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NHKの「スイスでは生き物の営利売買ができないから犬はティアハイムでしか入手できない」と言う抱腹絶倒の大嘘~スイスの犬購入実態



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Domestic/inländisch
TV-Programm von NHK (Japan staatlichen Rundfunk) hat berichtet.
"Profit Kauf und Verkauf von Lebewesen ist in der Schweiz verboten."
Ein solches Land nicht auf der Erde existieren.
Ich denke Alle Japaner, der Idiot.


 記事、NHKの恐るべき日本国民総白痴化~地球上で「生き物の売買が禁じられている国」って一国でもありますか(大笑い)ああ、NHKの思わず赤面してしまう「無知蒙昧」~日本で行われていた犬などのインターネット販売は世界に恥ずべき特異な販売方法だった、の続きです。これらの記事では、NHKの番組、週間ニュース深読み あいつぐ犬の遺棄 なぜ"命"は捨てられる?(2014年11月22日放送)の、スイスに関する報道がほぼ全てが「嘘」「誤り」「偏向」であることを述べました。今回はNHKの「スイスでは生き物の売買ができない」という荒唐無稽な嘘に対する、反証となるスイスのニュースを取り上げます。


 そのニュースの概要です。スイス、バーゼル州に住む女性が、インターネットの仔犬販売サイトで、フランス、アルザス地方の犬繁殖業者が出品している仔犬を2頭購入しました。しかしその犬は、スイス、バーゼル州で飼育が禁じられている闘犬カテゴリーの犬でした。その犬たちは、獣医局により強制的に安楽死させられることとなりました。
 そのニュースソースです。Süsse Welpen entpuppten sich als Kampfhunde「仔犬は(法律で禁じられている)闘犬種であることが判明しました。2015年2月5日。以下に引用します。


von Matthias Kempf - Tamara Frutschy (27) kaufte im Internet zwei Hundewelpen.
Das Veterinäramt intervenierte und wollte sie wegnehmen – es sind potenziell gefährliche Listenhunde.
Zwei süsse Welpen im zarten Alter von vier Monaten entdeckte Tamara Frutschy aus Frenkendorf auf der Online-Plattform Tutti.ch.
Die im Elsass lebt, bot auf ihrem Hof einen American Bulldog und einen Thai Ridgeback für je 400 Franken zum Verkauf an – ein Schnäppchen.
«Familie Frutschy ist kein Einzelfall»
Darunter Pitbull Terrier oder Rottweiler –vor der Einschläferung.
Wird in kurzer Frist kein Platz für die Hunde gefunden, werden diese vom kantonalen Veterinäramt eingeschläfert.
Der Kauf von Hunden aus dem Ausland steige.
«Es ist leider so, dass viele Leute auf günstige Angeboten aus dem Internet hereinfallen»
Die Tiere seien oft viel zu günstig veranschlagt.
«Für einen gut gezüchteten Hund muss man mindestens mit 1500 Franken rechnen.»

マティアス・ケンプのタマラ・フルーチーさん(27)は、インターネット販売で2頭の仔犬を買いました。
獣医局が介入して、その犬を調べてみましたースイスには、(法律で禁止する)潜在的に危険な犬のリストがあります。
タマラ・フルーチーさんは、生後4ヶ月の幼い2頭のかわいい子犬を、フレンケンドルフの*tutti.ch(スイスに本拠地を置く、犬などのインターネット販売の最大手サイト)のオンラインプラットフォームでで見つけました。
犬の安売りーフランス、 アルザスの在住者は、それぞれ400スイスフランで、アメリカンブルドッグとタイ・リッジバックを彼女の犬繁殖場で販売していました。
「フルーチーさん一家の例は特別ではありません」。
ピットブルテリアやロットワイラーを含みますがー安楽死の前に。
速やかに犬の収容場所(ティアハイム。しかしスイスは州により、闘犬カテゴリーの犬をティアハイムが収容することを禁じている)が見つからなければ、犬たちは州獣医局によって安楽死させられます。
スイス国内での)海外からの犬の購入は激増しています。
「犬の約50%がすでに海外から輸入されたものです」。
「多くの人々がインターネットでの安価な(犬の)販売を利用していることは残念です」。

(インターネット販売の)犬の価格は、多くの場合、安すぎです。
「良好な環境で育てられた犬の価格は、少なくとも1,500スイスフラン以上になると予測できます」。


*tutti.chの犬のインターネット販売サイト。
Hunde Preis:Alle「犬 価格:全て」。価格ということは、営利販売そのものじゃないですかね?


