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Domestic/inländisch

 先般の台風11号が襲来した際の7月17日に私は住む地区では「土砂災害避難勧告」が発令されました。それ以前に、「避難所へのペットの持ち込みに関しての意見」をいただきました。日本は、先進国の中では、際立って自然災害が多い国です。災害が発生する前に、災害発生時のペットの扱いについて、議論されることを望みます。


 先日の台風11号が襲来した際は、私の住む西宮市の急傾斜地にある住宅地の多くは、避難勧告が出されました。豪雨による土砂災害のおそれがあったからです。昨年の広島の土砂災害依頼、頻繁に避難勧告が出されるようになり、今回も避難した方はほとんどいらっしゃらなかったようです。最近、避難所への犬猫などのペットの持ち込みについてのコメントをいただいたこともあり、災害時のペットの扱いについて考えてみました。
 災害時のペット(犬猫を想定している)の扱いについては、環境省がガイドラインを出しています。ガイドラインによれば、避難所へのペットの同行を推奨しています。災害時におけるペットの救護対策ガイドライン

 環境省の「災害時におけるペットの救護対策ガイドライン」では、災害時の避難の際は、ペットの避難所への同行を推奨しています。しかし、「感染症が心配、犬猫のアレルギー患者に対しては配慮して欲しい」という意見があります。ガイドラインでは、「犬や猫は人が居住する建物外に保管する場所を設ける」「室内飼いの小型犬や猫は、ケージに入れた場合のみ人の居住スペースの持ち込みをして良いが、飼育者のスペースと非飼育者のスペースを遮蔽などで完全に分けること」などとあります。
 しかし私が台風11号の際の、避難勧告発令時に思ったのは、まず避難所の建物外に犬猫の保管スペースを設けるのが難しいということです。公民館などは土地が狭いですし、クルマが多数駐車しています。台風被害であれば、風が強く、テントを張るのが困難です。また一部屋を犬猫持ち込み者とそうでない人の居住部分を完全に隔てることは難しいです。

 災害時の避難所へのペットの持ち込みに関しては、平成24年9月=10月に、愛知県がアンケート調査を行っています。ペットの同行避難等に関するアンケートの結果について 。その結果を一部紹介します。


問1 同行避難(災害発生時に避難所へペットを連れていくこと)についてどう思いますか。
賛成                         35%
反対                         23%
人が居住する建物内に入れなければ良い  31%
どちらとも言えない 11 8%



 つまり、災害時の避難所には、建物内にペットを同伴させることに反対する人が54%であり、 賛成の35%を大きく上回り、過半数を超えています。環境省の災害時におけるペットの救護対策ガイドラインの、「災害時はペットを同行して避難することを推奨」するのとは、屋外でのペットの保管が難しいことと、建物内にペットを同行させることを過半数の人が反対することを考えれば、現実的には、ペットの同行避難は困難であると思います。また、避難所の建物内にペットの同行を反対する人の中には、「感染症が心配」「犬猫などの動物アレルギーの重症患者が家族にいる」方もいて、当然の意見と思います。
 環境省の本ガイドラインが作成された背景には、東日本大震災で被災地に放置されたペットが野生化して問題が生じたことがあります。その他にも、「放置ペットのレスキュー」名目で、福島原発災害立ち入り禁止区域内に違法に侵入したり、愛動物愛護を騙る犯罪の名分に悪用された経緯が背景にあるものと思われます。

 災害時のことを考えれば、多頭飼育はよほど対処が可能な人以外は考え直してみる必要があるかもしれません。猫であれば、大型のワゴン車を所有して、猫の数だけペットキャリーを用意していること、そしてペットキャリーに猫を慣らしておくことが必要だと思います。大型犬であれば、大型の組立式ケージや雨に備えて簡易テントや防水シートをあらかじめ用意しておくことが必要だと思います。
 いずれにしても災害時の緊急事態では、行政やボランティアは、一時対応をしてくれません。飼い主自ら備えることが必要だと思います。そして自力で対応できる範囲を超える数のペットや、扱いが難しい大型の闘犬を複数飼育するのは、私は日本では勧めません。欧米先進国や、アジアでも先進国のシンガポールや香港では、禁止犬種や、扱いに規制がある犬種が法律で定められています。例えば禁止犬種である土佐犬は不正飼育が発覚すれば殺処分になりますし、規制犬種は「公の場に出すときは常に口輪を使用しなければならない」などの法律の規定があります。そのような犬種は、災害時には口輪を装着し続けることはできません。

