「住宅密集地でも飼い猫を狩猟駆除すべきだ」と主張しているドイツの政治家~ドイツでの猫被害は相当ひどいようです


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(Zusammenfassung)
Katzen-Ärger in Kiel"Sehr starkes Problem": CDU-Mann will Hauskatzen jetzt zum Abschuss frei geben
Im Kieler Stadtteil Russee machen Katzen den Menschen zu schaffen und die Besitzer scheinen unbelehrbar.
Ein CDU-Mann schlug deshalb im Ortsbeirat vor, die Katzen zu einem Fall für den Jäger zu machen.
Das wäre aber nicht ganz legal.
ドイツの地方政治家で、「住宅密集地でも飼い猫の狩猟を認め、自由に射殺すべきだ」と主張している人がいます。ドイツでは連邦狩猟法の規定により犬猫は、人の占有下になければ通年射殺などで狩猟駆除することが合法です。しかし各州で、狩猟は民家から一定の距離がなければならないとされています。都市部の住宅密集地では、猟銃を使用して猫を駆除することの合法化は難しいでしょう。しかしこのような政策提言を行う政治家が現れるということは、ドイツにおける都市部の猫被害は相当ひどいのではないかと推測します。
Katzen-Ärger in Kiel"Sehr starkes Problem": CDU-Mann will Hauskatzen jetzt zum Abschuss frei geben 「キール市の猫のトラブル 『それは大変大きな問題です』:CDU(Christlich-Demokratische Union Deutschlands ドイツキリスト教民主同盟。現在ドイツ連邦共和国の政権与党)の党員は現在、飼い猫を自由に射殺することを望んでいます」。2016年8月19日、から、以下に引用します。なおキール市は、シュレースヴィヒ=ホルシュタイン州の州都であり、人口が約240万人の大都市です。
Im Kieler Stadtteil Russee machen Katzen den Menschen zu schaffen und die Besitzer scheinen unbelehrbar.
Ein CDU-Mann schlug deshalb im Ortsbeirat vor, die Katzen zu einem Fall für den Jäger zu machen.
Das wäre aber nicht ganz legal.
Der CDU-Ortsbeirat Sven Plaumann will mit einer rabiaten Maßnahme gegen Katzen vorgehen.
Habe der Politiker ein "sehr starkes Katzenproblem" im Wohngebiet Russeer Forst festgestellt.
Der Katzen-Kot in Gärten und auf Spielplätzen würde den Anwohnern zu schaffen machen.
Aus rechtlicher Sicht ist Plaumanns Vorschlag nicht legal.
Zwar werden in Schleswig-Holstein laut den "Kieler Nachrichten" jährlich tatsächlich mehrere Tausend Katzen von Jägern erlegt.
Zudem dürfen Jäger nicht in bewohnten Gebieten schießen.
Zum nächsten Haus muss ein Mindestabstand von 200 Metern eingehalten werden.
キール市ルゼー区の猫は住民をヘトヘトに困らせて、そして飼い主は聞く耳を持たないように見えます。
そのためにCDU(政党)の党員である、オルツバイラーツ氏は、猫の狩猟をルゼー区でも行えるようにすることを提案しました。
しかしそれは、全く合法とは言えないのです。
CDU の党員、オルツバイラーツ・スヴェン・パールマン氏は、猫に対する冷酷な提案により攻撃の標的にされるでしょう。
政治家(オルツバイラーツ氏)が抱く、「大変大きな猫の問題」は、住宅地、ルゼーに森林を見出しました(住宅地が狩猟可能な森林地帯と同じなのかという皮肉の意味)。
庭や遊び場での猫の糞が、住民にもたらされることになるでしょう。
法的な観点からすれば、オルツバイラーツ・スヴェン・パールマン氏の政策提言は合法的ではありません。
シュレースヴィヒ=ホルシュタイン州においては、年間数千匹の猫を、「キールの人々による処刑」により、ハンターが殺しているのは事実です。
一方ハンターは、人口密集地域で動物を射殺することはできません。
狩猟における発砲は、最も近い民家から、最小でも200メートルの距離を維持しなければならないからです。
「住宅密集地でも飼い猫は狩猟対象として射殺すべき」との政策提言を行った地方政治家、オルツバイラーツ・スヴェン・パールマン氏ですが、この政策提言はほかのメディアでは好意的に報じられています。ただそのニュースを探したところ、既にリンク切れでした。好意的とは、「野良猫、放し飼いの猫は狂犬病感染を拡大させるリスクがある。狂犬病予防のためにも、都市部の野良猫・放し飼い猫は狩猟という手段を講じても、積極的に駆除すべきだ」です。それを報じたメディアは、狂犬病予防という点を評価しています。ヨーロッパ大陸、特にポーランドなどの東欧は、今でも狂犬病は少なからず発生しています。それらの国と国境を接しているドイツは、狂犬病が脅威とされているからです。
いずれにしても、ドイツにおいても、野良猫と外飼い猫の被害はひどいようです。私は、住宅地密集地で鉄砲玉が飛んでくるくらいならば、猫の糞尿被害の方がまだマシかなという気もします。しかし日本と異なり、猫被害に対して積極的な狩猟駆除という政策を提言できるドイツはある面羨ましいです。日本ではまず考えられません。
(動画)
Katze mit Schlagfalle getötet 「デストラップにより殺された猫」。2015/06/11 に公開。EUでは、トラバサミなどのデストラップの使用は2008年から禁止されています。しかしこのようなわなの生産~販売~所持、は、ドイツでは取り締まる法律がありません。しばしばドイツでは、デストラップの犠牲になる飼い猫飼い犬がいます。私は、デストラップをドイツ政府は黙認しているのではないかと思うことすらあります。その点については、機会があれば記事にします。動画は、住宅地で飼い猫をデストラップで殺された飼い主のニュースです。
そのほかドイツのインターネット上では、「猫を不凍液や殺鼠剤で駆除する方法」などのサイトもあります(事実上、外猫駆除の情報提供を行うサイト。例えば「私の猫は不凍液で殺された」や、「猫にとってはこのようなものが致死的であるから気を付けよう」という投稿サイトです。折々紹介します。ドイツの犬の毒餌の作り方サイトは、私はこのブログで紹介しています)。法改正などを行わなくてもドイツでは、水面下では違法なデストラップや、市販の化学製品などを用いて猫が駆除されています。ドイツでも猫被害がひどいのだと推測します。猫のためにも、飼い猫は室内飼いするべきだと思います。
Die Besitzer sind entsetzt: Eine Katze aus dem nordhessischen Rosenthal ist mit einer so genannten Schlagfalle getötet worden.
Fallen dieser Art sind in der EU verboten.
猫の飼い主はショックを受けています:ヘッセン州ローゼンタールで猫は、いわゆるデストラップで殺されました。
この種のトラップは、EUでは禁止されています。
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