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続・「米国で定着してきたTNR」という大嘘~全米でTNRを制度化している自治体はわずか0.12%である



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(summary)
List of governments supporting trap-neuter-return From Wikipedia, the free encyclopedia
Governments with laws and/or policies supporting trap-neuter-return for community cats (free-roaming cats not belonging to individuals, including feral cats), are listed below.
References are provided for each government body named, with start dates if they are known.
TNR is a very unusual policy.
"TNR is popular abroad" information that has been disseminated in Japan that is a big lie.


 前回記事、「米国で定着してきたTNR」という大嘘~全米でTNRを制度化している自治体はわずか0.12%である、の続きです。前回記事では、日本で喧伝されている「TNRは海外では広く普及している」という情報が「嘘」であることを述べました。TNRは、北米大陸では比較的行われていますが、例外的です。ヨーロッパではほとんど普及していません。一例として最もTNRが普及している国の一つであるアメリカ合衆国においても、制度化している自治体は、全自治体のわずか0.12%に過ぎません(88,400自治体中110自治体)。今回は、そのアメリカのTNRを制度化している自治体を具体的にあげます。


(関連記事)

「米国で定着してきたTNR」という大嘘~全米でTNRを制度化している自治体はわずか0.12%である


 List of governments supporting trap-neuter-return「ウィキペディア TNRの公的制度がある政府・自治体のリスト」から、アメリカでTNRを制度化している自治体を挙げます。なお、スペイン語スペルの自治体名もあり、発音がわかりませんので、カタカナ表記はしていません。


Governments with laws and/or policies supporting trap-neuter-return for community cats (free-roaming cats not belonging to individuals, including feral cats), are listed below.
References are provided for each government body named.
The list is not expected to be complete, and may change over time.

地域の猫のための、TNRを(自由に徘徊している猫と野良猫を含む、飼い主がいない猫)認める法律および、または政策を有する自治体は以下のとおりです。
参考資料は、それぞれの各行政機関から提供されたものです。
リストは完全であることは期待できません、時間の経過とともに変化する可能性があります。

(アメリカ合衆国)
アリゾナ州
・Pima County、・Tucson

*3、カリフォルニア州
・Antioch、・Arcadia、・Berkeley 、・Chico 、・Citrus Heights 、・County of Lake 、・Cupertino 、・Foster City ・Glendale 、・La Cañada、・ Flintridge 、・Los Gatos 、・Marina 、・Milpitas 、・Monrovia 、・Oakland 、・Orange County 、・Pasadena 、・Petaluma 、・Sacramento 、・Sacramento County 、・Salinas 、・San Francisco 、・San Jose 、・San Mateo County 、・San Marino 、・Santa Clara County 、・Saratoga 、・Sierra Madre 、・Sonoma County 、・South Pasadena

コロラド州
・Connecticut 、・Quiet Corner

デラウェア州
・Delaware 、・Delaware City 、・Dewey Beach 、・Harrington 、・Milford 、・Milton 、・Rehoboth Beach

コネティカット州
*1、(・Connecticut )、・Quiet Corner

コロンビア特別区
・Washington

*4、フロリダ州
・Broward County 、・DeLand 、・Deltona 、・Duval County 、・Flagler Beach 、・Jacksonville 、・Miami-Dade County 、・Nassau County 、・Orange County 、・Ormond Beach 、・Palm Beach County 、・Pinellas County 、・Ponce Inlet 、・Port Orange

ジョージア州
・Athens 、・Atlanta 、・Columbus 、・DeKalb County 、・Fayette County 、・Fulton County 、・Madison

