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ペット葬祭事業でも商魂たくましいティアハイム・ベルリン

I dedicate deep condolences to the terrorism victims in Paris.



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(Zusammenfassung)
Tierfriedhof Tierheim Berlin
Um dem jahrelangen Begleiter eine würdige, letzte Ruhestätte zu geben, haben wir am Tierheim einen Tierfriedhof eingerichtet.
Die Bestattung/Einbettung und Pacht eines Einzelgrabs für die ersten drei Jahre kostet je nach Tierart zwischen 150 und 250 Euro, für die Verlängerung um jeweils zwei weitere Jahre berechnen wir pauschal 70 Euro.
Diese Gebühren sind recht teuer.
Aber japanischen Medien, dass "Charity-Free" gemeldet.


(この記事は、6130ブログ中、12位を獲得しました)

 2015年11月15日、朝日放送の番組「ペットの王国ワンだランド」では、ドイツのティアハイム・ベルリンと、ドイツの動物愛護事情を取り上げていました。本番組の内容は、ほぼ全てが「嘘」「捏造」「偏向」です。本番組で報道された内容、「ドイツはペットの殺処分がゼロ、したがってティアハイムも殺処分ゼロである」「ティアハイムは収容動物を終生飼育する(著しく無料と誤認させる)」「ティアハイムの犬などの再譲渡は、極めて安価か無料である(と著しく誤認させる)」は、私はすでに何度も大嘘であることを述べてきました。同じことの蒸し返しになりますので、今回は、ティアハイム・ベルリンの「高額なペット葬祭事業」をとりあげます。


 日本のマスメディアは、次のようにドイツのティアハイムを繰り返し報道しています。これらのことは、2015年11月15日、朝日放送の番組「ペットの王国ワンだランド」でも報道されています。本番組の概略は、2015/11/15ペットの王国ワンだランド感想 ペット先進国ドイツで紹介されています。動画はこちらです。ペットの王国 ワンだランド - 15.11.15

・ドイツは犬猫などのペットは殺処分ゼロである、したがってドイツにあるティアハイムも殺処分ゼロである。
・「ティアハイムは非営利団体で、不要な犬猫などのペットを引取り(つまり野良犬猫も例外なく引き取ると誤認させる)、動物愛護的な見地から面接により厳格なマッチングを行い、新しい飼主に譲渡する(それを著しく無料か無料に近いと誤認させる)。
・「ティアハイムは、新しい飼い主が見つからなかった場合は、引き取った犬猫などのは終生飼育する(それがティアハイムが自主的に行い、無料であると著しく誤認させる)。


 しかしそれは「大嘘」です。真実は次のとおりです。これらは、私は過去記事で何度も繰り返し、ソースを挙げて指摘してきました。「続き」でその記事のリンクを列挙しておきます。

・ドイツには、行政が強制的に犬などを殺処分する権限(飼育を禁止している犬種、咬傷事故を起こした犬、行動が危険と判定された犬など)があり、一定数が行政により殺処分されています(公的統計もありますしベルリン州下院議会の議事録にもあります)。
・行政の殺処分以外にも、民間人ハンターが狩猟駆除により、犬猫を年間50万頭程度を殺処分しています(いくつかの州は公的統計を出しています)。飼い主のいる放し飼いの犬、猫も狩猟駆除されます。警察による犬などの射殺は、ドイツ国内で約年間9千頭あります(ドイツ連邦統計にあります)。
・それらの殺処分を合計すれば、ドイツは人口比で日本の約5倍以上の数の犬猫を殺処分しています。
・ティアハイムは完全民営の営利団体です。犬の販売などには付加価値税が課税されますし、法人税も課税されます(非営利団体であれば非課税です)。
・不要ペットの引取りやそれの再販売価格、その他のペット事業(老犬老猫ホームや葬祭事業)の料金はかなり高額です。
・ペットの販売はインターネットも多用しています。
・終生飼育とは、元飼い主が、高額の飼育料を支払い続けることが条件です。


