馬の屠殺を連邦法で禁じ、44州で犬猫の食用屠殺が合法なアメリカ合衆国~「犬猫は特別な存在だから家畜に優越して保護されるのは普遍的価値観」は幻想



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(Summary)
Restriction of human consumption of horse meat in the U.S. has generally involved legislation at local, state, and federal levels.
American laws reflect American values. Americans generally find consuming horse meat revolting and unethical.
The laws reflect this attitude.
This really isn't all that surprising.


 記事、
「犬猫は特別な存在だから家畜に優越して保護されるのは普遍的価値観」は幻想
憲法で牛の屠殺を禁じ、犬を大量殺処分しているインド~「犬猫は特別な存在だから家畜に優越して保護されるのは普遍的価値観」は幻想
「犬猫は特別な存在だから家畜に優越して保護されるのは普遍的価値観」は幻想~インドでは牛の屠殺は憲法で例外なく禁じられているが犬は食用である
44州で犬猫の食用屠殺が合法なアメリカ合衆国~「犬猫は特別な存在だから家畜に優越して保護されるのは普遍的価値観」は幻想
の続きです。アメリカ合衆国では、連邦議会で馬の屠殺を禁じる法案が可決されました。さらに州法でさらに厳しい馬の屠殺と、馬肉の流通を罰している州があります。馬の屠殺と食肉の流通を、「懲役2年以上」という重罪に定めているカリフォルニア州などがあります。対してアメリカ合衆国では現在44州で犬猫の屠殺が全く合法です。つまり日本の愛誤家が主張している、「犬猫は特別な存在だから家畜に優越して保護されるのは普遍的価値観」は幻想です。


 アメリカ合衆国では現在44州で、犬猫の食用屠殺が全く合法であることは、前回記事で書きました。ソースは、前回記事のリンクをご参照下さい。
44州で犬猫の食用屠殺が合法なアメリカ合衆国~「犬猫は特別な存在だから家畜に優越して保護されるのは普遍的価値観」は幻想

 今回記事では、アメリカ合衆国では、馬の屠殺を禁じる連邦法が可決成立したことを書きます。さらに馬の屠殺が合法的な国への馬の輸出を禁じとの法案が現在連邦下院議会で審議されています。仮にその法案が成立すれば、アメリカ国内の馬は国内での屠殺を禁じ、さらに輸出先で屠殺を行うこともできなくなります。それ以前にも、アメリカ合衆国では、1970年代に野生馬、野良馬の殺害を禁じ、ペットフード目的の馬の殺害を禁じています(*1、)。アメリカは、大変馬の保護に厚い国です。
 2007年の、馬の屠殺を禁じることと、馬の屠殺が合法的な国への馬の輸出を禁じる、アメリカ連邦法の2つの草案が提出された件について、カナダの獣医学雑誌、The Canadian Veterinary journal、に論文が掲載されています(*2、)。The United States’ prohibition of horsemeat for human consumption: Is this a good law? 「アメリカ合衆国連邦の馬を人間の食用目的とすることの禁止:これは良い法律ですか?」。2007年9月、より引用します。


On January 27, 2007, simultaneous bills were
introduced in the Senate and the House to prohibit the slaughter of horses for human consumption and to ban the transport of live horses from the United States to countries where they could be slaughtered for human consumption.
A commercial market for horsemeat as food has never emerged in the USA.
The proban group supports a position that American horses are not bred for human consumption and to use horseflesh for this purpose is cruel, unnecessary, disrespectful, and immoral.
Killing animals for food has been long identified as a moral question that affects food choice .
Both the Senate Bill and the House Bill , introduced in the 1st session of the 110th Congress, contain the clauses “horses and other equines play a vital role in the collective experience of the United States and deserve protection and compassion” and “unlike cows, pigs, and many other animals, horses and other equines are not raised for the purpose of being slaughtered for human consumption.”
Horsemeat consumption, seen as part of pagan sacrifices and celebration, understandably resulted in severe sanction under archaic Irish Canon Law .
In California, since 1998, a 2nd offence of offering horsemeat as human food is punishable by a mandatory minimum sentence of imprisonment in the state prison for not less than 2 y.
Interestingly, the California Penal Code stipulates that conviction for intentionally and maliciously committing an act of mutilation, maiming, torturing, or wounding a living animal may be punished by incarceration in a county jail for not more than 1 y — a misdemeanour, as is bestiality .

In California, eating horsemeat is restricted under the Criminal Code.
The ethical argument posed by the antislaughter proponents is based on the belief that horses are different from other farm animals.

