アメリカの年間犬猫殺処分数は370万頭~人口比で日本の約18倍



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(Summary)
Animal Shelter Euthanasia
56 percent of dogs and 71 percent of cats that enter animal shelters are euthanized. More cats are euthanized than dogs because they are more likely to enter a shelter without any owner identification.
Only 15.8 percent of dogs and 2 percent of cats that enter animal shelters are reunited with their owners.
25 percent of dogs and 24 percent of cats that enter animal shelters are adopted.
It is estimated that approximately 3.7 million animals were euthanized in the nation’s shelters .


 しばしば日本では、「日本の犬猫の殺処分数は諸外国と比較して格段に多い」と喧伝されています。では日本以外の主要な先進国の犬猫殺処分の状況はどうなっているのでしょうか。私はフランスについての殺処分状況を取り上げましたが、フランスでは年間の犬猫殺処分数は約50万頭と推計されており、人口比では日本の12倍です。今回はアメリカ合衆国を取り上げます。権威ある動物保護団体の最新の発表によれば、アメリカ合衆国における犬猫殺処分数は370万頭です。その数は、人口比で日本の約18倍です。


 アメリカの大変権威ある動物保護団体、American Humane Association 「アメリカン・ヒューマン AHA」が、2016年8月25日に、アメリカ合衆国における犬猫殺処分数の推計値を発表しています。
 同団体は、アメリカでは大変歴史があり権威がある、規模も大きい動物愛護(そのほか児童福祉活動も行っています)団体です。HPやウィキペディアの記述によれば、ワシントンD.Cとロサンゼルスに本拠地を置く、1877年に創立、収入は13,457,897ドル、専業従業員は143名の非営利団体です。以下に、同団体が2016年に発表した、アメリカ合衆国における、アニマルシェルターの安楽死(殺処分)に関する記述を引用します。


Animal Shelter Euthanasia 「アメリカのアニマルシェルターにおける動物の安楽死(殺処分)」2016年8月25日。

American Humane is one of the founding members of the National Council on Pet Population Study and Policy.
The mission of the National Council is to gather and analyze reliable data that further characterize the number, origin and disposition of pets (dogs and cats) in the United States.
56 percent of dogs and 71 percent of cats that enter animal shelters are euthanized.
Only 15.8 percent of dogs and 2 percent of cats that enter animal shelters are reunited with their owners.
25 percent of dogs and 24 percent of cats that enter animal shelters are adopted.
It is estimated that approximately 3.7 million animals were euthanized in the nation’s shelters .
This number represents a generally accepted statistic that is widely used by many animal welfare organizations, including the American Society for the Prevention of Cruelty to Animals (ASPCA).


アメリカン・ヒューマンは、ペットの飼育数調査とペット政策に関するナショナル・カウンシル(全米協議会)の創設メンバーの一つです。
ナショナル・カウンシルの使命は、アメリカ合衆国におけるペット(犬と猫)の処分に関する、数値を特徴付ける元となる、信頼性の高いデータの収集と分析を行うことです。
アメリカでは、動物保護施設に入所する犬の56%と猫の71%が安楽死させられます。
僅かに動物保護施設に入所した犬の15.8%と、猫の2%が飼い主に戻されます。
動物保護施設に入所した犬の25%と、猫の24%が新しい飼い主に譲渡されています。
約370万の動物(犬猫)は、国の動物保護施設で安楽死させたと推定されています。
この数値は、広く「全米動物虐待防止協会」を含む、多くの動物愛護団体によって用いられ、一般的にも受け入れられている統計値です。



 一方、環境省が発表した最新(平成27年度)の日本の犬猫殺処分に関するデータを引用します。犬・猫の引取り及び負傷動物の収容状況
・犬猫合計殺処分数~82.902頭
・犬の殺処分割合~15.811(殺処分数)/46.649(引取り数) 33.9%
・猫の殺処分割合~67.091(殺処分数)/90.075(引取り数) 74.5%
・犬の譲渡割合~16.417(譲渡数)/46.649(引取り数) 35.2%
・猫の譲渡割合~22.692(譲渡数)/90.075(引取り数) 25.2%
・犬の飼い主返還割合~13.220(返還数)/46.449(引取り数) 28.3%
・猫の飼い主返還割合~345(返還数)/90.075(引取り数) 0.4%

