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飼い主の赤ちゃんを襲った犬は安楽死させられました~ニュージーランド



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(Summary)
Newzealand
Dog attack: No action against owners
The Dunedin City Council will not be taking any action against the owners of a dog which attacked their baby girl yesterday afternoon, after they agreed to have the dog put down.


 ニュージーランドで最近発生した、犬の咬傷事故です。飼い犬が、飼い主の9ヶ月の女の赤ちゃんを襲い、重傷を負わせました。犬が咬傷事故を起こす前は、なにも兆候は見られませんでした。飼い主の両親はアニマルコントロールの指導に従い、犬を安楽死させることに同意しました。飼い主の両親は、刑事責任を負うことを免れました。

 Dog attack: No action against owners 「犬の咬傷事故 犬の飼い主は犬の安楽死に逆らいませんでした」。2016年5月16日。

The Dunedin City Council will not be taking any action against the owners of a dog which attacked their baby girl yesterday afternoon, after they agreed to have the dog put down.
One of two family dogs at the property, a Jack Russell, bit the child on the face.
The girl, said by neighbours to be about nine months old, was taken to Dunedin Hospital's emergency department.
A hospital spokesperson this morning said the girl was progressing favourably in the hospital's children's unit.
Police today said the girl's injuries were not serious。
Both dogs on the property were registered and had no history of complaints.
It posed no risk to anyone.
The family told Animal Services they would have the animal put down.
"This was an unfortunate incident and we are satisfied with the actions of the owners. We will not be taking any further action in respect to this incident."

ダニーデン市役所は、我が子の女の赤ちゃんを昨日攻撃した犬の飼い主に対しては、飼い主がその犬の安楽死処置に合意した後には何も措置も講じることはないでしょう。
私有地内で、2頭いる飼い犬のうちの一頭、ジャックラッセルテリアですが、子供の顔にかみつきました。
女の子、
隣人の証言によれば、犬に噛み付かれたのはおよそ生後9ヶ月の女の赤ちゃんで、ダニーデン病院の救急科に搬送されました。
病院の広報担当者は、今朝は、犬に咬まれた女の子は、病院の小児科で良好に回復に向かっていると述べました。
本日警察は、赤ちゃんの怪我は重賞ではないと述べました。
犬は2頭とも登録されており、そして、近隣からの苦情歴もありませんでした。
その犬は、誰に対しても危険ではありませんでした。
赤ちゃんの家族は、赤ちゃんを攻撃した犬は安楽死させなければならないとアニマル・サービスに言いました。
「これは不幸な事件でした。そして私たち(アニマル・サービス)は犬の飼い主の対処に満足しています。私たちは、この事件に関しては、これ以上のいかなる措置を講じることはありません」。


 報道の内容から推測しますが、おそらくニュージーランドにおいては、たとえ飼い犬が飼い主が家族を襲ったとしても、何らかの処罰があるのだと私は思います。この事件で犬が噛み付いたのは飼い主の子供で、怪我の程度も軽かったのです。しかし警察の取り調べがあったようですし、アニマル・サービスも、任意で犬の安楽死を求めました。犬の飼い主は、犬の安楽死に同意したために、飼い犬による咬傷事故の法的責任を問われることがなかったものと推測します。
 咬傷事故を起こした犬は、適法に登録されて、本事件を起こすまでは問題行動もありませんでした。しかし一旦咬傷事故を起こせば、飼い主に対しても犬の処分に対しても、ニュージーランドの姿勢は厳しいと言えます。

 今まで何度か私の記事で取り上げましたが、日本は飼い犬の咬傷事故に対しては、大変寛容な国家です。重度の障害事件を起こしても、親告罪(被害者の告訴を要する犯罪)で、過料にとどまります。仮に飼い犬が死亡咬傷事故を起こしたとしても、最高で懲役2年です。なお犬は、飼い主が拒めば、たとえ死亡事故を起こした犬でさえ、押収~強制殺処分されることはありません。
 日本の犬の飼い主と犬に対する寛容ぶりは、先進国では例を見ません。やはり日本はかつて「生類憐れみの令」という特異な法令が施行された歴史を持つ国家です。「お犬様国家」としての文化が脈々として現在まで受け継がれてきているのかもしれません。


(動画)

 少し古いニュースですが、アメリカで家族同様の飼い犬が、生後2ヶ月の、飼い主の赤ちゃんを殺害した事件です。2012年。このような事件では、いずれも犬が危険であるとの兆候は見られませんでした。

A family dog attacked and killed a two-month-old in Ridgeville Friday morning.
According to the Dorchester County Sheriff, at 11:08 a.m., Aiden McGrew was bitten multiple times and dismembered by a retriever-lab mix dog at home while his mother was away and the father was sleeping.

