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無許可持込の犬猫は即殺、野良猫は根絶という国、アイスランド



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(Summary)
Tourist Sneaks Cat Into Iceland, and Iceland Kills the Cat
Swiss woman also gets billed for disinfecting her camper


 ヨーロッパ最北部の小さな島国である、アイスランド。この国は、世界でも数少ない狂犬病清浄国です。それと同時に、ヨーロッパ大陸から隔絶した島国という特殊な地勢条件から特異な生態系が存在しています。アイスランドは、生態系保護と狂犬病対策のために、2000年に国内全域で、野良猫根絶事業を行いました。そのような理由からアイスランドでは、海外からの犬猫などの持ち込みは大変厳しく、無許可持ち込みの場合は、即時殺処分されます。


 まずアイスランドの説明から。アイスランド。「アイスランド共和国、通称アイスランドは、北ヨーロッパの北大西洋上に位置する共和制を取る国家である。首都はレイキャビク。総人口は約31万人。面積は102,828km2と、日本の北海道と四国を合わせた程度の面積である。多くの火山が存在し、温泉も存在する」。レイキャビクは、最も高緯度の独立国の首都です。
 このアイスランドですが、ヨーロッパ大陸から隔絶した絶海の孤島という地勢条件もあり、特異な生態系が存在します。希少種の野鳥の繁殖地として重要な場所です。また、狂犬病清浄国です。そのような理由から、アイスランドでは犬猫など国内持ち込みの検疫は厳しく、無断持ち込みは当局に押収されて即時殺処分されます。

 今年の4月に、フェリーで自家用車に飼い猫を乗車させて通関手続きなしに飼い猫をアイスランドに持ち込んだスイス人女性がいます。それはアイスランド警察に発覚することとなり女性は逮捕されました。さらにその猫はアイスランド警察により押収され、即時殺処分されました。
 記事、Tourist Sneaks Cat Into Iceland, and Iceland Kills the Cat 「観光客が猫をアイスランドに無許可で持ち込んだために、アイスランド当局は猫を殺しました」。2017年4月30日。


Swiss woman also gets billed for disinfecting her camper.
Iceland's beauty attracts more than a million travelers from around the world every year.
A Swiss woman in her 60s entered the country in her camper by ferry and snuck her cat in along with her.
Under Icelandic law, pets entering the country can only pass through Keflavík International Airport, must have the proper paperwork, and must be quarantined for a month, reports the Iceland Review.
Police acting on a tip arrested the woman in Höfn in southeastern Iceland within two hours of her arrival and promptly brought her cat to a vet, where it was killed.
Iceland has a delicate ecosystem to protect, and that many diseases found in animals all over the world have never been detected in Iceland—including rabies.
Iceland Magazine reports that this isn't the first time a cat has been smuggled onto the island only to be euthanized.
In 2003, police put down a French couple's cat they'd hidden in their RV.

その上スイスの女性旅行者は、自分のキャンピングカーの消毒代まで請求されました。
アイスランドの美しさは、毎年世界中から百万人以上の旅行者を呼びよせています。
60歳代のスイス人女性は、フェリーで自分のキャンピングカーで入国しましたが、一緒に自分の飼い猫を潜入させました。
アイスランドの法律では、ペットを入国させる場合はケフラビク国際空港経由のみだけが許可されており、必要な書類を揃えていなければならず、さらにペットは1ヶ月間隔離されなければなりません。
警察は、そのスイス人女性の到着から2時間以内に、アイスランド南東部のホフンで女性を逮捕しました。
そしてすぐに彼女の猫を獣医に連れて行き、そこで殺害しました。
アイスランドでは保護すべき繊細な生態系があり、狂犬病を含む、世界中の動物に見られる多くの病気は、アイスランドでは全く検出されていません。
アイスランドの雑誌によれば、猫が安楽死させられるためだけに島に密入国されたのは、これが初めてではないとのことです。
2003年には、アイスランドの警察は、フランス人の夫婦がRV車に隠していた猫を安楽死させました。



 アイスランドでは、国外からの犬猫などのペットの持ち込みに対しては大変厳しい対応をしています。その背景には、アイスランドが野良猫野良犬の根絶を国の方針としていることが挙げられます。野良犬野良猫の根絶方針の理由は、先に述べた特異な生態系の保護と、狂犬病をはじめとする感染症の予防です。
 驚くことに、アイスランドでは、首都のレイキャビクでは一時期、一般市民の犬の飼育が禁止されていました。これは犬の感染症がまんえんしたことが原因ですが、現在は解除されています。野良猫に関しては、アイスランドは過去から現在まで根絶事業を継続してきました。今ではほとんどアイスランドでは、野良猫は根絶されているようです。
 記事、10 interesting things you (probably) didn't know about Reykjavík. 「アイスランドの首都レイキャビクについて、おそらくあなたが知らなかった10の興味深い事柄」。2015年10月8日。


The feral cat population was brought under control in the 1980s and ‘90s.
A massive operation in 2000 to eradicate the remaining feral population found only a handful of cats who didn’t have a warm windowsill to return to.

