塩村文夏都議の「京都市餌やり禁止条例は餌やりのハードルが高くなりすぎる」という無責任発言~アメリカやカナダでは野良猫の餌やりは懲役刑もありますが?


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(Summary)
The cat came back — again and again. And now, because Dan Smith didn’t get it registered, he may be going to jail.
Smith, 65, has been chased for months by animal control officers and police in Gatineau over a $276 charge — fine and court costs — after being found guilty last summer of not having a licence for a cat, as required under municipal bylaw.
「動物愛護活動政治家」と自称している、塩村文夏東京都議員は、いわゆる京都市の「京都市餌やり禁止条例」(正式名称: 京都市動物との共生に向けたマナー等に関する条例。以下「京都市 餌やり禁止条例」と記述します)に対して批判しています。「京都市餌やり禁止条例は野良猫への餌やりのハードルが高くなりすぎる」です。何かと欧米先進国を引き合いに出して(その情報はほとんどが事実無根の「大嘘」ですが)日本の動物行政を非難する塩村文夏都議です。ぜひ日本より野良猫の餌やりに「ハードルが高くない」、寛容な欧米先進国とやらの実例を挙げていただきたいものです。
こちらに塩村文夏都議の問題発言が保存されています。京都市条例案にケチをつけた塩村都議、動物愛護「すら」分からなかった事が露呈。
私は、アメリカ合衆国では無許可の野良猫餌やりに対しては、大変厳しい刑事罰が科されることを何度か記事にしています。アメリカ合衆国では、野良猫の餌やりに対して「最高で懲役90日」までの罰則が科される自治体が多数あります。私はこのような記事を書いています。続・日本ほど野良猫の餌やりに寛容な先進国はない~日本の動物愛護を貶める狂気の言論テロリスト、ペット法学会、吉田眞澄氏(アメリカ編)。また、野良猫の餌やりで逮捕~実名報道~刑事罰を受けるケースも多々あり、実際に刑務所で服役した人も複数います。それとアメリカでは、日本で喧伝されているほどTNRを公的制度として認めている自治体はありません。全自治体数に占める割合は1%にも満たないのです。
またドイツにおいても、事実上野良猫の餌やりに対しては、日本に比べてかなり高額の罰金が科されます。カナダにおいても、野良猫の餌やりは刑事罰の対象としている州があります。実際に野良猫の餌やりで逮捕~拘留され、あわや刑務所での懲役刑を科される寸前にまでなったカナダ人男性がいます。この、野良猫の餌やりにより、刑務所での服役に直面した神田人男性については、私は記事にしています。
(画像)
記事、野良猫の餌やりで懲役刑に直面している男性~カナダより。拘留前にボディチェックを受ける、「野良猫餌やり犯人」の、ダン・スミス氏。「野良猫餌やり容疑」で、彼には逮捕状が発行されていました。

さて、「野良猫餌やり容疑」で拘置所に交流されたダン・スミス氏は、その後どうなったのでしょうか。事後報道、Hugh Adami: Senior arrested over refusal to pay cat fine now home from jail where he got a hero’s welcome 「高齢者は違法な猫飼育に対する罰金を拒否したことで逮捕されましたが、今英雄の歓迎を受けて刑務所から家に帰って来ました」。2016年1月31日。(動画あり)、から引用します。
He was released from the Gatineau detention centre after serving.
For the dubious offence of refusing to pay a fine for an unlicensed cat that he says.
“Winnie,” insists Smith, is his estranged wife’s cat — a feral that first showed up 12 years ago at the home he and his wife still share.
He was told Thursday after he arrived that he was going to be released Friday because the jail was overcrowded.
Some included offers to pay Smith’s fine, court costs and late fees — which had crept up to $326 from $276 when he turned himself into Gatineau police Thursday after a warrant for his arrest was issued.
Dan Smith,Canada’s wrongly-jailed cat-feeding retiree.
Gatineau man going to jail over fine for ‘stray’ cat.
‘I told you I don’t own a cat’
But the message to release Smith apparently didn’t get through to the proper authorities.
a Gatineau bylaw that requires cats to be licensed, but doesn’t make a distinction for a feral cat like Winnie.
Smith is also upset with Gatineau municipal court, which didn’t believe his testimony.
