懲りない赤恥大嘘番組「ワンだランド」。「スイスは殺処分ゼロ」の大嘘~スイスでは禁止犬種を押収して強制的に殺処分する法律があります



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(Zusammenfassung)
Nachdem am 1. Dezember 2005 in Oberglatt im Kanton Zürich ein kleiner Junge von drei Pitbull Terriern getötet wurde, nahmen die Legislativen des Bundes und der meisten Kantone Bemühungen auf, schärfere Halter- und Besitzregeln einzuführen.


 ABC朝日放送のTV番組、「ペットの王国ワンだランド」が報じる海外動物愛護情報はほぼすべてが嘘、誤り、偏向です。昨年12月に「スイス特集」が3回放送されました。既に第1回放送の、「世界一のペット先進国スイスへ スイス流 秘 しつけ」で報じられた、「スイスでは犬はノーリード(これは和製英語で通じませんが)でも良い」が荒唐無稽の大嘘であることは書きました。今回記事以降では、第2回放送で報じられた「1、スイスは殺処分ゼロ」、「2、スイスのブリーダーは大変難しい国家資格がいる」「3、スイスで犬を入手する人はティアハイムからがほとんど」などが全くの嘘、誤り、偏向であることを書きます。今回は、「1、」のスイスにおける「禁止犬種法」について書きます。スイスの各州には飼育を禁じる犬種が有り、極めて厳しい飼育基準がありそれを満たさなければ、その犬は行政に押収されて強制的に殺処分されます。州によっては他州に移動させる、ティアハイムに引取りを依頼することもできません。


 以下の3本の記事は、第1回放送、「世界一のペット先進国スイスへ スイス流 秘 しつけ」で報じられた、「スイスでは犬はノーリード(これは和製英語で通じませんが)でも良い。スイスでは犬のリードが義務付けられている日本と異なり、大型犬が大自然の中を自由奔放に走り回れる」が真実とは正反対の大嘘であることを書きました。
 真実は、スイスは連邦法で犬のリード義務が規定され、違反者は最高罰金5,000スイスフラン(日本円で57万円。1スイスフラン114円)という、極めて高額な罰金が科されます。しかもこれは最低限の罰則規定で、州によっては状況により、罰金20,000スイスフラン(228万円)、犬の飼い主には懲役1年まで科される可能性があります。さらに犬は行政当局により射殺されることもあります。

 本記事では、ABC朝日放送「ワンだランド」スイス特集の第2回放送についての、嘘、誤り、偏向を指摘します。まず本放送で報じられた、「スイスは殺処分ゼロである」ことが大嘘であることを述べます。まず前提として、スイスでは、以下について犬猫の公的殺処分を法律で定めています。
1、禁止犬種や咬傷犬は行政が押収して強制的に殺処分する権限がある(一定数の殺処分数があります)。
2、*1、逃走した、または飼い主不明の浮遊犬などは、行政が射殺する権限が有り、一定数あります。
3、スイスに犬猫などを輸入する際に、検疫の不備があれば犬猫などは押収されて強制的に殺処分されます。

 以上は、行政が直接行う「殺処分」です。さらにスイスでは、民間においても、事実上の殺処分がかなりの数で行われています。4、ティアハイムで一定数の殺処分が行われています。
5、*2、猫に関しては、スイス連邦狩猟法で狩猟対象であり、民間人により射殺などされて駆除される猫の数は約10万匹と推定されています
(その数は日本の猫の公的殺処分数の約23倍です)。
 今回記事では、「1、禁止犬種や咬傷犬は行政が押収して強制的に殺処分する権限がある(一定数の殺処分数があります」について述べます。

 まず、スイスが「1、禁止犬種や咬傷犬は行政が押収して強制的に殺処分する権限がある」、根拠法をスイス連邦法と、州法を具体的に例示します。
 まずスイス連邦犬法です。Hundegesetz 。第6条hでは、「各州は、犬の殺処分について定めても良い」としています。


Art. 6 Massnahmen nach Einzel prüfungen
1 Die zuständige kantonale Behörde kann
entsprechend dem Ergebnis der Einzel prüfung insbesondere folgende Massnahmen anordnen:
h. Tötung des Hundes.

