イギリスの馬肉タブー~「犬猫は特別な存在だから家畜に優越して保護されるのは普遍的価値観」は幻想」まとめ



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(Summary)
Why do the British have such a revulsion over the idea of eating horsemeat?
There is no real logic.
Taboo of dog meat cat meat in some countries is also the same.
The killing of Specific animals for meat is still an emotive subject as many people see them as companion animals rather than a food source.



 記事、
「犬猫は特別な存在だから家畜に優越して保護されるのは普遍的価値観」は幻想
憲法で牛の屠殺を禁じ、犬を大量殺処分しているインド~「犬猫は特別な存在だから家畜に優越して保護されるのは普遍的価値観」は幻想
「犬猫は特別な存在だから家畜に優越して保護されるのは普遍的価値観」は幻想~インドでは牛の屠殺は憲法で例外なく禁じられているが犬は食用である
44州で犬猫の食用屠殺が合法なアメリカ合衆国~「犬猫は特別な存在だから家畜に優越して保護されるのは普遍的価値観」は幻想
馬の屠殺を連邦法で禁じ、44州で犬猫の食用屠殺が合法なアメリカ合衆国~「犬猫は特別な存在だから家畜に優越して保護されるのは普遍的価値観」は幻想
の続きです。「犬猫は特別な存在だから家畜に優越して保護されるのは普遍的価値観は幻想」の連載においては、インドとアメリカ合衆国の事例を挙げました。犬猫に優越してインドでは牛馬など、アメリカでは馬を保護していることを書きました。今回はイギリスの馬肉タブーなど、ヨーロッパの事情について書きます。



 「犬猫は特別な存在だから家畜に優越して保護されるのは普遍的価値観は幻想」の連載においては、インドとアメリカ合衆国を例に挙げて、「犬猫は特別な存在だから家畜に優越して保護されるのは普遍的価値観」、つまり「犬猫はその他の飼育動物に対して優越して保護されるべき存在であり、殺したり食用にしてはならない」が、単なる思い込み、幻想であることを書きました。
 インドでは牛の屠殺を憲法で禁じていますが、犬は食用です。動物の殺害においてもインドでは、犬猫に対して牛、馬などの家畜は法律上はるかに優越して保護されています。
 アメリカでは44州で犬猫の食用屠殺が合法で実際に食されています。対して馬の屠殺は連邦法で禁じられています。動物虐待の処罰においてもカリフォルニア州では、馬は犬猫などの他の動物において著しく優越して保護されています。今回は、ヨーロッパについて書きます。

 私は今まで何度も、スイスの犬猫食習慣について記事にしています。スイスでは犬猫の食用屠殺は合法で、農村部では一般的に食べられています。スイスのマスメディアのインターネット調査によれば、10%半ばのスイス国民が「犬猫を食べている。食べたことがある」と回答しています。次のような記事です。
「スイスで犬または猫の肉を食べたことがある人の割合は15%」というマスメディアの調査
「スイスで猫肉を食べる人の割合は3%」は嘘?~実際ははるかに多いとの調査結果がある


(画像)

 «Schweizer sind Katzenfresser» 「スイス人は猫を食べる」(2014年11月27日)、より転載。 

スイス 猫肉


(画像)

 Ein einig Volk von Hunde-Fressern 「新聞でのスイスの悪評 犬を食べることに寛容なスイス国民」。2013年4月1日、より転載。

スイス 犬肉


 ヨーロッパにおいては、スイスでは犬猫食、そのほかポーランドなども現在も犬食が行われています。反面イギリスにおいては、馬肉は絶対的にタブー視されています。法律では禁じられてはいませんが、日本での犬猫食に匹敵するでしょう(日本でも犬猫食は禁じられていません。犬肉の輸入統計があります。一部の韓国料理店などでは普通に提供されています)。
 なお、イギリスは犬肉を禁じる法律もなく、ロンドンの中華レストランで提供されています。アングロサクソン系のイギリス人は、犬肉を食べる習慣はほぼありません。イギリス人にとっては、馬肉は犬猫肉に匹敵するタブーです。以下に、イギリスにおける馬肉タブーについての、BBCニュースの記事がありますので引用します。Why are the British revolted by the idea of horsemeat? 「なぜイギリス人は馬肉を食べるという考えに敵対するのですか?」。2013年1月18日。


Why do the British have such a revulsion over the idea of eating horsemeat?
There is no real logic as to why plenty of Britons are perfectly willing to eat cows, pigs, and chickens, but see horses as taboo, according to Dr Roger Mugford, an animal psychologist who runs the Animal Behaviour Centre.
Part of the reason is people frequently see horses as pets, and humans tend to put "extra qualities and values" on animals they call pets, he says.
History is also responsible for attitudes towards horses, according to Mugford.
Horses helped out in warfare.
There have been huge sacrifices alongside riders in historic battles.
Their widespread use as working animals has had a lasting effect.
Before railways, horses were the main means of transport.
Why is one species cherished while another is spurned?
Rather than seeing them as "cute", others may be more inclined to think of horses as majestic, or associate them with nobility.
The killing of horses for meat is still an emotive subject as many people see them as companion animals rather than a food source, according to the RSPCA.