野良猫の数は、アイスランドでは1980年代と90年代にコントロール下に置かれました。
*1、2000年には野良猫の根絶事業(eradicate 一匹も残さず)が行われましたが、帰ることのできる暖かい家がない(註 つまり「野良猫」)、生き残った野良猫の数は、ほんの一握りしか見つけられませんでした。

*1、2015年にも野良猫根絶事業を行っています。それによりほぼ根絶に成功したとされています。


(動画)

 a pet shop in reykjavik iceland. 2007/10/27 に公開。わずか人口30万人あまりの小国、アイスランド。それでもしっかりと、レイキャビクには生体販売ペットショップが存在します。
 
(参考資料)


バカ毎日新聞きちんと取材しろ!福岡の殺処分2割は偽善!あまりの弊害からこんなHPが!、から。
面白いコメントがありますのでご紹介します。
なお、HNのちっちさんという方はこちら。
本名:仲市素子さん

Unknown (チッチ)
2013-09-22 18:20:26
さんかくさん、事実の間違いだけ指摘しておきます。
アイスランドが「野良猫は即殺の反応を示したとは思えませんね。
*1、根拠となるソースがあるのなら示して下さい。
ちょっとあり得ない話です。そもそも、*2野良猫が大きな問題となるような条件がアイスランドには無いでしょう。
*3、いい加減なデマを流布してはいけません。
日本人観光客によれば、野良猫がのんびり歩いていたそうですよ(大笑)。
 「アイスランドに行って来ました!」
さんかくさんの理解力には相当、問題がありますね。
*4、(狂犬病による暴露後治療例が)北米では猫がトップとどこかで書いてらしたのは、多分 「根絶」などと漠然とした表現は使えない分野なのです。
こかで書いてらしたのは、多分、カナダ・オンタリオ州の公式サイトを見て早合点されたのだと推測します。
確かに犬より猫の方が多いんですよ~と警告を発しています。
ただ、それは恐らく1980から10年間弱の統計でしょう。
*5、1998年~の統計が掲載されていますが、それでは猫は犬よりも少ないです(註 その資料は探しても見つかりませんでした。それを言うのならば出典を示してください)。

間違いを指摘されても、大赤恥をかかさえれたと受け取る方が異常ですね。
愛誤とそっくりです。


*1、今回の記事にソースのリンクを貼っております。

*2、今回の記事のリンクでは、「アイスランドの生態系は大変デリケート」とあり、外来生物の侵入は重大問題とされてます。

*3、チッチさん、あなたの言われていることはデマではないですか。あなたこそソースを付けてください。

*4、狂犬病暴露後治療を受けた原因動物の80%が猫という、私の記事のことでしょうか。
権威ある学術誌、Audubonの記事から引用しています。
元記事がリンク切れですが、この記事を引用したサイトがあります。
TNR Reality Check
About 80 percent of rabies shots administered to humans result from contact with feral or stray cats.
This fact and other pertinent information can be found in the September-October 2009 Audubon magazine Incite article.
ヒトにおける、狂犬病暴露後治療(注射)の約80%は、ノネコや野良猫と接触した結果生じます。
この事実およびその他の関連情報は、2009年9月から10月のAudubon誌のInciteの記事に掲載されています。

*5、ちなみに、アメリカ合衆国では、猫の狂犬病感染例は、犬の4倍以上です(The Burden of Rabies)。
チッチさんは英語を読めますかね?グラフがありますよ。


 この方は、全く出典も示さないで、延々と攻撃し、絡んできます。このような私のブログ記事に対するコメントの連投もあります。ここでは、前後の記事で100コメは連投していますが、ただの一つも出典も付けていません。このような、メンタルヘルス的に問題がある方が絡んできたり、ブログを離れたところでも、異常はほどの攻撃、根拠のない誹謗中傷、名誉毀損の被害に常に遭う可能性があるのが、ネットの世界です。
 アイスランドに関する記事をかいて、かつてのこの方のコメントを思い出しました。それにしても、根拠もなく延々と、相手を憶測(間違った知識)だけで恥ずかしげもなく攻撃し続けるわけですから(私のほうが赤面してしまいますが~苦笑)、その根性は見上げたものです。この方は名誉毀損罪で有罪判決を受けています。また最近も逮捕されているようです。

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No title

アイスランドの自然保護は日本に比べてかなり厳しいようです。自然保護地域には多くの野鳥が住み、人の背を超えるような木が無いために野鳥は地面に巣を作っています。当然に野良猫や蛇などいないと思われます。羊や馬が同地域に放牧されていますがこれら家畜が野鳥を襲う事は無いでしょうね。
自然保護地域で路肩に自動車を止めただけで罰金刑を食らいます。全般的に法律に厳しい国なのでしょうね。
野良猫はいないかもしれませんが猫を飼っている動画がいくつかあるので住宅街であれば猫がいるのかもしれません。

Re: No title

流星 様、コメントありがとうございます。

> アイスランドの自然保護は日本に比べてかなり厳しいようです。

エコツーリズムで、ヨーロッパでは人気の観光地です。
一度行ってみたいところですが、何しろ交通の便が悪いのが難点です。


> 自然保護地域で路肩に自動車を止めただけで罰金刑を食らいます。全般的に法律に厳しい国なのでしょうね。
> 野良猫はいないかもしれませんが猫を飼っている動画がいくつかあるので住宅街であれば猫がいるのかもしれません。