2007年1月27日に、人間の食用などのための馬の屠殺を禁止し、生きた馬の米国から人間の食用などの屠殺ができる国への輸送を禁止するための法案がアメリカ連邦上院と下院に同時に提出されました(馬の屠殺禁止法案は可決成立しました)。
食品としての馬肉の商業市場は、アメリカではけして、いままで出現したことはありません。
馬屠殺に反対するグループは、アメリカの馬は人間の食肉などのために繁殖をしているのではないという立場を支持し、人の食用という目的のために馬肉を使用することは、残酷、不必要、非礼、不道徳であるとしています。
食用目的で動物を殺すことは、長い間、食糧の選択に影響を及ぼす道徳的な問題として認識されてきました。
第110回通常連邦議会の第1回目で提出された上院法案と下院法案は共に、「すべての馬は、アメリカ合衆国における全社会の歴史において重要な役割を果たしたために、保護することと思いやることに値します。すべての馬は牛、豚、および他の多くの動物とは異なり、人の食料として屠殺されることはありません」との条項を含みます。
馬肉を食べる事は、旧アイルランド(イギリス)のキャノン法においては、異教の生け贄と呪術の一環として見なされ、当然のことながら厳重な処罰を受けました。
カリフォルニア州では1998年以来、人間の食糧として馬肉を提供することは第二種犯罪であり、2年以上の州の刑務所に拘禁されます(*3)。
興味深いことにカリフォルニア州刑法では、故意にかつ悪意を持って、生きている動物に障害を与えること、苦しめること、または傷つける行為は、1年以下の郡刑務所での収監によって罰せられることを規定していますーそれと同様に、獣姦罪は軽微な犯罪です。

カリフォルニアでは、馬肉は刑法の下で禁止されています。
馬屠殺反対派の倫理的議論は、馬は他の家畜とは異なるとの考えに基づいています。



 以上より、次の事柄がわかります。
・アメリカでは合衆国連邦で馬の屠殺を禁じているが、犬猫は44州で食用屠殺が合法である。
・アメリカ連邦両院議会に提出された法案では、「馬は他の飼育動物種とは異なり、保護すべきであり屠殺は禁じる」としました。
・カリフォルニア州では、馬の屠殺と馬肉の提供は懲役2年以上の犯罪であり重罪である。
・対してカリフォルニア州では、他の動物(犬猫など)の殺傷は懲役1年以下であり、馬の屠殺の方がはるかに重罪である。
・アメリカは、馬はほかの飼育動物(犬猫なども含む)に対して、極めて優遇して保護している。


 「馬は他の動物と異なるから食用にしてはならない」は、犬猫食を攻撃する犬猫愛護の、「犬猫は他の動物と異なる」は、馬と犬猫が入れ替わっただけで、全く同じ理屈なので笑止千万です。つまり、日本の動物愛護(誤)家が声高に主張している、「犬猫は人の伴侶動物であり、他の動物種とは異なる。したがってほかの飼育動物種に対して優越して保護し、殺傷をより厳しく禁じ、食用としてはならないとするのは当然であり、普遍的な価値観である。特に先進国と言われる欧米においては、それが当然の倫理観である」は全くの誤りです。
 この連載の最初の記事、「犬猫は特別な存在だから家畜に優越して保護されるのは普遍的価値観」は幻想、では、犬猫食に反対する、Toshiaki Morioka氏のTL、なぜ犬食は問題なのか、を引用しました。こちらではこのように主張されています。「犬猫が人との共生主体である(犬猫は他の飼育動物とは異なる存在)」「したがって他の家畜に対して優越して保護されるべき(つまり食用としてはならない)」。

 苦言を申し上げますが、Toshiaki Morioka氏は、何一つとしてその主張の根拠、出典を提示していません。単なる個人の誤った「思い込み」を述べているだけです。SNSとはいえ、公に情報を発信するのであれば、もう少し事実関係を調べるべきではないかと思います。無責任ですし、結果として自分の無知蒙昧を晒しているにすぎません。
 今回は、アメリカ合衆国においては、馬は特別な存在だということを書きました。アメリカ合衆国では馬は他の飼育動物(犬猫などのペットも含む)に優越して保護されており、食用屠殺は大変厳しく禁じられています。


(動画)

 Japan horse peta short med 「日本の馬 PETA」。2009年6月6日。アメリカに本部を置く、世界最大規模の動物愛護団体が制作したビデオ。アメリカから「繁殖馬」という名目で日本に輸出されている馬が屠殺されているとしています。2017年現在、アメリカ連邦下院議会において、アメリカからの馬の輸出を禁じる法案が審議されています(*2)。
 アメリカでは、日本の馬肉食習慣に対しても、かなり批判的です。日本の馬肉食は、今後は鯨、イルカ食と同様に、日本バッシングの道具にされる可能性はあります。

Undercover investigators have recorded exclusive footage in a Japanese horse slaughterhouse in which 4,500 horses are killed and cut up each year—to be processed into food for dogs and humans—many of them racehorses.
Ten years ago Charismatic won the 125th Kentucky Derby and the Preakness Stakes.
Charismatic was sold soon after like a commodity and exported to Japan for breeding purposes.
In 2008, more than 100,000 American-bred horses were exported to Canada, Mexico, and Japan and slaughtered for meat—many of these were thoroughbreds.

PETAの覆面捜査員は、犬と人間の食料のために、毎年4500頭の馬ー多くの競走馬が殺されて切り取られて精肉にされている日本の馬の屠殺場(熊本)の独占的な映像を記録しています。
10年前にカリスマティックス(馬の名前)は、第125回ケンタッキーダービーとプレアクネスステークスを勝利しました。
カリスマティックスはすぐに、まるで商品のように売られ、繁殖目的で日本に輸出されました。
2008年には、カナダ、メキシコ、日本に10万頭以上のアメリカ産馬が輸出され、肉用に屠殺されました(註 2017年現在、アメリカ連邦下院議会において、アメリカからの馬の輸出を禁じる法案が審議されています。*3)。
これらの多くはサラブレッドです。





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44州で犬猫の食用屠殺が合法なアメリカ合衆国~「犬猫は特別な存在だから家畜に優越して保護されるのは普遍的価値観」は幻想



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(Summary)
For dog meat is still perfectly legal in most of the United States.
In fact, just six states—Virginia, California, Hawaii, New York, Georgia, and Michigan—have outlawed dog and cat meat.
people in the States do kill dogs and cats and eat them.
However, in Hawaii and other places, the production of dog meat is actually done.