 なお、アメリカにも、CDC 「アメリカ連邦疾病管理予防センター」が、災害時におけるペットの扱いについてガイドラインを出しています。Emergency Preparedness and Response 「災害時の緊急事態の備えと対策」。
 こちらのガイドラインは、環境省のものよりはるかに字数は少ないです。しかし動物による感染症のリスクとそれに対する対応策などははるかに具体的に記述されています。ざっと一読すれば、当然と思える内容なのですが、環境省ガイドラインでは、肝心なことが欠落しているとしか思えません。一部を引用します。


Each animal should be examined at a triage site.
Animals should be bathed upon entry, particularly if they may have been in contact with contaminated flood water.
A health record for each animal should be created and updated as needed. Identification information for the animal should correspond to that for the owner, so that animals and their owners can be reunited.
Animals arriving without owners should be scanned for microchip identification.
Dogs should be treated prophylactically for internal parasites including Giardia , roundworms, hookworms, and whipworms.
Dogs and cats should be examined for flea or tick infestation, and treated appropriately.
A rabies vaccination should be administered to dogs, cats, and ferrets.
Animals presenting with (or developing) diarrhea should be separated from healthy animals .
Animals that are irreversibly ill or exhibiting intractable signs of aggression should be euthanized.
Do not eat in animal care areas.
Pregnant women and immunocompromised persons should not volunteer for positions involving direct animal contact.
Animals of different species should not be housed together.
If animals of unknown origin must be housed together, care should be taken to not mix genders for unneutered animals.
Identify an area separate from the shelter for carcass storage and disposal.

それぞれの動物は、傷病疾病の判別場所で検査しなければなりません。
特に動物たちが洪水の水で汚れていたり、洪水の水と接触していたならば、動物たちは避難所に入る前に洗わなければなりません。
それぞれの動物の健康記録は作成しなければならず、必要に応じてその情報は更新しなければなりません。
飼い主不明で持ち込まれる予定の動物は、マイクロチップの識別により、(飼い主を)を調べなければなりません。
犬はジアルジア属、回虫、鉤虫と鞭虫を含む内部の寄生虫に感染しているとの前提で、予防的に扱われなければなりません。
犬と猫は、ノミまたはダニをもたらさないか調べなければならず、適切に扱われなければなりません。
狂犬病予防接種は、犬、猫とフェレットに行われなければなりません。
下痢症状を呈しているまたは進行している動物は、健康な動物から隔離すること。
回復不能な傷病や改善が不能な攻撃的な動物は安楽死させるべきです。
動物のケアをしている場所では飲食しないこと。
妊婦と免疫不全者は、直接の動物の接触を必要とするボランティアには申し出ないこと。
異なる種の動物を一緒に収容しないこと。
不妊去勢済みか不明の動物を一緒に収容しなければならない場合は、または不妊去勢されていないものは、雌雄を混ぜて収容してはなりません。
死体保管と処分の場所は、避難所とは別の場所に設けて下さい。



(動画)

 たまには関係ないものを貼ります。ドイツの変な音楽ユニット、ジンギスカン(Dschinghis Khan)の、昨年のモスクワライブです。
 6人のオリジナルメンバーのうち、最後まで現役を続けたのは女性の二人でした。エディナ・ポップさんなんて、当時73歳です。孫のような新メンバーを従えて軒昂ぶりをアピール。ただ、再結成時の熱狂は感じられず、寂しいです。この音楽ユニットの「変」で俗っぽいところが、私は好きなんですね。

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まず人を優先すべきです

災害時には、人間が避難する場合を考えても十分ではありません。
障害者や認知症の方を移動させるのことはとても大変です。
今の日本では、行政が動物の避難のことまで考えることより、
まずこういう弱者の方の避難を優先しなくてはなりません。

