東大出身の赤恥三愛誤~高井たかし衆議院議員


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Domestic/Inländisch
東大出身の赤恥三愛誤といえば、・福島みずほ参議院議員、・太田匡彦朝日新聞記者、そして今回取り上げる、高井たかし衆議院議員だと私は思います。このお三方は、「ドイツ殺処分ゼロ」、「ドイツのティアハイムは殺処分ゼロで、非営利で飼育放棄されたペットを終生飼育する」、「イギリスやドイツには生体販売ショップはない。犬猫の売買を禁じている」、などの大嘘プロパガンダ拡散の旗振り役です。今回は、高井たかし議員の抱腹絶倒な国会質問を紹介します。高井たかし議員は国会質問で、海外ではすでに後世の捏造であることが定説となっているガンジーの格言を繰り返し引用しています。
まず、福島みずほ参議院議員と、太田匡彦朝日新聞記者の赤恥ぶりのおさらいです。
・福島みずほ議員
私はこのような記事をかつて書いています。福島みずほ氏の無知蒙昧があまりにもひどすぎる。「イギリスなどは、犬猫の売買を禁止している」「イギリスやドイツなどが、殺処分ゼロを目指しているか実現しています。ドイツは殺処分ゼロ」~真実は「イギリスでは多数の犬猫が銃により殺処分されています」。この記事では、福島みずほ氏のブログの内容を取り上げました。
再び、福島みずほ氏のブログ記事から引用します。福島みずほのどきどき日記 犬・猫殺処分ゼロを目指して。2014年4月1日。
参議院の予算委員会で、犬・猫殺処分問題について質問をしました。
①*1、イギリスなどは、犬猫の売買を禁止していることから学ぶべきではないか。
②(自治体の愛護センターは海外を見習い)殺処分のための施設ではなく、里親を探すための施設に転換すべき。
③*2、イギリスやドイツなどが、殺処分ゼロを目指しているか、実現しています。ドイツは殺処分ゼロ。
4月1日(エイプリルフール)にアップした記事ということでもお笑いなのですが、上記の①③はどちらも正反対の大嘘です。詳細は、「続き」の私の過去記事のリンクをお読みください。
とりあえず、「①イギリスなどは、犬猫の売買を禁止していることから学ぶべきではないか」の反証を挙げておきます。イギリスでは、法律でペットショップが販売して良い動物種として「犬猫」が筆頭にあげられています。イギリスの犬取得割合にしめるペットショップから購入+インターネット販売で購入(日本ではインターネットでのペット販売は禁止されています)は、日本の犬取得割合に占めるペットショップから購入する割合よりむしろ多いのです。
(動画)
Dogs 4 Us Demo Jan 2012.wmv。2012年2月1日公開。Dogs4Usに対する抗議デモ。2012年1月。イギリスの、子犬猫の生体販売の安売りに特化した、巨大生体販売ペットショップ、Dogs4Us(店の名前)。この店舗では、わずか5週齡の子犬が展示販売され、さらに仕入れは劣悪な環境のパピー・ミルから行っていると、イギリスの動物愛護団体から批判されています。
There was faces in many of the pens, each had a plastic box for shelter and just and sprinkling of sawdust to soak up the urine.
No home checks are made, anyone with 500 Pound-800 Pound can simply buy one and take it away.
While inside puppies as young as 5 weeks were listless and looking ill .
多くの人に覗き込まれ、それぞれショーケース内には隠れるためのプラスティック製の箱があり、子犬の尿を吸収するためにはおがくずをふりかけるだけです。
飼い主の自宅のチェックは行われず、だれでも500ポンド〜800ポンドを持っている人は、簡単に子犬を買って持ち帰ることができます。
5週齡ほどの幼い子犬の中には、病気に見えるものもあります。
・太田匡彦朝日新聞記者
この方が書いた記事に嘘に対しても、私は何度もこちらで取り上げています。具体例については*3、「続き」をご覧下さい。あまりにも面白いものは、次のようなものがあります。
私は自身の記事、太田匡彦氏の記事、「猫ブームの危うい側面 犬の二の舞いを踏むな」はバカの証明、で太田匡彦氏の朝日新聞の記事、第13回 猫ブームの危うい側面 犬の二の舞いを踏むな、を取り上げています。このタイトルの「二の舞を踏む」は正しくありません。「二の舞を演じる」が正しいのです。内容も然ることながら、朝日新聞も記事タイトルで慣用句の誤用を見落としたということです。朝日新聞のインテリジェンスも劣化しているということでしょうか。
さらに太田匡彦氏の噴飯ものの記事の一例はこちらです。朝日新聞社の雑誌、アエラの記事ですが、ドイツのティアハイム・ベルリンが「一匹たりとて殺処分しない」と何度も強調しています。ティアハム・ベルリンは、ドイツの最大手新聞社、Bild 紙の取材に対して最高経営責任者が、「わが施設では健康上問題のない動物(犬など)も殺処分しています」と公言しています。また、当のティアハイム・ベルリンは自らHPで「傷病動物、問題行動のある動物、緊急時やむを得ない場合は殺処分します」と明確に記述しています。
以下に、太田匡彦氏のアエラの記事と、ティアハイム・ベルリンのHPの該当する記述の箇所の、スクリーンショットを挙げておきます。
(画像)
ティアハイム・ベルリンのHP、FAQ「よくある質問」から。FAQ。
(Q)Werden Tiere eingeschläfert?
(A)Wenn ein Tier gemäß der Tierheimordnung des Deutschen Tierschutzbundes nicht behebbare, konstante Verhaltensstörungen zeigt, so dass ein Weiterleben entweder nur mit schweren Leiden verbunden wäre oder eine akute Gefährdung der Umwelt vorhanden ist.
(Q)動物(犬など)を安楽死させるのはどのような場合ですか?
(A)ドイツの動物保護連盟のティアハイムのガイドラインによれば、一定の行動障害を示す動物、深刻な傷病のいずれかが致死処分を行えるとされ、または緊急を要する危険性の回避のためであれば可能です。