 記事、
「犬猫は特別な存在だから家畜に優越して保護されるのは普遍的価値観」は幻想
憲法で牛の屠殺を禁じ、犬を大量殺処分しているインド~「犬猫は特別な存在だから家畜に優越して保護されるのは普遍的価値観」は幻想
「犬猫は特別な存在だから家畜に優越して保護されるのは普遍的価値観」は幻想~インドでは牛の屠殺は憲法で例外なく禁じられているが犬は食用である
の続きです。アメリカ合衆国では、44州で犬と猫の食用屠殺が合法です。州法で現在、犬と猫の食用屠殺を禁じているのはわずか6州です。しかも禁じている州でも、実際に犬肉の商業生産が行われています。



 アメリカ合衆国では現在、44州で犬と猫の食用屠殺を禁じていません(つまり犬猫肉が合法)。犬と猫の食用屠殺を禁じているのはわずかに、ニューヨーク州、カリフォルニア州、バージニア州、ジョージア州、ミシガン州、ハワイ州の6州のみです(Dog & Cat Meat Trade Prohibition Act H.R. 1406)。これらの州では一応、犬猫の食用屠殺は州法で禁じているものの、いわゆる「ザル法」です。例えばハワイ州では事実上、犬肉の工業生産が行われています。この点については私は記事にしています(事実上犬肉が合法的に生産されているハワイ州)。
 ハワイ州の規定では「食用目的として飼育された犬猫であって、人道的な屠殺方法であれば」食用を禁じていないのです。ハワイ州以外でも、犬猫の食用屠殺を禁じているニューヨーク州やカリフォルニア州でも、レストランが犬肉を提供したという報道は、メディアが報道しています。

 現在アメリカが44州で犬猫の食用屠殺が合法であり、実際に食用とされ、販売もされているという資料が多数あります。Selling Dog and Cat Meat Is Still Legal in Most of U.S.—but a Federal Ban Could Soon Be in Place (*1、)「アメリカ合衆国連邦がすぐにでも禁じることができるのにー犬と猫の肉を売ることはアメリカのほとんどではいまだに合法です」。2017年3月17日、から引用します。


For dog meat is still perfectly legal in most of the United States.
In fact, just six states—Virginia, California, Hawaii, New York, Georgia, and Michigan—have outlawed dog and cat meat.
people in the States do kill dogs and cats and eat them.
The evidence is usually hidden, but the practice does go on, as multiple LCA investigations have revealed.
In a particularly disturbing case in Wisconsin in the ‘90s, a class B animal dealer—was also a dog butcher.
The dealer’s name was Ervin Stebane, and he would reportedly steal dogs from people’s yards, grab them from the streets or obtain them from well-meaning families who naively posted “free to good home” ads.
Stebane would tie a dog tightly to a post, shoot it in the head, slit its throat and then, once the blood had drained, sell it to customers seeking fresh dog meat.
He charged $25 to $75 a dog, depending on size.
But Stebane was never charged for selling dog meat.
He couldn’t be, because there was no law against it.

犬肉は、アメリカのほとんどの州では、未だに完全に合法です。
実際にバージニア州、カリフォルニア州、ハワイ州、ニューヨーク州、ジョージア州、ミシガン州の6つの州だけが、犬と猫の肉を禁止しています。
アメリカの人々は犬や猫を殺して食べます。
犬猫肉食の証拠は普通は隠されていますが、LCA(アメリカの動物愛護団体)の複数の調査が明らかにしましたので、その習慣は続いています。
ウィスコンシン州の、90年代に起きた特に世間を騒がせたケースでは、動物販売業者が犬肉屋でもあったということでした。
その動物販売業者の名前は、アーヴィン・ステバンといい、彼は人の庭から犬を盗んだり、路上で犬を捕まえたり、「無料で犬の良い飼い主(譲渡先)を見つけます」という広告を単純に掲示して、善意の家族から犬をだまし取ったりしていただろうと伝えられています。
ステバンは犬の首をしっかりと柱に縛りつけ、頭を銃で撃ち、喉を切り裂いて血抜きをした後に、新鮮な犬の肉を求めていた顧客に販売しました。
彼は犬の大きさ応じて、25ドルから75ドルを顧客に請求しました。
しかしステバンは、犬の肉を売ったことで決して刑事訴追されませんでした。
ステバンには、犬の肉を売ったことに違反する法律がなかったので、刑事訴追ができませんでした。



 その他にも、アメリカ合衆国では、「レストランで犬肉が売られている」、「犬の繁殖業者が食用に犬を出荷していた」というニュースがいくつも見つかります。その一つを例示します。


Chinatown Meat Market Denies Selling Dog Meat (After Admitting It) 「チャイナタウンの食肉市場は犬肉の販売を拒否しました(犬肉の販売を認めた後に)。2011年11月3日。

A CBS affiliate in Minneapolis investigating the owner of an illegal puppy farm reports that at least 170 dogs were sold to a Chinatown meat market, which in turn sold them as food.

