玉林の犬肉祭りを報じるスイスのメディアの厚顔無恥~中国人の「犬を食べたことがある」割合は20%未満、スイス人の「猫を食べたことがある」割合は48%


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(Zusammenfassung)
Tierschützer bekämpfen Hundefleisch-Festival
Laut Umfragen haben weniger als 20 Prozent der Chinesen schon einmal Hundefleisch gegessen.
„Schmeckt wie Kaninchen“ Essen Schweizer Katzen?
Online-Umfrage Zeitung gaben 48% an: „Ja, ich habe schon Katzenfleisch gekostet.“
In Europa wird in ländlichen Regionen der Schweiz Katzenfleisch verzehrt.
中国の広西省玉林市(ユーリン市)では、毎年夏至の日に「犬肉祭り」が開催されます。この祭りに対しては、動物愛護団体らが非難し、廃止を求める抗議活動を繰り広げています。玉林市の犬肉祭りと、それに対しての愛護団体らと外国の著名人の抗議活動を、スイスのマスメディアが報道しています。しかしスイスは犬猫食が合法であり、地方によっては犬猫食はかなり一般的です。しかし、人ごとのように、スイスのメディアは中国の玉林市の犬肉祭りを報じています。
スイスのマスメディアが報じた、中国広西省、玉林市の犬肉祭りの抗議運動の記事から引用します。Tierschützer bekämpfen Hundefleisch-Festival 「動物愛護活動家は、玉林の犬肉祭りと戦います」。2016年6月22日。
Für ein Festival werden in Yulin jährlich Tausende Hunde geschlachtet.
Aktivisten versuchen nun, wenigstens ein paar der Tiere zu retten.
Den wenigen befreiten Tieren standen auch in diesem Jahr wieder Tausende Vierbeiner gegenüber, für die jede Hilfe zu spät kam.
Alte Tradition?
Die Organisatoren des umstrittenen Festes, das jedes Jahr zur Sommersonnenwende in der Provinz Guangxi stattfindet, berufen sich darauf, dass der Verzehr von Hundefleisch in der Region eine lange Tradition habe.
sondern um eine Veranstaltung, die von den Schlachtbetrieben in Yulin erst vor einigen Jahren erfunden worden ist, um den Umsatz anzukurbeln.
sondern um eine Veranstaltung, die von den Schlachtbetrieben in Yulin erst vor einigen Jahren erfunden worden ist, um den Umsatz anzukurbeln.
Laut Umfragen haben weniger als 20 Prozent der Chinesen schon einmal Hundefleisch gegessen.
Dort übergaben die Aktivisten den Behörden elf Millionen Unterschriften von Menschen aus aller Welt,
die ein Ende des Festes fordern.
Kritik an dem Festival üben auch internationale Prominente, das brasilianische Supermodel Gisele Bündchen und der englische Schauspieler Ricky Gervais.
犬肉祭りのために、何千頭もの犬は毎年玉林市で虐殺されています。
現在動物愛護活動家らは、犬たちを少数であったとしても助けようとしています。
今年は数千頭の犬のうち、少数の犬が助け出されましたが、自主的な救済活動は遅すぎました。
古くからの伝統でしょうか?
広西省の夏至のあいだに毎年恒例の祭りの開催は、地域に定着した犬肉を食べるという長い伝統があるのですが、その事実に対しては論争になっています。
しかし、数年前に玉林市の屠殺場によって発明されたイベント(犬肉祭り)は、犬肉の売上高を増やしています。
調査によれば、中国では今まで犬の肉を食べたことがあるという割合は20%未満であることを示しています。
動物愛護活動家らは、世界中から犬肉祭りの1100万もの反対署名を中国の所轄官庁に引き渡しました。
そして、犬肉祭りの終了を呼びかけています。
祭りの批判はまた、海外セレブも行って、ブラジルのスーパーモデルであるジゼル・ブンチェンやイギリスの俳優の、リッキー・ジャーヴェイスです。
引用したスイスの、玉林市の犬肉祭りを報じた記事ですが、どちらかといえば犬肉祭りに反対している動物愛護活動家の運動を肯定しています。しかし実は、スイスは犬猫食(王林の「犬肉祭り」は猫も食される)がかなり一般的です。引用したスイスのマスメディアの記事では、「中国では犬肉を食べたことがある」という割合は20%未満という統計を紹介しています。
一方スイスでは、「猫肉を食べたことがある」というドイツの大手新聞社の調査では、約半数が「食べたことがある」としています。つまり犬猫食は、むしろ中国よりスイスの方が一般的であるとさえ言えるのです。スイスのマスメディアは、中国の犬肉食を批判する立場にあるのでしょうか?
