猫のリードを義務付ける法令はアメリカでは珍しくはない~世界びっくり猫事情



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(Summary)
Why this town is seriously considering a leash law for cats
Town officials in Kenai, Alaska — besieged with complaints about free-roaming felines and a burgeoning shelter cat population — are proposing a cat leash law.


 日本では犬の放し飼いを禁じ、外に散歩に連れて行く時は、リードで保持することを義務付けています(ほとんどの自治体では条例でそのように定めています)。しかし猫ではそのような規定を定めた法令は皆無です。「猫は自由に出歩くもの、それが常識」と思い込んでいる方は日本に多いです。また「猫にリードを使用することは猫の生態に反する」と反対する方もいます。しかし海外では、猫のリード使用を義務づける法令がある国があります。アメリカ合衆国では、「猫のリード義務」を定めた法令は珍しくありません。


 私がかつて、「猫も室内から脱走する恐れがある場合、リードで係留するのもやむを得ないのではないか」と、こちらでコメントしたことがあります。実際、私の父が、友人が家の建て替えの際に友人のシャム猫を預かっていた時は、鎖でつないでいました。それを受けて「猫を係留するのは猫の生態に反する。虐待だしありえない」という反論コメントをいただきました。
 しかし「生態に反する」のであれば、犬の係留も、鳥類のケージ飼い、オウム、インコ類の係留飼育も生態に反します。そもそも動物を人間が生活する場で、他人に迷惑をかけないで飼育しようとすれば、その動物の生態に反することになるのは必然と言う気がします。なぜ猫だけ「生態に配慮」し、自由にしなければならないのか理解できません。

 海外の法令を調べたところ、「猫のリード使用義務」はアメリカでは州で定めたところ(ネブラスカ州)もあり、珍しいことではありません。いくつかの大都市でも採用しています。ですから「猫の係留飼育」が、必ずしも「虐待でありえない」ことではないのです。
 アラスカ州の一都市で、2016年に猫の係留飼育義務を定める条例の制定が検討されました。Why this town is seriously considering a leash law for cats 「なぜこの自治体は真剣に猫のリード(ひき綱)の法制化を検討しているのですか?」。2016年9月27日の、ワシントンポスト紙の記事から引用します。


Town officials in Kenai, Alaska — besieged with complaints about free-roaming felines and a burgeoning shelter cat population — are proposing a cat leash law.
A city attorney’s description of impolite cats “defecating on private property, invading plant beds, and otherwise disturbing property owners’ peaceful enjoyment of their property.”
The solution, according to Mayor Pat Porter and town council member Tim Navarre, is an ordinance they have proposed that would require cats to be kept indoors, behind a fence or on a leash or chain.
“Having cats use my yard for a kitty litter box is a huge health issue, as well as being really nasty, and we shouldn’t have to tolerate this,” one Kenai resident wrote in a letter to the council.
“Twice I have accidentally stuck my fingers in cat poop while trying to weed my flower garden.”
Although the idea of tethered cats being
escorted on strolls might sound absurd, requiring it is hardly, er, for the birds. In fact, it’s fairly common.
Many cities, including St. Louis, have laws that instruct people to keep pets of any sort on their own property or on a leash.
Some, such as Englewood, Colo., and Dallas, even specify that cats are most definitely not exempt.
Nev., goes further, making it clear that the rules apply not just to dogs, but also to cats and ferrets.