そういう非常時に、動物、のことを考えろ、と愛誤は言いますが、
さんかく様が書かれているようなことをやるべきです。
愛誤も自己責任で何事も人に頼らずやるべきです。

こういう震災になれば、愛誤ビジネスのチャンスとばかりに、
寄付金詐欺の愛誤が大発生しますから、みなさんご注意下さい。

No title

この法案は、家族として人間と同等の権利が認められたと思ってる人もたまにいますが、どっちかというとやはり野生化ペットの問題とか詐欺の出現、って理由の方が大きいでしょうね。
ブリーダーや多頭飼育に人の避難は大変そうです…

私も治療してだいぶ軽くなったとはいえ犬猫どちらもアレルギーなので避難所に居られると困りますね。ノミとか、臭いや鳴き声の問題もあるし、食事もする場所に獣がいるのはいただけないです…改めて動画見たら、夜中に猫が避難所内を徘徊してしまうなんて言ってたりしてぞっとしました。
魚や爬虫類みたいに静かでかつプラケに入れられる奴ならそれほど問題はないでしょうけど。


ある程度の土地があり、雪や風雨の影響が少なければ、ペットの保管場所ができて、そこに檻を設置して、飼い主が世話するときによるようにできれば解決できそうなのに、悔しいですね。
まあもし、土地があってもなくても,ひとところに沢山動物が集まる可能性があるわけですからやはり災害時に備えても、所有者明示の目じるしとか、しつけとか、予防接種は必ずいりますね。

アメリカのこれはイイですね。短いけど犬猫以外も書いてありますし、ペットのえさと野生げっ歯類が接触するのは予防するようにとまで。

ペットも保護するなら高額なペット税が必要。

非常時にペットまで保護するのであれば当然ですがそれにかかる費用はペット飼育者で賄ってもらわないと社会の平等性に欠ける事になるのでペット税は必須です。

現状でも生きていくうえで全く必要のないペットの飼育に対し避妊手術などで補助金が出たりおかしいのに、非常時でライフラインが安定してもいない状況でペットに割く食料などありはしません。
どうしてもというのであればそういった飼育や食料保存の場所の確保などにかかる費用はペット飼育者がペット税という形で補填すべきです。

はっきりいってペットの避妊などに補助金が出るならゴルフ補助金だの釣り補助金だのドライブ補助金だの出すべきですね。
そっちのが行った先でお金を落とす可能性が高いのでよっぽど建設的です。

Re: まず人を優先すべきです

フェイル様、コメントありがとうございます。

> 災害時には、人間が避難する場合を考えても十分ではありません。

同感です。
先般の台風の時は、私が住む地域では避難韓国が出されましたが、避難場所の小学校は、屋外で風雨をしのげる場所はありません。
ペットのために、テントやケージなどを公費で常備する必要があるのでしょうか。
人の食料や寝具の備えも十分ではないのに。


> 障害者や認知症の方を移動させるのことはとても大変です。

そうです。
そちらに人員を優先して割かなければならないです。


> 今の日本では、行政が動物の避難のことまで考えることより、
> まずこういう弱者の方の避難を優先しなくてはなりません。

人の避難に対する備えも十分ではないですからね。
ペットの避難は自助努力でしていただきたいです。


> 愛誤も自己責任で何事も人に頼らずやるべきです。

アンケートでは、ペットフードやトイレシーツの支給を希望する声が多いですが、それは公費で備蓄するものではないでしょう。
ペットの飼い主が各々備蓄すべきです。


> こういう震災になれば、愛誤ビジネスのチャンスとばかりに、
> 寄付金詐欺の愛誤が大発生しますから、みなさんご注意下さい。

同感です。

Re: No title

THEO様、コメントありがとうございます。

> どっちかというとやはり野生化ペットの問題とか詐欺の出現、って理由の方が大きいでしょうね。

ズバッとは書かれていはいませんが、行政サイドは、放置ペットの環境汚染や、「アニマルレスキューを名目にした詐欺や犯罪」に手を焼いたのでその予防が本音という感じがします。


> ブリーダーや多頭飼育に人の避難は大変そうです…

他東海の方は、一度災害時の避難についてシュミレーションされてはいかがでしょうか。
私の地域で台風による避難勧告で私が思ったことは、「ペットを買っている人は対応は難しい。特に大型犬を複数買っている人や、猫を10匹くらい買っている人はまず自力での対応は無理」です。
ということは、ペットを避難させると言うことは、無関係な人の手を煩わせるということです。


