懲りない赤恥大嘘番組「ワンだランド」。「スイスは殺処分ゼロ」の大嘘~その他にも、スイスには多くの「殺処分制度」があります



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(Zusammenfassung)
Schweiz: Drei Hunde nach Attacken auf Schafe erschossen


 ABC朝日放送のTV番組、「ペットの王国 ワンだランド」が報じる海外動物愛護情報が、ほぼすべてが嘘、誤り、偏向です。昨年12月に「スイス特集」として3回放送されました。既に第1回放送の、「世界一のペット先進国スイスへ スイス流 秘 しつけ」で報じられた、「スイスでは犬はノーリード(これは和製英語で通じませんが)でも良い」が荒唐無稽の大嘘であることは書きました。第2回放送で報じられた「1、スイスは殺処分ゼロ」、「2、スイスのブリーダーは大変難しい国家資格がいる」、「3、スイスで犬を入手する人はティアハイムからがほとんど」などが全くの嘘、誤り、偏向す。今回は、1、に関して、「スイスには多くの殺処分制度がある」ことを書きます。


 本記事では、ABC朝日放送「ペットの王国 ワンだランド」スイス特集の第2回放送についての、嘘、誤り、偏向を指摘します。まず本放送で報じられた、「スイスは殺処分ゼロである」ことが大嘘であることを述べます。まず前提として、スイスでは、以下について犬猫の殺処分を法律で定めています。「1、」については前回記事で述べました。
1、禁止犬種や咬傷犬は行政が押収して強制的に殺処分する権限がある(一定数の殺処分数があります)。
2、*1、逃走した、または飼い主不明の浮遊犬などは、行政が射殺する権限が有り、一定数あります。
3、スイスに犬猫などを輸入する際に、検疫の不備があれば犬猫などは押収されて強制的に殺処分されます。

 以上は、行政が直接行う「殺処分」です。さらにスイスでは、民間においても、事実上の殺処分がかなりの数で行われています。4、ティアハイムで一定数の殺処分が行われています。
5、*2、猫に関しては、スイス連邦狩猟法で狩猟対象であり、民間人により射殺などされて駆除される猫の数は約10万匹と推定されています(その数は日本の猫の公的殺処分数の約23倍です)。また徘徊犬(飼い犬)や野犬は行政職員が射殺します。

 記事、
懲りない赤恥大嘘番組「ワンだランド」。「スイスは殺処分ゼロ」の大嘘~スイスでは禁止犬種を押収して強制的に殺処分する法律があります
懲りない赤恥大嘘番組「ワンだランド」。「スイスは殺処分ゼロ」の大嘘~スイスでは通関に不備があれば、犬などを殺処分します
懲りない赤恥大嘘番組「ワンだランド」。「スイスは殺処分ゼロ」の大嘘~殺処分を行っているスイスのティアハイム
では、スイスでは、「禁止犬種の強制殺処分制度」、「スイスでは、通関での検疫不備があれば犬などは殺処分される」、「スイスのティアハイムでは一定数の殺処分がある」、ことを書きました。今回は、その他のスイスにおける殺処分制度について述べます。


・スイスでは全州において、咬傷犬を行政が強制的に殺処分する権限があります。一例ですが、リードをしていない飼い犬が、バーベキューを楽しんでいる他家の家族を襲い、4歳の男の子に重傷を負わせた事件では、その犬を行政が押収し、強制的に殺処分しました。 「ペットの王国 ワンだランド」での報道、「スイスでは犬はノーリードでOK。大型犬が自由奔放に大自然の中を走り回り~」とは恐れ入りました(赤面)。
 Rottweiler wird eingeschläfert 「ロットワイラー種の犬は安楽死処分されます」。2012年1月13日、から引用します。

SCHAFFHAUSEN – Der Rottweiler, der am Sonntag in Schaffhausen einen Vierjährigen schwer verletzt hat, wird am Mittwoch in Schaffhausen eingeschläfert.
Die Entscheidung darüber, dass der Rottweiler am Mittwoch getötet wird, bestätigte Kantonstierarzt Urs-Peter Brunner in einem Interview mit dem Lokalradio «Munot».
Der Hund sei zwar im Kanton Aargau registriert, werde aber nicht mehr dorthin zurückgebracht.
Der Hund fiel daraufhin über den Vierjährigen her und verletzte ihn schwer, aber nicht lebensgefährlich am Kopf.
Eigentümer in Mordfall verdächtig.

