続続々・「日本の犬などの大量生産・大量販売は特異であり、海外先進国ではない」という、TOKYOZEROキャンペーンの大嘘~ロサンゼルス市の条例に対する呆れた「事実の抜き書き」


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(Summary)
Animal welfare organizations, TOKYOZEROキャンペーン(TOKYOZERO campaign ) says.
"Mass production volume sales of dogs and cats in Japan is a special, internationally".
But it is a lie.
Huge puppy kitten breeders there are many in the United States.
Law prohibiting Internet sales of dogs and cats are not in the United States.
Laws that prohibit the sale of dogs and cats in pet shops are not in the United States.
Pet American ordinance banning the sale of dogs and cats in the shop is exceptional.
私は前回記事、続々・「日本の犬などの大量生産・大量販売は特異であり、海外先進国ではない」という、TOKYOZEROキャンペーンの大嘘~ロサンゼルス市の条例に対する呆れた「事実の抜き書き」では、アメリカ全土においては、ペットショップでの犬などの生体展示販売の規制が極めて例外であることを述べました。アメリカ合衆国において犬などの展示生体販売を禁じる条例を持つ自治体は極めてまれ(人口カバー率は3%。3年間の時限立法であるロサンゼルス市を除外すればわずか2%)であることを述べました。しかも禁じるのは小売業者がブリーダーから仕入れて販売するのを禁じるだけで、ブリーダーのインターネットを含む直販は広く行われています。今回は、アメリカ合衆国におけるブリーダーの大量生産が広く行われていることを述べます。TOKYOZEROキャンペーンの主張、「日本の犬などの大量生産・大量販売は特異であり、海外先進国ではない」は大嘘です。
(参考記事)
・「ドイツでは、日本のような犬の大量生産・大量販売はビジネスとして成り立ちません」という、TOKYOZEROキャンペーンの大嘘~ドイツはペットの商業的大量生産・大量販売が進んだ国である
・「ドイツは日本のような犬の大量生産・大量販売が成り立たちません」という、TOKYOZEROキャンペーンの大嘘~ドイツの養豚業者が業種転換した大量生産仔犬工場
・ドイツは日本のような犬の大量生産・大量販売が成り立たないという、TOKYOZEROキャンペーンの大嘘~ドイツの犬の大量生産・大量販売を支える犬のインターネット販売
・「日本の犬などの大量生産・大量販売は特異であり、海外先進国ではない」という、TOKYOZEROキャンペーンの大嘘~ロサンゼルス市の条例に対する呆れた「事実の抜き書き」
・続・「日本の犬などの大量生産・大量販売は特異であり、海外先進国ではない」という、TOKYOZEROキャンペーンの大嘘~ロサンゼルス市の条例に対する呆れた「事実の抜き書き」
・続々・「日本の犬などの大量生産・大量販売は特異であり、海外先進国ではない」という、TOKYOZEROキャンペーンの大嘘~ロサンゼルス市の条例に対する呆れた「事実の抜き書き」
TOKYOZEROキャンペーンの主張、「日本の犬などの大量生産・大量販売は特異であり、海外先進国ではない」との記述の原文をTOKYOZEROキャンペーンは、あなたに出会うまでの7つのお話から引用します。
日本のペット産業を支えているのは、「パピーミル」「キトンミル」と呼ばれる施設で、直訳すると「子犬工場」「子猫工場」を意味します。
多くの母犬や母猫が不衛生な環境で、絶え間なく赤ちゃんを産まされています。
ペットショップで売られている子たちの多くは、ペットオークション(競り市)で取引されています。
生後45日を過ぎると、生まれたばかりの子犬、子猫は競り市に連れてこられ、まるでモノのように、次々と出品され競り落とされていきます。
ロサンゼルス市では、2013年に「繁殖業者から犬を仕入れて売ってはいけない」という条例ができ、日本のような大量生産・大量販売はビジネスとして成り立ちません。
TOKYOZEROキャンペーンのHPの記述によれば、「欧米先進国では、8週齢まで子犬を生まれた環境から引き離すことを禁じる『8週齢規制』は、常識です」とあります。8週齢未満の犬の販売を禁じることにより、殺処分ゼロを実現できるとしています。
この記述は、「欧米先進国では犬の8週齢未満の販売が常識」とありますが、かつて私はヨーロッパにおける犬猫とも8週齢未満の販売を法令で禁じる国はフランス一国であることを述べています。イギリスは犬のみ。ドイツは犬のみ、母犬と離すことのみ禁じています。8週齢未満であっても、母犬とともに展示販売をすることは合法です。引渡し時に8週齢に達していればよいのです。つまりヨーロッパでは、犬だけに限っても、8週齢未満で販売を禁じるのは、フランス、イギリス、ドイツ(は法令の拡大解釈をすれば)だけです。ヨーロッパって、一体何カ国あったのでしょうね(大笑い。
さらにアメリカでも、犬などの8週齢未満の販売禁止の法令があるかどうか調べてみました。American dog 8-week-old sales ban。アメリカ合衆国での、犬などの8週齢未満の販売に関する法律については、後ほどまとめて記事にします。
アメリカの8週齡未満販売に関しては、こちらの記事の私のコメントを参考にしてください。塩村文夏都議やじ騒動13 腐った土台に積み上げるTOKYO-ZERO。しかし「8週齡未満の犬などの販売禁止は欧米では常識」とは参りました。
アメリカ合衆国における、子犬の大量生産の現状について、Puppy mill wikipedia 「パピーミル ウィキペディア」から引用します。
A puppy mill, sometimes known as a puppy farm,is a commercial dog breeding facility that is operated with an emphasis on profits over the welfare of the dogs bred, with substandard conditions of care often the norm.