家族同様の飼い犬は、金曜日の朝リッジヴィルで飼い主の生後2ヶ月の赤ちゃんを攻撃して殺しました。
ドーチェスター郡保安官によれば母親が留守の間の、午前11時08分にエイデン・マグリューという名の赤ちゃんは何度も、家族の飼い犬であるレトリバーの雑種犬にかまれてズタズタにされました。
父親は寝ていました。



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No title

ニュージーランドもアメリカも…いや、他の国もですが、自分の飼い犬も処分できる感覚は今の日本にいるとあまりわかりませんね。
やっぱり感覚が違うといいますか、日本ではチワワが人にとびかかってきても飼い主は笑ってみているとかありますもん。
子供のしつけも大事ですが、日本ではそれ以上に犬にあまい人(動物だから仕方ないみたいな)人が結構いるような。

>家族同様の飼い犬は、金曜日の朝リッジヴィルで
ペットが家族同様って考え方は、海外と日本、共通のモノでしょうがどちらが発祥なんでしょうか?
なんかよく、海外では日本とは違って家族同様としてペットを…みたいな記述も見かけるけど。。。


そうそう、これ、まだ原文のほうに当たれていないんですが…つい最近鳥獣害対策系のHPにお知らせとして載せられていたんです。
 http://www.cnn.co.jp/fringe/35086023.html  
CNN:全米一の「ネズミ都市」シカゴ、駆除に野良猫が大活躍2016.07 .18 Mon posted at 18:21 JST
シカゴのレイクビュー地区はTNR推奨?アメリカの別の州ではTNRは有害だと言われていたんじゃなかったでしたっけ… にわかには信じられません。
Californiaから離れてるからいいのか?生態系や人体には有害で、ネコの愛護面ではよくないけどネズミ駆除としてはとても有用なのでしょうかねー??? 

HPより
>ネズミ捕りや毒入りの餌などあらゆる手段を試したものの効果がなく、最後に行き着いたのが、
>動物愛護団体のツリーハウス・ヒュメーン・ソサエティーだった。同団体はケージなし、殺処分ゼロの保護施設を米国で初めて
>1971年に開設。今ではネズミ駆除の革新的なアプローチで有名になった。
>同市ではかつて、保護されても里親が見つからない猫は殺処分されていた。
>しかし2007年の条例改正がきっかけとなり、保護団体などが捕獲した野良猫を避妊・去勢して、
>元の場所に戻すことができるようになった。

>中には野鳥の生息環境が脅かされるなどの苦情もあるものの、猫を導入したいという申し込みが多く
>今では30日待ちの状態。全米からも問い合わせが相次いでいる。

Re: No title

THEO 様、コメントありがとうございます。

> ニュージーランドもアメリカも…いや、他の国もですが、自分の飼い犬も処分できる感覚は今の日本にいるとあまりわかりませんね。

この記事をざっと読んだ感じでは、ニュージーランドでは、家族であっても犬が咬傷事故を起こした場合、飼い主は何らかの罰則があるようです。
それでアニマルコントロールが被害者の赤ちゃんの両親に犬を殺処分することを同意する代わりに処罰がないことにしたという内容です。
しかしいくらよくなれた飼い犬であっても、我が子に重傷を負わせた犬です。
親としては殺処分には抵抗がそれほどないのではないでしょうか。
このケースでは重症ですが、我が子を飼い犬に殺されたケースは、海外ではしばしばあります。


> 子供のしつけも大事ですが、日本ではそれ以上に犬にあまい人(動物だから仕方ないみたいな)人が結構いるような。

多いですね。
私がSNSで大型犬や闘犬品種の犬のタイムラインで、ごく最近フランスで飼い犬が飼い主の子供を殺した事件を貼ったところ「水を差す」と攻撃をされました。
しかし気をつけるに越したことはないです。


> ペットが家族同様って考え方は、海外と日本、共通のモノでしょうがどちらが発祥なんでしょうか?
> なんかよく、海外では日本とは違って家族同様としてペットを…みたいな記述も見かけるけど。。。

飼い犬のことは、英語でFamily dogといいますね。
日本でも、飼い犬のことを「この子」といいます。
どちらも同じではないですか。
ドイツではこのような事件の報道では親のことを、Hundehalter「犬の飼い主」と記述します。
犬は単にhund。


