続・「交通事故で重傷を負った犬猫などは射殺すべし」と規定しているドイツの警察法



地域猫 ブログランキングへ




Please send me your comments.    dreieckeier@yahoo.de
Bitte senden Sie mir Ihre Kommentare.   dreieckeier@yahoo.de
メールはこちらへお寄せください。   dreieckeier@yahoo.de

(Zusammenfassung)
Nach Unfall auf AutobahnPolizist gibt Hund Gnadenschuss – Halter fordert 10.000 Euro
Seine Australian Shepard-Hündin "Piper" sei vor drei Jahren nach einem Verkehrsunfall unnötig von einem Polizisten erschossen worden, sagt der Halter Lothar Wittek.
Der Hundebesitzer aus Dinslaken will dafür vom Land Nordrhein-Westfalen 10.000 Euro Schadensersatz.


 記事、「交通事故で重傷を負った犬猫などは射殺すべし」と規定しているドイツの警察法、の続きです。前回記事では、ドイツは警察法で重症の傷病を負った犬猫などの動物を、警察官が射殺することが合法であることを書きました。警察法にそのように規定されおり、むしろ安全面や動物福祉の面から推奨しています。前回はその根拠法である警察法の運用指針やドイツ民法の規定を挙げました。今回は、最近の警察官による、交通事故で重傷を負った犬を射殺したケースを取り上げます。そのうちの一件は、犬の飼い主が警察に対して10,000ユーロの損害賠償を求める裁判を提起しています。


 まず最初により上げるケースです。高速道路上で交通事故にあい、重傷を負い警察官に射殺された犬の飼い主が、警察に対して10,000ユーロ(125万円。1ユーロ=125円)の損害賠償を請求する民事裁判を提起した事件についてです。
 Nach Unfall auf AutobahnPolizist gibt Hund Gnadenschuss – Halter fordert 10.000 Euro 「高速道路上の事故で警察官は犬に対して情けで射殺した後ー犬の飼い主は警察に対して10,000ユーロ(125万円。1ユーロ=125円)の損害賠償を請求しました」。2016年7月27日。


Seine Australian Shepard-Hündin "Piper" sei vor drei Jahren nach einem Verkehrsunfall unnötig von einem Polizisten erschossen worden, sagt der Halter Lothar Wittek.
Der Hundebesitzer aus Dinslaken will dafür vom Land Nordrhein-Westfalen 10.000 Euro Schadensersatz.
Piper soll einen Fuchs gejagt haben.
Das zumindest vermutet ihr Besitzer Lothar Wittek.
Wittek machte sich auf die Suche - mitten in der Nacht, auch am Rande der nahen Autobahn.
Am nächsten Tag kam die Polizei vorbei.
Der Beamte habe ihm gesagt, dass die Hündin angefahren worden sei, sich das Rückgrat gebrochen habe und deshalb erschossen worden sei.
Der 59-Jährige Besitzer besteht darauf, dass Piper nicht an der Wirbelsäule verletzt gewesen sei.
Der Einsatz der Schusswaffe ist nach Ansicht des Hundehalters und seiner Anwältin deshalb unnötig und rechtswidrig gewesen.

オーストラリアン・シェパードの雌犬、「パイパー」は、3年前に必要がないのに交通事故後に警察官に射殺されたと、飼い主のローター・ヴィテック氏は述べています。
そのために、ディンスラーケンの犬の飼い主は、ノルトライン=ヴェストファーレン州(犬を射殺した警察がある州)に対して、10000ユーロ(125万円。1ユーロ=125円)の損害賠償を求めています。
パイパーは狐を追いかけていたと言われています。
少なくとも、飼い主のローター・ヴィテック氏はそのように疑っています。
ヴィテック氏は真夜中に、近くの高速道路の端まで犬を探しに行きました。
翌日、警察官が訪ねてきました。
警察官は、犬は射殺されていたことをヴィテック氏に告げました。
背骨が骨折していたので、射殺されたのです。
59歳の飼い主、ヴィテック氏は、パイパー(射殺された犬)は、背骨に怪我はなかったと主張しています。
したがって、警察官による銃器の使用は、犬の飼い主と彼の弁護士によると、不必要であり違法との意見です。



 前回記事で書いたとおり、本件事件以外でもドイツでは、警察官に飼い犬や猫を射殺された飼い主や愛護団体が警察官に対して動物保護法違反で刑事告訴・告発することはしばしばあります。また、飼い主が警察に対して民事上の損害賠償訴訟を提起するケースもあります。しかし私が探した限り、警察官や警察(州政府)の、刑事上も民事上も、警察官が犬や猫を射殺したことに対して、責任を認めた例はありません。警察法で、警察官が傷病犬猫などを射殺することを認めていること、さらには「動物は物(=財物。所有権が及ぶもの)ではない」との民法の規定が壁となっていると思います。
 ある面、ドイツは大変合理的なのかもしれません。日本人が交通事故にあって重傷を負い、重い後遺障害が残った犬猫であっても、大変な介護の手間をかけ、さらには車椅子まで使って生きながらえさせるのとは対照的です。それは文化の差であって、どちらが良い、悪いとは言えないと思います。しかし日本は、ドイツより「動物に優しい」国だと私は思います。