イリノイ州
・Cook County

インディアナ州
・Indianapolis 、・Jounson County 、・Marion County

ケンタッキー州
・Louisville

ルイジアナ州
・Baton Rouge 、・Lafayette

メリーランド州
・Baltimore

ネブラスカ州
・Bellevue 、・Omaha

ネヴァダ州
・Clark County 、・Fernley 、・Las Vegas

ニュージャージー州
・Atlantic City 、・Kearney 、・Maplewood

ニューメキシコ州
・Albuquerque

ニューヨーク州
・Amherst 、・Buffalo 、・Canandaigua 、・New York City

オクラホマ州
・Oklahoma City

ペンシルベニア州
・Derry 、・Emmaus 、・Philadelphia 、・Steelton 、・Swatara Township, Dauphin County

サウスカロライナ州
・Charleston 、・Spartanburg

テネシー州
・Chattanooga

テキサス州
・Austin 、・Dallas 、・Garland 、・Houston、・ Fort Worth 、・San Antonio 、・Waco

ユタ州
*2(・Utah State) 、・St. George、・Salt Lake City

ヴァージニア州
・Fairfax County 、・Hampton 、・Isle of Wight County 、・Newport News 、・West Point

ワシントン州
・King County

ウィスコンシン州
・Oconto



*1
A Connecticut statute
permits municipalities to adopt ordinances requiring registration of feral cat 'keepers,' defined as anyone who harbors or regularly feeds a feral cat. If a municipality enacts such an ordinance, the ordinance must require the keeper to sterilize the cat and have it vaccinated against rabies.
コネチカット法令
自治体が、野良猫の登録を必要とする条例(TNR制度)を制定することを認めます。
その定義は、誰であっても野良猫を管理するものが定期的に餌を与え保護することです。
自治体がこのような条例(TNR条例)を制定した場合、条例は猫を不妊去勢する管理者を必要とし、さらに猫は狂犬病の予防接種を受ける必要があります。


つまり、コネティカット州の本法令は、傘下の自治体がTNR条例を制定した場合、州はこれを特例として認めるということです。
TNRは、州法の野生動物や浮遊動物への給餌を禁じる規定に反しますが、TNR条例に限り、州法に違反しないということです。
コネティカット州が、TNR制度を持つという意味ではありません。


*2
Utah State
Community cats are exempt from licensing and feeding bans.
ユタ州
コミュニティキャッツ(TNR条例に基づく猫)は、猫飼育免許および給餌禁止が免除されます。


コネティカット州と同様に、傘下の自治体のTNR条例での猫は、州で定める、猫飼育免許の義務と給餌禁止規定の適用を免除するという特例があるということです。
ユタ州に、TNR制度があるわけではありません。


*3、カリフォルニア州と*4、フロリダ州
両州には「野生動物(野良猫も含む)への給餌」や「動物の遺棄」を禁じる州法の規定があります。
両州では、傘下の自治体のTNR条例が上位法の州法に違反するため無効であるとの法曹家、州議員らの批判、見解があります。
それを受けてフロリダ州傘下の自治体の一部では、TNRの制度は存続しているものの、新規のTNR認可の無期限停止となっているところがあります。
私はこの件を記事にしています。
フロリダ州議会は、事実上TNRをフロリダ州法に反する違法行為としました
全米最大のTNR推進団体のフロリダ州へのTNR合法化運動は、傘下の自治体のTNR新規認可停止をもたらした~痛いヤブヘビ


 緊急SOS!! 岩手県「第3次ツキノワグマ保護管理計画(案)」に意見を!!。こちらのブログ主の別人格のふらんし~ぬの場合さんですが、このようなコメントをされています。「欧米で猫TNRが今も大規模に行われている」(大笑い)。