> まだ原文のほうに当たれていないんですが…つい最近鳥獣害対策系のHPにお知らせとして載せられていたんです。
>  http://www.cnn.co.jp/fringe/35086023.html  
> CNN:全米一の「ネズミ都市」シカゴ、駆除に野良猫が大活躍2016.07 .18 Mon posted at 18:21 JST
> シカゴのレイクビュー地区はTNR推奨?アメリカの別の州ではTNRは有害だと言われていたんじゃなかったでしたっけ… にわかには信じられません。

私は、日本語訳された海外の動物愛護系記事は、ほとんど信用していません。
カリフォルニア州アナハイム市のディズニーランド内での猫TNRは、2010年に裁判所から中止命令が出ています。
それが日本の報道では「素晴らしいTNRの成功例」となっていました。
そして「このような成功例を日本で紹介すれば、地域猫のよい宣伝になる」としています。

なお、シカゴのあるイリノイ州では、TNRが公的制度として認められて合法的な自治体は、クック・カウンティー(シカゴを含む。2007年~)だけです。
https://en.wikipedia.org/wiki/List_of_governments_supporting_trap-neuter-return
「ウィキペディア TNRの公的制度がある政府・自治体のリスト」。2014年最終更新。
その点では、この記事は正確かもしれませんが。

シカゴは、アメリカ合衆国の中では希な、TNRが合法的な自治体です。
しかしペストの記述を読めば、この日本版の記事はかなり怪しいと私は思います。
換骨奪胎されている可能性大です。
アメリカでは毎年10数例のペストが発生します。
感染経路がわかっている動物種では、猫が最も多いのです。
アメリカの獣医師会や獣医学の論文でも、ペスト感染を予防するには、猫を屋外に出してはならない、猫に借りをさせてはならないとあるからです。
猫をTNRすることによりペストを予防できるなどとは、日本人ライターの創作が入ってるでしょう。

このような報道もありました。
「ベルリンでは、一部の地域で犬のリードが義務付けられてそれに反発する愛犬家が」という内容でした。
ビデオニュースで英語のナレーションに日本語の字幕が入っていました。
英語→日本語、の訳は正しかったです。
しかしドイツ語の元のビデオニュースを探して見たところ、「ベルリンのグリューネヴァルト公園では、犬が全面禁止となるエリア(犬の侵入が一切禁止)が拡大し、それに反発した愛犬家が」という内容でした。
読者さんから「ベルリンではもともと犬のリードは義務付けられていたのではないか」という問い合わせがあったのです。
この件も、ドイツ語の元記事を挙げて記事にしています。
それにしても英語のナレーションも、日本人が捏造したのですかね。
ロイタージャパンでした。
嘘つき愛誤は油断も隙もありゃしない。

No title

https://en.wikipedia.org/wiki/List_of_governments_supporting_trap-neuter-return

確かにこのような記述があります。
Chicago's 47th ward area was starting a pilot TNR program in 2012,
"putting area feral cats to work battling its rat problem."
シカゴの第47区地区においては、2012年に試験的に「ネズミ問題の対策のために野良猫を放すことを行う」TNRプログラムを開始しました。

2012年の試験事業ですからね。
なぜ今になって日本で報じるのか疑問です。
調べてみますね。
おそらく事業がうまくいかなかったのだと思います。


http://chicago.cbslocal.com/2012/06/28/north-sides-47th-ward-using-feral-cats-to-catch-rats/
2012年の、ネズミ対策でTNRを行うとの、パイロット事業開始のニュース。
比較的好意的な論調。


http://www.nbcchicago.com/news/local/Ward-Using-Feral-Cats-to-Exterminate-Rats-369731521.html
2016年2月22日の、NBCの報道。
まだやっているみたいですね。
「ユニークなネズミ対策」としていますが、まあ、肯定的な報道。
しんじられなーい。


こちらが、シカゴのネズミ対策TNRに対する批判的意見。
https://www.dnainfo.com/chicago/20130221/chicago/feral-cats-spur-clash-between-audubon-anti-cruelty-societies
「猫はねずみのみならず、在来生物も捕食する」。


こちらも否定的な見解。
http://www.brooklynpaper.com/stories/39/16/dtg-feral-cats-eating-rats-2016-04-15.html
2016年4月16日。
成長した大きなラットは猫は捕食しない。
またネズミの個体数に対して猫の捕食圧の効果は限定的。
それよりも「昨年(2015年)に、アナハイム市のディズニーランドでは、ペストコントロールに依頼して園内の猫を殺害駆除根絶した」という記述に興味をもちました。