ミネアポリスのCBS(アメリカ4大メディアの一つ)の関係者は、違法な子犬の繁殖業者の所有者を調べて、少なくとも170頭の犬がチャイナタウンの食肉市場に、食料として売却されたことを報道しています。



 以上のように、アメリカ合衆国では50州のうち44州が、犬猫の食用屠殺が全く合法です。例外的に犬猫の食用屠殺を禁じている6州でも、ハワイ州では事実上犬肉の工業生産が行われています。
 そのほか、信頼性の低いローカルメディアの記事は割愛しましたが、犬猫肉を禁じている6州のうちの、ニューヨーク州やカリフォルニア州のロサンゼルス市のレストランでも犬肉を提供しているという記事が見つかりました。実際にアメリカでは多くの州で犬猫肉は全く合法で、実際に食べられています。

 連載の最初の記事(「犬猫は特別な存在だから家畜に優越して保護されるのは普遍的価値観」は幻想)で引用した、Facebookの投稿者(なぜ犬食は問題なのか)は、無知蒙昧です。
 このFacebookの管理人である、Toshiaki Morioka氏の主張、「犬猫が人との共生主体である」「したがって他の家畜に対して優越して保護されるべき」は、その裏付けとなる学説などの証拠がありません。仮に「犬猫が人との共生主体であり、家畜に対して優越して保護されるべき」が、普遍的な価値観であるのならば、圧倒的に多数の国で、犬猫を家畜に優越して保護する法律や制度があるはずです。すなわち「犬猫に限り食用にしてはならない」や、「犬猫に限り殺処分してはならない」です。しかしそうではありません。最も世界に対して影響力のある先進国アメリカの、ほとんどの州で犬猫肉が合法で実際に食されているのです。たいして家畜である馬は、アメリカ合衆国連邦法で屠殺が禁じられています。州によっては、馬の屠殺と馬肉の流通は重罪です。次回はアメリカ合衆国における、「馬の屠殺禁止」について書きます。


(動画)

 6 Surprising Cat Eating Countries 「6つの猫を食べる意外な国」。2015年8月15日公開。6位スイス、5位オーストラリア、1位アメリカ(笑)。こちらでは「ハワイ州に犬猫食習慣がある」としていますが、ハワイ州では、アメリカ合衆国で例外的に犬猫食を禁じている6州の一つです。




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アメリカ、ユタ州の野良猫狩猟合法化議案に対する世論



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(Summary)
'Feral cat' bill passes Utah House.
The so-called "feral cat" bill allowing animals deemed pests to be shot was passed by the House Friday after several changes.
The bill is needed to allow farmers and ranchers to control feral animal populations without fear of being charged with animal cruelty. Feb. 25, 2011


 アメリカ合衆国では、複数の州で野良猫の狩猟駆除が合法です。ユタ州においても、2011年に野良猫を狩猟すること~射殺駆除の合法化議案が下院で可決されました。野良猫の狩猟駆除合法化に対するアメリカ人の世論はどうなのでしょうか。ユタ州下院における野良猫狩猟駆除合法化を報じる、マスメディアの記事に投稿されたコメントを紹介します。


 若干古いですが、アメリカ、ユタ州では、2011年に野良猫を射殺して狩猟駆除することが合法化されました(州法)。「その猫が明らかに野生化している=飼い主がない猫である場合」と、「合理的にその猫が飼い猫ではないと信じるに足る場合」は、猫を狩猟駆除(射殺)しても良いという内容です。それを伝えるニュースから引用します。
 'Feral cat' bill passes Utah House 「『野良猫』法案は、ユタ州議会で可決されました」。2011年2月25日。


The so-called "feral cat" bill allowing animals deemed pests to be shot was passed by the House Friday after several changes.
The House agreed to add back a provision allowing the humane shooting of an animal in an unincorporated area of a county if the shooter "has a reasonable belief" the animal is feral.
The bill was amended to apply only to areas where hunting is not prohibited, and quickly passed.

いくつかの変更を加えた後の金曜日に、有害とみなされた動物を撃つことを許可する、いわゆる「野良猫」法案がユタ州下院議会により可決されました。
ユタ州議会は、郡の未編入地域において狩猟者が、その動物(猫)が野生化していると「合理的に信じるに足る」場合は、人道的にその動物を射殺することを可能とするための条項を追加することで同意しました。
この法案は、狩猟が禁止されていない地域にのみ適用されるように訂正されて、即時可決しました。



 上記の法案が可決されたことを報じるマスメディアのニュースに対して、一般読者からいくつかのコメントが投稿されています。しかしわずか16コメントに過ぎません。州法改正により、猫の射殺が合法化が下院で可決されたにもかかわらず、世論の関心は低いと言わざるを得ないでしょう。以下にいくつか引用します。
 日本の一自治体の京都市における、いわゆる「野良猫餌やり禁止条例」が可決成立したニュースに対しては、数千レベルのコメントが投稿されました。それと比較すれば、アメリカにおける野良猫狩猟駆除に対する関心の低さは対照的です。


pedrolobo - Phoenix, AZ
Has it proven effective anywhere else?
Consider, for example, what was done on Marion Island, wheredespite being only 115-square-miles in size, barren, and uninhabitedit took 19 years to eradicate something like 2,200 cats?
Using disease (feline distemper), poisoning, intensive hunting and trapping, and dogs.
Shameful step backwards in terms of the humane treatment of animals.