> 私も犬猫どちらもアレルギーなので避難所に居られると困りますね。ノミとか、臭いや鳴き声の問題もあるし、食事もする場所に獣がいるのはいただけないです…改めて動画見たら、夜中に猫が避難所内を徘徊してしまうなんて言ってたりしてぞっとしました。

動物アレルギーに対して楽観的な方は考え直していただきたいです。
猫アレルギーによる死者は、アメリカでは年間50名と推定されています。
それとか猫ではなく、小型犬が避難所内を徘徊していたなどとあります。


> ある程度の土地があり、雪や風雨の影響が少なければ、ペットの保管場所ができて、そこに檻を設置して、飼い主が世話するときによるようにできれば解決できそうなのに、悔しいですね。

小学校などであれば、土地は広いし、行事用テントもありますが、それは屋根だけです。
風が強い台風等であれば、そのテントは役に立ちません。
犬の飼育者は、各自組立式ケージと防水シートを用意したほうが良いでしょう。


>ひとところに沢山動物が集まる可能性があるわけですからやはり災害時に備えても、所有者明示の目じるしとか、しつけとか、予防接種は必ずいりますね。

日本の、犬の狂犬病予防接種率は6割くらいです。
猫はそれよりずっと低いでしょう。
猫の狂犬病予防接種とか、混合ワクチンの接種率を高める必要があると思います。
なおアメリカは、ほとんどの州で犬猫とも狂犬病ワクチンが義務です。


> アメリカのこれはイイですね。短いけど犬猫以外も書いてありますし、ペットのえさと野生げっ歯類が接触するのは予防するようにとまで。

環境省のガイドラインより、字数は少ないですが、ずっと具体的です。
げっ歯類(ネズミ)による感染症予防という意味だと思います。
全文紹介するのは長くなりすぎるので、だいぶ割愛しました。

Re: ペットも保護するなら高額なペット税が必要。

猫ボラ滅びろ!様、コメントありがとうございます。

> 非常時にペットまで保護するのであれば当然ですがそれにかかる費用はペット飼育者で賄ってもらわないと社会の平等性に欠ける事になるのでペット税は必須です。

ペットフードやペットシーツの備蓄は、目的税化したペット税を導入するのも一法です。
ペットは私有財産であり、その保護のために公的資金は本来は使えないです。


> ペットの飼育に対し避妊手術などで補助金が出たりおかしいのに、非常時でライフラインが安定してもいない状況でペットに割く食料などありはしません。

同感です。
クルマのチューニング費用を公費で補助してくれますか。
例えば燃費向上のためのケミカル用品などは、ある程度公益性があると思いますが。
犬猫の不妊去勢費の補助は、それと同じでしょう。


> どうしてもというのであればそういった飼育や食料保存の場所の確保などにかかる費用はペット飼育者がペット税という形で補填すべきです。

ペットはあくまでも私有財産ですからね。
ペットを優遇する根拠はありません。


> はっきりいってペットの避妊などに補助金が出るならゴルフ補助金だの釣り補助金だのドライブ補助金だの出すべきですね。
> そっちのが行った先でお金を落とす可能性が高いのでよっぽど建設的です。

はい、ブラックバス釣りなどは、公益性が高いです。
釣り道具などの補助金があってもおかしくないです。
ペットの不妊去勢は、ペットをそもそも飼わなければ必要ありませんから。
必需品ではない消費財の維持のために、公費を助成するのはおかしいと思います。

最も困る人を基準に考えるべきと思います。

出張で涼しい数日間を過ごしています。

大変興味深い記事ですね。


私個人の感覚では避難した時に犬や猫が居た方が
たぶん和むタイプです。


しかし、和まない人も必ずいますし
アレルギーの方もいます。


また、避難所のスペースが足りなかったり
緊急食糧が足りなかったりした場合
人を最優先し犬猫に食料を
分けている場合ではありません。

この辺りはまさしくフェイル様と同感です。

それに残念ながらマナーの悪い飼い主は少数でも
「必ずいます」。

という訳で私は明確に『反対』です。


私もペット税(それも高額な)に賛成ですが
その理由は資力の無い人間が動物を飼っては
動物が不幸になりやすいからです。

平均的に貧乏人はマナーが悪いですからね。
(清貧なひとも少数はおりますけどね)
貧乏だからマナーが悪くなるのか。
マナーが悪いから貧乏になるのか。
それはわかりませんけどね。