6条 それぞれの確認事項
1項 権限のある州当局は、特に次に順に述べる確認事項においては、州独自の対策を講じても良い。
h.  犬の殺害。



 このスイス連邦法の規定に従い、スイス各州においてはそれぞれ州法で「禁止犬種を定め、その押収と強制殺処分」や、「咬傷犬の押収と殺処分」、「浮遊犬の殺処分(自然保護官や警察官による射殺)」を定めています。これらの犬の殺処分は、行政が法律に基づく制度により行うもので、狭義の殺処分と言えるでしょう。
 具体的に、チューリッヒ州の、禁止犬種に関する法律の施行に関する記事から引用します。Kampfhunde sterben langsam aus 「闘犬種の犬は徐々に死んでいます」。2016年3月30日。タゲスアンツァイガー紙。


2008 stimmte das Zürcher Stimmvolk für ein Kampfhundeverbot , das zwei Jahre später in Kraft getreten ist.
Die Folge war eines der härtesten Hundegesetze im Land.
Erwerb,Zucht und Zuzug von Hunden «mit erhöhtem Gefahrenpotenzial» waren ab sofort verboten.
Hunde der Rassentypenliste II, im Volksmund als Kampfhunde bezeichnet, sterben aus.
Die Zufluchtsorte in der Schweiz wären limitiert.
Derweil werden jedes Jahr mehrere illegale Hunde beschlagnahmt.
Nicht registrierte Tiere, die entdeckt werden, oder Welpen, die laut Gesetz nicht hätten geboren werden dürfen.
Können die Tiere nicht in andere Kantone vermittelt werden, werden sie eingeschläfert.
Hundegesetz
Die verbotenen Rassen
American Pitbull Terrier
American Staffordshire Terrier
Bullterrier
Staffordshire Bullterrier

2008年にチューリッヒ州の有権者は、闘犬カテゴリーの犬の禁止に合意し、その法律は2年後に施行しました。
結果としてその法律は、スイスで最も過酷な犬法の一つとなりました。
闘犬カテゴリーの犬の購入、繁殖と輸入という、「潜在的に危険を増大させる行為」は禁じられました。
法律で定められた品種タイプリストIIの犬、一般に闘犬カテゴリーの犬と呼ばれるものは死に絶えます。
スイスのアニマル・シェルターでは、それらの犬の引受は制限されるでしょう。
一方では、毎年何頭かの違法な犬を行政が押収しました。
発見された未登録の禁止闘犬カテゴリーの犬、または法律上生まれて来るべきではなかった子犬です。
他の州に移動させることができないために、禁止闘犬カテゴリーの犬は行政が安楽死させます。
犬法による禁止犬種
禁止される犬種
アメリカン・ピット・ブルテリア
アメリカン・スタッフォードシャー・テリア
ブルテリア
スタッフォードシャー・ブルテリア



 スイスの州では、州法で飼育することを禁止する犬種を定めています。一例としてチューリッヒ州の「禁止犬種」と取り上げました。本法によれば、闘犬カテゴリーの犬4種を禁止犬種として定め、例外的に飼育を認める場合は大変厳しい飼い主の資質(犯罪歴なないこと、筆記テストに合格することなど)が問われます。それに合格しなければ、犬は押収されて強制的に殺処分されます。犬を他の州に移動させる、動物保護施設(ティアハム)に引き取ってもらうことも禁止されています。つまり、例外的に厳しい飼育基準を満たさなければ、法律で飼育を禁じた犬は、安楽死(殺処分)一択となるのです。
 さらにスイス各州では、咬傷事故を起こした犬を行政が押収して強制的に殺処分する権限が有り、相当数があります。また、犬が公共の場で徘徊していれば、飼い犬とわかっていても、行政機関により射殺されることは、既に書いたとおりです。