彼は収監の後に、(カナダ・ケベック州)ガティノー市の拘置所から釈放されました。
(拘留の理由は)無許可の猫飼育という奇妙な犯罪に対する罰金を支払うことを拒否したためと彼は言います。
スミス氏は主張しています。
「ウィニー」は、彼の別居中の妻の猫ですがー野良猫は最初12年前に現れ、スミス氏と彼の妻は一緒に平穏にその猫と過ごしていました。
彼が拘置所に木曜日に到着した後、刑務所が収容人員オーバーだったので、彼は金曜日に釈放される予定であると言われました。
スミス氏に逮捕状が出されてスミス氏がガティノー市警察署に自首した時には、数件のスミス氏に対する罰金などの金額は当初の罰金の支払いの命令を含めて、訴訟費用や延滞金などが加算されて276カナダドルから326カナダドルにまで増えていました。
ダン・スミス氏、カナダで誤って投獄された野良猫に給餌した退職者。
ガディノー市の男性(ダン・スミス氏)は、「野良猫」のために罰金より重い、刑務所に行くことになるところでした。
「私(ダン・スミス氏)は、猫を飼ってはいなかったと言いました」。
しかし、スミス氏を釈放するための通知は、裁判所を通じては明らかにされませんでした。
ガディノー市の条例では、猫の飼育するためにはライセンスを必要としますが、ウィニーのような野良猫と区別できないような猫は必要とされていません。
スミス氏は、彼の証言(=猫のウィニーを飼っていたわけではない。飼い猫ではない。だから猫の飼育のライセンスは必要ない)を信じなかったガティノー市の裁判所に怒っています。
刑務所での服役に直面していた、ダン・スミス氏は、寸前で回避できたようです。しかし、日本以外の先進国では、野良猫への餌やりが犯罪であり、厳しく処罰されることがお分かりいただけたと思います。
塩村文夏都議に対しては、「京都市餌やり禁止条例は、野良猫への餌やりの敷居が高くなりすぎる」との発言の根拠を示していただきたいおのです。何かと「欧米先進国」の嘘情報を引き合いに出して、日本の動物愛護行政を批判する方です。言いっぱなしは無責任じゃありませんか?
記事、「ペットショップにおける犬猫販売8週齢規制により殺処分ゼロが実現できる」という、塩村文夏都議の荒唐無稽な政策提言におけるコメント。
この人京都の餌やり規制に対して「餌やりのハードルが高くなりすぎる」とか言って批判してましたよね、そりゃ現状地域猫なんか一切成功するどころか逆に増えてるケースばっかりなんだから敷居高くしないでどうすんだって話なのに。ホント無尽蔵に餌やりさせろって姿勢なんですね、別に絶対餌やりしちゃいけないって規制内容じゃなかったのに(まあ最終的には絶対禁止にしないとどうやってもザルになると思いますが)。
動物愛護問題をテレビで取り上げたときにも出演していたのをちょっと見ましたけど、一通り他の出演者の方が意見を述べた後「動物が嫌いな人の意見ばかりでちょっと出づらいw」みたいなことを言って他の出演者から総ツッコミ受けてましたね「はあ?動物好きですけど?」みたいなw
結局ネットで見かける自称愛猫家と同レベルの人なんですよ、でもそういう奴は一定数いるからそういう奴らの票を当て込んで確信犯でそういう活動してる可能性もありますね。
2016-10-01(09:14) : サンジュ URL : 編集
サンジュ 様、コメントありがとうございます。
> この人京都の餌やり規制に対して「餌やりのハードルが高くなりすぎる」とか言って批判してましたよね、
これほど「欧米先進国は」と二言目には言うのだから、「餌やりに寛容な欧米先進国」の実例を挙げていただきたいものです。
>現状地域猫なんか一切成功するどころか逆に増えてるケースばっかりなんだから敷居高くしないでどうすんだって話なのに。
アメリカの公的TNRの厳格さと比べれば、京都市のまち猫制度や、ほかの日本の自治体の地域猫制度は、公認の野放図餌やり制度です。
これほどぎゃーぎゃー「欧米先進国は~」と喚く人ですから、餌やりが寛容で敷居が低い国を一つでもあげてくださいと、と言いたいです。
>ホント無尽蔵に餌やりさせろって姿勢なんですね。
それが本音です。
市民生活にどれほど悪影響を与えようが、感染症のリスクがたかまろうが、生態系に悪影響を与えようが、そしてなによりも当の猫にとって動物愛護に半しようが、衝動的、依存症的な娯楽餌やりをとことんやらせろ、しかし責任は負わない、が本音です。
> 動物愛護問題をテレビで取り上げたときにも出演していたのをちょっと見ましたけど、一通り他の出演者の方が意見を述べた後「動物が嫌いな人の意見ばかりでちょっと出づらいw」みたいなことを言って他の出演者から総ツッコミ受けてましたね。
いわゆる愛誤が論破されると「動物嫌い=動物虐待者だ~」と切れるのと同じです。
動物愛護を論じるのに、動物の好き嫌いを持ち出すのは「論点ずらし」です。
私が繰り返し指摘している、「ストローマン論法」です。
それをした途端、自ら論破されてることを認めているということに気がつかないのかな。
> 結局ネットで見かける自称愛猫家と同レベルの人なんですよ、
全く同感です。
塩村文夏議員の発言をざっと拝見したところ、そう感じます。
全く根拠がなく、幼稚です。
主学生レベルです。
いやしくも政策提言を行うのならば、比較する欧米の資料を提示して、きちんとした統計数値を上げるなり、法制度を示さなければならないでしょう。
>でもそういう奴は一定数いるからそういう奴らの票を当て込んで確信犯でそういう活動してる可能性もありますね。
残念ながら無知蒙昧な人であっても、投票権は平等にあります。
だからこのような衆愚政治家が存続する理由です。
2016-10-01(11:01) : さんかくたまご
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