アメリカ、アラスカ州ケナイ市の行政担当者はー自由に徘徊している猫とアニマルシェルターにおける猫の過剰収容による苦情に包囲されてーそのために猫のリード義務(ひき綱義務化)の法制化を提案しています。
市の弁護士は、傍若無人な猫が、「私有地内で糞尿をし、植物を植えている場所へ侵入し、そしてその不動産の所有者がそこでの平穏な生活を享受することを妨げている」と説明しています。
その解決策として、パット・ポーター市長とティム・ナバーレ市議会議員により、猫を室内に保つか、囲われた施設の内側か、リードまたは鎖につないで猫が飼われることを求める条例案を提唱しています。
「猫が猫のトイレがわりに私の庭を使用することは大きな健康上の問題があり、実際に厄介ですので、これを容認する事はできません」と、一人のケナイ市の住民は自治体に手紙を書きました。
「私は庭の花を切り取ろうとしている時に、二度も誤って猫の糞に指を突っ込んでしまいました」。
野鳥のために、散歩をするときに猫にリードをつけて見守るという考えはバカバカしく聞こえるかもしれません。
しかし実際には、それはかなり一般的です。
セントルイスを含む多くの都市では、 あらゆる種類のペットを自分の私有地内か、またはリードにつないで飼うように命じる法律があります。
エングルウッド、コロー、ダラスなど都市の一部では、猫はその規定(猫のリード義務)は間違いなく免除されていません。
ネブラスカ州ではさらに進んで、犬だけでなく猫やフェレットにもその規定(必ず私有地内で管理するかそれ以外ではリードで係留すること)が適用されることを明文化しています。



 今回は、アメリカ合衆国の「猫のリード使用義務」に関する法令を紹介しました。ヨーロッパにおいても、猫にハーネスとリードをつけて散歩させる写真などをよく見ます。ヨーロッパでも、猫にリードを使用して散歩をさせることは、そう珍しいことではないのではないと思います。機会があれば、ヨーロッパの猫のリード義務に関する法令も調べてみたいとも思います。
 いずれにしても日本で喧伝されている、「欧米動物愛護先進国ではペットを自由奔放にさせている。それが許されている。それが動物愛護先進国だ」という情報は、真実とは正反対です。

 例えば、巨大メディアが繰り返し、「ドイツは犬はリードをしなくて良い」と報じていますが、ドイツでは全州で犬のリード義務が定められており、罰則規定も日本よりはるかに厳しいのです。また、取締も頻繁にしています。昨年末はABC朝日放送が「スイスではどんな大型犬でもノーリード(これは和製英語で通じませんが)で良い」と報じていましたが、スイスはおそらく世界で最も、犬のリード義務違反に厳しい罰則がある国です(連邦法で5,000スイスフランの罰金。州法では懲役刑もある)。
 なぜ犬や猫を無管理状態にして自由奔放にさせるのが「動物愛護に先進的」と日本では報じられるのか、私は理解に苦しみます。ドイツやスイスの嘘の事実を取り上げなくても、発展途上国は大概犬も猫も放し飼いです。なぜそれを取り上げないのでしょうか???


(動画)

 How to put on a cat harness 「猫のハーネスのつけ方」。2014年7月18日。英語検索すれば、同様の「猫にハーネスとリードをつける方法」のレクチャーの動画が実に多く公開されています。




 Ragdoll Kitten Harness Training Day 21 Walking on the Leash -- ラグドール - PoathTV Cats - PoathCats 「ラグドールの子猫のハーネスをつけてリードでの散歩の21日間のトレーニング」。PoathTV - Australian Trains & Floppy Cats 2012年4月9日。
 こちらはオーストラリアの動画です。オーストラリアは、猫の放し飼いは厳しく禁じられています。機会があればオーストラリアの猫のリードに関する法令もしらべてみます。

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さんかくたまご

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1959年生。
大阪府出身、東京育ち(中学は世田谷区立東深沢中学校、高校は東京都立戸山高校です)。
現在は、兵庫県西宮市在住です。
一人暮らしです。

趣味はクルマをコロガスこと(現在のクルマは4代目のメルセデスベンツです。ドイツ車では5代目)、庭での果樹栽培、家の手入れ掃除です。
20歳代前半から商品先物、株式投資をはじめ、30歳で数億円の純資産を得るが、その後空売りの深追いで多くを失う。
平成12年ごろから不動産投資を行い成功、現在50数戸を無借金で所有。
不動産投資では、誰も見向きもしなかったキズモノ、競売物件などをリノベーションする手法です。

・座右の銘は「人の行く裏に道あり花の山」
・好きな生き物 メジロ
・尊敬する人 ガブリエルシャネル(シャネル社創業者)
・好きな言葉 Das Beste oder nichts「最善か無か」。ダイムラー・ベンツ社の企業理念。私自身は何事も中途半端でいい加減です。ですからこの言葉に憧れます。

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