 対して日本では、飼育などを禁止する犬種を定める法律はありません。条例では例外的に一部の犬種の飼育基準を定めている程度です。咬傷犬の扱いについては、日本は行政が押収して強制的に殺処分する根拠法はありません。仮に死亡事故を起こした犬であってもです。
 ABC朝日放送「ペットの王国ワンだランド」スイス特集~第2回、第3回では、日本は犬猫の殺処分を行っている。対してスイスは殺処分ゼロ!日本は動物愛護に遅れており、スイスは世界一の動物愛護先進国である」と報じています。まさに「真実とは正反対の、驚愕すべき「大嘘」です。番組制作者は恥も外聞もないのでしょうか。


(動画)

 ABC朝日放送「ペットの王国ワンだランド」スイス特集~第2回。ペットの王国 ワンだランド スイスが殺処分ゼロを実現できた秘密、ティアハイムへ 2016年12月18日


(動画)

 ABC朝日放送「ワンだランド」スイス特集~第3回。【海外の反応】日本のペット生体販売&殺処分に世界がドン引き・・・。2016/12/25 に公開。まさに狂気の「ヤラセ」。スイスのように、飼い主が逃げた犬を必死に捕獲しようとしているさなかに、行政がその犬を射殺するなんて日本ではありえません。日本人はドン引きしますよね。




(註)

*1、「スイスでは逃走した、または飼い主不明の浮遊犬などは、行政が射殺する権限が有り、一定数あります」については、こちらの記事で取り上げています。

懲りない赤恥大嘘番組「ワンだランド」スイス編~スイスではリードから犬を放して遁走させた場合は、警察官などにより射殺されます

*2、「猫に関しては、スイス連邦狩猟法で狩猟対象であり、民間人により射殺などされて駆除される猫の数は約10万匹と推定されています(その数は日本の猫の公的殺処分数の約23倍です)」については、こちらで記事にしています。

スイスは日本の約23倍の数の猫を殺処分している!(スイスの狩猟駆除数は年間10万匹で、人口比で日本の公的殺処分の約23倍)
「スイスでは殺処分ゼロ」と言う、痛すぎる赤恥大嘘ブログ 猫編ー1


(資料)

 なお、スイスの犬猫の殺処分制度に関しては、過去にこのような記事を書いています。併せてお読みくださればありがたく存じます。

「スイスでは殺処分ゼロ」と言う、痛すぎる赤恥大嘘ブログー1
「スイスでは殺処分ゼロ」と言う、痛すぎる赤恥大嘘ブログー2
「スイスでは殺処分ゼロ」と言う、痛すぎる赤恥大嘘ブログー3
「スイスでは殺処分ゼロ」と言う、痛すぎる赤恥大嘘ブログー4
「スイスでは殺処分ゼロ」と言う、痛すぎる赤恥大嘘ブログ 猫編ー1
「スイスでは殺処分ゼロ」と言う、痛すぎる赤恥大嘘ブログ 猫編ー2

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「ワンだランド」HP
https://cipher.asahi.co.jp/php/mf2/mf.php?action=EndView&contributionid=58b391057e319&code=pet_comment

朝日放送
問い合わせ
http://sp.asahi.jp/privacy/toiawase.php

2016年12月18日放送の「ペットの王国 ワンだランド スイスが殺処分ゼロを実現できた秘密、ティアハイムへ」の内容はほぼ全てが大嘘、誤り、偏向である。まず「殺処分ゼロ」についてだが、スイスでは公的な犬の殺処分があり、禁止犬種、咬傷犬を行政が押収して殺処分する権限が有り、一定数の殺処分がある。徘徊犬は行政が射殺することがある。通関の検疫不備の犬猫は強制的に殺処分される。以上は公的殺処分だが、猫はスイスでは通年狩猟対象であり、年間10万匹が殺害される。この数は日本の猫の公的殺処分数の人口比で23倍である。ティアハイムにおいても、殺処分が行われている。リンクは禁止犬種法に関するスイスのマスメディアの記事。加減に嘘報道を恥じてやめていただきたい。その他の嘘報報道についてはおって抗議する。http://eggmeg.blog.fc2.com/blog-entry-914.html

相変わらず日本の動物愛護はおかしい

なんで日本のTV局って動物愛護団体のプロパガンダ放送ばかりやるんですかね?