 上記の記事からは、次のことがわかります。
①スイスでは、大変盛んに、犬などのインターネット販売が行われています。
②スイスでは、外国から輸入された犬のシェアは約50%です。
③スイス獣医局は、「良好な環境で育てられた犬は、少なくとも1,500スイスフラン以上になるだろう」という見解を示してます(つまり犬の営利売買はスイスでは当然行われているという前提での発言です)。


 さて、私が一連の記事で「嘘」「誤り」「偏向」を指摘しているNHKの番組、あいつぐ犬の遺棄 なぜ"命"は捨てられる?では、次のように報じてます。上記の①②③を真っ向から否定する内容です。NHKの報道を完全に否定する内容のスイスのマスメディアの報道、しかも本報道では、スイスの獣医局(行政機関)の獣医師の発言も報じています。
 様はどちらを信用しますか。どのように判断されるのも読者様のご自由です(大笑い)。もちろん、「さんかくたまごは誤り(私が書いていることではなく、一連のnhkの番組に対する批判記事は、スイスの法令やスイス大使館の見解、スイスの公的統計値、マスメディアの報道などをそのまま訳して紹介しているだけなのですがね)」、仲市素子さんのようにsnsで「さんかくたまごは間違っている」と大騒ぎするのも自由です。
①’日本で行われていた犬などのインターネット販売は特異でありそれが犬の遺棄の一因である。
②’スイスでは「生き物の売買ができない」ために、犬はティアハイムでしか入手することができない。
③’スイスでは生き物の営利売買が禁じられているからできない。

 
 ところで、 記事、NHKの恐るべき日本国民総白痴化~地球上で「生き物の売買が禁じられている国」って一国でもありますか(大笑い)で、このようなコメントをいただきました。


(レリゴー様)
検索したところ、例えばスイスでチワワが欲しくなったとしてChihuahua Schweiz と入れて見ると色々出てくるんですが…。
t●tti.chやらなにやらに、チワワの子犬の画像と各地方、スイス全域から探す、入札、などとあるので、自分でも疑問に思い暇にまかせて電話したところ、「担当の回答はティアハイムとブリーダーからなら生体販売可能と言っております。」です!
だったら訂正の放送すればいいのに!
というか、せり市があるじゃないですか、正しければ。



 レリゴー様。私がNHKの本記事に関する一連の記事で書いたとおり、スイスでは「生き物の売買ができない(たとえばイルカなど特殊な例を除きます)ことはありません。全く当たり前に家畜の生体や実験動物、展示(動物)などの営利売買は多くは許認可の対象ですが、当たり前に行われています。
 ペットに限っても、さらに犬猫であっても、州の免許を受ければ、生体販売を行うペットショップや、営利目的の繁殖を行えます。スイスには、営利目的のブリーダー(インターネットなどで広く販売活動を行っています)や、生体販売を行うペットショップは多数あります。それらのプロモーションビデオや、HPが、多数見つかります。さらには、一定数未満(例えば犬ならば年間販売数が20頭未満、3回未満の繁殖ならば許認可も必要とせず自由に行えます。規模にかかわらず、動物取扱業の規制がかかる日本より、規制はゆるいと言えるでしょう。

 さて、レリゴー様が検索で見つけた、チワワのネットオークションですが。オークションに限らず、犬猫のインターネット販売は、スイスでは大変盛んです。
 それはさておき、NHKの「ティアハイムとブリーダーなら生体販売可能」という回答ですが、いずれも営利売買そのものです。ティアハイムは非営利団体ではありません。犬の販売価格などは極めて高価で、法人税も付加価値税(日本で言えば消費税に相当する)などが課税されています。非営利事業に対して非課税であるのは、先進国では共通しています。例えば日本では、公益法人が行う非営利事業に対しては、法人税も消費税も課税されません。ということは、NHKは、自ら誤りを認めているということではないですか(大爆笑!)。


(追記)

・NHKに対する苦情・抗議はこちら
みなさまの声にお答えします NHK

・放送番組に対する第三者の監理期間
BPO 放送倫理・番組向上機構
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NHKに苦情を入れました!

