アメリカで野良猫に給餌を行えば刑務所行きです


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(Summary)
・Cat Feeding Bans Enforced in New Jersey
・Town threatens jail time to citizens who feed stray cats
近年、アメリカ合衆国における野良猫への給餌禁止の厳罰化は凄ましいと言えるかもしれません。最高刑で罰金と90日までの懲役刑の併科が科せられると規定した条例制定が相次いでいます。おそらく懲役90日というのは、アメリカでは条例で定められる刑罰の上限なのではないでしょうか。実際に刑務所で服役した人もいます。
アメリカ連邦政府機関である、魚類野生動物サービス庁(U.S. Fish and Wildlife Service )は、 2009年にTNRの野良猫の増殖抑制効果を明確に否定しました。TNRは「成功例はただの一つもない」( There was no “success” story)と、庁のHPで明確に見解を明文化しました。また同様に、アメリカ連邦政府機関であるCenters for Disease Control and Prevention (CDC) 「アメリカ連邦 疾病管理センター」も2012年に、「野良猫の給餌や猫の放し飼いは、狂犬病などの感染症リスクを高めるために推奨できない」と、感染症対策という見地から、間接的ながらTNRを否定しました(この件については、改めて記事にします)。
それを受けてフロリダ州政府も2012年に、「TNRは野良猫を減らす効果はなく、感染症のリスクを高めるだけである」と、アメリカ連邦政府と同様の見解を明らかにしました。また、ニューメキシコ州政府なども「TNRは野良猫の数の抑制効果すらない」と追随しています。
そのようなアメリカ合衆国の流れから、アメリカ合衆国内の自治体では、極めて厳しい罰則で野良猫への給餌を禁止する条例制定が相次いでいます。TNR(無許可の。そもそもアメリカ合衆国では、TNRを公的制度として認めている自治体は極めて例外)による給餌も、禁止の例外ではなく、明らかにTNR活動の根絶を目的とした条例もあります。
罰則規定は、例えば「罰金または90日までの懲役、もしくはその併科」などという、日本では考えられないほど厳しい内容です。野良猫への給餌で、逮捕~実名報道~起訴有罪となったケースは多々あります。実際に野良猫への餌やりを行い、刑務所で服役した人も何人か存在します。そのような条例をいくつか例示します。
・Cat Feeding Bans Enforced in New Jersey「ニュージャージー州における、強制的な猫給餌禁止」。2012年9月4日。
From erroneous quasi-scientific reports blasting people who care for community cats to the Loews hotel fiasco in Florida, where a successful TNR program was trashed overnight, 2011 has been a tough year for cats who live outdoors.
Cat Feeding Ban Citations
Phillipsburg, N.J., is a beautiful place, set along the Delaware River.
In this idyllic setting, police there have begun issuing citations for feeding wild animals.
Listed among those wild animals are cats.
What might happen next, based on what's occurred in other cities, orders could come to trap and kill cats found outdoors.
ニセ科学レポートは、フロリダ州のロウズホテルでコミュニティキャッツ(地域猫、TNR)の世話をしていた人の(TNRの)大失態を撃破し、一夜にしてTNRプログラムの成功例をゴミ箱に捨て去ることとなり、2011年は屋外で暮らす猫にとっては厳しい年でした(おそらくフロリダ州ロウズホテルで行われていたTNRが失敗であったとの論文が出されたのでしょう。それによりTNR推進派が大打撃を受けた、停止に追い込まれたということと推測します。この記事は、猫給餌禁止に批判的な側から書かれていますので)。
猫給餌禁止の例
ニュージャージー州のフィリップス・バーグ市は、デラウェア川沿いの美しい所です。
こののどかな環境の市で警察は、野生動物への給餌に関する条文を適用し始めています。
違反者への罰則は、潜在的に刑務所での90日の懲役と罰金2,000ドルに直面しているということです。
これらの野生動物の中には、猫も挙げられています。
次には、他の都市で行われていることに基づきますが、住民の要望により猫を罠で捕らえ、殺すことが可能となるかもしれません。
・Town threatens jail time to citizens who feed stray cats「自治体は、野良猫に給餌を行う市民に刑務所での刑期で脅迫します」。2014年4月23日。
ALBION, MI — an ordinance criminalizing the feeding of stray cats.
“Feral cats are a very big issue, and we needed to do something about it,” said Albion City Councilman Maurice Barnes.
The new ordinance goes into effect May 22nd, and will punish violators with $100-$500 in fines and up to 90 days in jail — depending on the “severity” of the offense.
An 81- year old Alzheimer’s sufferer from Tampa named Mary Musselman has been locked away for nearly 3 months for feeding animals in her yard.
ミシガン州アルビオン市ー野良猫の餌やり犯罪条例。
「野良猫は非常に大きな問題であり、我々はそれについて何かをするのが必要です」と、アルビオン市市会議員モーリス・バーンズ氏は述べています。
新しい条例は、5月22日に施行し、100ドルから500ドルまでの罰金および刑務所で90日以内の懲役で(野良猫餌やりの)違反者を罰しますー 犯罪の「悪質度」に応じて。
タンパから来た、81歳のアルツハイマー症患者のメアリー・ミュセルマンという名前の老婦人は、自分の庭で猫に給餌をしたためにほぼ3ヶ月間の禁固刑に処されました。
以上のようにアメリカ合衆国では、日本では考えられないほど野良猫の給餌に対しては厳しい罰則を規定した条例が多くあります。上記の条例は、多くの条例のうちの一部を例示しただけに過ぎません。懲役90日は厳しい罰則がある条例の部類ですが、野良猫の餌やりを禁じ、違反者には懲役30日~60日までの刑罰を定めた条例はごく普通にあります。
さらにアメリカ以外の先進国でも、野良猫への給餌を厳しく罰する法令が存在します。例えばオーストラリアなどです。オーストラリアの野良猫への給餌禁止を定めた法令は、アメリカ合衆国よりさらに罰則が厳しいのです。オーストラリアの野良猫給餌禁止に関する法令は、別の機会に記事にします。
(画像)
Town threatens jail time to citizens who feed stray cats「自治体は、野良猫に給餌を行う市民に刑務所での刑期で脅迫します」。2014年4月23日。に掲載されている画像です。

京都緊急集会のご報告 平成27年2月7日京都緊急集会「京都市・野良猫餌やり禁止条例と野良猫保護」―今みんなで考える問題・猫餌やり禁止 殺処分の新たな形―
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吉田真澄氏(The ペット法塾代表 帯広大学副学長)
「京都市の野良猫餌やり禁止条例は、欧米人の感覚からすると、動物に対する無理解・偏見の横行する未文化都市、倫理の成熟度の低い思いやりに欠けると映ることは間違いない」。
この方は、絶望的な無知蒙昧なのか、それとも自身の発言が正反対の大嘘ということを知りつつ、このような発言を公にしているのでしょうか。
もし前者であれば、ご自身の職業からすれば、そのあまりにも酷い無知ぶりを恥じていただきたいです。
もし後者ならば、まさに嘘情報により、有権者の正常な判断の行使を妨害することを意図した、反民主主義の言論テロリストです。
・これもバカ
~
http://peitan.blog14.fc2.com/blog-entry-1191.html
http://newskenm.blog.fc2.com/blog-entry-34383.html
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