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「犬猫は特別な存在だから家畜に優越して保護されるのは普遍的価値観」は幻想~インドでは牛の屠殺は憲法で例外なく禁じられているが犬は食用である



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(Summary)
India is prohibiting the slaughter of cattle in the Constitution.
But Indian people eat dog meat.
Dog meat,Nagaland and few other north eastern states where it is considered by some as 'healthy'.
In India and Nagaland State, more than 30,000 dogs are thought to be killed each year, for edible purposes.


 記事、
「犬猫は特別な存在だから家畜に優越して保護されるのは普遍的価値観」は幻想
憲法で牛の屠殺を禁じ、犬を大量殺処分しているインド~「犬猫は特別な存在だから家畜に優越して保護されるのは普遍的価値観」は幻想
の続きです。
 インドでは憲法で牛の屠殺を例外なく禁じています(*1、)。さらにインドでは刑法では、「牛、馬」などの家畜に対しては経済的価値の有無にかかわらず、殺傷は最高刑が5年と罰金の併科という重罪です。対して野良猫や犬(無主物。所有者がない、経済的価値がないもの)は、殺傷に対して罰する規定がありません(禁止される殺害方法はあります)(*2)。食用においてもインドでは、牛の食用屠殺を例外なく禁じていますが、犬食はかなり広く行われています。


*1、インドでは憲法で牛の屠殺を例外なく禁じています。

出典はこちらの記事に示しています。
憲法で牛の屠殺を禁じ、犬を大量殺処分しているインド~「犬猫は特別な存在だから家畜に優越して保護されるのは普遍的価値観」という幻想

*2、インドでは刑法(動物虐待に関する章)では「牛、馬」などの家畜に対しては、経済的価値の有無にかかわらず、殺傷は最高刑が5年と罰金の併科という重罪です。対して野良猫や犬(無主物。所有者がない、経済的価値がないもの)は、殺傷に対して罰する規定がありません(禁止される殺害方法はあります)。

出典はこちらに示しています。「インドは殺処分を廃止した」は大嘘


 今回の記事は、インドの犬食について書きます。サマリーで述べた通りインドでは、牛の屠殺が例外なく禁じていますが、犬を食べる習慣はかなり一般的です。インドの犬食については、屠殺方法や管理手法などが残虐という理由から、多くの外国の動物愛護団体が批判しています。
 インドの犬食についての情報は、極めて多数あります。その一例をあげます。The dog meat death pits: Terrified animals are hog-tied and thrown on top of each other before being clubbed to death for India's illegal canine flesh trade in shocking footage 「犬肉の死の小屋 おびえる犬たちが足首を縛られ、棍棒で殴り殺される前に投げ込まれるインドの違法な犬肉売買の衝撃的な映像」。2016年7月13日。イギリス、デイリーメール紙(なおこの報道は外国のイギリスのメディアであり、偏向があります。インドの法令においては、犬の食用屠殺や食用そのものをを禁じる規定はありません)。


It's thought more than 30,000 dogs are killed in Nagaland state every year.
The chilling video was shot in a dog meat death pit in Kohima, where canines were beaten with wooden sticks and killed in front of each other for their meat.
Dogs packed in sacks with just their heads poking out,
their mouth either stitched closed or bound tight with rope to keep them quiet.
During transport and display in the markets, they are denied movement, food or water, before finally being clubbed to death.
The consumption of dog meat is already against the law in India, as is the cruel transport and treatment of animals, which violates animal transportation provisions and the Prevention of Cruelty to Animals Act, 1960.
But these provisions are being openly ignored by the traders.
Dog meat,Nagaland and few other north eastern states where it is considered by some as 'healthy'.

インド、ナーガランド州では、毎年3万頭以上の犬が殺されていると考えられています。
この冷酷なビデオは、コヒマの犬肉の死の小屋で撮影され、ここで犬は木製の棒で殴られ、肉のために全て殺されました。
犬は袋に詰め込まれれて頭だけを突き出して、犬たちの口は閉じた状態になっているか、ロープで縛られているので、静かにさせられています。
市場までの輸送や展示中の、犬たちは最終的に殺されるまでは、運動、食べ物、または水を与えられません。
犬の肉の消費は既にインドでは違法となっており、動物の残酷な輸送と扱いと同様に、「動物輸送規定」および「1960年の動物虐待防止法」に違反しています(註 インドの犬肉食生産流通販売においては、輸送手段や取り扱いに違反するだけで、犬の食用屠殺そのものや犬肉食を禁じる法律はインドにはありません。その点においては、本記事は偏向があると思います)。
しかしこれらの条項は、犬肉の取引業者によって公然と無視されています。
犬の肉は、ナーガランド州といくつかのインドの他の北東部の州では、「健康的な食材」とみなされています。