Onward and Upward - St George, UT
This bill would be a disgrace to Utah and hurt our tourism status.

John Pack Lambert of Michigan - Ypsilanti, MI
If you do not properly restrain you pet cat than it is a feral cat and whoever shoots it is doing a good thing by preventing an over-population caused by your wild cat.
This law has the effect of making fewer things illegal.

John Pack Lambert of Michigan - Ypsilanti, MI
Why in the world should we tolerate feral cats that go around and disrupt the balance of nature anyway.
Killing them is the best way to keep nature in balance.

Tumbleweed - Centerville, UT
Feb. 25, 2011 5:07 p.m.
I suspect this bill won't have much affect on what's already happening.
Most everone has assumed shooting wild cats, dogs and pigeons was legal,
but they were inadvertently excluded from unprotected wildlife.

pedrolobo - アリゾナ州フェニックス
他の場所で(猫の狩猟駆除が)、効果があると証明されているのですか?
例えば、*マリオン島で何が行われましたか?
115平方マイルにすぎない、不毛の無人島で2,200匹のたかが猫のようなものを根絶するために、19年もかかったのです。
病気(猫のジステンパー)を感染させる、毒餌、集中的な狩猟と捕獲、犬を使用すること。
(この法案通過は)動物の人道的扱いに関する、恥ずべき一歩です。
(*アメリカ連邦政府が行った、希少生物保護のためのマリオン島野良猫根絶事業)

オンワード アンド アップワード - セントジョージ、ユタ州
この法案は、ユタ州への不名誉であり、私たちの観光地の評判を傷つけるでしょう。

ミシガン州のジョン・パック・ランバート - イプシランティ、ミシガン州
飼い主が適切にペットの猫を拘束していない場合は野良猫であり、それを撃つ人は、野良猫が原因の猫の数の増えすぎを防ぐことをしているので良いことをしています。
この法律は、*違法行為を減らすという効果があります。
(*本法案が下院で可決する前から、野良猫が撃たれるのが常態化していた)。

ミシガン州のジョン・パック・ランバート - イプシランティ、ミシガン州
自然界のバランスを乱してしまう野良猫を、世界ではなぜ容認しなければならないのでしょうか。
それらを殺害することは、自然をバランスのとれた状態に維持する最もよい方法です。

タンブルウィード - センターヴィル、ユタ州
私はこの法案は、すでに起きていることに対しては、大きな影響を与えないだろうと思います。
ほとんどの人は野生化した猫、犬、ハトの射殺を合法だとしていましたが、これらの動物は保護されていない動物から除外されていると勘違いされていました(註 野良猫などは、実際に狩猟駆除が合法化される前から実際には日常射殺されていた)。



(動画)

 GTA 5 PC Animal Apocalypse (Mod) GTA 5 PC Animal Apocalypse (Mod). Grand Theft Auto(グランド・セフト・オートシリーズ アメリカの大ヒットゲーム)(英語版以外もあります。ヨーロッパでも大ヒットしています)。
 なぜこれほどまでにアメリカ人は猫を悪者にしたり、憎んだりするのでしょうか。対してアメリカ人は、異常なほど野良猫に感情移入する人も多く、猫への感情の対立が激しい国民だと思います。




GTA 5 PC Car Mayhem Mod


TNRマネジメントにより、野良猫が倍増したアメリカ合衆国とイギリス



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(Summary)
Alaska is no place for feral cat colonies
Author: Al-Hajj Frederick H. Minshall


 「アメリカ合衆国とイギリス全土ではTNRマネジメントを導入した後に、野良猫は倍増した」。つまり「TNRマネジメントは野良猫を減少させる効果があるどころか、逆に激増させる」のです。この事実を元に、アメリカ、アラスカ州でのTNRマネジメントの合法化に反対しているジャーナリストがいます。また、猫のTNRマネジメントは公衆衛生上大きなリスクであり、その点からも強く反対しています。


 現在アラスカ州では、州規則により動物の多頭飼育においては、動物を閉じ込め管理することを義務付けています。Rick Sinnott: Feral cats have no place in AlaskaThe municipality's animal control ordinance Title 17 requires operators of multi-animal facilities to ensure that all animals are confined or in control wherever the animals are kept. 「自治体における動物管理条例 Title17においては、多頭飼育の動物施設の運営者に動物が飼われている場所ではすべての動物が閉じ込められているか、または管理されていることを要求しています」。その他にも動物の遺棄罪など、TNRが違法である可能性がある法令はいくつもあります。
 さらにアラスカ州では州による制度はもちろんのこと、傘下の自治体においても、猫のTNRマネジメントを合法とし、制度化しているとことは現在ひとつもありません(2017年4月23日現在)。List of governments supporting trap-neuter-return

 つまり現在アラスカ州では、猫TNRを行うことは違法行為です。アラスカ州では、TNRを支持する動物愛護団体が、州や傘下の市(自治体)で、猫のTNRマネジメントを合法化すべきという運動を行っています。しかし、猫のTNRマネジメントの合法化に強く反対しているジャーナリストがいます。反対の理由は、TNRマネジメントは猫による感染症のリスクを高めることがあります。その他にも、「アメリカ合衆国とイギリスでは、TNRマネジメントを取り入れた後には、野良猫の数が倍増した」ことも挙げています。その論説を引用します。
 Alaska is no place for feral cat colonies 「アラスカには野良猫の群れの居場所はありません」。2016年5月25日。