 以上のことは何度も根拠を示して指摘しました。また蒸し返しになるますので、今回はティアハイム・ベルリンの、ペット葬祭事業について紹介します。
 ペットの王国 ワンだランド - 15.11.15では、ティアハイム・ベルリンにおける、ペットの埋葬についても放映しています。(22:40~)。放送の中では「ティアハイムが新しい飼い主が見つからなかった動物を終生飼育し、最期に死んだら手厚く墓を作り葬る」としています。つまり「ティアハイムが自費で収容した動物を終生飼育し、ティアハイムが自費でそれらの動物を埋葬している」と報道しています。

 真実は、次のとおりです。ティアハイムベルリンに限らず、ティアハイムの主要な事業として「老犬老猫ホーム」事業があります。それは飼い主が理由があってペットの飼育を続けられなくなり、有償で新しい飼主が見つかる見込みのないペットであり、かつ飼主が殺処分を望まない場合に、ティアハイムが有償でそのペットの飼育を受託するという事業です。日本でも近年見られる業態です。
 飼育委託費はかなり高額で、中型犬ならばドイツでは概ね、一日当たり10ユーロ(1330円)前後です。それが、「ティアハイムでは新しい飼主が見つからなかった場合は終生飼育する」の真実~カラクリです。それらのペットが死んだ後ですが、飼育委託をしていた飼主が高額の葬祭料を支払えば、手厚く葬ってくれます(外部のペットの葬祭も引き受けています。出張の遺体の引取り料などは高額です)。ティアハイムベルリンですが、ペットの葬祭事業も収益の柱であり、細かく料金設定がされています。以下に、ティアハイム・ベルリンの、ペット葬祭料金表を引用します。


Preisliste Tierfriedhof im Tierheim Berlin
「価格表 ティアハイムベルリンのペット墓地」

1. Erdbestattung:
Bestattung incl.
Einzelgräber auf dem Tierfriedhof im Tierheim Berlin
3 Jahre Liegezeit
100 x 115 cm (große Hunde)   €250.00

Verlängerung der Grabstelle um 2 Jahre
Anonymes Grabfeld mit zentralem Gedenkstein auf dem
Tierfriedhof im Tierheim Berlin
Bestattung
anonyme Erdbestattung mittlere und große Hunde   200,00 €
(keine Grabpflege notwendig! Blumen können an einem zentralen Gedenkstein abgelegt werden)

3. zusätzliche Angebote:
Grabpflege inkl. zweimaliger Bepflanzung pro Jahr

1、土葬
葬儀税込価格
ティアハイム・ベルリンでのペットの墓地内の個別埋葬
3年間に限り
100×115センチメートル(大型犬)   250ユーロ(33,250円。1ユーロ133円)  

更に2年間延長する場合
ペットの記銘なしで墓地中央の墓石埋葬する場合(日本でいう、集合墓のこと)。
ティアハイム・ベルリンのペット墓地で葬儀を行います
(ヨーロッパでは土葬が一般的です。土葬した後に数年後に遺骨を埋葬しなおすのが人間で一般的に行われます。それと同様のことをするということです)。
大型犬で、集合祭祀の場合(個別祭祀ではなく、合葬で聖職者を呼ぶ)   200ユーロ(26,600円)
(お墓のお手入れは必要ありません!墓地中心にある記念碑にお花をお供えすることができます)

3、追加のサービス提供
墓のメンテナンス込み。年2回の植栽を行う場合の1年当たりの料金   90ユーロ(11,970円)



 ペット葬祭を、ティアハイム・ベルリンに依頼すれば、個別の土葬では、大型犬で最初の3年間で33,250円、それが過ぎれば次の2年間で、集合墓への埋葬と葬儀で、26,600円。さらにその後は、墓に花を植えるなどの植栽のサービスをつければ年間11,970円が永遠にかかります(年間50ユーロ=6,650円の安いオプションもあります)。個別墓や個別葬を希望する飼い主さんに対しては、更に高額のプランを応相談ということです。
 ここまで「カネ、カネ、カネ」を請求する商魂のたくましさには脱帽します。日本の、人間サマの合葬墓のコストの方が安いでしょう。人間サマの合葬墓の場合は、大概最初の埋葬料が数十万円がかかるだけです。ティアハイムベルリンが、けして非営利団体ではないことが、葬祭料金だけでもご理解いただけるでしょう。