室内飼いで、マイクロチップで個体識別、登録義務があったと思います。
猫の飼育は禁止されていません。
猫保護団体もあります。
しかし犬は、一時期首都レイキャビクで、飼育が禁止されていました。

No title

これは...
https://www.nhk.or.jp/docudocu/program/2592/2665867/index.html

> 牧場では馬と遊ぶネコ
> アイスランドの首都レイキャビク、ネコは市民の大切なパートナーだ。市庁舎で広場で住宅街でネコたちに出会った。

アイスランド、方針転換??
BSプレミアム観られないので観たこと無いのですが、この番組って野良猫賛美?
猫が侵略的外来種でどれだけ自然環境に悪影響があるかって事、分かってんのかな。

Re: No title

ジャイアン 様、コメントありがとうございます。

> これは...
> https://www.nhk.or.jp/docudocu/program/2592/2665867/index.html

NHKBSの、「世界ネコ歩き」は本当に有害な番組だと思います。
私は過去にも、この番組で、オーストラリアで野良猫が小型ワラビーを追いかけまわして、その野良猫がバーベキューをしている人たちがら餌をもらっているとか、ニュージーランドの放し飼いの飼い猫、スペインでの野良猫の餌やりをメルヘンチックに写したりしていることを批判する記事やコメントをしています。

まずオーストラリアやニュージーランドは外来生物の犬猫(野良のみならず放し飼いの犬猫も)を苛烈に駆除しており、ニュージーランドは土地所有者に野良猫の駆除を義務付けているぐらいです。
自分でできない土地所有者は、業者に委託してしなければなりません。
猫の放し飼いや野良猫への給餌などできるわけがないのです。
スペインのアンダルシア州では、野良猫野良犬への給餌は、かなり厳しい刑事罰の対象になります。

「日本以外では、このように野良猫の餌やりや猫の放し飼い、野良猫に寛容だ」という、嘘プロパガンダのイメージ戦略です。
「ドイツでは生体ペットショップがゼロ」、「ドイツでは殺処分ゼロ」、「ドイツでは犬は繁華街でもリード首輪が要らない」といった、あからさまな客観的なウソであれば、根拠法や統計、ドイツの政府広報などを示して、それは嘘であると指摘できます。
しかし「世界ネコ歩き」のような、イメージ戦略の嘘プロパガンダは明白に指摘することが難しいです。
野良猫の餌やりを刑事罰で禁じる国でも、「する人がいる」可能性は否定できません。
現に、NHKは、ベルリン州では公共交通機関では犬は例外なく口輪とリードが必要(ケージに入れた場合は除外)なのに、大型犬にせずに乗車しているシーンを映していました。
おそらくやらせでしょう。
ただ、世界ネコ歩きはひどいので、何らかの抗議をしなければならないと思っています。


> この番組って野良猫賛美?
> 猫が侵略的外来種でどれだけ自然環境に悪影響があるかって事、分かってんのかな。

はい、野良猫賛美の偏向嘘プロパガンダ番組です。
この番組を根拠に「世界では日本と異なり野良猫と餌やりに寛容だ」とか噛みついてきた人もいますから。
NHKの愛誤偏向ぶりはひどすぎます。
さすがに最近は「ドイツではペットショップも殺処分もない」やら、「スイスでは生き物の売買を禁じている」という、まさにくるった報道はしなくなりましたが。
このようなバカ放送局でも、かなりの割合で盲目的に信じる人がいるので厄介です。
プロフィール

さんかくたまご

Author:さんかくたまご
当ブログのレコード
・1日の最高トータルアクセス数 8,163
・1日の最高純アクセス数 4,956
・カテゴリー(猫)別最高順位7,928ブログ中5位
・カテゴリー(ペット)別最高順位39,916ブログ中8位

1959年生。
大阪府出身、東京育ち(中学は世田谷区立東深沢中学校、高校は東京都立戸山高校です)。
現在は、兵庫県西宮市在住です。
一人暮らしです。

趣味はクルマをコロガスこと(現在のクルマは4代目のメルセデスベンツです。ドイツ車では5代目)、庭での果樹栽培、家の手入れ掃除です。
20歳代前半から商品先物、株式投資をはじめ、30歳で数億円の純資産を得るが、その後空売りの深追いで多くを失う。
平成12年ごろから不動産投資を行い成功、現在50数戸を無借金で所有。
不動産投資では、誰も見向きもしなかったキズモノ、競売物件などをリノベーションする手法です。

なお、SNS、掲示板、QandAサイトなどでは、多数の本ブログ管理人の私(HN さんかくたまご)(武田めぐみ)のなりすまし、もしくはそれと著しく誤認させるサイトが存在します。
しかし私が管理人であるサイトは、このページのフリーエリアにあるリンクだけです。
その他のものは、例えば本ブログ管理人が管理人と誤認させるものであっても、私が管理しているサイトではありません。
よろしくお願いします。

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