ヤフーニュースでも福島での餌やりを美談みたくしてる記事がありました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170226-00010001-sippo-life

立ち入り禁止区域での餌やりって美談ですか?

Re: 相変わらず日本の動物愛護はおかしい

猫ボラ滅びろ!! 様、コメントありがとうございます。

> なんで日本のTV局って動物愛護団体のプロパガンダ放送ばかりやるんですかね?

まさに、この、朝日放送「ペットの王国ワンだランド」は狂気の番組です。
スイスに関する報道はほぼ全てが嘘です。
それをすべて指摘するまでかなりの記事の本数がいります。
まだ続きますが、同じ内容が続くとアクセス数が減ってくるんですよ。
でも、最期まで嘘は嘘として指摘しなければと思っています。


> ヤフーニュースでも福島での餌やりを美談みたくしてる記事がありました。
> http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170226-00010001-sippo-life

うわあ、「アエラ」だ!
かの太田匡彦氏が編集長だったか。
太田匡彦氏も、この雑誌でよくぞここまで嘘を垂れ流すことができるなと感心しました。
ティアハイムベルリンの太田匡彦氏の記事では、こちらでも何度も取り上げています。
「ティアハイムベルリンは一頭も殺さない」~ティアハイムベルリン自身のHP、で、「傷病、問題行動がある動物、緊急の場合は殺処分します」とあります。
また経営トップも最大手新聞社に「我施設は殺処分しています」と公言しています。
また「ドイツではほとんどがティハイムから犬を入手する」ですが、8%程度です。
東京都の保健所+保護施設による譲渡9.3%より少ないです。


> 立ち入り禁止区域での餌やりって美談ですか?

この記事では、許可を受けて入っていると書かれていますが、実際は無許可で入ったり、虚偽申告(餌やりではなく家屋の片付けとかなんとか)で立ち入り許可を受けたやからも多数います。
虚偽申告で逮捕された団体もいます。
避難指示の時はひどかったですね。
家主に無断で窓ガラスを割って猫小屋にしたり。
この記事では、家屋を猫小屋にするのを家主の許可を受けているとありますが、多くはそうではないと思います。
わざわざその家屋の登記簿をとって所有者を割り出し、避難場所を探し当てるのですかね。
登記簿の住所はわざわざ変更してないだろうし。
無断で猫小屋にされた家屋の所有者が怒っているということを美談に作り替えているのでしょう。
そもそも野良猫の餌やりは狂人です。
私が所有する解体予定の家屋ですが、解体業者の見積のために玄関の鍵をかけていませんでした。
すると無断で、その家屋を猫小屋にされてしまいました。
近所から電話があり、行ってみると、子(中)猫が5匹家から飛び出してきて、玄関にはダンボールの寝床とカリカリがばらまかれてました。
福島の避難指示区域も、大方がそうだと思います。
プロフィール

さんかくたまご

Author:さんかくたまご
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・カテゴリー(猫)別最高順位7682ブログ中17位
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1959年生。
大阪府出身、東京育ち(中学は世田谷区立東深沢中学校、高校は東京都立戸山高校です)。
現在は、兵庫県西宮市在住です。
一人暮らしです。

趣味はクルマをコロガスこと(現在のクルマは4代目のメルセデスベンツです。ドイツ車では5代目)、庭での果樹栽培、家の手入れ掃除です。
20歳代前半から商品先物、株式投資をはじめ、30歳で数億円の純資産を得るが、その後空売りの深追いで多くを失う。
平成12年ごろから不動産投資を行い成功、現在50数戸を無借金で所有。
不動産投資では、誰も見向きもしなかったキズモノ、競売物件などをリノベーションする手法です。

・座右の銘は「人の行く裏に道あり花の山」
・好きな生き物 メジロ
・尊敬する人 ガブリエルシャネル(シャネル社創業者)
・好きな言葉 Das Beste oder nichts「最善か無か」。ダイムラー・ベンツ社の企業理念。私自身は何事も中途半端でいい加減です。ですからこの言葉に憧れます。

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