 ティアハイム・ベルリンは、不要の犬などのペットの引取は必ずどのようなペットの種類であったも料金がかかります。しかも再販売の見込みのあるもので、引取りにも条件があります。また、引き取ったペットの再販売価格は、マイクロチップとワクチン接種のみの場合で犬は250ユーロ~です。不妊去勢などを行っている場合は、さらに販売価格が上乗せされ400ユーロ程度です。またティアハイムは、インターネットでの非対面販売も広く行っています。
 ティアハイム・ベルリンは、かなり高額の手数料で不要ペットを引取り(「仕入れ」です。つまり再販売の見込みのないものは引き取りません)、それをかなりの高額で再販売することが収益の柱です。ティアハイムに引き取られなかった犬猫などの不要ペットは飼い主により安楽死させられるか、捨てられて野良になり、ハンターや警察官に射殺されます。
 また高額の葬祭事業や、高額の老犬老猫ホーム事業も収益の大きな柱です。これらは、ティアハイムベルリンのHPに記述されています。つまりティアハイム・ベルリンに限ったことではありませんが、ティアハイムとは、民間の営利総合ペット産業です。
 さらに蛇足ですが、ティアハイムベルリンのHPには、健康上問題のない犬などのペットを一定数安楽死(殺)処分してることをはっきりと記述しています。これらについては、次回以降の記事で紹介します。


(画像)

 ティアハイム・ベルリンのペットの個別墓。集合墓ではなく、個別墓で、名前まで墓石に銘記するのならば、日本での人間サマのお墓より高くなるかもしれませんね。さすが、動物愛護大国、ドイツ!このような需要もあるのですから。
 日本のペット葬祭が阿漕だという批判もありますが、大概、日本のペット葬祭は最初の費用だけでしょう。

ティアハム ベルリン 墓


(動画)

 「ペットの王国 ワンだランド ペットの先進国ドイツ 前編」




(参考資料)

本記事で記述したことのソースです。


・ドイツにおいては、一定数行政が犬の殺処分を行っていることや、民間人による犬猫の狩猟駆除が年間50万頭近く行われていること、ドイツ連邦警察統計では、ドイツでは年間約9千頭の犬などが職務で警察官に射殺されていることなどについての記事カテゴリーです。
 記事中には、ドイツの法令、政府機関のHP、州議会議事録、統計、マスメディアの記事、など、上記を裏付けるソースをつけています。なお、ティアハイムも一定数殺処分を行っています。ティアハイムベルリンも例外ではありません(マスメディアの記事があります)。

ドイツ 殺処分


・ドイツやスイス、オーストリアなどのティアハイムの実情についての記事です。ティアハイムは営利性の高い民間団体です。収益の柱は、不要の犬などのペットを高額の手数料で引取り、それを高額で再販売することです。
 そのほかに、老犬老猫ホームの経営なども行っています。老犬老猫ホームでは、かなりの高額の飼育委託料を飼主が支払い続ければ死ぬまで飼育してくれます。それが「ティアハイムの終生飼育」のカラクリです。

ドイツ ティアハイム


 以下は、ティアハイム・ベルリンのHPのリンクです。ティアハイムベルリンが高額の不要ペットの引取り料が必要であり、引き取ったペットをかなり高額で再販売していることが記述されています。また、「健康に問題がない犬などの引取りペットの安楽死」を行っていることを、HPで回答しています。
 それらについては、次回以降記事で、折々紹介します。


・ティアハイム・ベルリンが収容した犬は、マイクロチップ+ワクチン接種で250ユーロ(33250円)の価格であることが明記されています。不妊去勢を行うなどすれば、更に高価になります。

Die Stadt der Hunde


・ティアハイムベルリンにおける、犬などの不要ペットの引取り料金。犬60ユーロ~115ユーロ(7980円~15295円)。 おそらくワクチン接種は事前に済ませていることが必要です。その費用を再販売の際に、新しい飼い主に請求するのですから恐れ入ります。犬60ユーロ~115ユーロ(7980円~15295円)。

Tierabgabe


・ティアハイム・ベルリンのHP、FAQから。ティアハイム・ベルリンは、自ら健康上問題のない犬なども、一定数安楽死させていることを認めています。ティアハイム・ベルリンのこれらのHPの記述は、別の機会に記事にします。