ペット税をかけても救出する人員や食料・医療は
災害直後に不足することは避けられません。

足りない中でも人間を最優先すべきだし
人間の中でも弱者を優先すべきです。

この辺りの考え方は「トリアージ」を学ぶと良いかと思います。

ペット税を犬猫の義務とすると
「ペット税を払っているから犬猫にも権利がある」
と勘違いする人が現れることを懸念します。

犬猫に「権利がある」という概念を持ち込むのは
緊急時にはむしろ危険だと思います。

Re: 最も困る人を基準に考えるべきと思います。

猫糞被害者@北海道様、コメントありがとうございます。

> 出張で涼しい数日間を過ごしています。

こちらは今日も大雨です。


> 和まない人も必ずいますし
> アレルギーの方もいます。

このような方の声を無視してはならないでしょう。
特にアレルギー疾患の方は、「我慢しろ」では済まされませんから。


> 避難所のスペースが足りなかったり
> 緊急食糧が足りなかったりした場合
> 人を最優先し犬猫に食料を
> 分けている場合ではありません。

当然です。


> ペット税(それも高額な)に賛成ですが
> その理由は資力の無い人間が動物を飼っては
> 動物が不幸になりやすいからです。

それもありますが、頭数を抑制する効果もあります。
高額所得者であったとしても、大型犬を多数飼っていれば、通常時は問題は起きませんが、災害時で避難が必要になった場合などは飼い主だけでは対処が難しくなります。
ドイツの犬税は、飼育数が増えれば、累進的に税額が高くなります。
それと危険とされる闘犬カテゴリーのいぬは、極端に税額が高いです。
このような危険な犬種を原則飼育禁止にすることは、災害時のリスクを下げる効果もあります。


> ペット税をかけても救出する人員や食料・医療は
> 災害直後に不足することは避けられません。

ですから、ペット税で、災害時の備蓄などを行うというのは、あまり現実的ではありません。
ですから、ペットを飼われている方は、原則ペット対応は、自助努力でお願いするしかないと思います。


> 人間の中でも弱者を優先すべきです。

最優先するのは、乳幼児や傷病者、障害者、高齢者です。
その次はヒトの健常者です。


> この辺りの考え方は「トリアージ」を学ぶと良いかと思います。

アメリカCDCのガイドでも、安楽死(殺処分)を手段に入れています。
災害で傷病したペットや、興奮状態で攻撃的で手に負えなくなった犬や、もともと闘犬として訓練を受けていて、避難所での飼育が難しい場合です。
日本には、そのような考えが皆無です。


> ペット税を犬猫の義務とすると
> 「ペット税を払っているから犬猫にも権利がある」
> と勘違いする人が現れることを懸念します。

それはドイツで問題になっていますね。
しかし税制は総合的に考えなかればなりません。
ドイツの付加価値税は、一般消費財・サービスは18%です。
しかしドッグフードは確か7%くらいだったと記憶しています。
犬税に配慮したからと言われています。


> 犬猫に「権利がある」という概念を持ち込むのは
> 緊急時にはむしろ危険だと思います。

同感です。
犬猫などの動物に、主体となる権利を認めている国は、先進国では皆無です(多分地球上には存在しないでしょう)。

日本では一部の狂人がドイツの民法の「動物は民法で定めるモノ(=私有財産権が認められたもの、財物)ではない」を、犬猫に限って権利を認められたものとの解釈を広めています。
しかしドイツ法では、断りがなければ、単にtier「動物」とあれば、脊椎動物全般(魚類、両生類、爬虫類を含む)です。
狂人の頭の中では、都合よく脳内変換するのでしょう。

ドイツの民法の本規定は「警察官が職務で犬を射殺した場合などは、犬の飼い主は警察に損害賠償を求めることはできない。民法で特別法(この場合は警察法)に規定があればそれが優越し、この場合は犬はモノ(=私有財産権が認められた財物)としては認められないからである」などと援用されています。