シャフハウゼン - スイス、シャフハウゼンで日曜日に、4歳の子供に重傷を負わせたロットワイラー種の犬は、シャフハウゼン行政当局により、水曜日に安楽死されました。
ロットワイラー種の犬を水曜日に殺処分するという決定は、地元のラジオ局「ムネット」とのインタビューで、州の行政獣医師、ウルス・ピーター・ブルナー氏により確認しました。
犬はアールガウの州に登録されていたのは事実ですが、もはや飼い主には返還されません。
犬の飼い主は、殺人未遂事件の容疑者です。



・スイスにおいては、自由に徘徊している犬は、自然保護官や警察官が射殺する権限があります。野犬のみならず、飼い犬であっても、人の管理下にない犬は、行政が射殺する権限があります。2016年の、スイス、サンクト・ガレン州で逃げ出した飼い犬を、行政が射殺した事件を私は記事にしています。
 その他にも、野犬が放牧している羊を襲って、野生動物保護官に射殺された事件のニュースを引用します。Schweiz: Drei Hunde nach Attacken auf Schafe erschossen 「スイス 羊を襲った3頭の犬は射殺されました」。2008年9月23日。

Am Sonntag, den 21. September 2008, wurden im Schweizer Binntal (Kanton Wallis) drei Hunde durch den Wildhüter erschossen.
Die Hunde hatten zuvor mehrere Schafe attackiert und getötet.
Im aktuellen Fall wurde die Einsatzzentrale der Kantonspolizei über die streunenden Hunde in dieser Region informiert.
Ein Wildhüter erhielt den Befehl, die Tiere einzufangen oder im schlimmsten Falle zu erschießen.

2008年9月21日の日曜日に、スイス(ヴァレー州)で、3頭の犬が野生動物保護官により射殺されました。
犬たちは以前に羊を襲って何頭かを殺していたのです。
今回のケースでは、州警察のオペレーションセンターは、この地域での野良犬の出没を知らされていました。
野生動物保護官は、犬を捕獲するか、最悪の場合には射殺するように命じられていました。



(画像)

 羊を襲って、野生動物管理官によって射殺された野犬(?)。警察は、犬の飼い主(犬を遺棄した、「元」飼い主?)を一応捜査したようです。もちろん、犬の飼い主(元飼い主?)の犯罪容疑です。

スイス 野犬 射殺


・スイスでは、連邦狩猟法により、猫は野良猫飼い猫問わず屋外を徘徊しているものは通年狩猟対象です。スイスで狩猟駆除により殺害される猫の数は、年間約10万匹と推計されています。その数は、人口比で日本の猫の公的殺処分数の約23倍です。
 100'000 Kätzchen werden jedes Jahr getötet 「スイスでは毎年10万匹の子猫が殺されます」。2014年9月23日、から引用します。

Unkontrolliert kommen jedes Jahr Unmengen Kätzchen zur Welt.
Bauern und Private ersticken, ertränken, erschiessen oder erschlagen dann die überzähligen Tiere.
Insbesondere auf Bauernhöfen kommen jedes Jahr Dutzende Kätzchen auf die Welt,
die niemand will.
Sie töten die Tiere, indem sie sie ertränken, erschlagen, vergasen oder ersticken.
Aber auch Private machen auf wilde Kätzchen Jagd.
Rund 100'000 kleine Kätzchen erleiden.
Sie geht davon aus, dass die über 100'000 streunenden und halb verwilderten Katzen jedes Jahr zwischen 160'000 bis 320'000
Katzenwelpen gebären.
«Ein beträchtlicher Teil davon wird getötet, sonst hätten wir viel mehr Katzen in der Schweiz.»
Beim Schweizer Tierschutz bestätigt man das Problem der Katzentötungen.
In grossem Stil werde dies vor allem noch in ländlichen Gebieten gemacht.