上記の番組では「スイスでは生き物の営利売買が禁じられているためにできない」と寒川解説員が明言している。
しかしスイス大使館はそれを否定しているし、法律上も許認可を受ければ(一定規模未満であれば許認可もいらない)生体販売ペットショップもインターネットでのペット販売も、犬のインターネットオークションもある。
ある方がNHKに問合せをしたところ、「スイスにはティアハイム(完全な民間団体で営利事業者)とブリーダーでしか犬を飼えない」と回答したそうであるが、ティアハイムの販売もブリーダーの販促も営利販売である。
本番組の担当者は知能が正常ですか。
http://eggmeg.blog.fc2.com/blog-entry-683.html#more

ローデシアンリッジバックとタイリッジバック

さんかくたまご様 こんにちわ。

記事の犬の種類はThai Ridgeback ですね。
ローデシアンリッジバックはアフリカ産でタイリッジバックはタイ産です。細かくてすみません。


(ローデシアンリッジバックについてwikipedhiaリンク)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%87%E3%82%B7%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%B8%E3%83%90%E3%83%83%E3%82%AF

(タイリッジバックについてwikipedhiaリンク)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%B8%E3%83%90%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%83%89%E3%83%83%E3%82%B0

記事の犬はタイリッジバックですね。スイスに珍しい犬がいるのですね。

ローデシアンリッジバックに付きましては前の記事にも出てきておりましたので、参考までに
ようつべの動画をリンクします。

Dog Bites Baby's Head(41秒)犬が赤ちゃんに足や尻尾をさわられて「やめろ」と一瞬咬みつく動画です。本気ではないようすが、それでも痛かったはず。
頭蓋骨に穴が開いたのでは?と私は動画を見た後ひやひやしました。

https://www.youtube.com/watch?v=bINxJJUh1hM

動画の犬はローデシアンリッジバックに似ています。画質のせいかローデシアンリッジバック特有の背中の筋がはっきり見えんです。
それではさようなら。

Re: ローデシアンリッジバックとタイリッジバック

ケムンパ様、コメントありがとうございます。

> 記事の犬の種類はThai Ridgeback ですね。
> ローデシアンリッジバックはアフリカ産でタイリッジバックはタイ産です。細かくてすみません。

Thai Ridebackと書いてありました。
私の勘違いでした。
ご指摘ありがとうございます。
つい最近、ローデシアン・リッジバックが警察官に射殺された事件がありましたので、うっかりしました。


> 記事の犬はタイリッジバックですね。スイスに珍しい犬がいるのですね。

珍しいから、禁止されているとは知らずに買ったのでしょう。


> ローデシアンリッジバックに付きましては前の記事にも出てきておりましたので、参考までに
> ようつべの動画をリンクします。

私がかつて、警察官に撃たれた犬で、「リッジバックの雑種」がありました。
危険な犬なんですかね?


> Dog Bites Baby's Head(41秒)犬が赤ちゃんに足や尻尾をさわられて「やめろ」と一瞬咬みつく動画です。本気ではないようすが、それでも痛かったはず。

最近、アメリカで、飼い犬のピットブルの近くに赤ちゃんを置いたままで、赤ちゃんが咬み殺される事件がありました。
私は赤ちゃんの頃には、セター犬のそばに置かれていたそうですが。
万一のこともありますので、犬のそばは気をつけたほうが良いかもしれません。

No title

http://www.bild.de/video/clip/virale-videos/hund-zaun-zoomin-42141294,auto=true.bild.html
ティアハイムの敷地に、フェンス越しに犬を投げ捨てる男。

http://www.rfo.de/mediathek/43568/Hunde_mit_Rattengift_vergiftet.html
殺鼠剤を混ぜたウインナーで犬が被毒。
警察もお手上げ。

Re:Re: ローデシアンリッジバックとタイリッジバック

 こんにちわ。さんかくたまご様 お返事ありがとうございます。

 (謝罪)
 ローデシアンリッジバックとタイリッジバックのウィキペディアのリンクがうまくできていなかったです。申し訳ないです。インターネットはむずかしいです。

>危険な犬なんですかね?