 ヨーロッパでは、TNRはほとんど行われていません。私的におこなっているものはヨーロッパでも散発的にはありますが、法に基づかないものや行政府が要綱・要領として認めていないものは普及したものとは私は言えないと思います。それぞれの国に、給餌禁止や動物の遺棄を禁じる法令がありますし、行政の指導のもとに行わない野良猫への給餌は、単なる不法行為とも言えるからです。
 それにしても、最も普及した国の一つであるアメリカ合衆国での自治体普及率が0.12%で、おそらくヨーロッパ全体ではTNRの普及(公的制度)はほぼゼロのわけですが、それを「大規模に行われている」とは抱腹絶倒です。全体の4%しか犬のオフリードが許可されていない、ドイツ、ベルリンのグリューネヴァルト公園を「全域でどんな犬でもオフリードが許可された犬の運動領域専用の公園である」と吹聴している、自称、ドイツ連邦獣医学博士の京子アルシャー大先生の方が、まだ嘘っぷりはマシです。嘘率96%対99.88%ですから(大笑い)。愛誤は都合のいい「事実の抜き書き」の超エキスパートですね!

 さらに、米国などでTNRを制度化している自治体においても、アニマルコントロールが野良猫の捕獲~殺処分を行っていますし、殺処分数・率とも相当あります。TNRを公的制度として認めている自治体でも、TNRは殺処分の代替手段、ノーキルが目的というわけではなく、あくまでも例外的・補完的な手法です。
 またアメリカは、TNRを制度化する以前から、ほぼ全ての州が州法で野生動物(野良猫も含む)への給餌を禁じています。日本のように、野良猫の餌やりを禁じる法律や条例がない状態で地域猫を先行して制度化し、結果として餌やり無法状態になるのとは逆です。それらのついては、次回記事で書きます。


(動画)

 カリフォルニア州ロサンゼルス市は、野良猫給餌を例外なく禁じています。つまりTNRは違法です。カリフォルニア州法でも野良猫への給餌を禁じています。でもこのような狂人餌やりがいます。仔猫も多いですね。
 しかしこのようなビデオが日本に伝われば、何故か「アメリカでのTNRの成功例」になってしまうのが日本の怪奇です。ディズニーランドの違法TNRしかり。




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地域猫に成功事例は皆無ですが。。

私は「成功しうる頭数以下」で「厳格なルールを遵守」すれば、地域猫の成功もありうると考えています。

しかし、地域猫に関わる人間の殆どは、地域猫が厳格なルールに縛られることを反対し、猫被害を悪化させ事態を悪くします。

しかし地域猫を騒ぐのは、被害者に対して責任を取りたくない
結果についても責任を取りたくない、単なるワガママな白痴ばかり。

だから結果が出るわけがない。

昨日も3年半前から家の前で地域猫が始まったが
余計に事態が悪化したと相談がありました。

なんの非もなく平穏に暮らしたいだけの人が
ある日、キチガイが現れて猫地獄になる。

そんなことが全国で頻発しています。

嘘つき地域猫の連中が路上死する猫を増やし
被害者を追い込むのです。

今の日本のルールの中では地域猫をやって良いことは
ひとつもないと私は考えます。

Re: 地域猫に成功事例は皆無ですが。。

猫糞被害者@名古屋様、コメントありがとうございます。

> 私は「成功しうる頭数以下」で「厳格なルールを遵守」すれば、地域猫の成功もありうると考えています。

それがアメリカのTNRマネジメントではスタンダードです。
管理可能な頭数とされる数まで、まず猫を減らします。
例えばあるエリアで、個体管理、ワクチン(アメリカのTNR制度では、多分全てで義務付けられていると思います)、不妊去勢の予算などから、管理できる上限をあらかじめ算定します。
それが30頭で、現にそこに生息している猫が50頭ならば、20頭を捕獲殺処分や捕獲~飼い猫化して、まず30頭にまで減らしてからTNRマネジメントを行います。
原則として、全頭個体管理、ワクチン、不妊去勢済です。
しかしそのような厳格な管理をしたアメリカのTNRでも「成功例は皆無」とアメリカの複数の連邦政府機関は結論づけています。

なお、上記のようなTNRマネジメントで、「初年度で猫を75%減らせた」とし、成功例として紹介したものがありますが、初年度で間引き(殺処分や飼い猫化)して75%まで減らしたということです。
10年後は、元の個体数以上に猫の個体数が回復しました。
その論文についても、折々記事にします。