Felis catus is one of the world's most destructive invasive species in terms of public health and wildlife conservation.
Misguided individuals are currently pressuring municipal and state authorities to legally sanction maintaining colonies of "community" cats in Alaska.
Local "animal welfare activists" advocate allowing unrestrained feral cat colonies in Alaska and have hinted they already maintain such colonies illegally.
The group promotes "TNR" — Trap-Neuter-Return — whereby feral cats are trapped, sterilized, rabies-vaccinated and released where found.
Normally only the first rabies vaccination is given, as cats become trap-shy and difficult to recapture for administering booster shots.
Initial vaccinations are only good for one year.
"colony" cats may be exposed to rabies repeatedly.
The Centers for Disease Control and Prevention says cats are the leading domesticated rabies vector, with about 300 rabid cats reported annually in the U.S.
This is partly due to worthless 'no-kill' programs like TNR, which, combined with cat-dumping, have helped the U.S. feral population double in three decades.
Last year 52 people in seven states endured painful and expensive rabies treatments, at minimum $3,000 each, after being bitten by rabid feral cats .
But the most rapidly spreading cat-vectored zoonotic disease is toxoplasmosis.
One in five Americans are infected by this parasite. Each year 325 of them die from it and 4,500 are hospitalized.
The oocytes contaminate water sources through runoff,
even surviving in seawater.
Nearly all mammals and birds can be killed by them.
Toxoplasmosis causes miscarriages, still-births and microcephaly, severe mental retardation and blindness in newborns.
Ingested oocytes form brain cysts which may promote adult-onset schizophrenia and Alzheimer's.
They also form ocular lesions causing blindness or even eye-loss to over 70 people — mostly children — annually.
Since 1988 it's been known feral cats transmit MRSA, an antibiotic-resistant Staph aureus strain, through their bites.
These are but three of over 30 diseases transmissible from cats to humans — on April 22, three Park County, Wyoming, cats were diagnosed with plague.
Why would any sane person attract disease-ridden vermin to human dwellings and subsidize them with food?
TNR was invented in England.
It doesn't reduce feral cat populations.
Despite half a century of TNR, England's feral population has almost doubled — from 4.1 million in 1965 to 7.9 million in 2014.

For the sake of public health TNR must not be legalized.

フェリス・カトゥス(いわゆる「イエネコ」の学名)は、公衆衛生と野生動物保護の面における、世界で最も破壊的な侵略的外来種の1つです。
血迷った人達は、現在、アラスカ州の「地域(コミュニティ)」猫の群れを保持することを合法的に許可するために、市自治体や州当局に圧力をかけています。
アラスカで無制限に野良猫の群れの保持を許可すべきとする、地域の「動物愛護活動家」の支援者は、そのような野良猫の群れをすでに違法に保持していることを示唆しています(註 アラスカでは法解釈上猫のTNRマネジメントは違法行為とされています)。
このようなグループは、TNR(Trap-Neuter-Return)を推進しており、野良猫は捕獲され、不妊去勢され、狂犬病ワクチン接種されて、発見された場所に戻されます。
通常、最初の一回しか狂犬病予防接種が行われません、猫は罠にかかると、追加のワクチン接種の管理するために捕獲するのが難しくなるからです。
一回目の狂犬病予防接種は1年間だけ有効です。
TNRマネジメントにおける猫の集団は、繰り返し狂犬病の危険にさらされるでしょう。
アメリカ連邦政府疾病管理予防センターによれば、  猫は人に飼い馴らされた動物種の中では代表的な狂犬病の媒介動物であり、毎年約300匹の狂犬病感染猫がアメリカ合衆国で報告されています。
一部はTNRのような価値のない「ノーキル」プログラムによるものですが、捨て猫との組み合わせで、30年間でアメリカ合衆国の野良猫の個体数が倍増しました。
昨年はアメリカ合衆国7州において、52人が狂犬病の野良猫に噛まれた後に、痛みを伴う、最低でも3,000ドルという高価な狂犬病治療で我慢を強いられました。
しかし、最も急激に感染拡大している猫ー人の人獣共通感染症は、トキソプラズマ症です。
アメリカ人の5人に1人がこの寄生虫に感染しています。
毎年325人が死亡し、4500人が入院しています。
トキソプラズマのオーシストは水により流されて水源を汚染し、海水でも生き残ることができます。
ほぼすべての哺乳類や鳥類が、トキソプラズマに殺される可能性があります。
トキソプラズマ症は流産を引き起こし、出産前の小頭症、新生児の重度の精神遅滞および失明を引き起こします。
摂取したトキソプラズマのオーシストは、成人の統合失調症の発症およびアルツハイマー病を促進する可能性のある脳嚢胞を形成します。
トキソプラズマはまた毎年70人を超える人々(主に子供)に、視力喪失または視力喪失を引き起こす眼病変を形成します。
1988年以来野良猫は、抗生物質耐性黄色ブドウ球菌(Staph aureus strain=MRSA)を、咬み傷によって感染させることが知られていました。
これらの感染症は、猫から人間に感染する30以上の病気のうちの3つにすぎませんーワイオミング州のスリーパーク郡では、4月22日に、猫はペストに感染していると診断されました。
まともな人は、人間の住居に病気だらけの害獣を引き寄せて、餌で助けますか?
TNRはイギリスで発明されました。
野良の猫の個体数は減少しませんでした。
半世紀の期間、TNRマネジメント活動を行ったにもかかわらず、イギリスの野良猫の数は、1965年の410万匹から2014年の790万匹にほぼ倍増しています。

