続・ティアハイム・ベルリンは、自ら殺処分を行っていることを認めています~「ティアハイム・ベルリンは殺処分ゼロ」の嘘プロパガンダを広める狂気のメディアと太田匡彦氏


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(Zusammenfassung)
Tierheim Berlin HP
"Dass ein Weiterleben entweder nur mit schweren Leiden verbunden wäre oder eine akute Gefährdung der Umwelt vorhanden ist. Jeder Fall wird in einem Euthanasie buch dokumentiert.Die finanziellen Aufwendungen für den Komplex medizinische Versorgung steigen stetig.Ein Tier ist so sterbenskrank, dass es nicht mehr zu retten ist und von seinen Leiden erlöst werden muss."
Aber,Ota Masahiko saget, "Die Tiere werden getötet Null ist, im Tierheim Berlin."
前回記事、ティアハイム・ベルリンは、自ら殺処分を行っていることを認めています~「ティアハイム・ベルリンは殺処分ゼロ」の嘘プロパガンダを広める狂気のメディアと太田匡彦氏、の続きです。前回記事では、ドイツ、ティアハイム・ベルリンが健康上問題のない動物も殺処分を行っていることを書きました。その事実をティアハイム・ベルリン自身が大手新聞社に公表し、また自らのHPにおいても「(健康上問題がなくても)行動上の問題がある動物は殺処分している」と明確に記述しています。しかし日本のメディアは、繰り返し「ティアハイム・ベルリンは殺処分ゼロである」と報道しています。それは意図的に嘘情報の拡散を目的とした「嘘プロパガンダ」であることは間違いないようです。その狂ったメディアの報道の実例をあげ、さらにその背景について検証します。
昨年の11月15日に放映された朝日放送のテレビ番組、「ペットの王国ワンだランド」、については、過去に既に記事にしています。この番組の内容はほぼ全てが嘘、捏造、誤りです。朝日放送に本番組が嘘、捏造、誤りであることの証拠を挙げてメールしましたが、一切返事はありません。
その後も、個人ブログ等、さらに毎日新聞でもで「ティアハイム・ベルリンは殺処分ゼロ」と、狂ったように報じています。実例を挙げていきます。
(動画)
これが問題の番組。この番組の内容はほぼ全てが「嘘、捏造、誤り」。まさに番組制作者は狂っているとしか思えません。ティアハイム・ベルリンの広報担当者に朝日放送記者が取材していますが、当の、W・Hoffmanさんにメールして聞いてみますかね?
「日本のTV報道では、あなたはティアハイム・ベルリンでは殺処分ゼロ、と説明したということになっていますが、本当にそのように回答されたのですか。またそれは、ティアハイム・ベルリンの公式の発表ですか?」。
・2015/11/15ペットの王国ワンだランド感想 ペット先進国ドイツ。上記の動画が本番組です。
~
ペット先進国のドイツ。
犬猫の年間殺処分数ゼロ。
ドイツがペット先進国の秘密1 殺処分ゼロはティアハイムのおかげ?
(私が、「ペットの王国ワンだランド」の内容のほぼ全てが嘘であることは記事にしましたが、本番組の要旨がまとめられています。ティアハイムベルリンのHPをリンクしているのにはお笑いです。「問題行動のある動物は致死処分します」という記述を訳してコメントしましたが削除されました。まさに「頭隠して尻隠さず」)。
・【動物愛護】ペット先進国ドイツ=殺処分0は嘘?!
~
殺処分0『ティアハイム』とは?
(*1、については「続き」で解説します)AREA '09.9.7号『犬を殺さないドイツの常識』
民間人による駆除が行われるから「ドイツ=行政殺処分0」が可能という事実。
(ドイツ連邦狩猟法による民間人による犬猫の狩猟駆除は日本の公的殺処分の数倍ですが、その他にも、ドイツには厳然と行政が制度として行う公的殺処分があります。例えばドイツ全州で飼育禁止の犬種などを行政が押収して強制的に殺処分するなどの制度があります。ヘッセン州では、人口比で東京の6倍もの犬を「飼育を禁じる犬種」という理由だけで殺処分しました)。
・<地球ING・進行形の現場から>欧州最大の動物愛護施設
~
ペットと家庭仲介 殺処分ゼロ、「ベルリン・ティアハイム」。
ティアハイムは、犬や猫などペットとして飼育される動物を引き取り、新たな飼い主に仲介している。
だが、ここでは長期間引き取り手のない動物や問題行動のある犬なども殺処分されることはない。
ドイツでもかつてはティアハイムで殺処分が行われていた時代があった。
だが、現在は行われなくなった。
(ここでも「ティアハイムは殺処分ゼロである」と嘘情報を強調しています。その他にも嘘、誤りが多く見られます。機会があれば記事にします)。
上記に例示したメディアは、「ドイツのティアハイムは殺処分ゼロである」ということを強調しています。それを特に強調するための例として、ティアハイム・ベルリンを挙げています。しかし繰り返しますが、前回記事で私が示したとおり、ティアハイムベルリンは自ら健康上問題のない動物(もちろん末期の傷病の動物は、殺処分の対象です)も殺処分を行っていることをメディアに公表し、また自らのHPに明確に記述しています。
なぜこのように、「ドイツのティアハイムは殺処分ゼロ(その例示としてティアハイム・ベルリン)」という、大嘘、捏造、誤った情報が何度も繰り返し報じられるのでしょうか。私は、朝日新聞の記者、太田匡彦記氏が雑誌、「アエラ」に書いた記事がが、その嘘プロパガンダの源流なのではないかと推測しています。
問題の朝日新聞記者、太田匡彦氏の「アエラ」(2009年9月7日号)の記事に関しては、上記、【動物愛護】ペット先進国ドイツ=殺処分0は嘘?!、に概要が次のようにまとめられています。
AREA '09.9.7号『犬を殺さないドイツの常識』
この雑誌に掲載されている保護施設が『ティアハイム』
要約すると、
・ドイツは犬に対して日本よりも意識が高い。
・恵まれた保護施設ティアハイムがあり、最後まで面倒をみる。(*1)
・ドイツではペットショップから犬を購入する事は殆どなく、こうした保護施設から犬を迎える家庭が殆どである。(*2)
・日本は行政によって殺処分が行われている、先進国としてありえない(*3。ドイツにも公的な殺処分制度が存在し、相当数
の犬が殺処分されている)。
*1、*3、については、私は何度も今まで記事にして、ドイツの資料をもとにして誤りを指摘してきました(私の記事のリンクについては「続き」をご覧ください)。
*2、ですが、これも全く事実に反する「大嘘」です。ドイツ連邦共和国全体における年間の犬の取得は約55万頭と推計されています。対してドイツ国内のティアハイムの犬の引受数は、約7万頭です。私は過去記事で引用していますが、概ねドイツのティアハイムの殺処分率は3割台です。つまり、ドイツにおけるティアハイムからの犬の入手のシェアは、1割に満たないと推測されます。「保護施設から犬を迎える家庭が殆どである」の「殆ど」ですが、一般の感覚としては、少なくとも9割前後と理解されるのではないでしょうか。
ドイツでは、国内の犬商業生産は高位推計で35万頭です。また東欧諸国からの安価な輸入犬は11万頭程度と推計されています。つまり、「保護施設から犬を迎える家庭が殆どである」は、太田匡彦氏の大嘘、捏造、誤り、そして意図的な著しい誇張です。それらについては、次回記事で学術調査等を基に明らかにします(続く)。
(画像)
問題の、太田匡彦氏による記事、AREA '09.9.7号『犬を殺さないドイツの常識』。