FAQ

wäre es nicht besser, sie einzuschläfern, wenn sie keiner mehr will?
「動物たちが必要としている場合は、安楽死させた方が良いのではないでしょうか?」。

Werden Tiere eingeschläfert?
「動物たちを安楽死させるケースは?」。
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番組の苦情の申し立て

・BPO
http://www.bpo.gr.jp/?page_id=1119

本番組の内容は、ほぼ全てが嘘である。
本番組で報道された内容は次のとおり。
①ドイツは(犬猫のことか)殺処分ゼロである。
②ドイツの動物保護施設、ティアハイムでも殺処分ゼロである。
③ティアハイムとは非営利団体で無料(と著しく誤認させる)で不要ペットを引取り、(無料化もしくは安価)で新しい飼い主に譲渡する。
④新しい飼主が見つからなかった場合は、終生飼育(無料と著しく誤認させる)行い、手厚く墓に葬る(無料と著しく誤認させる)。

しかし真実は以下のとおり。
①ドイツは法律で行政が犬の殺処分を行う権限を認めており、一定数ある(州議会議事録や公的統計がある)。
②民間人ハンターが犬猫を狩猟駆除するのは合法であり、その数は約50万頭。警察官が犬などを射殺する数は、年間9千頭。。
③ティアハイムは営利団体であり、不要ペットの引取り料や再販売価格、飼育委託費、葬祭料は極めて高価。

ソース
http://eggmeg.blog.fc2.com/blog-entry-732.html


http://asahi.co.jp/pet/
・朝日放送「ワンだランド」HP

No title

ドイツのティアハイムの醜聞
http://www.wz-newsline.de/lokales/kreis-mettmann/nachrichten-aus-velbert-neviges-und-wulfrath/vorwuerfe-mehren-sich-tierheim-bleibt-geschlossen-1.617873

不潔で収容動物をネグレクトしていたために、行政と警察はティアハイムを強制的に閉鎖した。
犬の販売代金や寄付金は、トップにより横領されていた。


http://www.meinbezirk.at/zwettl/leute/tierheim-wegen-unterschlagung-angezeigt-d1457852.html
こちらはオーストリアのティアハイムの横領事件。


愛誤の特徴

モノやお金をクレクレ星人ですww。
これ世界共通の様ですね。

Re: 愛誤の特徴

猫糞被害者@名古屋様、コメントありがとうございます。

> モノやお金をクレクレ星人ですww。
> これ世界共通の様ですね。

Tierheim Betrug「ティアハイム 詐欺」の検索結果 4万6千件
http://search.yahoo.co.jp/search;_ylt=A7dPGZY240tWkBcAaBuJBtF7?p=Tierheim+Betrug&search.x=1&fr=top_ga1_sa&tid=top_ga1_sa&ei=UTF-8&aq=&oq=&afs=

Tierheim Unterschlagung「ティハイム 横領」
http://search.yahoo.co.jp/search?p=Tierheim+Unterschlagung&aq=-1&oq=&ei=UTF-8&fr=top_ga1_sa&x=wrt

ティアハイムベルリンも、西ドイツ時代に女所長が巨額横領事件を起こしています。
その他、ネグレクトで強制的に閉鎖されたり、動物保護法で有罪になるなどという事件も、かなりの頻度であります。

それと私は、ティアハイム・ベルリンなどが商業主義に徹して、販売やサービスの価格が高いことは全く批判しません。
設備の維持や、仕入れた動物のケアなどコストがかかります。
そのコストをペットを引き取った貰った側や買った側が負担するのは当然です。
それと蛇足ですが、ティアハイム・ベルリンからサービスや商品を買うには、おそらく入会と会費が必要です。
生協のスーパーや、信用金庫は会員でなければ利用できないでしょう。

しかしなぜ日本では、ティアハイムを「慈善事業」「非営利」「無料かそれに近い」とメディアは報道したがるのでしょうか。
だから日本では誤った知識がまんえんしています。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13152505238