スイスの犬猫食に関しては、私は今までいくつかの記事を書いています。スイス人の「猫肉を食べたことがあるの割合が約半数である」は、こちらで書いています。びっくり!世界の猫事情~猫肉はスイスでは普通の食材です(1)。
こちらの記事で引用した、ドイツの大手新聞社の調査結果を以下に示します。„Schmeckt wie Kaninchen“ Essen Schweizer Katzen? 「それはウサギのような味 猫はスイスの食品なのでしょうか?」。2011年。
Online-Umfrage Zeitung gaben 48% an: „Ja, ich habe schon Katzenfleisch gekostet.“
In Europa wird in ländlichen Regionen der Schweiz Katzenfleisch verzehrt.
(ドイツの)新聞のオンライン調査では、「私は猫の肉を食べたことがあります」との(スイス人の)回答は48%でした。
ヨーロッパでは、スイスの農村部で猫肉が食べられています。
玉林市の「犬肉祭り」に関しては、日本でもSNSなどで議論が沸騰しました。大変過激に玉林市の犬肉祭りを非難し、攻撃する人が日本でも多く見られます。なお、私は外国の文化については、干渉しません。
玉林市の「犬肉祭り」をことさら非難し、攻撃する日本人の根拠は次のとおりです。
1、犬猫と言う愛玩動物を食べるのは動物愛護に反するし、世界の潮流にも逆行する。
2、屠殺の仕方が残酷である。
3、飼い犬を盗んで犬肉祭りに用いる。
しかし、その根拠は薄弱です。まず1、について述べます。犬猫食は、先に述べたスイスにもある通り、中国以外でも広く行われています。スイス以外にも、ヨーロッパではポーランドには今でも犬食習慣があります。その他ベトナム、タイ、インドネシアなどの東南アジア、中南米(ペルーの「猫肉祭り」は有名です)、カナダ。アメリカの一部の州では、犬の食用飼育と屠殺~精肉事業が合法です。対してアメリカは連邦法で馬の屠殺と馬肉の流通を禁じています。
ですから「犬猫という愛玩動物に限り、屠殺と食用は世界的価値観により禁じるべき」は根拠がありません。オーストラリアでは、猫肉を推奨する人達がいます。さらには北極圏のイヌイットの犬食など、枚挙に暇がありません。
2、ですが、ことさら残酷な屠殺方法を、宗教上の理由から合法として行っている国があります。イスラム教の教義では、家畜の屠殺は放血前に意識を消失させませんが、これはかなり残酷な屠殺方法です。
ドイツでは、放血前に意識を消失させない屠殺方法は動物保護法で禁じていますが、イスラム教の教義に則った屠殺方法は合法とされています。また、玉林での犬屠殺がことさら残酷な方法であるとの情報は、反対派の誇張がある可能性があります。
3、ですが、しばしばスイスでは、放し飼いの猫がハンターに撃たれて食されている可能性が指摘されています。スイスでは、人の占有下にない猫は、通年狩猟駆除が合法だからです。
1、2、3、については、実例をあげながら、次回以降の記事で論じます(続く)。
(動画)
毎年のようにドイツなどのヨーロッパ諸国では、玉林(ユーリン)の犬肉祭りへの抗議があります。文化的に近い隣国のスイスでの犬猫食に対してスルーというのは、私は疑問を感じます。
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