 つまりこの連載の最初の記事で引用した、なぜ犬食は問題なのか。Toshiaki Morioka氏の主張、「犬猫は特別な存在だから家畜に優越して保護されるのは普遍的価値観」は、誤りです。
 インドでは、動物の殺害においては、刑法(動物虐待に関する章)では著しく「牛、馬」などの家畜を、野良犬野良猫に優越して保護しています。「牛、馬」などの家畜の殺傷に関しては、最高刑が懲役5年という重罪であるにもかかわらず、野良犬野良猫(飼い主がいない。経済的に無価値、無主物)の殺害を罰することはできません。さらに犬猫の食用屠殺を禁じる規定はありません(註  リンクのイギリス、デイリーメール紙の記事にあるような、輸送や扱いにおいての基準を満たさないことと犬の食用屠殺は別問題)。対して、インドは憲法で牛の屠殺を例外なく禁じています。

 このような反論があるでしょう。「インドはヒンズー教という特殊な宗教がある。さらに先進国とは言えない。だから動物に関する規定はインドは例外であり、参考にはならない。欧米などの先進国の価値観が普遍的であり、それに倣うべきである。欧米では犬猫は特別な存在だから家畜に優越して保護されているではないか」。しかしこれも誤りです。欧米ではスイスなどの、犬猫食が合法で食べる習慣がある国がいくつかあります。
 アメリカ合衆国では馬の食用屠殺は連邦法で禁じていますが、犬猫の食用屠殺は44州で合法です。アメリカの両連邦議会は「馬は特別な存在でほかの家畜(犬猫も家畜です)に優越して保護されるべきである」と決議しました。さらには、「馬は人の伴侶動物、友人である、他の動物とは異なる」という意見がインターネッ上で多数見つかります。また「ほかのコンパニオン動物である犬猫の殺害は容認されるが馬はそうではない」ともあります。次回以降は、アメリカについて述べます。


(動画)

 Dog Meat Market in Nagaland India 「インド、ナーガランド州の犬肉市場」。2017年4月13日公開。。

People of Nagaland State in North - East India eat Dog Meat.
Video shows selling dog meats in a Nagaland Market.
Dog Meat Price in Nagaland is around 2700 RS per Dog.

インド北東部のナーガランド州の人々は犬肉を食べます。
ビデオは、ナーガランドの市場で犬の肉を売っていることを示しています。
ナーガランドの犬肉の価格は、犬1頭あたり約2700インドルピーです。
 




(動画)

 Dog Meat in Biryani; Food Samples Collected from Hotel in Kanpur - Aaj Ki Khabar 「ビリヤニ(インド風混ぜご飯)の犬の肉 ウッタル・プラデーシュ州、カンプールのアジャイキハバールのホテルから収集した食品サンプル」。2017年4月22日公開。
 ホテルで提供した料理に、犬肉を用いていたようです。この事件は、犬肉が禁じられているために違法だということではなく、不当表示が問題になったということでしょう。インドというお国柄ですから、これは氷山の一角として認識したほうがよさそうです。カンプールはかなりの大都市で、日本人のインド旅行者も、知らずのうちに犬肉を食べているかもしれません。

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1959年生。
大阪府出身、東京育ち(中学は世田谷区立東深沢中学校、高校は東京都立戸山高校です)。
現在は、兵庫県西宮市在住です。
一人暮らしです。

趣味はクルマをコロガスこと(現在のクルマは4代目のメルセデスベンツです。ドイツ車では5代目)、庭での果樹栽培、家の手入れ掃除です。
20歳代前半から商品先物、株式投資をはじめ、30歳で数億円の純資産を得るが、その後空売りの深追いで多くを失う。
平成12年ごろから不動産投資を行い成功、現在50数戸を無借金で所有。
不動産投資では、誰も見向きもしなかったキズモノ、競売物件などをリノベーションする手法です。

なお、SNS、掲示板、QandAサイトなどでは、多数の本ブログ管理人の私(HN さんかくたまご)(武田めぐみ)のなりすまし、もしくはそれと著しく誤認させるサイトが存在します。
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