人の命優先

こんにちわ。よろしくお願いします。

(人の命優先)
 阪神大震災は優先順位が問われ、苦しんだ人が大勢いた。しかしまず、とにかく逃げることです。飼育動物は後回しにせざるを得ません。

(危険犬のためのアイデア)
 飼育条件に頑丈な檻を義務付けている茨城県特定犬の条例は「人と犬のためにやさしいGOODな条例」だと思う。災害にあったら檻に餌袋を放り込んで状況が落ち着くまでがんばる。
 あらかじめ頑丈な檻を備えるというのは災害対策になります。
 原発のあった地域のように「帰れると思ったのに帰れなくなった」というのは特殊な事例かと思います。

(飼い主の価値観)
 災害では飼育動物が逃げれるように戸を開けていたのに誰かが閉めてしまったり、反対に動物をつないでおいたら、誰かがはずしてしまっていたり、てんやわんわです。
 その時何があるかわからない。そして災害の種類も様々です。
 飼育動物を宝物のように思っている人もおれば、それほど大事にしていない人もいるわけで、その人の価値観であって、その時その場に置かれてみないとわからない事もあります。

(社会に対する責任)
 一方、飼育動物はうまく逃げ出したけれども、飼い主が亡くなるという事態もあります。
 射殺も良い案です。大切にしている動物が人様にご迷惑をおかけするぐらいなら、射殺していただいた方が責任をまっとうできます。
逃げ出して行方不明になってしまうと気がかりになります。飼い主の手元で安楽死(緊急事態として射殺)の方が社会に迷惑がかかりません。
 射殺して欲しくない人は頑丈な檻を用意/保管です。

(衛生問題)
 私ならどんなに自分のペットがかわいくても避難所(体育館とか)には連れていかない。なぜならば、災害時は水道の水も壊れて、手が洗えません。不自由の中で炊き出しを行います。人間のトイレでも大変なのに犬猫の糞がおきっぱなしになると非衛生的になります。
粉塵が舞って目や鼻口に入る世界です。私は犬猫が人間と同じ避難所で同居することに反対します。
 仮に集まったとしても咬傷事故/病気の感染が心配です。動物たちは彼らが住み慣れた家のスペースに檻やキャリーで個別に保管で良いです。

(犬猫だけがなぜ優遇されるのか)
 危険動物を飼育している人は頑丈な飼育ケースや檻を用意します。
危険な動物の飼養及び保管に関する条例 昭和57年12月25日長崎県条例第34号
http://www.twin.ne.jp/~jin444/hourei/j_nagasaki1.htm

上記リンクより抜粋
第11条 飼養者は、次に掲げる事項を遵守しなければならない。
(1) 危険な動物をその習性、生理、生態等に応じて適正に飼養し、又は保管すること。
(2) 危険な動物を厳重に監視するとともに、飼養施設を定期的に点検すること。
(3) 危険な動物が脱出した場合等の緊急時における非常用の器材を整備しておくこと。
(4) 地震、火災その他の災害に際して講ずべき緊急措置に関する計画を定めておくこと。
以下略

 そして犬猫より保温の必要な動物について考えるべきです。
ヒーターは経済産業省から現在改良を求められて各会社研究されているようです。
http://aquaturtlium.com/aquarium-heater-firing-prevention/

それではさようなら。

Re: 人の命優先

ケムンパ様、コメントありがとうございます。

> (人の命優先)
>  阪神大震災は優先順位が問われ、苦しんだ人が大勢いた。しかしまず、とにかく逃げることです。飼育動物は後回しにせざるを得ません。

私は、阪神の地震の時は、ずっとマンションにこもっていました。
ですから直後の避難所のことは知りません。
住んでいたマンションはペット飼育不可でした。
ですから身近で、ペットで困ったということは聞いていません。


> (危険犬のためのアイデア)
>  飼育条件に頑丈な檻を義務付けている茨城県特定犬の条例は「人と犬のためにやさしいGOODな条例」だと思う。

この茨城県の条例に対して「だから日本は動物愛護後進国だ」と書いている人がいます。
しかし先進国で、法律の危険犬種規制がない国は日本ぐらいです。
アジアではシンガポールも香港もあります。
茨城県の条例は、災害対応という面でも良いと思います。


> (飼い主の価値観)
>  災害では飼育動物が逃げれるように戸を開けていたのに誰かが閉めてしまったり、反対に動物をつないでおいたら、誰かがはずしてしまっていたり、てんやわんわです。