most commonly kept as pets or used as feed for other animals.
In puppy mills,females are sometimes bred every time they are in heat to increase profits, resulting in gradually decreasing sizes of litters.
As puppies, mill dogs are also often weaned from their mothers well before the eight to ten weeks recommended.
Puppies are taken from their mother when they are 5 to 6 weeks old and sold to brokers who pack them in crates for resale to pet stores all over the country.
Puppy mills usually house dogs in overcrowded and unsanitary conditions, without adequate veterinary care, food, water and socialization.
Puppy mill dogs do not receive adequate attention, exercise or basic grooming.
To ease waste cleanup, dogs are often kept in cages with wire-mesh flooring that injures their paws and legs.
Breeder dogs at mills might spend their entire lives outdoors, exposed to the elements, or kept inside indoor cages all their lives.
Often, after the breeder dog has reached the age of 4 years, it is no longer needed and killed.
In a 2005 investigation conducted on pet shops and puppy mills in California, 44% of the locations visited had sick and neglected animals, 32% of the animals were confined in unhealthy, cramped, or crowded conditions and 25% of the animals did not have adequate food or water.
According to the Humane Society of the United States, there are an estimated 10,000 licensed and unlicensed puppy mills in the United States, in total selling more than 2,000,000 puppies annually.
パピーミル(仔犬工場)とは、しばしば仔犬農場として知られており、犬の福祉的な飼育よりも、より利益を重視して運営される商業的な施設で、しばしば犬は基準未満の条件でケアされます。
犬の最も一般的な用途はペットですが、他の動物の飼料としても用いられます。
仔犬工場では繁殖用のメス犬は徐々に一回あたりの出産数が減るので、その結果、往々にして利益を増加させるために、発情が来る度に毎回繁殖されられます。
そのようなパピーミルの仔犬は、多くの場合、推奨されている8~10週より早く母犬から引き離されます。
仔犬は5~6週齢になれば母犬から引き離され、全国のペットショップに転売するために箱詰めされてパックブローカー(中間業者)に売却されます。
パピーミルは通常、適切な獣医療や、食料、水、社会化環境がない過密で、不衛生な状態で犬を収容しています。
パピーミルの犬は、十分に注意をもって飼育されておらず、運動や基本的なグルーミングも受けていません。
糞の清掃をしやすくするために、犬は頻繁に足を傷つけるワイヤーメッシュの床のケージで飼育されています。
パピーミルでの繁殖犬は風雨にさらされ、屋外で一生を過ごすかもしれませんが、そうでなければ全て、屋内の檻の中で一生を送ります。
繁殖犬は、4歳になった後には、多くの場合もはや必要ないとされ殺されます。
カリフォルニアの、ペットショップとパピーミルで実施した2005年調査では、訪問した際には、44%の場所で病気、ネグレクトされた動物が、32%の動物%が不健康で窮屈な、または過密な状態で閉じ込められており、25%の動物が十分な食料や水を与えられていませんでした。
アメリカ合衆国の動物愛護協会によると、アメリカ合衆国では免許を受けたものと無免許のパピーミルは合計で1万もあり、毎年200万以上の仔犬を販売しています。
以上が、アメリカ合衆国における、いわゆるパピーミル(仔犬工場)の実態と、生産数です。これでは、日本の犬などの商業繁殖の方がはるかに、動物福祉に配慮し、かつ小規模生産・小規模販売ではないかと思えます。
日本にも、犬猫の生産数などの調査があります。若干古いですが、環境省の平成15年3月の調査があります。ペット動物流通販売実態調査 報告書 (平成15年3月)。
次回は、この環境省調査を元に、アメリカ合衆国における、いわゆるパピーミル(仔犬工場)と、日本の犬生産を比較したいと思います。そしてTOKYOZEROキャンペーンの主張、「日本の犬などの大量生産・大量販売は特異であり、海外先進国ではない」が、数字の上でも欺瞞であることを証明します(続く)。
(動画)
2013年5月15日 に公開。アメリカ合衆国のペットショップで売られている仔犬は、仔犬工場から来たと、繰り返し訴えています。
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