 私は実際にローデシアンリッジバックとタイリッジバックを見たことがなく、飼い主に出会った記憶もありません。よって危険な犬かどうか知りません。

 (愛犬家連続殺人事件)
 日本ではローデシアンリッジバックは愛犬家殺人事件で有名になりました。愛犬家殺人事件はさんかくたまご様はすでによくご存知でしょう。愛犬家殺人事件は二つあり、ひとつ目は「自称犬の訓練士」で有名な大阪愛犬家連続殺人事件で、もうひとつはローデシアンリッジバックが登場する埼玉愛犬家連続殺人事件です。

 (リッジバックは危険か?犬の遺伝子)
 ナショナルジオグラフィック(2012/2月号雑誌)の犬の遺伝子についての記事は、犬のDNAグループをオオカミ系/牧畜犬系/猟犬系/マスティフ系としています。 どの種類の犬にもオオカミ系/牧畜犬系/猟犬系/マスティフ系の要素が含まれています。どのDNAの特徴が強くでているかです。ローデシアンリッジバックは猟犬系遺伝子要素の犬です。

 ナショナルジオグラフィック記事のグラフ 出典元HEIDI G.PARKER,NATIONAL HUMAN GENOME RESEARCH INSTITUTE,NATIONAL INSTITUTES OF HEALH

 タイリッジバックはまずお目にかかれない珍しい犬です。ナショナルジオグラフィックのグラフにもタイリッジバックのデータがないので、どのような遺伝子を持っているのかわかりません。

 秋田犬/柴犬はオオカミ系です。意外やジャーマンシェパード/バーニーズマウンテンドッグはマスティフ系です。

 「危険な犬とはなにか」を考え直さねばなりません。マスティフ系に限らず、猟犬は狩りをしますし、牧羊犬はオオカミと闘いますし、攻撃性はどの犬も持っています。ならばどの犬も危険ということになります。
 それではさようなら。

Re: Re:Re: ローデシアンリッジバックとタイリッジバック

ケムンパ様

>  私は実際にローデシアンリッジバックとタイリッジバックを見たことがなく、飼い主に出会った記憶もありません。よって危険な犬かどうか知りません。

私も直接見たことがありません。
法律で禁止されている犬種かどうか調べてみたところ、タイ・リッジバックを禁止しているのは、スイスではジュネーブ州だけのようです。
ローデシアン・リッジバックを禁止しているのは複数の州があります。
リンクの記事の飼い主はバーゼル州とのことですので、禁止犬種の雑種(ローデシアン・リッジバックの雑種)と判定されたのかもしれません。
この禁止犬種規定は、犬の専門家でも分かりにくいと思います。
https://de.wikipedia.org/wiki/Rasseliste


>  (愛犬家連続殺人事件)
>  日本ではローデシアンリッジバックは愛犬家殺人事件で有名になりました。

かつて犬などを安楽死させるための筋弛緩剤を人に使用した殺人事件があったことを記憶しています。


>  ナショナルジオグラフィック(2012/2月号雑誌)の犬の遺伝子についての記事は、犬のDNAグループをオオカミ系/牧畜犬系/猟犬系/マスティフ系としています。 どの種類の犬にもオオカミ系/牧畜犬系/猟犬系/マスティフ系の要素が含まれています。どのDNAの特徴が強くでているかです。ローデシアンリッジバックは猟犬系遺伝子要素の犬です。
>  秋田犬/柴犬はオオカミ系です。意外やジャーマンシェパード/バーニーズマウンテンドッグはマスティフ系です。

はい、日本犬は、オオカミの血統が濃いとは以前から聞いています。
よくわからないのは、ドイツではマスティフとマスティフ系品種を禁じている州が多いですが、マスティフの血統が濃いグレートデンを禁じる州はなかったと記憶しています。
しかし最近、グレートデンが子供を咬み殺す事件が有り、傷は頭蓋骨の下まで達していました。


>  「危険な犬とはなにか」を考え直さねばなりません。

オランダは最近まで品種による犬の禁止が大変厳しく運用されていました。
しかし2013年に、品種で一律に禁じることをやめました。
それ以前は、法律で禁止している犬種を飼育しただけで、最高懲役6ヶ月の刑が科されました。
品種で一律に飼育を禁じるのは弊害があると思います。
しかし危険な犬の法律による飼育の基準さえないという先進国は極めて珍しいです。
例えば日本です。
ドイツのインターネットフォーラムでそのことを書けば、ドイツ人は驚きます。
アジアでも、シンガポールや香港も、法律で飼育を禁じたり、特別な飼育基準を設けたりしています。