(画像)
ドイツ、ベルリンの最大部数を誇るタブロイド新聞B・Z(ベルリン・ツァイティング)のトップページ。写真はティアハイム・ベルリン。Ja, im Berliner Tierheim werden Hunde getötet 「そうですよ、ベルリンのティアハイムでは犬が殺されています」という見出しの記事を掲げた、新聞の広告スタンド。ドイツ人にとっては、ティアハイムが収容動物の殺処分を行っていることなんて周知の事実です(大笑い)。
ティアハイム・ベルリンは自ら健康上問題のない動物も殺処分していることを大手新聞社に経営トップが公表していますし、自らHPでその事実を認めています。「ティアハイム・ベルリンは殺処分ゼロである」と言っているのは、全世界でティアハイム・ベルリン関係者も含めて日本人だけです。狂気すら感じます。

*1、海外 ドイツ ティアハイム
*2、海外 ドイツ 殺処分
(資料2)
2015/11/15ペットの王国ワンだランド感想 ペット先進国ドイツに投稿し、削除されたコメント。こちらには3、4回コメントしましたが、掲載されているおの以外はすべて削除されました。
さんかくたまご より:
あなたのコメントは承認待ちです。
2016年3月12日 10:24 PM
ドイツには、厳然と公的殺処分があります。
・全州には、飼育禁止犬種の犬、咬傷事故を起こした犬、危険な犬などを行政が押収して強制的に殺処分する州法が定められています。
ヘッセン州では、人口比で東京の6倍もの犬を強制的に殺処分していました。
http://eggmeg.blog.fc2.com/blog-entry-751.html
その他、ベルリン州では、2008年に下院議会議事録で540頭の犬を押収して殺処分等を行ったことが残されています(インターネット上で公開されています)。
・ドイツの警察法では、公共の場で徘徊している犬を警察官が危険防止のために射殺することを定めており、ドイツ連邦全体で年間に犬等を射殺する数は9000頭台です。
・犬猫などをドイツ国内に持ち込む際に、検疫に不備があった場合は押収されて殺処分されることがあります(在日本ドイツ大使館に日本語で明記されています)。
・公的殺処分ではないですが、ドイツ連邦狩猟法で、野良犬猫(とみなされる飼い主の管理下にない犬猫も)は狩猟駆除が推奨されています。
その数は中位推計で猫40万、犬6万5千です。
公的殺処分に限っても、ドイツは日本の数倍もの犬猫を殺処分しています。
民間の狩猟駆除を含めればさらに多いです。
ベルリンティアハイムは、自ら殺処分を行っていると表明しています。
概ね、ティアハイムの殺処分率は3割程度です。
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