「ティアハイム 犬 販売価格」でドイツ語で検索すれば、ティアハイムがインターネットの販売サイトに出品した雑種の成犬が結構な値段で売られていますし。
ティアハイムでも「価格表」「販売」Preisliste Verkaufと表記しています。
ティアハイムベルリンもそうです。
価格や販売は、販売そのものでしょうが。
なぜ遠く離れた異国の島国の国民が、「ティアハイムは販売店ではない」とムキになるのか、理解不能です。

No title

愛誤関係はクレクレ星人ですから・・・
このティアハイムの譲渡リスト見てみましたが、スッタフォードシャー雑種の中にちとピットにしか見えない犬が何頭かいましたね。あと、生年を信用するなら高齢な犬が多い気が・・・まあ、確かに諸事情で高齢犬を希望するケースもあるでしょうがこれは何とも。

価格等考えてもこれでは犬を迎えようと思う人も少ないでしょうね。いえ、ここまでデカくなっているのですからそうでもないか(^^;

日本で終生飼育を目指す団体さんが頑張っていますけど、いい加減無理な事に気がついて欲しいです。

ちなみに純粋犬の繁殖に関して日本より海外の方がシビアです。
決められた数以上産まれたらはみ出た分殺しちゃって下さいと言われる国、スタンダードに合わない子犬は闇に葬られる。もちろん繁殖者さんが行います。日本だと秋田犬の長毛なんかある程度市民権を得て、安いですけど売れるようになりました(わさおの影響です)でも、繁殖者がスタンダードに合わない子犬を殺す事を日本の愛護は虐殺とか言いますから。無茶です。

Re: No title

昇 様、コメントありがとうございます。

> ティアハイムの譲渡リスト見てみましたが、スッタフォードシャー雑種の中にちとピットにしか見えない犬が何頭かいましたね。あと、生年を信用するなら高齢な犬が多い気が・・・

スタッフォードとピットはドイツでは連邦法でわざわざ明記している飼育禁止犬種です。
例外的に飼育許可を得るのは、大変難しくなっています。
ティアハイムが、国が飼育を禁止している犬種を商業販売するというは遵法精神上どうなんでしょうね(連邦法で繁殖、譲渡、国内持ち込みは禁じると明記しています)。
よくわかりませんね、ドイツのBBSで質問してみます。

ティアハイムの仕入れルートからして、高齢犬が販売されているのは仕方がないでしょう。
しかし可愛い純血種の子犬が東ヨーロッパから200ユーロをきった価格でインターネットで売られている今日では、販売は難しいでしょうね。
全ドイツティアハイム協会によれば、何年も前から、約半数のティアハイムが経営難で倒産寸前であるとあります。
現に倒産したところも出始めていますが。


> 価格等考えてもこれでは犬を迎えようと思う人も少ないでしょうね。いえ、ここまでデカくなっているのですからそうでもないか(^^;

日本の愛誤が言うように、ティアハイムはメジャーな犬の入手ルートではありません。
スイスでは、ティアハイムのペットの販売数が2100(犬以外も含む)で、新規の犬登録数は4万台半ばです。
スイスではティアハイムの犬の販売シェアは私は3%程度と見ています。
ドイツでは、1割あるかないか、多分ないでしょう。
ティアハイムでの犬の引受は7万頭程度です。
約3割殺処分したとして、ドイツでの犬の新規登録が55万頭とすれば1割ありません。


> 日本で終生飼育を目指す団体さんが頑張っていますけど、いい加減無理な事に気がついて欲しいです。

ドイツの嘘情報を真に受けて、人生を棒に振る人もいるでしょう。
日本で、寄付で雑種の野良犬や野良猫を終生飼育するなんて、破綻は必然です。
嘘情報を拡散する人は罪です。


> ちなみに純粋犬の繁殖に関して日本より海外の方がシビアです。

もちろん!存じています。
イギリスは、ケネルクラブの力が強く、品種のスタンダードも厳しいです。


> 決められた数以上産まれたらはみ出た分殺しちゃって下さいと言われる国、スタンダードに合わない子犬は闇に葬られる。もちろん繁殖者さんが行います。

イギリスでは、ブリーダーが繁殖明けのメス犬や、スタンダードから外れた仔犬を銃殺するのが合法な国です。
イギリスは、最も犬の純血種であるこだわり、スタンダードを求める意識が強い国だと思います。
しかし日本では「イギリスでは犬猫の販売が禁じられ、犬の入手は保護施設からしかできなから、犬は雑種しかいない。流行で純血種を求める日本とは大違いだ」といった仰天情報がいくらでもあります。