「世界の常識だけれど日本にはない」のは、筆頭は、禁止犬種に関する法律がないことです。
その他には、ペットのインターネット販売を法律で禁じている国は、おそらく日本だけだと思います。
愛誤は、「世界の常識、日本の非常識」として、展示生体販売や殺処分、8週齡未満の犬猫販売禁止をしてないことを挙げています。
しかし、法律で展示生体販売を禁じている国はないのではないですか(アメリカにはごく例外的に条例であります。サウジアラビアは首都リヤドだけで犬のみを禁じています)。
また方法の違いこそあれ、殺処分をしてない先進国はありません(ソマリヤなどはないでしょうがw)。
日本は実数で、最も殺処分数・率が少ない国です。
また、犬猫とも8週齡未満の販売を禁じている国は、おそらくフランス1国だけです。

犬の遺伝子/危険犬/8週齢のことなど

こんにちわ。前回の続きです。グレートデンはマスティフ系ではないです。ですのでコメントを書こうと思いました。

(犬の遺伝子)
 ナショナルグラジオフィック(2012/2月号)によればグレートデンは猟犬系です。ちなみにドーベルマンも猟犬系です。
 犬の生活基本を「群れ」と「狩り」とするならば、群れの中で秩序を乱すものを咬みますし、獲物を咬みます。テリトリーの侵入者も咬みます。よって犬が飼い主と飼い主の家族を咬んだり、外部の人間を咬むのはあたりまえですね。

 このナショナルグラジオフィック(2012/2月号)の記事は、米国のコーネル大学とカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)、国立衛生研究所の共同プロジェクトとあります。80犬種、900頭以上のイエイヌのDNAを採取し、タイリクオオカミ、コヨーテ、野生のイヌ科動物のDNA採取を行い、グラフをつくっています。

(危険犬とはなにか)
 そもそも純血犬も雑種であります。特徴の出た犬の近親交配からでた結果であります。危険犬は品種で決まるものではなく、雑種もございますし、なになに系といった、系で表現するのが良いのではないかと私は考えました。オスとメスの違いであっても危険度は異なります。兄弟犬であっても性格は違います。また犬にも精神疾患はあります。各々の個体を観察し、危険であるかどうか判断するのがベストではあります。緊急対策としては警察官が危険だと判断したら撃つし、獣医師が判断したら殺処分ですね。まずは人々の安全です。

(消費者の立場から)
 私はペット保険に加入したことがなく、保険についてわからないのですが、フランスのペット保険のホームページを見ていると、品種や加入年齢を記入して見積もりをするようです。仔犬対象の保険もあります。10歳以上の犬は加入できないとうたっている保険会社のホームページがあったのですが、メモしておらず、再度探しても見つかりませんでした。すみません。
 8週以下の仔犬仔猫を販売してはいけない/獣医師の証明書がいるという法律は消費者の側に立ったものではないかと私は考えます。母犬と仔犬の関係と説明しているホームページが見つけられないからです。
 本当に母犬と仔犬の関係を問うならば、子別れの儀式まで販売を待たねばなりません。また8週間まで母と仔犬が一緒にいないといけないという事では、それまでに不幸にも母犬が死んでしまったり育児放棄など母犬と分かれてしまった仔犬はどうかということになります。

(仔猫の週年齢の確認)
 猫を飼いたい人は自分の好みの猫を選びます。長毛がいいとかですね。瞳の色にもこだわりがあるかと思う。仔猫のうちは瞳が青いです。
 写真のあるブログを見つけました。とてもわかりやすいです。

キトンブルー 昔はみんな青かった
http://catman.moo.jp/kitten-blue/

 星のように光る黄色い目がいいとか、緑がいいとか、青がいいとか、瞳の色にこだわりのある人が仔猫を選ぶ時は、週年齢の確認が良いです。
 それではさようなら。

Re: 犬の遺伝子/危険犬/8週齢のことなど

ケムンパ様、コメントありがとうございます。

> グレートデンはマスティフ系ではないです。

そうでしたか、ご指摘ありがとうございます。
何語か忘れましたが、マスティフを交配させて作出した犬との記述があったような記憶がありましたので。


> (危険犬とはなにか)
>  そもそも純血犬も雑種であります。特徴の出た犬の近親交配からでた結果であります。危険犬は品種で決まるものではなく、雑種もございますし、なになに系といった、系で表現するのが良いのではないかと私は考えました。オスとメスの違いであっても危険度は異なります。兄弟犬であっても性格は違います。また犬にも精神疾患はあります。