(画像)
問題の、太田匡彦氏による記事、AREA '09.9.7号『犬を殺さないドイツの常識』。「『私たちは一匹も殺さない』と動物保護施設の職員は言う。そこには気負いはない。それがドイツでは当たり前のことなのだ」。

・高井たかし衆議院議員
前置きが長くなりました。本記事の本題です。まず、高井たかし衆議院議員という方とはこのような方です。高井 崇志(たかい たかし、1969年9月26日 - )は、日本の政治家。民進党所属の衆議院議員(2期)。
この方が行った、第189回国会 総務委員会 第18号(平成27年8月27日(木曜日))、での質問の噴飯ぶりはあまりにもひどいです。以下に引用します。
○高井委員
動物のことかよと言う方もいらっしゃるかもしれませんが、私は非常に重要だと。
小さな命一つ守れずに、大きな命、人の命は守れません。
マハトマ・ガンジーがこういう言葉を残しています。
国家の偉大さや道徳的水準は、その国で動物がどう扱われているかによって判断できる。
私も本当にそのとおりだと思うんです。
ところが、我が国では今、殺処分というのが行われています。
これが今、我が国では十三万匹、大分減ってきてはいるんですけれども、まだある。
ちなみに、ドイツは殺処分はゼロにしています。
このガンジーの格言、「国家の偉大さや道徳的水準は、その国で動物がどう扱われているかによって判断できる」(英語 “The greatness of a nation and its moral progress can be judged by the way its animals are treated.”)ですが、高井たかし議員はよほど好きなのか、国会質問などで繰り返しています。例えば、第190回国会 予算委員会第六分科会 第1号 平成二十八年二月二十二日(月曜日)、においても質問で引用しています。
しかしこのガンジーのものとされているこの格言は、海外では「後世の捏造である」が定説です。その理由は、ガンジーの著作や演説では、一切そのような記述や発言がないということです。この格言に関する、英語・独語などの「後世の捏造である。ガンジー自身によるものではない」という文献が多数あります。次回は、そのソースをいくつか挙げます。それにしても、信ぴょう性に疑いがあるガンジーの格言を得意になって、何度も国会で繰り返す高井たかし議員の滑稽ぶりは、見ているこちらのほうが赤面してしまいます。これほど得意になって繰り返すのならば、秘書にその格言の信ぴょう性でも調べさせたらどうかと、他人事ながら思います(失笑)。
・Animal rights
ex) The greatness of a nation and its moral progress can be judged by the way its animals are treated.
Widely attributed to Mohandas Gandhi, but not found in his works.
・Talk:Mahatma Gandhi
・Fido’ll Love It, and So Will His Peeps: Community Meeting Planned for Dog Park in Bixby Park
・Animals Matter to God
出典は、それぞれの私の記事にリンクをつけてあります。
*1、
・さんかくたまご イギリス ペットショップ
*2、
・さんかくたまご ドイツ 殺処分
*3、
・さんかくたまご 太田匡彦
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