>繁殖者がスタンダードに合わない子犬を殺す事を日本の愛護は虐殺とか言いますから。

海外のことを知らないのですね。
しかし品種の再固定化は、犬猫でも、スタンダードから外れるものを淘汰しなければならないのです。
「野良猫のえさやりを禁じたら日本猫が絶滅する」とかなんとかわけのわからないことを言っている人がいますが、もし日本猫の品種の再固定化をするのならば、日本猫の品種特性が強く出ているものを掛わせ、それ以外を淘汰していかなければならないのです。
もし日本猫を保存するのであれば、野良猫の放置は正反対です。
完全管理飼育と計画交配が必要です。

そらまぁ愛誤が取材するところだし・・

言うまでもなく日本の雑種販売業者である愛誤共が目指す所は元手0で趣味の青空餌やりの副次効果による雑種販売ですから、海外で成功してる雑種販売業であるティアハイムでしょう。

NHKに取り上げられている所で困窮している様にみえる施設はありませんし、異常なまでに近代的で金のかかってそうな施設ですしね。
実際に潰れかけている様な大半の資金繰りが滞った様なボロい所なんて一切画面に出てきません。

大物愛誤なんざバカな餌ヤリ共から寄付という名の貢物が定期的に入るだろうから笑いが止まらないのでは?
海外の動物愛護団体とかも上層部はプール付きの豪邸ってよくあるパターンらしいですしね。

そういう連中が流布する情報なんて同じ穴のムジナの虚飾込みでの成功例ばかりになるに決まってますし、実際にそういうのしかメディアに上がりませんから良い証明になるでしょう。

ほんと野良産業って反吐が出るほど薄汚いですね。

Re: そらまぁ愛誤が取材するところだし・・

猫ボラ滅びろ! 様、コメントありがとうございます。

> 言うまでもなく日本の雑種販売業者である愛誤共が目指す所は元手0で趣味の青空餌やりの副次効果による雑種販売ですから、海外で成功してる雑種販売業であるティアハイムでしょう。

だから、愛誤共にとっては、ティアハイムの嘘報道は、願ったり叶ったりなんですよねw


> NHKに取り上げられている所で困窮している様にみえる施設はありませんし、異常なまでに近代的で金のかかってそうな施設ですしね。

日本のメディアが取り上げるティアハイムは、ティアハイムベルリンだけでしょう。
NHKもそうですし、今回の朝日放送もFNNもそうです。
ティアハイムベルリンは、マスメディアの広報担当部署までありますし、メディアをタダで使ってプロモーションするという、商売が上手な企業です。
だからドイツになじみのない日本のメディアがティアハイムの取材をするとなれば、ティアハイムベルリンに偏ってしまうのです。
しかしティアハイムベルリンは、ドイツのティアハイムの中でも、最も商業主義に特化している企業で、日本の愛誤が妄想している、「ドイツのティアハイムは非営利の動物保護施設」とは、最もかけ離れた企業です。
例えば、ドイツでも野良猫の保護~不妊去勢~施設保護、譲渡、に特化した小規模ティアハイムもあります。
粗末な施設で、ボランティアの無償労働で支えられています。
でもそういう施設は、日本のマスメディアには取り上げられませんねw
ところでそのような施設を、日本の愛誤嘘プロパガンダ映画で「TNR団体」と紹介されていました。
その施設は「猫をリリースするのは虐待でゆるされることではない」と、猫の屋外飼育を真っ向から否定する記述がHPにあるにもかかわらずです。
そのHPを「映画の協力団体」としてリンクしているのだから、頭隠して尻隠さず、です。
TV番組、愛誤プロパガンダ映画など形態は問わず、日本での海外の動物愛護事情の紹介は、全て愛誤が都合よく捏造しています。


> 実際に潰れかけている様な大半の資金繰りが滞った様なボロい所なんて一切画面に出てきません。

繰り返しますが、ティアハイムベルリンは、商業的に成功している数少ないティアハイムです。
つまり日本の愛誤が妄想している、「非営利な」ティアハイムと対極です。


> 大物愛誤なんざバカな餌ヤリ共から寄付という名の貢物が定期的に入るだろうから笑いが止まらないのでは?