> 地域猫に関わる人間の殆どは、地域猫が厳格なルールに縛られることを反対し、猫被害を悪化させ事態を悪くします。

アメリカの制度化されたTNRマネジメントのルールの厳格さは、日本の認可地域猫とは比べ物になりません。
それと大変誤解がありますが、アメリカのTNR制度は、もともと野良猫の給餌に対して厳しく禁じていたり、アニマルコントロールが野良猫を捕獲して殺処分する制度があった上で導入しています。
餌やり禁止、野良猫の捕獲殺処分と、TNRが同じ自治体内で併存しています。
むしろ前者がメインで、TNRはあくまでも補完的例外的な手法です。

日本の地域猫推進派は、アメリカのTNR制度の極めて都合の良い部分だけを抜き書き、つまみ食いしています。
日本で思われている、「TNR(地域猫)は殺処分を回避する手段である~それを導入した自治体は野良猫の殺処分をしない」は全くの誤解です。
TNR(地域猫)の導入をもって、保健所に野良猫の引取りをやめさせるように圧力をかけるなどは、本末転倒です。
アメリカのTNR制度についての誤解がひどすぎますので、折々取り上げようと思います。


> 地域猫を騒ぐのは、被害者に対して責任を取りたくない
> 結果についても責任を取りたくない、単なるワガママな白痴ばかり。

日本の値域猫は、だいぶ以前に書いたとおり、アメリカのTNR制度の、デッド・デッド・コピーです。
似て非なるもの、です。
管理が厳格で、殺処分も並行して行っているアメリカのTNR制度でも、「成功例が一つもない」のですから。
日本の餌やり無法状態化の地域猫で野良猫が減るとしたら奇跡です。
まあ、ワクチンを推奨している日本の認可地域猫が皆無であることを思えば、感染症で全滅という可能性もありえますが。
それが「期せずした成功」となるかもしれません。


> 昨日も3年半前から家の前で地域猫が始まったが
> 余計に事態が悪化したと相談がありました。

私が神戸市垂水区塩屋北自治会の地域猫を記事にしましたが、私が知る限り、地域猫(認可無認可問わず)を導入した地域は、修復不能な住民対立を産んでいます。
さらに猫はむしろ増えるという惨状です。


> 今の日本のルールの中では地域猫をやって良いことは
> ひとつもないと私は考えます。

全くその通りです。
餌やりという違法不法行為の助長と、無法者が大手を振って無関係な人を苦しめ、かつ動物愛護にも反するのが日本の「地域猫制度」です。

No title

近年になって、日本では動物の個体数管理・駆除についての研究は前よりも注目されることが多くなったように感じます。
その中で、野生動物ならネコと違って全滅させる必要がないから、個体数管理に使いやすそうですが、実際野生動物管理や個体数調整にTNRが使われてる生き物ってそもそもありますかね。
猿は失敗したし、ミバエ類根絶だって、不妊虫放飼オンリーではないし、成虫は食害がないという特性があってだし。

有効ならそれこそ”減らして行けて、人道的(?)”なはずのTNRがもっと採用されてるはずですしね。ホントにそれがイチバン、な方法なら。
TNR絶対主義者はネコ以外の個体数調整成功例があればあげたら説得力が増したり、ソース元からもっといい方法が見つかるかもしれないのに。

>アメリカのTNR制度は、もともと野良猫の給餌に対して厳しく禁じていたり、アニマルコントロールが野良猫を捕獲して殺処分する制度があった上で導入しています。
>餌やり禁止、野良猫の捕獲殺処分と、TNRが同じ自治体内で併存しています。
>むしろ前者がメインで、TNRはあくまでも補完的例外的な手法です。
根絶の方法としても、個体数管理の方法としてもTNRは不完全なのでしょうね。
以前ツイッターか何かで シカのコントロールで愛誤寄りの人が 駆除はかわいそう、メスの不妊はかわいそう、オスだけ去勢しろと
訳の分からないこと言ってたの見かけたりしましたが、TNRも麻酔銃も絶対視する側はあまり正しい理解がないなあって感じです。