毎年繁殖制限されずに、たくさんの子猫がスイスでは生まれてきました。
農家や一般の民間人は、首を絞め、溺死させ、銃で撃つなどして余った子猫を殺します。
特に農場で毎年生まれる数十匹の子猫は世界中で誰も望んでいません。
農家は、毒ガスや窒息、溺死などにより、子猫を殺します。
しかし一般の民間人も、野生化した子猫の狩猟を行います。
約10万匹の子猫が駆除されます。
10万匹以上の野良猫と半野生化した猫は、毎年16万匹から32万匹の子猫を毎年出産していると推定されています。
「それらの子猫のうちのかなりの部分が殺されている。そうでなければ、スイスではもっと多くの猫がいるはずです」。
スイスの動物保護においては、猫の殺害の問題が確認されています。
大規模に、猫の殺害はまだ、主に農村部で行われます。



 つまり、ABC朝日放送「ペットの王国 ワンだランド」で述べられている「スイスは殺処分ゼロ」は真っ赤な「嘘」です。スイスには、・禁止犬種の行政による強制殺処分、・咬傷犬の行政による強制殺処分、・通関時の検疫不備による行政による殺処分、・狂犬病の疑いのある犬などの、行政による強制殺処分(必ずしも症状がなくても「疑い」があるだけでも強制殺処分される)、・ティアハイムが行う殺処分、・徘徊犬の行政による射殺、・猫の狩猟駆除、など多くの殺処分制度があります。
 それらの殺処分を併せれば、人口比では、スイスは日本の数十倍もの犬猫を殺処分していることになります。猫の狩猟駆除だけでも、人口比で日本の公的な猫の殺処分数の23倍にもなるのですから。「ペットの王国 ワンだランド」のスイス特集、「第2回。ペットの王国 ワンだランド スイスが殺処分ゼロを実現できた秘密、ティアハイムへ 2016年12月18日 は、まさに狂気の嘘番組です。


(動画)

 ABC朝日放送「ワンだランド」スイス特集~第2回。ペットの王国 ワンだランド スイスが殺処分ゼロを実現できた秘密、ティアハイムへ 2016年12月18日 。スイスの犬猫の引受数は極めて少ないです。その規模からして、余剰ペットをもれなく吸収出来るとは思えません。また殺処分も行っていますし、犬の入手シェアに占めるティアハイムの譲渡は、統計上無視できるほどごくわずか(4%未満。東京都の保健所+保護施設の譲渡の割合の半数にも満たない)です。まさに本番組は、狂った嘘番組。


(動画)

 ABC朝日放送「ワンだランド」スイス特集~第3回。【海外の反応】日本のペット生体販売&殺処分に世界がドン引き・・・。2016/12/25 に公開。スイスでは、日本では全面的に禁止されているインターネットなどによる犬などの生体販売が極めて盛んに行われて、それがメジャーな犬の販売方法です。また、日本より、スイスの方が犬猫の殺処分に関しては厳格におこなっています。まさに本番組は事実とは正反対の、狂気の嘘番組。




(註)

*1、「スイスでは逃走した、または飼い主不明の浮遊犬などは、行政が射殺する権限が有り、一定数あります」については、こちらの記事で取り上げています。

懲りない赤恥大嘘番組「ワンだランド」スイス編~スイスではリードから犬を放して遁走させた場合は、警察官などにより射殺されます

*2、「猫に関しては、スイス連邦狩猟法で狩猟対象であり、民間人により射殺などされて駆除される猫の数は約10万匹と推定されています(その数は日本の猫の公的殺処分数の約23倍です)」については、こちらで記事にしています。