なぜイギリス人は、馬肉を食べるという考えに対して、このように嫌悪感を持つのでしょうか?
多くのイギリス人が牛、豚、鶏を全く普通に食べていますが、それについては本当は論理はありませんが、the Animal Behaviour Centre 「動物行動センター」の動物心理学者、ロジャー・マグフォード博士によると、馬肉はタブーと見なされます。
その理由の一つは、人々がしばしば馬をペットとして見ているためで、人間はペットと呼ばれる動物では「余分な資質と価値」がありますと、ロジャー・マグフォード博士は言います。
マグフォード博士によれば、歴史にもまた、そのような馬の扱いの原因があります。
馬は戦争に寄与しました。
歴史的な戦いでは騎馬兵とともに、馬は大きな犠牲が払われてきました。
使役動物としての馬の利用は、永続的な効果をもたらしました。
鉄道が普及する以前は、馬が主要な輸送手段でした。
他の動物種が見捨てられているのに、なぜある1つの種が保護されているのですか?
馬を「愛らしい」と見ている人以外は、馬は雄大であるいは高貴なものとして考える傾向があります。
RSPCAによると、 肉のために馬を殺害することは、多くに人が馬を食料としてではなくコンパニオン・アニマル(伴侶動物)としてみなすために、いまだに感情的な問題です。



 上記のBBCのニュースにおいても、イギリス人にとって馬肉が絶対的なタブー(禁忌)である理由を、「馬は伴侶動物であり他の動物種とは異なる」ことを挙げています。つまり日本の犬猫愛護家の、「犬猫は他の飼育動物種と異なる」との主張と同じで、馬が犬猫に置き代わったに過ぎません。「どのような動物種が人にとって特別な存在であり、他の動物種に対して優越して保護すべきか、食用としてはならないか」は、絶対的な規範基準というものはありません。個々人の主観的な感情(単なる好き嫌い)や、その国や民族の宗教を包含した文化、歴史的背景などにより、流動的に変化します。
 「犬猫は特別な存在だから家畜に優越して保護されるのは普遍的価値観」。つまり「犬猫は人にとっては伴侶動物としての特別な存在であり、他の飼育動物種とは異なる。したがって犬猫は他の飼育動物種に対して優越して保護するのは普遍的価値観であり、犬猫に限り絶対殺してはならないし、食用としてもならない」は単なる幻想、根拠のない思い込みです。しかし日本で「(犬猫)動物愛護活動家」を自称している人たちは、それが普遍的な価値観、倫理と主張しています。彼らは海外の事情や歴史的背景などを学ぶ必要があると思います。日本の「犬猫至上主義者」は、どれだけ日本の動物愛護を歪めているか計り知れません。


(動画)

 Eating Horse Meat?! 「馬を食べる?!」。2016年1月16日。日本での馬肉食を驚きを持って収録されたビデオ。アングロサクソン系(特にアメリカ人)にとっては、日本の馬肉食は、韓国中国での犬猫食に匹敵するほどの非倫理的で野蛮な行為に思われていると感じます。日本人が、中国や韓国の犬猫肉の料理屋のビデオを見るのと同じ感覚でしょう。なお、アメリカでは鯨、イルカは、食用として提供することは刑事罰の対象です。日本人が中国、韓国などの犬猫食を攻撃し、「欧米に倣った先進国」ぶるのは、滑稽にすら見えます。




(動画)

 Spencer Wilson: Pit bull attacks Horse, Family Fights to save Dog's Life 「スペンサー・ウィルソン:馬を攻撃したピット・ブル。犬の飼い主の家族は犬の命を救うために戦っています」。2017年5月20日公開。
 アメリカ、オレゴン州で、馬を襲ってけがをさせた犬は、強制殺処分の行政命令が郡により出されました。犬の飼い主は裁判を提起し、犬の殺処分を回避しようとしています。Now the dogs fate is in the hands of the courts.「現在犬の運命は、裁判所の手に委ねられています」。隣家の馬に噛み付いた犬は、すぐさま馬の飼い主から頭部と首に銃撃を受けました。犬は瀕死の重傷を負いましたが、犬の飼い主が獣医師に運び、大手術により一命を取り留めました。馬はごく軽症でした。興味深い事件ですので、後ほど改めて記事にします。


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1959年生。
大阪府出身、東京育ち(中学は世田谷区立東深沢中学校、高校は東京都立戸山高校です)。
現在は、兵庫県西宮市在住です。
一人暮らしです。

趣味はクルマをコロガスこと(現在のクルマは4代目のメルセデスベンツです。ドイツ車では5代目)、庭での果樹栽培、家の手入れ掃除です。
20歳代前半から商品先物、株式投資をはじめ、30歳で数億円の純資産を得るが、その後空売りの深追いで多くを失う。
平成12年ごろから不動産投資を行い成功、現在50数戸を無借金で所有。
不動産投資では、誰も見向きもしなかったキズモノ、競売物件などをリノベーションする手法です。

・座右の銘は「人の行く裏に道あり花の山」
・好きな生き物 メジロ
・尊敬する人 ガブリエルシャネル(シャネル社創業者)
・好きな言葉 Das Beste oder nichts「最善か無か」。ダイムラー・ベンツ社の企業理念。私自身は何事も中途半端でいい加減です。ですからこの言葉に憧れます。

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