日本のことですか?
ドイツには餌やりを容認する意識は希薄ですし、TNRは容認されていませんし、いまだかつてTNRの公的制度は一つとしてありません。
野良猫は撃たれる対象です。
ティアハイムベルリンは、寄付ももちろんありますが、主な収入は不要ペットの引取り料と再販売、さらには老犬老猫ホームや葬祭事業などの営利事業です。
野良猫餌やりからの寄付はほとんどないでしょう。


> 海外の動物愛護団体とかも上層部はプール付きの豪邸ってよくあるパターンらしいですしね。

アメリカではあるでしょうね。


> ほんと野良産業って反吐が出るほど薄汚いですね。

ドイツのティアハイム、特に本番組で紹介されているティアハイムベルリンは、ほとんど野良は引き取りませんよ。
ですからティアハイムベルリンは、野良産業とは言えないです。
元野良猫の猫舎はありますが、それは「野良の保護もしている」というポーズに過ぎないでしょう。
元野良は、確か200ユーロ位で販売しているはずです。
全体の売上に対する、野良産業の割合は低いでしょう。

No title

愛誤な皆さんは、犬猫のことには煩く言いますが、魚(熱帯魚、金魚、錦鯉など)の品種改良で淘汰しても何も言いませんね。猫の餌になる魚だからどうでもいいということなんでしょうかねぇ。よく分からない思考ですw

ここにも愛誤大発生です。
http://toyokeizai.net/articles/-/93027?display=b

Re: No title

めろんぱん様、コメントありがとうございます。

> 愛誤な皆さんは、犬猫のことには煩く言いますが、魚(熱帯魚、金魚、錦鯉など)の品種改良で淘汰しても何も言いませんね。

金魚は、高級品種になればなるほど、成長の段階に応じて処分されます。
らんちゅうなどになれば、売り物になるのは孵化したうちで1割もあるかどうか。
それと、イギリスなどケネルクラブが強く、品種のスタンダードにうるさい国では、スタンダードから外れた子犬子猫は、ブリーダーが銃等で私的に殺処分しています。


> ここにも愛誤大発生です。

もと麻布大学学長の太田光明氏ね。
この方も鷺死でしょう。
NHKの番組で「ドイツでは生体販売ペットショップが禁じられてるのでそのようなショップがない」と堂々と発言していますし、TOKYOZEROキャンペーンという、わけのわからない主張をしている団体の代表です。
そのHPで「犬猫のペット飼育数が減るのは問題だ」と述べていますが、動物愛護の見地や、殺処分を減らすのならば、ペット飼育数はむしろ減った方が良いのです。
プロフィール

さんかくたまご

Author:さんかくたまご
当ブログのレコード
・1日の最高トータルアクセス数 8,163
・1日の最高純アクセス数 4,956
・カテゴリー(猫)別最高順位7,928ブログ中5位
・カテゴリー(ペット)別最高順位39,916ブログ中8位

1959年生。
大阪府出身、東京育ち(中学は世田谷区立東深沢中学校、高校は東京都立戸山高校です)。
現在は、兵庫県西宮市在住です。
一人暮らしです。

趣味はクルマをコロガスこと(現在のクルマは4代目のメルセデスベンツです。ドイツ車では5代目)、庭での果樹栽培、家の手入れ掃除です。
20歳代前半から商品先物、株式投資をはじめ、30歳で数億円の純資産を得るが、その後空売りの深追いで多くを失う。
平成12年ごろから不動産投資を行い成功、現在50数戸を無借金で所有。
不動産投資では、誰も見向きもしなかったキズモノ、競売物件などをリノベーションする手法です。

なお、SNS、掲示板、QandAサイトなどでは、多数の本ブログ管理人の私(HN さんかくたまご)(武田めぐみ)のなりすまし、もしくはそれと著しく誤認させるサイトが存在します。
しかし私が管理人であるサイトは、このページのフリーエリアにあるリンクだけです。
その他のものは、例えば本ブログ管理人が管理人と誤認させるものであっても、私が管理しているサイトではありません。
よろしくお願いします。

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