スイスは日本の約23倍の数の猫を殺処分している!(スイスの狩猟駆除数は年間10万匹で、人口比で日本の公的殺処分の約23倍)
「スイスでは殺処分ゼロ」と言う、痛すぎる赤恥大嘘ブログ 猫編ー1


(資料)

 なお、スイスの犬猫の殺処分制度に関しては、過去にこのような記事を書いています。併せてお読みくださればありがたく存じます。

「スイスでは殺処分ゼロ」と言う、痛すぎる赤恥大嘘ブログー1
「スイスでは殺処分ゼロ」と言う、痛すぎる赤恥大嘘ブログー2
「スイスでは殺処分ゼロ」と言う、痛すぎる赤恥大嘘ブログー3
「スイスでは殺処分ゼロ」と言う、痛すぎる赤恥大嘘ブログー4
「スイスでは殺処分ゼロ」と言う、痛すぎる赤恥大嘘ブログ 猫編ー1
「スイスでは殺処分ゼロ」と言う、痛すぎる赤恥大嘘ブログ 猫編ー2
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「ワンだランド」に抗議しました

「ペットの王国 ワンだランド」苦情申し入れ先。
https://cipher.asahi.co.jp/pet_comment/

2016年12月18日放送の「スイス特集、「第2回。ペットの王国 ワンだランド スイスが殺処分ゼロを実現できた秘密、ティアハイムへ」について。
本番組では「スイスでは飼えなくなった犬などのペットはティアハイムという保護施設が引き取り再譲渡しているので殺処分ゼロを達成している」とあるが、全くの誤り、大嘘である。
ティアハイム自体一定数の殺処分を行っている。
またティアハイムは営利団体であり、引取り料金もかなり高額(犬で日本円で3万円台~)で、再譲渡(もかなりの高額。犬で8万円近く)の見込みないものは引き取らない。
またティアハイムの全スイスの年間引取り数は犬はわずか2600あまりで、不要ペットをすべて吸収しているとは言い難い。他にもスイスはティアハイム以外にも多くの殺処分制度がある。
禁止犬種、咬傷犬の強制殺処分、徘徊犬の行政による射殺、猫の狩猟駆除(年間10万匹。この数は、日本の公的殺処分の日本の人口比で約23倍)などが有り、実数ではスイスは日本の数十倍の殺処分をこなっている。
・スイスにおける猫の狩猟駆除数は年間10万匹(http://www.20min.ch/schweiz/news/story/100-000-Kaetzchen-werden-jedes-Jahr-getoetet-18176048)。
・逃げ出した犬を行政が射殺したケース。飼い主はh各しようとしていたし、犬の危険性はなかった(http://www.20min.ch/schweiz/ostschweiz/story/29088098?httpsredirect)。本番組でスイスに関して報じられていることは、ほぼ全てが嘘、誤り、偏向の羅列である。http://eggmeg.blog.fc2.com/blog-entry-855.html
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さんかくたまご

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1959年生。
大阪府出身、東京育ち(中学は世田谷区立東深沢中学校、高校は東京都立戸山高校です)。
現在は、兵庫県西宮市在住です。
一人暮らしです。

趣味はクルマをコロガスこと(現在のクルマは4代目のメルセデスベンツです。ドイツ車では5代目)、庭での果樹栽培、家の手入れ掃除です。
20歳代前半から商品先物、株式投資をはじめ、30歳で数億円の純資産を得るが、その後空売りの深追いで多くを失う。
平成12年ごろから不動産投資を行い成功、現在50数戸を無借金で所有。
不動産投資では、誰も見向きもしなかったキズモノ、競売物件などをリノベーションする手法です。

・座右の銘は「人の行く裏に道あり花の山」
・好きな生き物 メジロ
・尊敬する人 ガブリエルシャネル(シャネル社創業者)
・好きな言葉 Das Beste oder nichts「最善か無か」。ダイムラー・ベンツ社の企業理念。私自身は何事も中途半端でいい加減です。ですからこの言葉に憧れます。

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