阪神の地震の時は、芦屋市に住んでいましたが、飼い主が避難して留守のあいだに、屋外に係留したり、屋外犬舎で飼育していた高級品種の犬が多数盗まれました。
程なくして、「地震での迷い犬」として、動物愛誤団体が妙に純血種の譲渡が増えました。


> (社会に対する責任)
>  一方、飼育動物はうまく逃げ出したけれども、飼い主が亡くなるという事態もあります。
>  射殺も良い案です。

それも状況によxちてはやむを得ないでしょう。
福島の原発の規制区域では、家畜は殺処分とのことで、射殺もあったと推測します。
犬猫が特別扱いされる合理的理由はないです。


> 飼い主の手元で安楽死(緊急事態として射殺)の方が社会に迷惑がかかりません。

安楽死を選択肢に入れている、アメリカのガイドラインの方が、現実的でしょうね。


>  射殺して欲しくない人は頑丈な檻を用意/保管です。

自己責任でしょう。


> (衛生問題)
>  私ならどんなに自分のペットがかわいくても避難所(体育館とか)には連れていかない。なぜならば、災害時は水道の水も壊れて、手が洗えません。不自由の中で炊き出しを行います。人間のトイレでも大変なのに犬猫の糞がおきっぱなしになると非衛生的になります。

同感です。
大災害に実際に会っていない人は、具体的にイメージできないのでしょう。


> 私は犬猫が人間と同じ避難所で同居することに反対します。
>  仮に集まったとしても咬傷事故/病気の感染が心配です。動物たちは彼らが住み慣れた家のスペースに檻やキャリーで個別に保管で良いです。

実は、台風11号で、私の賃貸住宅が土砂で(事実上)全壊しました。
私の入居者さんを、近くの秋物件に、仲介料なし、敷金ゼロ、礼金ゼロで入居していただくことになりました。
本日避難所の公民館に契約書を届けてきましたが、公民館で駐車場すらないです。
ペットの同伴避難なんて無理です。


> (犬猫だけがなぜ優遇されるのか)
>  危険動物を飼育している人は頑丈な飼育ケースや檻を用意します。
> 危険な動物の飼養及び保管に関する条例 昭和57年12月25日長崎県条例第34号

長崎県のこのような条例があるのですね。
動物愛護管理法にも特定の生物を「危険」として、特別な扱いを求めています。
しかし外国の危険犬種の規制は、日本の特定の生物の規定に匹敵します。


> ヒーターは経済産業省から現在改良を求められて各会社研究されているようです。

阪神の地震の時は、アロワナを死なせてしまった人がいます。
停電でヒーターが切れたからです。
ペットは、いざとなれば、飼い主が守るのは困難です。
ペットを飼われている方は、時々は災害があったというシュミレーションをしてみるのは良いと思います

No title

動物と避難出来るのは躾が出来てて基本フレンドリーな性格の犬だけでしょう

臆病な犬は知らない人がいるだけで怖がり色んな問題が出るので避難は無理でしょう
特に地方では


この辺では室外犬が多く噛む犬も少なくないので避難所入りは無理でしょう

家の2匹も避難所入りは無理なので災害が起きても自分は避難しません
犬にとっても苦痛だし人にも迷惑なので避難はしないと決めてます


ガイドラインに書いてある家族の一員と言うのがそもそも日本人の共通の考え方ではありません
家族の一員と言うのは都会的な考えによるものでしかないと思います

室内犬であれば家族の一員も多いと思いますが・・・・


なんか意味が分からなくなってる気がしますが
要するに番犬目的で飼われて吠える事が大事な役目の番犬には一緒に避難なんて無理と言う話です
恐らく噛む犬を連れて行く人は居ないと思うので親戚などの所にいけないなら家に置き去りでしょう
福島の置き去りにされた犬もそうゆう番犬も少なくなかったと思ってます
番犬は必ずしも家族の一員ではないので

しかし茨城の放し飼いが当たり前の地域で災害が起きると野犬野良犬が沢山出るでしょうね

家にいない犬を飼い主が置き去り
    ↓
飼い主だけ避難 最悪野犬化

福島でも鎖から放されてた犬が野犬になったりとか聞きましたので

福島の悲劇はすぐ帰れると思って避難したのに家に帰れなくなった事による物ですよね
飼い主は悪くない(飼い犬の鎖放したのだけは悪いが)が放置された犬猫家畜動物が哀れです