公衆衛生上、TNRマネジメントは合法化されてはなりません。



(動画)

 Cats: Why Trap Neuter Return does not work - Whiteboard Friday 「猫 なぜトラップ・中性化・リターン(TNR)は効果がないのですか」。2015年6月4日公開。ニュージーランド獣医学会によるものですが、TNRの問題はどこでも同じでしょう。

The New Zealand Vets Association has done a thorough review of the evidence around cat management (including TNR) and found that.
Trap-Neuter-Return (TNR) strategy would not be judicious for the majority of stray cats as it is costly, does not stop predation of wildlife by cats and has little effect on the spread of diseases amongst cats.
There is also little evidence that clearly shows TNR improves cat welfare overall or results in population decline on a broad scale.

ニュージーランド獣医学会は、猫の管理(TNRを含む)に関する証拠を徹底的に見直し、それを発見した。
Trap-Neuter-Return(TNR)戦略は、ほとんどの野良猫にとっては費用が掛かり、賢明とは言えませんし、猫による野生動物の捕食を止めませんし、猫の間の感染症の拡大防止にはほとんど影響を与えません。
またTNRが猫の動物福祉全体を改善することや、または猫の個体数減少が広範囲に及ぶことを明らかに示す証拠は、ほとんどありません。


アメリカの犬猫殺害は重罪なのか~アメリカ、オハイオ州犬射殺に関する日本の赤恥誤報道



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(Summary)
Chedester, who admitted to shooting and killing two dogs, makes court appearance.
BELMONT COUNTY, Ohio — The St. Clairsville man who admitted to shooting and killing two dogs on his hunting property last November is back in court.
Michael Chedester was indicted in January on two felony counts of prohibitions concerning companion animals.
A motion to decide whether a property owner may shoot and kill trespassing dogs that are chasing other animals on his own property would be admissible as a defense.


 「日本の動物虐待の罪は軽すぎる。欧米では動物虐待の罪は大変な重罪だ。だから日本は動物愛護後進国である」という情報が日本にまんえんしています。いくつかの「海外の動物虐待事件では厳罰になった」というニュースを根拠にしていますが、そのニュースそのものが嘘であるケースが大変多いです。例えば「アメリカ、オハイオ州で犬を射殺したハンターは懲役2年、罰金1万ドルの刑事罰が確定した」というニュースは大嘘です。


 「日本は動物虐待の罪が軽すぎる。対して欧米先進国では動物虐待は重罪だ」とする、個人ブログが数多くあります。例えば、次のような、海外の犬をハンターが射殺して、ハンターが厳罰に処せられたという関するニュースを根拠としています。実は、日本語訳の記事は嘘なのですが。
 【ハンティングの現実】狂気と化したハンターに射殺されてしまった愛犬たち。2017年1月11日(tsunayoshi)。


ピートさんはマイケル(チェダー氏)に「私の愛犬たちを殺したのはあなたなんですね?」と確認したところ、男はニヤつきながら驚愕の言葉を浴びせかけたのです。
「ああ、俺があんたの犬たちを殺したのさ。俺に新しい犬を買ってほしいって言うのか?だったらいつでも2匹の犬を買ってやるさ!」 (註 この記述も編集しすぎです。裁判において、マイケル・チェダー氏は弁済を申し出ているということです)。
すぐに警察に連絡を入れたのです。警察官立ち合いのもとハンターへの事情聴取がなされました。
このときは、訳かハンターの男は逮捕されなかったのです。
友人や近隣住人を含めた多くの人からの抗議により、男は逮捕されました。
そして、(マイケル・チェダー氏は)100万円強の罰金と刑務所に2年間収容されることが決定したのです。



 他にも、同様の報道をしているニュースソースを例示します。犬2匹を射殺したハンター 悪びれもなく「新しい犬を買ってあげる」 飼い主悲しみと怒りに震える(画像あり)。2016年12月日。


・目を離した隙に家から抜け出した愛犬2匹
・すぐ近くの森でハンターに射殺されてしまった
・現場にかけつけると自慢げに殺害したことを自白するハンター
・「新しい犬を2匹買ってあげる」とまで言う
・ハンターは逮捕、有罪判決を言い渡される
後に容疑者・マイケルは逮捕。
重罪として有罪判決を受け、犬1匹につき刑務所に1年の収容(つまり2年の懲役刑)と共に5,000ドル(=約58万円)の罰金となりました。
エミーとベラ2匹で、合計2年と10,000ドル(=約116万円)です。



 結論から申し上げますが、上記の日本のメディアによる記事の内容つまり「犬を射殺したハンターは、重罪として有罪判決を受け、犬1匹につき刑務所に1年の収容(つまり2年の懲役刑)と共に5,000ドル(=合計で1万ドル)の罰金となりました」は真っ赤な嘘です。
 真実は、この事件は現在(2017年4月)公判中であり、ハンターのマイケル・チェダー氏の判決は出されておりません。有罪無罪、ましてや処罰の内容は全くわかりません。「罰金1万ドルと懲役2年」の併合罪は、オハイオ州法で、考えられる限り最高限度の処罰内容です。それでは現時点で最も新しい、この事件を報じる、アメリカのメディアの記事を引用します。 
 Alleged Belmont County dog killer seeks defense「オハイオ州ベルモント郡の犬殺害者は、無罪を主張しています」。2017年4月12日記事。


Chedester's attorney asked Belmont County Common Pleas Court judge to decide if the Ohio law that allows a property owner to shoot dogs chasing animals on his property applies to his client.
The judge gave both sides a 10-day deadline to respond to the arguments made in court Monday before he will make a decision on the request.
If convicted, Chedester faces up to two years in prison.