No title

ありがとうございます。なるほどー。イリノイの一部ではTNR許されてるのですね。

>私は、日本語訳された海外の動物愛護系記事は、ほとんど信用していません。
多分ニュアンスが似てる英語の原文はこれっぽいですね。 これから読みます、ざっとみれば邦訳分は若干省略されていますね。
http://edition.cnn.com/2016/07/15/health/cats-chicago-rat-patrol/

後半のまあ施設内でネズミ捕らせるのはまあ食品系以外のところならまあいいかなーとは思います。
(ネコ以外でも、テリア犬やフェレットに捕らせてもいいだろうし。)
街中の猫のTNRの目的が、ネズミの生物防除的制御だけど餌やりしてるのは???ですね。猫が空腹な方がネズミ取るだろうけど・・・

>まだやっているみたいですね。
>「ユニークなネズミ対策」としていますが
しかし、生物多様性国家戦略以降は世界的に外来生物は生物防除に使わない様にしよう、何が起こるかわからないから予防原則にして、
放さない様にしようと言われてる中でなかなかチャレンジャーな試みですね。ホントにあの数管理できてるのだろうか…


tps://abcbirds.org/program/cats-indoors/cats-and-birds/
tp://www.bcnbirds.org/
シカゴにだって鳥はいるでしょう、bird trend の方見る限り減ってる鳥もいますね。
猫は室内に!鳥が襲われます!とも書いてますね。

Re: No title

THEO様

> イリノイの一部ではTNR許されてるのですね。

一部というかクック郡(その中にシカゴが含まれる)一自治体だけです。


> 多分ニュアンスが似てる英語の原文はこれっぽいですね。

でしょうね。
CNNですし。
読みましたが、肯定的な報道ですね。
http://edition.cnn.com/2016/07/15/health/cats-chicago-rat-patrol/


> 後半のまあ施設内でネズミ捕らせるのはまあ食品系以外のところならまあいいかなーとは思います。

しかし猫も糞をしますし、ノミも運びますし、ズーノーシスもあります。
やはり衛生状態からすれば良くないのではないかと。


> 街中の猫のTNRの目的が、ネズミの生物防除的制御だけど餌やりしてるのは???ですね。

同感です。


>生物多様性国家戦略以降は世界的に外来生物は生物防除に使わない様にしよう、何が起こるかわからないから予防原則にして、
> 放さない様にしようと言われてる中でなかなかチャレンジャーな試みですね。

生態系保護のための外来生物使用や、ウイルス駆除剤、生物農薬などの使用は、予防原則により用いられなくなりつつあります。
それを思えばこのシカゴの一区画の取り組みは、例外的な手法であることは間違いありません。
それが日本で紹介されると、鬼の首をとったように、「アメリカではTNRを行うことが常識なのだ。ねずみ駆除でも活用されている」と情報を拡散する愛誤が現れます。
私は、アメリカにおいては、「野良猫は給餌禁止、登録、個体識別」が潮流と書いていますが、それを改めるつもりはありません。
このごく例外的な例がアメリカではスタンダードではなく、餌やりを刑事罰でもって禁止するのはむしろアメリカの流れです。
TNRを制度化している自治体は希ですが、餌やりを例外なく禁じている自治体は極めて多いです。


> シカゴにだって鳥はいるでしょう、bird trend の方見る限り減ってる鳥もいますね。
> 猫は室内に!鳥が襲われます!とも書いてますね。

私が検索した資料では、生態系への悪影響と、「猫はラットの成獣は捕食しない。従って効果は限定的」というものがあります。
日本で海外のニュースをフジる場合は、賛否両論で中立性に配慮しなければならないでしょう。

No title

>一部というかクック郡(その中にシカゴが含まれる)一自治体だけです。
>それが日本で紹介されると、鬼の首をとったように、「アメリカではTNRを行うことが常識なのだ。ねずみ駆除でも活用されている」と情報を拡散する愛誤が現れます。
とても限定された地域ですね。 多分あっちで行われてるTNR自身も日本で行われてるそれとは多くが違うものでしょうね。

>生態系保護のための外来生物使用や、ウイルス駆除剤、生物農薬などの使用は、予防原則により用いられなくなりつつあります。
生物農薬は用いられる生物への倫理面でも疑問も残るし、生物は進化するから、たとえ原産国では餌が限定されてても、別の地域では食物や感染相手選択の幅が広がるかもしれない。
あるいは、捕食被食以外の気づかれにくいところで影響が出るかもしれない。 そして、遺伝資源問題で生き物の輸出(国外持ち出し)は年々厳しくなっているとか。
コイ科魚類が在来分布しない地域でコイヘルペスをまいて外来魚駆除、っていう計画ですら議論が沸き上がりますからね。
もうほとんど前時代の発想という扱いになりつつあるのかもしれませんね。


