「犬540頭の押収と強制殺処分等の内訳と予算」に関する、ベルリン州下院議会議事録


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(Zusammenfassung)
16. Wahlperiode vom 09. September 2008 (Eingang beim Abgeordnetenhaus am 10. September 2008) und Antwort Sicherstellung und Beschlagnahme von Hunden in Berlin
Die Berliner Abgeordnetenhaus parlamentarische Frage-und-Antwort-Sitzung in Bezug auf Sicherstellung oder Beschlagnahme von Hunden.
Im Jahr 2007 wurden in Berlin insgesamt 540 Hunde sichergestellt bzw, beschlagnahmt.
Es wird um Unterteilung den halter/Besitzer, Euthanasie, Weitergabe an Dritte etc.) und Art der Unterkunft gebeten.
Aber wird gesagt in Japan,"Hund und Katze getötet Null ist in Deutschland "???
私は過去に何度か、ベルリン州下院議会における「犬の押収と強制殺処分などについて」の議事録をソースを用いています。2007年には、ベルリン州は540頭の犬を犬を押収し、殺処分などを行いました。犬の押収の理由と予算などについて審議され、その議事録がインターネット上に公開されています。16. Wahlperiode vom 09. September 2008 (Eingang beim Abgeordnetenhaus am 10. September 2008) und Antwort Sicherstellung und Beschlagnahme von Hunden in Berlin「第16回ベルリン州下院議会(2008年9月10日の質疑応答)日付2008年9月9日 ベルリン州における犬の確保と押収」。
*初めにお詫びしますが、このベルリン州下院議事録を、私は過去記事で何度か「ベルリン州上院議事録」と記述しました。正しくは「ベルリン州下院議事録」です。これはベルリン下院(Abgeordnetenhaus)議会において、ベルリン上院(senat)議員の、ベルリン下院議員の質疑に対しての回答です。
わかる範囲で私の記事の記述を訂正しましたが、訂正していない箇所がありましたならば、ご一報いただければありがたく存じます。
16. Wahlperiode vom 09. September 2008 (Eingang beim Abgeordnetenhaus am 10. September 2008) und Antwort Sicherstellung und Beschlagnahme von Hunden in Berlin「第16回ベルリン州下院議会 (2008年9月10日に下院議会で受理)日付2008年9月9日 ベルリン州における犬の確保と押収」から引用します。これは、ベルリン州で、2007年度に540頭の犬を押収し、殺処分などの処分を行ったことに対する事実関係と予算について、ベルリン下院議員、ミルコ・ドラゴフスキー氏が質問しています。回答者は、ベルリン州上院議員、ベンジャミン・インマヌエル博士です。
Im Namen des Senats von Berlin beantworte ich Ihre Kleine Anfrage wie folgt.
1. Welche Gründe gibt es für die
Sicherstellung oder Beschlagnahme von Hunden, welche Rechtsgrundlagengibt es hierfür, und welche Tatbestandsmerkmale müssen erfüllt sein?
-Verstoß gegen tierseuchenrechtliche Bestimmungen bei der Einfuhr von Hunden
-Seuchenverdacht (Quarantänisierung)
-aggressives Verhalten des Hundes
-Verstoß gegen das Zuchtverbot nach dem Berliner Hundegesetz.
3. Im Jahr 2007 wurden in Berlin insgesamt 540 Hunde sichergestellt bzw, beschlagnahmt.
Es wird um Unterteilung Nach Anzahl der Tiere, Art der Beendigung (Euthanasie ) gebeten.
ベルリンの上院を代表して、私は次のようにご質問に答弁いたします。
1、犬の確保または押収の理由という目的ために存在する、かつその構成要素が満たされなければならない法的な根拠、とは何ですか?
ー犬の輸入に関わる動物の衛生規則の違反(*ドイツ連邦法に基づき、ドイツ国内に犬猫などの輸入の際には、検疫基準にみたないものは押収されて殺処分されることがあります。これは在日本ドイツ大使館のHPにも日本語で記載があります)。
ーその犬による感染症拡大の危険があるとき(*ドイツ連邦法では、例えば狂犬病感染獣に接した事実がある~感染疑いがあるだけでも、その動物は殺処分しなければならないとされています)。
ー攻撃的な犬(*ベルリン州犬法~Berliner Hundegesetzでは、攻撃的な犬や、咬傷事故を起こした犬を州が押収して強制的に殺処分する権限を与えています)。
ーベルリン州犬法施行後に、同法で飼育を禁止している犬を飼育したとの違反(*ベルリン州犬法~Berliner Hundegesetzでは、闘犬カテゴリーの犬の飼育、繁殖、輸入を禁じています。それらの犬を州が押収して殺処分して良いと法律で定めています)。
3、2007年には、ベルリン州では合計540頭の犬が押収されました。
犬の数ですが、処分(安楽死)などの種別による内訳についてお尋ねします。
このように、ドイツ、ベルリン州(ドイツの全州ですが)では、州法により、攻撃的な犬、咬傷事故を起こした犬、法律で飼育等が禁じられている犬種を行政が押収して、強制的に殺処分できると定められています。また、ドイツ連邦法では、狂犬病の感染防止策として、狂犬病感染獣に接しただけでも(感染の疑いがあるため)、行政はその動物を強制的に殺処分できる権限を定めています。さらには連邦法で、犬猫などの輸入の際に、ドイツ連邦共和国の検疫基準にみたないものは、強制的に殺処分しても良いと定められています。
それらの法令の規定、それらの法的根拠により、一定数の犬もしくは猫の、行政による強制的な殺処分がドイツ連邦共和国では一定数あります。引用したベルリン州下院議会議事録は、極めて信頼性が高い資料ですが、その議事録にははっきりと犬が一定数強制的に殺処分されている内容の質疑が記録されています。一体、日本で喧伝されている「ドイツは殺処分ゼロ」の根拠は一体何なのでしょうか。
(動画)
FNNニュースの「世界の○○ ドイツのペット事情を取材しました」の録画です。この中では、女性レポーターが「ドイツは殺処分ゼロ」と断言しています。2015年5月8日放送。
"in Deutschland, ist das Töten von Hunden und Katzen verboten. Hunde und Katzen getötet werden gleich Null ist."Die Reporterin sagt.(???)
(画像)
NHKの番組、2012年11月1日の地球イチバン 「地球でイチバン ペットが幸せな街~ドイツ・ベルリン~」のHP。ここでははっきりと「ドイツ、ベルリンは殺処分ゼロである」と述べています。

日本のマスメディアの嘘報道ぶりは凄ましい限りです。恥も外聞もないのでしょうか。そのほかに、2013年には、ベルリン州で、犬125匹などを取り壊し予定の公共施設で不適正飼育をして逮捕起訴された女がいます。この女は執行猶予付きの懲役1年の有罪判決が確定しました。犬は、少なくとも121頭が強制的に殺処分されました。
(画像)
125頭の犬などを溜め込んだ、アニマルホーダー、マリエッタ・Pの事件を報道した新聞記事。地方紙、Thüringen und Deutschland 「チューリンゲンとドイツ」から。2013年11月26日記事より引用。

(参考資料)
この、ベルリン下院議会での、「犬の押収と強制的な公的殺処分等と予算についての質疑応答」に関する議事録ですが、Yahoo!知恵袋で絡んできた人がいました。興味のある方はご覧になってください。あなたは、こちらでこのように回答されています。2015年6月19日。
フジサンケイグループへの苦情
http://www.fujisankei.com/contact/
NHKに対する苦情
http://www.nhk.or.jp/css/goiken/mail.html
BPO(BPO | 放送倫理・番組向上機構 | Broadcasting Ethics & Program ...)
http://www.bpo.gr.jp/?page_id=1119
(フジサンケイグループへの苦情)
本年5月8日放送の、FNNニュース「世界の○○ ドイツのペット事情」の内容は、ほぼ全てが嘘である。
まず「ドイツは殺処分ゼロ」であるが、法令で行政が犬などの殺処分する規定が定められており、一定数公的な殺処分がある。
この公的な殺処分であるが、2007年のベルリン州下院議会で540頭の犬の押収と強制殺処分等の処分に関する質疑応答が行われ、その議事録がインターネット上で公開されている。
殺処分ゼロということは、ゼロ、つまり一つもないという意味である。
すなわち当番組で報じられた「ドイツでは殺処分ゼロ」は明らかに誤りであり嘘である。
誠に事実関係も調査せずに、このような嘘誤りを堂々と全国放送するとは厚顔無恥も甚だしい。
さらには放送倫理の欠片もない。
反省せよ。
その余の誤り嘘については、追って指摘する。
http://eggmeg.blog.fc2.com/blog-entry-651.html
(NHKに対する苦情)
地球イチバン ベルリン 2012年11月1日放送の内容は、ほぼ全てが嘘である。
まず「ドイツは殺処分ゼロ」であるが、法令で行政が犬などの殺処分する規定が定められており、一定数公的な殺処分がある。 公的な殺処分であるが、2007年のベルリン州下院議会で540頭の犬の押収と強制殺処分等の処分に関する質疑応答が行われ、その議事録がインターネット上で公開されている。
殺処分ゼロということはゼロ、つまり一つもないという意味である。
すなわち当番組で報じられた「ドイツでは殺処分ゼロ」は明らかに誤りであり嘘である。
誠に事実関係も調査せずに、このような嘘誤りを堂々と全国放送するとは厚顔無恥も甚だしい。
さらには放送倫理の欠片もない。 反省せよ。
http://eggmeg.blog.fc2.com/blog-entry-651.html
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