 以上より、アメリカ合衆国と日本の犬猫殺処分数(人口比)、犬猫の譲渡割合、飼い主への返還割合を比較すれば、以下のようになります。
①アメリカは日本に比べて犬猫の殺処分数は極めて多く、人口比で日本の18倍である。
②殺処分率は、日本は犬はアメリカに比べて著しく低い。猫はほとんど変わらない。
③譲渡割合は、日本は犬はアメリカに比べて変高い。猫はほとんど変わらない。
④飼い主返還率は、日本は犬はアメリカに比べると大変高い。猫はアメリカの方が高いがいずれも著しく低い。


 以上より、特筆すべきは、犬猫の合計殺処分数のアメリカの多さです。私はフランスの殺処分数の多さについてもいくつか記事にしています。フランスは推計で年間50万もの犬猫を殺処分しており、その数は人口比で日本の12倍です。これから記事にしますが、イギリスの犬の殺処分数は、2014年の発表で、人口比で日本とほぼ同数です。イタリアにおいても、一部の自治体のデータ(議会議事録。パロマ市)しかありませんが、人口比で日本の数倍です。ドイツにおいても、公的殺処分は相当数有り、州によっては、東京都の6倍もの犬の殺処分を行っていることを私は記事にしています。また、ドイツ、オーストリア、スイスなどは、犬猫(スイスは猫のみ)は通年狩猟駆除されており、例えばその数を殺処分数に含めれば、ドイツは殺処分の合計では人口比で日本の約10倍になります。
 しかし「日本の犬猫の殺処分数は諸外国と比較して格段に多い」という妄言を、国会という公の場で国会議員が発言しています。民主党・新緑風会の前安井美沙子参院議員です。厚顔無恥と揶揄されるだけでは済みません。公人としての国会議員の国会での発言は、国の政策に影響を与えるのです。それを荒唐無稽な大嘘、根拠のない捏造を垂れ流すとは、もはや狂気です。沖縄県は、先進国ニュージーランドを見習え!~野良猫野良犬放置によるヤンバルクイナの危機


(動画)

 DOGS STILL Being GASSED To Death in U.S. ANIMAL SHELTERS. 「動物保護施設の犬は未だにガス室で殺されている」。2013/03/25 に公開。
 アメリカでは、広くガス室での犬猫殺処分が行われています。日本と同様の二酸化炭素、一酸化炭素などです。一部の州では、ガス室による殺処分は廃止され、麻酔薬による安楽死が採用されています。




(動画)

 The Sad Truth Behind Animal Shelters ★★★★★ 「動物保護施設の裏側の悲しい真実」。2014/02/07 に公開。こちらの動画では「毎年800万もの犬猫が殺処分される」とあります。「72時間以内に90%の犬猫が殺処分される。そしてゴミのようにゴミ箱に捨てられる」。アメリカ人って、大雑把なところがあるから。

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1959年生。
大阪府出身、東京育ち(中学は世田谷区立東深沢中学校、高校は東京都立戸山高校です)。
現在は、兵庫県西宮市在住です。
一人暮らしです。

趣味はクルマをコロガスこと(現在のクルマは4代目のメルセデスベンツです。ドイツ車では5代目)、庭での果樹栽培、家の手入れ掃除です。
20歳代前半から商品先物、株式投資をはじめ、30歳で数億円の純資産を得るが、その後空売りの深追いで多くを失う。
平成12年ごろから不動産投資を行い成功、現在50数戸を無借金で所有。
不動産投資では、誰も見向きもしなかったキズモノ、競売物件などをリノベーションする手法です。

・座右の銘は「人の行く裏に道あり花の山」
・好きな生き物 メジロ
・尊敬する人 ガブリエルシャネル(シャネル社創業者)
・好きな言葉 Das Beste oder nichts「最善か無か」。ダイムラー・ベンツ社の企業理念。私自身は何事も中途半端でいい加減です。ですからこの言葉に憧れます。

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