ところで、話しは少し変わってしまいますが。
動物愛護というよりは野生動物管理になりますが気になることを見かけました。
私が生まれる前などはカワウは手厚く保護されていた鳥でした。
しかし、近年は淡水漁業ではカワウの被害が激しいことが言われており、
巣にドライアイスを投げ込んだり棒でたたいたり、狩猟鳥獣にカワウが指定されてしまうなど政府主体で駆除を推奨し始めてます。
もちろんカワウのTNRなんてしませんよ。
ttp://www.pref.oita.jp/uploaded/life/251933_398716_misc.pdf
ttp://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201505/20150516_13054.html

現在内水面漁業では魚の種苗放流を繰り返しています。中にはこんな奇策まで。
 カワウ対策にヤマメ放流 稚アユを保護
http://www.sankei.com/region/news/150410/rgn1504100068-n1.html

これらを見て思ったのは、さんかくさんが以前書いていた箕面の猿の事例と、ネコへの餌付けの話です。
箕面はサルの餌付けをやめて猿の数は適正な数近くまで減りましたし、ノラネコも餌付けが減れば個体数がへります。

おそらくカワウの場合は鵜の捕食圧がかかるたびに(時に気候・災害などで激減したときも)食べられないよう放流を増やすから、
餌資源による個体数調整が働かないので被害が減らないのでしょう。ある意味、ノラネコに餌をやり続けるのと同じです。

こちらは漁業とか別の問題が関わってくるので餌やりよりも複雑な事情ですが、
過去記事でさんかくさんは野生動物と人の軋轢は、野良猫への餌やりと同根で、人と動物との関わり方を間違えていることが原因だと述べられていたのを思い出しました。

Re: No title

THEO様、コメントありがとうございます。

> 近年になって、日本では動物の個体数管理・駆除についての研究は前よりも注目されることが多くなったように感じます。

それだけ野生動物による被害が顕在化してきたということではないでしょうか。
かつては狩猟人口が今より多かったので、野生動物の個体数管理がある程度出来ていたと思います。
しかしハンターが減ってしまったために、駆除が追いつかなくなり、被害が出てきたのでしょう。


> 野生動物ならネコと違って全滅させる必要がないから、個体数管理に使いやすそうですが、実際野生動物管理や個体数調整にTNRが使われてる生き物ってそもそもありますかね。

海外でも聞いたことがありません。


> 猿は失敗したし、

箕面のサルは、大規模かつ長期間にわたり行った、殺処分なしに不妊で個体数調整が可能かどうかの貴重な実証実験です。
学術的にも十分価値があります。
結果は、「不妊による野生動物の個体数調整は不可能」。


>ミバエ類根絶だって、不妊虫放飼オンリーではないし、

一種の生物農薬でしょうが、補完的な使われ方をしているはずです。


> 有効ならそれこそ”減らして行けて、人道的(?)”なはずのTNRがもっと採用されてるはずですしね。

「殺処分より、TNRの方が個体数を減らす効果がある」と堂々とのたまう人がいますが、もしそうならば、ドブネズミやクマネズミに一番最初に採用されているはずです。
もっとも害のある哺乳類で、減らしたい筆頭ですから。
それが議論にも上がらないということは、ハナからTNRなんて個体数削減効果がないということです。


> TNR絶対主義者はネコ以外の個体数調整成功例があればあげたら説得力が増したり、ソース元からもっといい方法が見つかるかもしれないのに。

猫に限り、個体数削減効果が殺処分よりTNRの方が効果があるなんて、ありえません。


>>アメリカのTNR制度は、もともと野良猫の給餌に対して厳しく禁じていたり、アニマルコントロールが野良猫を捕獲して殺処分する制度があった上で導入しています。
> >むしろ前者がメインで、TNRはあくまでも補完的例外的な手法です。
> 根絶の方法としても、個体数管理の方法としてもTNRは不完全なのでしょうね。

