい、ハンターに射殺された場合に、その犬猫に登録をしていなければ、飼い主はなんらハンターに対して民事上の損害賠償請求を求めることはできません。もちろんのこと、猫を射殺したハンターに対して、刑事責任を追求することもできません。そもそもワイオミング州では、自由に徘徊してる猫は、無制限に狩猟駆除して良いのです。罰する根拠がありません。
 日本では、「アメリカは動物虐待に対しては極めて厳しい処罰がある」と喧伝されています。アメリカ合衆国では現在、50州全てにおいて、動物虐待を罰する法律があります。しかし「動物虐待罪」は、その動物を正当な事由なく、ことさら不必要に苦痛を与える残酷な方法で持って殺害することが犯罪の成立要件です。銃で射殺するなどの、通常の狩猟方法で犬猫を殺害したとしても、犬猫の狩猟を認めている州では、「動物虐待罪」は成立しません。その点では、日本では大いに誤解されていますし、意図的に誤解させる報道がなされています。


(画像)

 世界最大規模の動物愛護団体、PETAのHPから。The Great Outdoors? Not for Cats!上記の記事のスクリーン・ショットの一枚。Do not feed cats. 「餌やりするな」と書かれていると思われます。下のD○NRの○の部分はなんという文字が入るのでしょうか?
 アメリカには、野良猫(と思われるものを含む)の狩猟駆除が合法的な州であれば、このような行為は日本とは異なり合法です。狩猟方法が通常の狩猟方法(銃殺など)であれば、野良猫(徘徊している飼い猫も)を数百匹殺害して、死体をディスプレイするのは合法です。猫の死体の損壊罪はアメリカには存在しません。

PETA TNR反対


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1年を通じて制限なく猫を狩猟して良いワイオミング州(アメリカ)



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(Summary)
Pointing out that in other states,including Wyoming, it is legal to hunt cats all year without restriction.
In Wyoming, USA, it is legal to shoot all feral cats, and according to the sheriff in our county does not think it is a problem, even if the cat is belonging to someone.


 アメリカでは州の独立性が高く、犬猫の扱いも州によってかなり異なります。ウィスコンシン州やワイオミング州などのいくつかの州では、1年を通じて制限なく自由に徘徊する猫を狩猟して良いと州法で定めています。特にワイオミング州では猫の狩猟を厳格におこなっています。ワイオミング州では飼い犬猫として届け出て登録を受けることが義務付けられています。この登録を行わなかった犬猫が、もし自由に徘徊して狩猟駆除された場合は、飼い主は、例えば犬猫を射殺したハンターに損害賠償を求めるなどの権利はなにもありません。


 アメリカではサマリーで述べた通り、州の独立性がかなり高い国です。ですから犬猫などのペットの施策においても、ある州を例示して「アメリカでは~です」と断じるのは間違いです。しかし日本では、アメリカの動物保護政策では、むしろ例外をことさら強調して報じるケースが多いです。例えば猫のTNRマネジメントですが、日本では「アメリカ全土で広く採用されており、野良猫の数の抑制策はアメリカではTNRマネジメントが一択である」と誤認させる報道がされています。
 しかしTNRマネジメントは、アメリカ合衆国の野良猫抑制策としてはむしろ例外です(*1、)。州レベルでTNRマネジメントを制度化しているところはありません。対して、浮遊猫犬の狩猟駆除を推し進めている州はいくつもあります。今回紹介するワイオミング州では、猫の狩猟駆除は一年を通じてほぼ制限なく行っても良いのです。さらに、飼い犬猫の登録義務があり、無登録の犬猫は射殺されても、飼い主は何一つ文句を言えません。

 例えば、ワイオミング州の浮遊犬猫の狩猟駆除の厳しさについては、アメリカのマスメディアの報道では、このような記述があります。Kristen Lindsey: 5 Fast Facts You Need to Know。2015年6月25日。Pointing out that in other states,including Wyoming, it is legal to hunt cats all year without restriction. 「ワイオミング州を含む他の複数の州では、1年を通して制限なく、猫を狩猟することが合法です」。
 次にあげるのは、ワイオミング州フレモント郡の地域BBSです。こちらでは、ワイオミング州では、浮遊猫の狩猟駆除がいかに合法的で、一般に行われているかがよくわかります。Fremont County Wyoming Sheriff Shoots Any Cat 「ワイオミング州フレモント郡の保安官(*2、)はどんな猫でも射殺する」。2012年5月25日。


・by Anonymous
(Riverton, Wyoming)
In Wyoming, USA, it is legal to shoot all feral cats, and according to the sheriff in our county does not think it is a problem, even if the cat is belonging to someone.
The owners fault because the cat left the property or house and crossed over to where he could get shot.
Cats fall under the nuisance animals under the Game and Fish legislation of the State of Wyoming.
My neighbor has shot EVERY cat he comes across.
Our sheriff, Fremont County Wyoming personally told me that it was HIS practice to shoot cats all the time,
he didn’t see a problem with it.

・by: Anonymous
The bottom line is that it is perfectly legal to shoot feral cats, whether it is morally responsible is another matter.
I dont regularly shoot cats, however if I had a problem with one, I wouldn’t hesitate to shoot it.