 最近ドイツで発生した、交通事故で重傷を負った犬を警察官がその場で射殺した例を挙げます。Unfall auf A61 bei Speyer Hunde waren wohl nicht gesichert 「シュパイヤーでの高速道路A61線の事故 犬はおそらくしっかりと固定されていませんでした」。2017年3月17日記事より、引用します。


Bei dem Unfall eines Kleinlasters mit 14 Hunden an Bord auf der A61 ist die Fahrerin aus dem Rhein-Neckar-Kreis schwer verletzt worden.
Elf Tiere wurden getötet.
Sie waren offenbar nicht gesichert.
Sieben Tiere starben sofort.
Drei weitere musste die Polizei töten, da sie so schwer verletzt waren.
Ein Hund rannte über die Autobahn und verursachte einen weiteren Unfall und wurde dabei ebenfalls tödlich verletzt.
Alle drei werden wohl überleben.

高速道路A61号線の路上で、ライン川、ネッカー地区での小型トラックと14頭の犬の衝突事故で、運転手は重傷を負いました。
11頭の犬が死にました。
犬たちは、しっかりと固定されていませんでした。
7頭は、即死状態でした。
さらに3頭は、ひどく負傷していたために警察官が殺害しなければなりませんでした。
1頭の犬は、高速道路に飛び出し、出会い頭の別の事故を起こした後に致命的な怪我を負いました。
残りの3頭は生き残るでしょう。



(画像)

 ニュースソース、Unfall auf A61 bei Speyer Hunde waren wohl nicht gesichert 「シュパイヤーでの高速道路A61線の事故 犬はおそらくしっかりと固定されていませんでした」。2017年3月17日記事より。犬11頭が死んだ交通事故。うち3頭は、現場に駆けつけた警察官により殺害されました。

高速道路 犬


(参考資料)

 NAVERという、まとめサイトはいろいろと問題があるようです。

日本も見習いたい!ドイツはめちゃくちゃ「犬」に優しい国だった・・・!
関連記事
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

メモ

メモ

http://www.erna-graff-stiftung.de/faq-hundeverbot/
日本で、「全域が犬がリードをしなくて良い広大な公園」と紹介されている、ベルリンのグリューネヴァルトは、犬のリードフリーエリアは全体の4%の面積に過ぎません。
犬全面禁止エリアも多くあります。

http://www.rescuescottishpets.co.uk/Content/pdfs/Data%20Analysis%20and%20Statistics%20of%20Dog%20Rescuing%20in%20Scotland.pdf#search=%27Animal+shelter+statistics+uk%27
スコットランドの犬レスキュー分析。

http://www.madhava.net/as-i-think-mahatma-gandhi-concept-of-ahimsa-in-hinduism-rama-killing-of-vali/マハトマ・ガンジーは、狂犬病の犬の殺害を指示していた。

https://www.docdog.jp/2017/02/lab-kakuma-04.html
大学准教授のあまりにもひどい無知蒙昧。
プロフィール

さんかくたまご

Author:さんかくたまご
当ブログのレコード
・1日の最高トータルアクセス数4332
・1日の最高純アクセス数1324
・カテゴリー(猫)別最高順位7267ブログ中15位
・カテゴリー(ペット)別最高順位41358ブログ中37位

1959年生。
大阪府出身、東京育ち(中学は世田谷区立東深沢中学校、高校は東京都立戸山高校です)。
現在は、兵庫県西宮市在住です。
一人暮らしです。

趣味はクルマをコロガスこと(現在のクルマは4代目のメルセデスベンツです。ドイツ車では5代目)、庭での果樹栽培、家の手入れ掃除です。
20歳代前半から商品先物、株式投資をはじめ、30歳で数億円の純資産を得るが、その後空売りの深追いで多くを失う。
平成12年ごろから不動産投資を行い成功、現在50数戸を無借金で所有。
不動産投資では、誰も見向きもしなかったキズモノ、競売物件などをリノベーションする手法です。

・座右の銘は「人の行く裏に道あり花の山」
・好きな生き物 メジロ
・尊敬する人 ガブリエルシャネル(シャネル社創業者)
・好きな言葉 Das Beste oder nichts「最善か無か」。ダイムラー・ベンツ社の企業理念。私自身は何事も中途半端でいい加減です。ですからこの言葉に憧れます。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
ブロとも一覧

びっくりしたなぁ、もぅ FC2支店

動物にやさしいライフスタイルのススメ♪

遊休地

野良猫駆除協力会本部

野生動物である野良猫、行政対応に思う

迷惑な愛誤達
TOEICボキャドリル

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

フリーエリア
フリーエリア
フリーエリア
フリーエリア
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR