「咬傷事故の20~30%の原因動物は猫であり、猫は危険な動物である」というドイツの学術研究


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(Zusammenfassung)
Hunde beißen vor allem Kinder und Jugendliche
Ein Team um Karin Rothe von der Klinik für Kinderchirurgie der Charité in Berlin lenkt nun mit einer Studie im heute erscheinenden "Deutschen Ärzteblatt" die Aufmerksamkeit auf einen bislang vernachlässigten Aspekt.
Das Infektionsrisiko nach einem Biss beträgt etwa zehn bis zwanzig Prozent.
Und immerhin kommt es in Deutschland jährlich zu 30.000 bis 50.000 Bissverletzungen.
Am häufigsten beißen Hunde zu (sechzig bis achtzig Prozent der Bissverletzungen), am zweithäufigsten Katzen mit zwanzig bis dreißig Prozent.
「動物による咬傷事故の原因動物は猫が20~30%を占める。猫も危険な動物である」との、ドイツの学術誌に掲載された研究論文があります。もちろんもっとも危険な動物は犬で、全咬傷事故の60~80%を占めます。しかし猫は2番目に咬傷事故が多い動物種で、全咬傷事故の20~30%を占めます。むしろ猫の場合は、咬傷事故の報告義務がないために軽視されがちであると警鐘を鳴らしています。
その研究論文の内容を報道した、ドイツのマスメディア、Frankfurter Allgemeine Zeitung「フランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥング」の記事です。Hunde beißen vor allem Kinder und Jugendliche「犬は特に子供や若年層を咬みます」。2015年6月19日、から引用します。
Am häufigsten beißen Hunde zu (sechzig bis achtzig Prozent der Bissverletzungen), am zweithäufigsten Katzen mit zwanzig bis dreißig Prozent.
Allerdings seien die epidemiologischen Daten für Deutschland ungenau, weil keine Meldepflicht besteht und es noch immer keine "Beiß statistik" für das gesamte Bundesgebiet gibt.
Dass männliche Hunde häufiger zubeißen als Hündinnen und dass Hunde häufiger Männer und Jungs, Katzen häufiger Frauen und Mädchen beißen.
Katzen beißen eher junge Erwachsene, zwei Drittel der Gebissenen sind zwischen zwanzig und 35 Jahren alt.
Aber auch nicht-tödliche Bisse können einen gefährlichen Verlauf nehmen.
Dies könne unterschätzt werden.
Sowohl Hunde- als auch Katzenbisse können sogar Knochenstrukturen in Mitleidenschaft ziehen.
Bei Katzenbissen führt teilweise jeder zweite zu einer Wundinfektion.
Und manche Menschen sind besonders gefährdet,eine solche Infektion zu entwickeln, weil sie immunsupprimiert sind.
Dazu gehören Säuglinge, aber auch Alkoholabhängige durch ihre geschädigte Leber, Diabetes-, Aids- oder Krebspatienten.
咬傷事故で最も多いのは犬(咬傷事故の60~80%)ですが、2番目に多いのは猫で、20%から30%を占めます。
しかし何ら報告義務がありませんので、ドイツの疫学的データが不正確ですし、ドイツ全体の「咬傷事故統計」はまだありません。
犬はオス犬の方がメス犬よりより頻繁に咬み、多くの場合被害者は成人男性と男児です。
猫は、多くの場合、女性や女児を咬みます。
猫はむしろ青年成人を咬みます、そして咬傷事故の被害者の3分の2が20~53歳です。
しかし、たとえ非致死の咬傷事故であっても、危険な経過をたどる可能性があります。
これは過小評価されている可能性があります。
犬猫とも、咬傷事故により影響を受ければ、骨構造に影響を受ける可能性があります。
猫による咬傷事故の一部では、毎秒のように創傷感染が進行します。
特に免疫が抑制されている人々にとっては、そのような感染症を発症する危険性があります。
それらの患者さんとは、肝臓障害、糖尿病、エイズ、がん患者、ならびにアルコール乱用者、また乳児が含まれます。
よく地域猫推進派や、「野良猫を温存しても良い」、「飼い猫でも放し飼いをしても良い」と主張している人の根拠は、「猫は犬のように危険ではないから。咬まないから」があります。甚だしきは「猫は犬と異なり、狂犬病にかからないから」というものもあり、驚愕します。狂犬病はすべての哺乳類が感染し、北米大陸では狂犬病に感染して発見された猫は、犬の10倍という統計もあります。CDC「アメリカ連邦政府疾病予防管理センター」も繰り返し、「猫は狂犬病感染リスクが最も高い動物である」と述べています。
猫は狂犬病のみならず、多くの深刻な感染症のリスクがあります。狂犬病清浄国の日本であっても、そのリスクは同じです。上記で引用した、Frankfurter Allgemeine Zeitung「フランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥング」の記事では、「猫による咬傷事故のリスクは過小評価されがちであるが、犬についで深刻なリスクである」と述べられています。
私は、「猫による咬傷事故の割合は20~30%である」という結果には少々驚きました。最近頂いたコメントには、「公園で餌やりさんから給餌を受けている野良猫に襲われた」とありました。「猫は人を襲わないから犬のように危険性はない。だから野良猫は温存しても良いし、地域猫や飼い猫の放し飼いによる悪影響はない」との猫愛誤の主張は信用できません。
「猫による咬傷事故の危険性」からも、野良猫の温存、野良猫への餌やり、地域猫の推進、飼い猫の放し飼いの容認、保健所での所有者不明猫の引取り拒否は、見直す必要があるでしょう。行政や立法に関わる方は、猫にも、犬と同様に咬傷事故の危険性が厳然とあることを理解していただきたいです。
なお今回引用した記事は、ドイツ連邦共和国における、犬の咬傷事故の深刻さを主に取り上げています。ドイツ連邦共和国における咬傷事故数は、年間3万~5万です。ドイツより人口の多い日本では、咬傷事故(統計値。犬のみ)は約5千件です。ドイツでは犬の咬傷事が深刻である点は、また別の機会に取り上げます。
(動画)
狂犬病感染猫。このような猫が市中で無管理状態でいることを思えば本当に恐ろしいです。日本は今のところ狂犬病清浄国ですが、いつ狂犬病が再上陸してもおかしくない状態です。その前に、狂犬病の最大のリスクである、野良猫、放し飼い猫を根絶すべきであると、私は思います。
(参考資料)
私はこのような記事も書いています。「猫は人を襲わない」という大嘘。
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