・by: Anonymous
I have owned cats.
I am not a cat hater.
They kill all manner of birds.
While I do not get any pleasure from shooting cats, I do.

cats should get killed
・by: Doug
Im happy these cats get shot!
i like shooting cats yay!

・匿名(リバートン、ワイオミング州)
ワイオミング州では、すべての野良猫を撃つことは合法であり、郡の保安官によれば、たとえその猫がだれかの飼い猫であったとしても問題ではないと考えています。
猫が飼い主の土地や家を出て、撃たれるような場所に出て行ってしまったのは飼い主の落ち度です。
猫はワイオミング州の狩猟鳥獣と魚の法律によれば、有害な動物に分類されています。
私の近所の人は、出会ったすべての猫を撃ちました。
私たちの、ワイオミング州フレモント郡の保安官はいつも猫を撃っていましたが、保安官は私に、猫を撃つことは個人的には練習(射撃の?)だったと私に言いましたし、それには問題は見られませんでした。

・匿名
要するに、野良猫を撃つことは完全に合法であるということですし、それは、道徳的に責任があるかどうかは別の問題です。
私は猫を撃つ習慣はありませんが、もし私が野良猫による問題を抱えていたのならば、私は野良猫を撃つことを躊躇しません。

・匿名
私は猫を飼っています。
私は猫を嫌ってはいません。
猫はありとあらゆる方法で鳥を殺します。
私は猫を射殺することを喜んではしていませんが、私はそうします。

猫は殺されるべきだ
・Doug
私はこれらの猫たちが撃たれることはうれしい!
私は猫を撃つのが大好きさ、イェーィ!



 一方、日本のメディアや動物愛護活動家らは、「アメリカでは犬猫はいかなる場合でも殺害は重罪である」、つまり「狩猟駆除などはありえない。犬猫の殺害は重罪だからだ」と誤認させる情報を拡散させています。例えば、アメリカの50州全てでは動物虐待は犯罪とされていますが、「犬猫の狩猟による殺害も虐待行為」と誤認している方が多いです。
 例示すれば、このようなメディアやブログ記事です。まず、アメリカにおける動物の法律あれこれ(2011年11月21日)ですが、このように記述しています。「アメリカ全体の概要を見てみますと、全50州のうち全ての州で『動物虐待』に当たる行為が挙げられています。42州で動物虐待を重犯罪として扱う項目を定めています(軽犯罪と重犯罪の違いは、懲役刑が1年を超えるかどうかを目安にするのが一般的です)。日本の動物に関する法律を変えていく際に参考になる点も多いのではないでしょうか」。全体を通して読めば、浮遊犬猫の厳格な狩猟を規定した州法には一切触れておらず、著しく「アメリカ合衆国では野良犬猫であっても殺害自体重罪である」と誤認させる内容です。この記事で取り上げられているオレゴン州は犬猫の保護規定に関しては、アメリカ合衆国の中でも、例外的に厳しいのです。

 アメリカでの「動物虐待罪」は必要以上に、正当な理由なく動物に苦痛を与える「残酷な殺害」を行ったことが成立要件です。従って通常狩猟で行われる、銃で射殺する行為は「動物虐待」としては犯罪が成立しません。テキサス州などでは、私有地内に侵入する動物が、私有地内の財産に被害を及ぼす、またはその危険がある場合には、防止するためにその動物を殺害することは合法です。
 次回以降は、「1年を通して制限なく、猫を狩猟することが合法」な、ワイオミング州法の条文原文を取り上げます。またワイオミング州では飼犬猫登録がされていなければ、犬猫を放してしまい、その結果ハンターにより射殺されても飼い主は何一つ文句を言えません。


(動画)

 Veterinarian Fired for Shooting Cat with Bow and Arrow 「弓矢で猫を射殺したことにより女性獣医師はインターネットを炎上させた」。2015年4月17日。
 クリスティン・リンジー獣医師は、私有地内に侵入した近所の飼い猫を野良猫と誤認して弓矢で射殺しました。しかしテキサス州法により、クリスティン・リンジー獣医師は刑事訴追はされませんでした。「クリスティン・リンジー獣医師は私有地内の自分のペットと財産を守るために、侵入してきた猫を合法的に射殺した。矢で射ることはことさら残酷とは言えず、動物虐待とは言えない」との州法の解釈によるためです。




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プロフィール

さんかくたまご

Author:さんかくたまご
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1959年生。
大阪府出身、東京育ち(中学は世田谷区立東深沢中学校、高校は東京都立戸山高校です)。
現在は、兵庫県西宮市在住です。
一人暮らしです。

趣味はクルマをコロガスこと(現在のクルマは4代目のメルセデスベンツです。ドイツ車では5代目)、庭での果樹栽培、家の手入れ掃除です。
20歳代前半から商品先物、株式投資をはじめ、30歳で数億円の純資産を得るが、その後空売りの深追いで多くを失う。
平成12年ごろから不動産投資を行い成功、現在50数戸を無借金で所有。
不動産投資では、誰も見向きもしなかったキズモノ、競売物件などをリノベーションする手法です。

・座右の銘は「人の行く裏に道あり花の山」
・好きな生き物 メジロ
・尊敬する人 ガブリエルシャネル(シャネル社創業者)
・好きな言葉 Das Beste oder nichts「最善か無か」。ダイムラー・ベンツ社の企業理念。私自身は何事も中途半端でいい加減です。ですからこの言葉に憧れます。

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