ドイツでは2015年だけで2500箇所以上で犬の毒餌が見つかり、116頭の犬が毒餌により殺害され、150頭以上が負傷した


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(Zusammenfassung)
Was ist GiftköderRadar?
記事、ドイツ、ミュンヘン市とその周辺では毎日のように犬が毒餌の被害に遭うか未遂がある、の続きです。前回記事では、ミュンヘン市とその周辺では、毎日のように犬が毒餌攻撃に遭うか、未遂事件があることを述べました。ミュンヘン市以外でも、先にベルリン市で犬の毒餌事件が多発していました。ミュンヘン市などの行政・警察は、あまりにも同様の事件が多発しているためにもはやお手上げ状態です。そして犬の飼い主に自衛手段を講じることを求めています。ドイツでは2015年だけで116頭の犬が毒餌で殺害され、150頭以上が毒餌により負傷しました。
ドイツでは、前回記事ではミュンヘン市を取り上げましたが、犬の毒餌事件が多発しています。これは犬の殺傷を狙った、殺鼠剤などの毒物や、鋭利な剃刀の刃等を餌に混ぜてた毒餌を公共の場に放置するというものです。既に多数の犬が殺傷されてます。ミュンヘン市以前にはベルリン市(=ベルリン州。ベルリンは1市1州。今でも犬への毒餌攻撃は収束していないようです)で多発し、社会問題になりました。人口300万人あまりのベルリン市では、3日に一度の割合で犬の殺傷を狙った毒餌が発見されています。私はこのような記事を書いています。犬に対する毒餌攻撃に対して、飼い主に厳しい論調のドイツのマスメディア。
あまりにも同類の事件が多いので、もはやベルリン市の警察はお手上げ状態で、警察も積極的に毒餌犯の捜査を行いません。事実、私は公共の場に毒餌をおいた犯人のニュースを見ていません(私有地に毒餌を投げ込んだ犯人が現行犯で逮捕された例はあります)。自治体は、犬の飼い主に対して「ソーシャルメディアなどを活用して毒餌情報を共有して自衛してください」と広報しています。もはや行政や警察では手に負えなくなっていることでしょう。
民間のスマートフェンのアプリ開発者が、ドイツにおける、犬の毒餌情報共有アプリを開発しました。これは犬の飼い主が毒餌を発見した場所の通報や、飼い犬が毒餌により殺傷された事件があった場所をアプリ運営者がデーターベース化します。
毒餌が置かれていた位置情報をスマートフォンに配信し、アプリ利用者がそれを閲覧することができます。このアプリの説明の動画が、youtubeに公開されています。以下がその動画です。
(動画)
Giftköder-App: GiftköderRadar - Endlich frühzeitig gewarnt sein! 毒餌情報提供アプリ:毒餌レーダー - とうとう毒餌の早期警告を提供することになりました!」。2016/08/19 に公開。
日本でも、飼い犬の殺傷を狙った毒餌事件が起きることがあります。しかし「犬の飼い主が毒餌を発見した場所」、「犬が殺傷された事件が発生した場所」の情報提供アプリの需要があるほど、同様の事件は多発していません。また公の場での犬の毒殺事件では、犯人が逮捕された例もあります。
日本で流布されている情報に、「ドイツの犬の躾はすばらしく、犬の飼い主の意識が高い。だから犬は社会に受け入れられている」があります。しかし私は当事国のドイツの言語の情報を読む限り、それは感じられません。「犬の躾が素晴らしく、飼い主の意識が高い」のであれば、社会問題にまでなる犬糞放置や、咬傷事故(人口比でドイツは日本の約10倍発生します。赤ちゃんを殺害したという死亡事故も何度かおきました)は、少ないはずです。また「犬が社会に受け入れられている」のであれば、大都市でほぼ毎日のように犬が毒殺の危険にさらされるということはないと思います。ドイツでは2015年だけで2500箇所以上で犬の毒餌が見つかり、116頭の犬が毒餌により殺害され、150頭以上が負傷しました。
Da es immer mehr Hunde in Deutschland gibt, wächst leider auch die Zahl der Hundehasser.
Leider gibt es auch die Menschen die zu drastischen und gefährlichen Mitteln greifen.
Sie legen an gut besuchten Plätzen - wie Parkanlagen oder Feldwegen - Giftköder oder Köder in denen zum Beispiel Nägel, Scherben oder Rasierklingen versteckt sind aus.
Für die Hunde ist das katastrophal und meist enden diese Attacken tödlich.
Da Giftköder bevorzugt in Ballungsgebieten wie größeren Städten ausgelegt werden, sollte man als Hundebesitzer vor dem Gassi gehen schon wissen, ob es in dem Gebiet schon einmal Giftköder-Vorfälle gab.
Wann dort zuletzt etwas gefunden wurde.
Dazu wurde eine App entwickelt, die nennt sich „Giftköder-App“ und man kann sie sich kostenfrei herunterladen.
im Jahr 2015 wurden durch den GiftköderRadar mehr als 2.100 Giftanschläge auf Hunde registriert.
116 Hunde sind dabei qualvoll ums Leben gekommen!
Mehr als 150 wurden zum Teil lebensgefährlich verletzt!
ドイツには多くの犬が飼われていますが、残念ながら、犬嫌いの増加もあります。
困ったことに、過激で危険な手段に訴える人がいます。
犬の飼い主であるあなたが活動する公園や道路などの場所で、例えば割れたガラスやカミソリ刃や釣り針や釘を仕込んだ毒餌が隠され置かれています。
これらの攻撃は犬にとっては致命的です。
犬の毒餌は、主要都市である大都市圏では(犬嫌いにとっては)好まれていると思われますので、今までに毒餌により犬が殺害された事件があった場所を、犬の飼い主はあらかじめ知っておくべきです。
毒餌が発見された場合、この目的(あらかじめ毒餌情報を飼い主が知っておく)のために、アプリは「毒餌アプリ」と呼ばれ、犬の飼い主らは無償でダウンロードすることができるよう開発されました。
2015年には、2100以上の犬を攻撃する(殺傷を狙った)毒餌が、毒餌レーダーアプリに登録されています。
116頭の犬は、苦痛を伴い殺害されてきました!
150頭以上の犬が毒餌で負傷しましたが、数例は大変危険な状態でした!
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