動物愛護団体の人も餌やりだけでなく保護もすれば良かったのに


>近年、ペットは家族の一
員であるという意識が一般的になり
つつあることから、ペットと同行避
難をすることは、動物愛護の観点の
みならず、飼い主である被災者の心
のケアの観点からも重要である




この前の台風で母の妹の家の座敷の屋根が吹き飛びました(実話)

Re: No title

29様、コメントありがとうございます。

> 室外犬が多く噛む犬も少なくないので避難所入りは無理でしょう

室外犬で中型犬以上の大きさであれば、避難所への同行は難しいと思います。
私は自身が災害時の避難所の様子を直に見ていますので。


> 家の2匹も避難所入りは無理なので災害が起きても自分は避難しません

避難指示が出た場合は、避難しなければ過料だったか、刑事罰の対象になるようです。


> ガイドラインに書いてある家族の一員と言うのがそもそも日本人の共通の考え方ではありません
> 家族の一員と言うのは都会的な考えによるものでしかないと思います

でも、そういう感覚の人は多いと思いますよ。


> 番犬目的で飼われて吠える事が大事な役目の番犬には一緒に避難なんて無理と言う話です
> 恐らく噛む犬を連れて行く人は居ないと思うので親戚などの所にいけないなら家に置き去りでしょう
> 福島の置き去りにされた犬もそうゆう番犬も少なくなかったと思ってます

家族の一員かどうかは別として、実際問題体重80キロの凶暴な土佐犬をリードだけで避難所に同行できるかということです。
大きなケージを大型のワゴン車に積んで持って行くのか、でもそのような犬が多数集まれば、置き場所があるのかという問題も生じます。
ケースバイケースで、安楽死も視野に入れるのが現実的でしょう。
アメリカのガイドラインではそうです。


> 家にいない犬を飼い主が置き去り
> 飼い主だけ避難 最悪野犬化

「何が何でも殺処分ゼロ」はやはり机上の空論だと思います。
特に大規模災害時などはそう思います。
野犬が大量発生するぐらいならば、行政獣医師がどうしても同行避難ができなかった犬は、殺処分するのもやむを得ないと思います。
口蹄疫流行時には、健康な家畜も多数強制的に殺処分されました。
なぜ犬だけ特別扱いしなければならないのか、合理的理由はありません。


> 福島の悲劇はすぐ帰れると思って避難したのに家に帰れなくなった事による物ですよね
> 飼い主は悪くない(飼い犬の鎖放したのだけは悪いが)が放置された犬猫家畜動物が哀れです

動物たちにとっても大変かわいそうなことです。
できれば安楽死させたほうがいい。


> 動物愛護団体の人も餌やりだけでなく保護もすれば良かったのに

スペースの問題とか、キャパシティオーバーでできなかったのでしょう。
ある程度は保護していました。


> この前の台風で母の妹の家の座敷の屋根が吹き飛びました(実話)

日本は災害大国ですからね。
今年の台風11号で、土砂崩れで私が所有する賃貸住宅が一棟全壊しました(実話)。
火災保険では、水害特約もつけましょう。
私は、浜手のアパートの浸水を心配していましたが、山手の斜面の住宅が被害にあいました。
プロフィール

さんかくたまご

Author:さんかくたまご
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1959年生。
大阪府出身、東京育ち(中学は世田谷区立東深沢中学校、高校は東京都立戸山高校です)。
現在は、兵庫県西宮市在住です。
一人暮らしです。

趣味はクルマをコロガスこと(現在のクルマは4代目のメルセデスベンツです。ドイツ車では5代目)、庭での果樹栽培、家の手入れ掃除です。
20歳代前半から商品先物、株式投資をはじめ、30歳で数億円の純資産を得るが、その後空売りの深追いで多くを失う。
平成12年ごろから不動産投資を行い成功、現在50数戸を無借金で所有。
不動産投資では、誰も見向きもしなかったキズモノ、競売物件などをリノベーションする手法です。

・座右の銘は「人の行く裏に道あり花の山」
・好きな生き物 メジロ
・尊敬する人 ガブリエルシャネル(シャネル社創業者)
・好きな言葉 Das Beste oder nichts「最善か無か」。ダイムラー・ベンツ社の企業理念。私自身は何事も中途半端でいい加減です。ですからこの言葉に憧れます。

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