チェダー氏(犬を射殺した男性)の代理人弁護士は、不動産所有者(チェダー氏)が、自分の所有物である動物を追う犬を射殺することを許可するオハイオ州の法律が判決において、チェダー氏に適用されるべきであると下級審裁判所に請求しました。
裁判官は、月曜日に行われた審議に応じて、請求に対する判決を出す前に、両当事者に対して10日間の期限を与えました。
仮にチェダー氏が有罪判決を受けた場合は、チェダー氏は最高で2年の懲役になります。



(動画)

 Ohio Hunter charged after shooting two dogs 「オハイオ州のハンターは、2頭の犬を射殺した後に刑事告発された」。2016年11月30日公開。
 オハイオ州で2頭の遁走した犬を射殺したハンターは、動物虐待の罪で刑事告発を受け、2017年4月12日時点で公判中です。従って、まだ有罪か無罪か、有罪であった場合の処罰は分かりません。オハイオ州は、比較的動物の保護に厚い州ではありますが。




 先に述べた通り、この事件を報じる日本のメディアは、全てマイケル・チェダー氏(犬を殺害した人物)の有罪(懲役2年、罰金1万ドルの併科)が確定したと報じています。本当に、日本の動物愛護に関する海外の報道は大嘘ばかりです。さらにその大嘘報道を受けて、「アメリカは動物虐待の罪はこれほど重い。対して日本は動物虐待の罪が甘すぎる」という、SNSやブログでの拡散で盛り上がります。
 アメリカの場合は、刑事事件で無罪になる確率は高いです。それと刑罰の上限で裁かれることはまずありません。日本の動物愛護管理法44条1項違反「愛護動物のみだりな殺傷」においても、最高刑は懲役2年もしくは罰金200万円以下です。特別アメリカ、オハイオ州とくらべて、動物虐待の罪が軽いとは思いません。日本でも、動物愛護管理法44条1項違反「愛護動物のみだりな殺傷」では、大概略式の罰金刑か、重くても執行猶予付き判決です。それと同様のことが、このオハイオ州の犬射殺事件でも予想できます。それよりも、アメリカの場合は、先に述べた通り、無罪になるケースが日本と異なり多いのです。私見ですが、この事件は無罪になる可能性があります。犬の飼い主のピーター氏がマイケル・チェダー氏の土地に犬を入れて財産権を先に侵害しているのです。オハイオ州では、自分の土地に進入する犬を射殺し、財産を守ることが合法だからです。有罪になったとしても、僅かな罰金刑で済むと思います。
 例えばこのような記事があります。Chedester, who admitted to shooting and killing two dogs, makes court appearance。この記事では、his own property would be admissible as a defense.「チェダー氏の犬殺害は、彼の財産権の防衛として認められるだろう(つまり「無罪」になる)との見通しを示しています。

 いずれにしても、このような嘘報道を行うメディアは問題です。特にTunayoshiというメディアですが、海外に関する報道では、偏向、捏造、誤り報道がほぼ全てといっても過言ではない問題メディアです。さらに盲目的にそれを信じて、「日本は欧米先進国と比べて動物虐待の罪が軽すぎる。日本は動物虐待大国、動物愛護後進国だ!」とブログやSNSで盛り上がることに対して、私は狂気すら感じます。
 蛇足ですが、おそらく、元記事のchargedを誤訳したものと思われます。chargedは、「(料金などを)負担させる」という意味もありますが、「刑事告訴・告発を受ける」という意味もあります。メディアの質も低すぎます(charge)。この事件に関しては、判決が報道されれば、それも記事にしたいと思います。
プロフィール

さんかくたまご

Author:さんかくたまご
当ブログのレコード
・1日の最高トータルアクセス数4332
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・カテゴリー(猫)別最高順位7724ブログ中17位
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1959年生。
大阪府出身、東京育ち(中学は世田谷区立東深沢中学校、高校は東京都立戸山高校です)。
現在は、兵庫県西宮市在住です。
一人暮らしです。

趣味はクルマをコロガスこと(現在のクルマは4代目のメルセデスベンツです。ドイツ車では5代目)、庭での果樹栽培、家の手入れ掃除です。
20歳代前半から商品先物、株式投資をはじめ、30歳で数億円の純資産を得るが、その後空売りの深追いで多くを失う。
平成12年ごろから不動産投資を行い成功、現在50数戸を無借金で所有。
不動産投資では、誰も見向きもしなかったキズモノ、競売物件などをリノベーションする手法です。

・座右の銘は「人の行く裏に道あり花の山」
・好きな生き物 メジロ
・尊敬する人 ガブリエルシャネル(シャネル社創業者)
・好きな言葉 Das Beste oder nichts「最善か無か」。ダイムラー・ベンツ社の企業理念。私自身は何事も中途半端でいい加減です。ですからこの言葉に憧れます。

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