ご指摘のとおりだと思います。
犬種で危険であるから禁じるというのは、不都合な点もあります。
なお、ドイツは、犬飼育規制は2段階です。
まず、大きさで飼育に規制がかかります。
体重20キロ以上、体長40センチで犬を飼育する飼い主の能力証明が必要となります。
それと対人賠償保険の加入義務が課されます。
さらに指定の原則禁止犬種を飼う場合は、犬の気質テストに合格しなければならないとか、公の場に出すときは口輪をしなければならないなど、ハードルが高くなります。
対人賠償保険や犬税の金額も跳ね上がります。

日本は、まず犬の大きさで規制すればいいのではないでしょうか。
凶暴なチワワより、温厚な体重60キロの土佐犬の方が危ないに決まっています。


>各々の個体を観察し、危険であるかどうか判断するのがベストではあります。緊急対策としては警察官が危険だと判断したら撃つし、獣医師が判断したら殺処分ですね。

ドイツでは、行政が強制的に犬を殺処分する場合は、最終的には行政獣医師の鑑定が必要です。


>私はペット保険に加入したことがなく、保険についてわからないのですが、フランスのペット保険のホームページを見ていると、品種や加入年齢を記入して見積もりをするようです。仔犬対象の保険もあります。

それは、犬の健康保険のことですね。
私がこちらでしばしば言及している、ドイツの犬の対人賠償保険とは異なります。
飼い犬が咬傷事故を起こした場合に備えて、被害者への損害賠償に備えるものです。
日本のクルマの強制賠償保険のようなものです。
ドイツでは、体長40センチか、体重20kgを超える犬は、保険加入が義務づけられます。
引受は民間保険会社ですが、犬種や居住地などを入力する見積もりフォームがあります。
犬種によってはかなり高額です。


>  8週以下の仔犬仔猫を販売してはいけない/獣医師の証明書がいるという法律は消費者の側に立ったものではないかと私は考えます。

「フランスでの犬猫の8週齡未満販売禁止」は、どうやって週齡を判断するのか、という読者さんの疑問がありました。
「獣医師の証明書」なのですね。
あまりにも幼い犬猫の販売を禁じるのは、消費者保護の観点もあると思います。
死んでしまう確率も高くなりますから。
なお、スイスの仔犬のオンライン販売サイトでは、4週齡の仔犬が出品されていました。
スイスは、犬猫とも販売の週齡規制はありません。


> キトンブルー 昔はみんな青かった

体毛も変わりますしね。
プロフィール

さんかくたまご

Author:さんかくたまご
当ブログのレコード
・1日の最高トータルアクセス数 8,163
・1日の最高純アクセス数 4,956
・カテゴリー(猫)別最高順位7,928ブログ中5位
・カテゴリー(ペット)別最高順位39,916ブログ中8位

1959年生。
大阪府出身、東京育ち(中学は世田谷区立東深沢中学校、高校は東京都立戸山高校です)。
現在は、兵庫県西宮市在住です。
一人暮らしです。

趣味はクルマをコロガスこと(現在のクルマは4代目のメルセデスベンツです。ドイツ車では5代目)、庭での果樹栽培、家の手入れ掃除です。
20歳代前半から商品先物、株式投資をはじめ、30歳で数億円の純資産を得るが、その後空売りの深追いで多くを失う。
平成12年ごろから不動産投資を行い成功、現在50数戸を無借金で所有。
不動産投資では、誰も見向きもしなかったキズモノ、競売物件などをリノベーションする手法です。

なお、SNS、掲示板、QandAサイトなどでは、多数の本ブログ管理人の私(HN さんかくたまご)(武田めぐみ)のなりすまし、もしくはそれと著しく誤認させるサイトが存在します。
しかし私が管理人であるサイトは、このページのフリーエリアにあるリンクだけです。
その他のものは、例えば本ブログ管理人が管理人と誤認させるものであっても、私が管理しているサイトではありません。
よろしくお願いします。

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