それも行政側はわかっているのではないですか。
しかしあまりにもアメリカでも野良猫愛誤がうるさいので、政治家の票集めだとか、そんな理由でしょう。
限定的に制度化して許可し、お茶を濁すといった感じでしょうか。
「TNRの成功例」と中日新聞で書かれた、アメリカフロリダ州、オレンジカウンティーは、行政組織のアニマルコントロールがガンガン野良猫を捕獲して殺処分しています。
猫の殺処分率は75%です。
中日新聞の記事では「TNRが最も適切な方法」とファーストチョイスか、これ以外にないノーチョイスと誤認させるような書き方ですが、「大嘘」です。


>シカのコントロールで愛誤寄りの人が 駆除はかわいそう、メスの不妊はかわいそう、オスだけ去勢しろと。

まったく意味ないですね。
シカは、一部のオスしか交尾しません。
一頭のオスが、多数のメスと交尾します。
ですからわずかな去勢の取りこぼしでも、していないのと同じ結果になります。


> TNRも麻酔銃も絶対視する側はあまり正しい理解がないなあって感じです。

そうだからこそ、荒唐無稽なことを平気で言えるのです。


> 狩猟鳥獣にカワウが指定されてしまうなど政府主体で駆除を推奨し始めてます。

狩猟鳥獣に指定されたんですね。


> もちろんカワウのTNRなんてしませんよ。

カワウに限らず、野生動物でtnrをしている種なんてありませんって。


> 現在内水面漁業では魚の種苗放流を繰り返しています。中にはこんな奇策まで。
>  カワウ対策にヤマメ放流 稚アユを保護

餌やりですな。
カワウが減る訳ありません。
最近は、武庫川でも見ます。


> 箕面はサルの餌付けをやめて猿の数は適正な数近くまで減りましたし、ノラネコも餌付けが減れば個体数がへります。

当然予測できます。


> 過去記事でさんかくさんは野生動物と人の軋轢は、野良猫への餌やりと同根で、人と動物との関わり方を間違えていることが原因だと述べられていたのを思い出しました。

在来の野生動物より何故か、野良猫、ノネコに対してはより熱くある人が多いので、軋轢が激化します。
プロフィール

さんかくたまご

Author:さんかくたまご
当ブログのレコード
・1日の最高トータルアクセス数 8,163
・1日の最高純アクセス数 4,956
・カテゴリー(猫)別最高順位7,928ブログ中5位
・カテゴリー(ペット)別最高順位39,916ブログ中8位

1959年生。
大阪府出身、東京育ち(中学は世田谷区立東深沢中学校、高校は東京都立戸山高校です)。
現在は、兵庫県西宮市在住です。
一人暮らしです。

趣味はクルマをコロガスこと(現在のクルマは4代目のメルセデスベンツです。ドイツ車では5代目)、庭での果樹栽培、家の手入れ掃除です。
20歳代前半から商品先物、株式投資をはじめ、30歳で数億円の純資産を得るが、その後空売りの深追いで多くを失う。
平成12年ごろから不動産投資を行い成功、現在50数戸を無借金で所有。
不動産投資では、誰も見向きもしなかったキズモノ、競売物件などをリノベーションする手法です。

なお、SNS、掲示板、QandAサイトなどでは、多数の本ブログ管理人の私(HN さんかくたまご)(武田めぐみ)のなりすまし、もしくはそれと著しく誤認させるサイトが存在します。
しかし私が管理人であるサイトは、このページのフリーエリアにあるリンクだけです。
その他のものは、例えば本ブログ管理人が管理人と誤認させるものであっても、私が管理しているサイトではありません。
よろしくお願いします。

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