Death row dingoes set to be the environmental saviour of Great Barrier Reef's Pelorus Island
http://www.abc.net.au/news/2016-07-23/dingoes-set-to-become-pelorus-island-environmental-saviour/7652424
(日本語)http://nichigopress.jp/ausnews/science/128919/

生物農薬的な使い方するならこれくらいしないとね。(これはディンゴの根絶が第一目標ではないTNRですねw)
 倫理的や他のリスク管理がどうかは別として、キリンをライオンに与えたりとかこれとか、ほかの国では動物に対して時に日本ではまずやらないような冷酷な判断をしますね。ちょっとびっくりな計画です。
動物愛護先進国や動物愛護後進国とはなんだったんでしょうね(笑)

Re: No title

THEO 様

> とても限定された地域ですね。 多分あっちで行われてるTNR自身も日本で行われてるそれとは多くが違うものでしょうね。

アメリカでは、州法、自治体条例でまず「野良猫の餌やり禁止(厳しい罰則付き)」ありきで、公的にTNRを認めている自治体に限り、厳しい条件を満たしたものに限り、認可をする方式です。
認定団体は、狂犬病ワクチン(これは全ての認可自治体で義務でしょう)とマイクロチップによる個体識別が義務のところも多かったと記憶しています。
いずれは具体例を記事にしようと主xちうています。
日本のように、えさやり自体を禁じておらず、野放図に自称「TNR活動」をしているのとはスタート時点から違います。


> 生物農薬は用いられる生物への倫理面でも疑問も残るし、生物は進化するから、たとえ原産国では餌が限定されてても、別の地域では食物や感染相手選択の幅が広がるかもしれない。
> あるいは、捕食被食以外の気づかれにくいところで影響が出るかもしれない。 そして、遺伝資源問題で生き物の輸出(国外持ち出し)は年々厳しくなっているとか。

そうです。
ですから生物農薬は、環境汚染のリスクからこれからは積極的には開発されないと思います。
かつては野良猫駆除に、猫白血病ウイルスまでもちいられましたが。
外来生物でもって、有害生物を駆除するのもそれと同じです。
シカゴのネズミ駆除を目的としたTNRはそうです。


> コイ科魚類が在来分布しない地域でコイヘルペスをまいて外来魚駆除、っていう計画ですら議論が沸き上がりますからね。
> もうほとんど前時代の発想という扱いになりつつあるのかもしれませんね。

コイは、北米では深刻な悪性外来生物です。
ヨーロッパでも、コイはそのままkoiといって、完全に定着しています。
もともとはアジアが原産のようですが、今では世界中に生息域を広めています。


> 生物農薬的な使い方するならこれくらいしないとね。(これはディンゴの根絶が第一目標ではないTNRですねw)

そのほか、ディンゴを野良猫駆除のために放す計画があります。
それだけ野良猫の被害がひどいということなのでしょうが、私はそれには反対します。
野良猫だけ保証するとは限りませんし、ディンゴ自体、外来生物ですから。
http://www.australianwildlife.org/field-programs/feral-cats-and-foxes.aspx
プロフィール

さんかくたまご

Author:さんかくたまご
当ブログのレコード
・1日の最高トータルアクセス数 8,163
・1日の最高純アクセス数 4,956
・カテゴリー(猫)別最高順位7,928ブログ中5位
・カテゴリー(ペット)別最高順位39,916ブログ中8位

1959年生。
大阪府出身、東京育ち(中学は世田谷区立東深沢中学校、高校は東京都立戸山高校です)。
現在は、兵庫県西宮市在住です。
一人暮らしです。

趣味はクルマをコロガスこと(現在のクルマは4代目のメルセデスベンツです。ドイツ車では5代目)、庭での果樹栽培、家の手入れ掃除です。
20歳代前半から商品先物、株式投資をはじめ、30歳で数億円の純資産を得るが、その後空売りの深追いで多くを失う。
平成12年ごろから不動産投資を行い成功、現在50数戸を無借金で所有。
不動産投資では、誰も見向きもしなかったキズモノ、競売物件などをリノベーションする手法です。

なお、SNS、掲示板、QandAサイトなどでは、多数の本ブログ管理人の私(HN さんかくたまご)(武田めぐみ)のなりすまし、もしくはそれと著しく誤認させるサイトが存在します。
しかし私が管理人であるサイトは、このページのフリーエリアにあるリンクだけです。
その他のものは、例えば本ブログ管理人が管理人と誤認させるものであっても、私が管理しているサイトではありません。
よろしくお願いします。

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