FNNニュース「ドイツのペット事情」~「ドイツでは殺処分が原則禁止され殺処分はゼロ」の大嘘ー5


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(Zusammenfassung)
"Universalität im Grundlegende Menschenrechte steht für Allgemeingültigkeit.
Das heißt, dass Grundlegende Menschenrechte überall für alle Menschen gültig sind. In ähnlicher, Universalität im Grundlegende Hundenrechte steht für Allgemeingültigkeit. Das heißt, dass Grundlegende Hundenrechte In Deutschland für alle Hunden gültig sind. So in Deutschland, ist das Töten von Hunden und Katzen verboten. Hunde und Katzen getötet werden gleich Null ist."
NHK (Japan staatlichen Rundfunk) , FNN (Privatsender Japans) news etc...wurde in der TV Programm gemeldet.
Deutschen überrascht \(◎o◎)/!!!
Regierungsbehörden und Polizei, um Hunde und Katzen, in Behörden und Polizei haben die Befugnis, Hunde und Katzen zu töten,in Deutschland .
私は以下の「関連記事」で、本年5月8日に放映された、FNNニュース(フジテレビジョンをはじめとするFNN系列で放送している報道番組)の「世界の○○ ドイツのペット事情を取材しました」の放送内容は、ほぼ全てが嘘であることを指摘しました。まず「ドイツでは(犬猫のことを指していると理解します)、殺処分が原則禁止されているのでゼロ」ですが、ドイツ連邦共和国では、全州において犬の強制殺処分を行政が行うことを法律で定めており、その数も一定数ある実例を紹介しました。それを裏付ける資料としては別の記事で、2007年におけるベルリン州の、540頭の犬の押収と殺処分などの処分と予算についてのベルリン州下院議会議事録を取り上げています。また、ドイツ連邦共和国においては、全州で警察法で警察官が犬などを射殺する権限を認めており、職務で犬の射殺処分が行われている実例を書きました。今回は、ティアハイムにおいても、かなりの率で殺処分が行われている事実について述べます。
(関連記事)
・懲りない大嘘愛誤プロパガンダ放送~FNNニュース「ドイツのペット事情」
・FNNニュース「ドイツのペット事情」~「ドイツでは殺処分が原則禁止され殺処分はゼロ」の大嘘ー1
・FNNニュース「ドイツのペット事情」~「ドイツでは殺処分が原則禁止され殺処分はゼロ」の大嘘ー2
・FNNニュース「ドイツのペット事情」~「ドイツでは殺処分が原則禁止され殺処分はゼロ」の大嘘ー3
・FNNニュース「ドイツのペット事情」~「ドイツでは殺処分が原則禁止され殺処分はゼロ」の大嘘ー4
(動画)
問題の報道番組、FNNニュースの「世界の○○ ドイツのペット事情を取材しました」の録画です。残念ながら、動画は非公開になりました。しかし同番組では、レポーターが「ドイツでは殺処分ゼロである」と明言しています。番組の内容については、こちらで紹介しています。懲りない大嘘愛誤プロパガンダ放送~FNNニュース「ドイツのペット事情」
ドイツ連邦共和国では、厳然と犬猫の殺処分が行われています。行政が強制的に飼い主から犬を押収して行う公的殺処分もあります。また警察官が職務権限に基づいて犬などを射殺する数は、ドイツ連邦共和国では年間約9,000頭です。
本番組では、「ドイツのティアハイムでは殺処分ゼロである」と報じています。しかしそれは大嘘です。今回は、ドイツのティアハイムでは、かなりの数・率で収容動物の殺処分が行われていることを書きます。
FNNニュース「「世界の○○ ドイツのペット事情を取材しました」では、ティアハイム・ベルリンで取材を行っています。その中でレポーターは「ティアハイム・ベルリンでは殺処分ゼロです。ドイツのティアハイムは殺処分ゼロです」と明言しています。しかしティアハイム・ベルリンでは、「健康でかつ、攻撃的であるなどの問題が全くない犬などを、単に収容スペースの不足等で殺処分している」ことを、ドイツのマスメディアに公表しました。
マスメディアの記事では「ティアハイム・ベルリンでは殺処分を行っているという噂が真実であることを認めた」と報じています。つまり、ティアハイム・ベルリンが「殺処分ゼロ」と公表していたのは、関係者を欺いていたといったニュアンスで報じています。Schweren Herzens: Tierheim tötete Hunde Tierheim bestätigt, dass verhaltensgestörte Hunde in der Einrichtung mit einer Spritze getötet werden mussten.「沈痛な心で、ベルリンティアハイムは犬を殺す。ベルリンティアハイムは、不適応犬を注射という方法で殺さなければならなかったことを認めました」。2013年11月17日から、以下に引用します。
Das Tierheim Berlin – Zufluchtsstätte und oft letzte Rettung für Tiere, die ausgesetzt oder sogar misshandelt wurden.
Doch in seltenen Fällen müssen sich die Verantwortlichen der Einrichtung in Falkenberg einer traurigen Notwendigkeit beugen.
Tierheim-Vorstand Ines Krüger (46) spricht in der BZ erstmals öffentlich aus, was bisher nur ein Gerücht war: "Ja, in einigen Fällen müssen wir Hunde einschläfern."
Die Mitglieder: ein Vertreter der Tierheimleitung, ein behandelnder Veterinär, der zuständige Amtsveterinär, der Pfleger des Hundes, ein Vorstandsmitglied des Tierheims.
Beispiel: Wurden andere Unterbringungsmöglichkeiten in Erwägung gezogen?Oder:
Stellt der Hund für keinen der zuständigen Tierheimmitarbeiter, selbst unter Sicherheitsvorkehrungen, keine Gefahr dar?
ティアハイム・ベルリンー避難所、それは多くの場合、飼育放棄されたり虐待にさらされてきた動物たちにとっては、最後の砦です。
しかしフェンケンベルクにあるこの施設の責任者は、しばしば悲しいことにこの必要性に反することをしています。
ティアハイムの執行役員のイネス・クルーガー氏(46)は、以前は単なる噂だったこと(ティアハイム・ベルリンが収容動物の殺処分を行っていること)を、公に初めてBZ(ベルリン・ツァイトゥング=新聞社)に公表しました。
「(ベルリンティアハイムが収容動物の殺処分を行っているという噂は)その通りです。いくつかのケースでは、私たちは犬を安楽死させる必要があります」。
ティアハイムの管理部門の代表者、権限のある担当の行政獣医師、犬の飼育担当者、ティアハイムの役員のメンバーらにより、収容動物の致死注射(安楽死)を決定します。
(安楽死決定に考慮されることは)例えば、他に収容できる施設があるかどうか(単なる過剰収容でも安楽死の理由になるということです)?
または犬の場合、スタッフが有能で安全対策が可能であり、危険を避けることができるか?ということです(つまり攻撃的で危険な犬は安楽死の対象になるということです)。
ティアハイム・ベルリンは、ドイツ国内では最大規模の施設ですが、収容動物の譲渡率や殺処分率の年次報や決算を公開していません。対して小規模なティアハイムで犬猫などのペットの収容と譲渡、殺処分、施設内死亡などの年次報告及び決算書の公開を行っているところがあります。
以下に一例をあげます。むしろ年次報告や決算書の公開を行っているティアハイムの方が真摯で良心的であるとさえ言えます。こちらがドイツ、ティアハイム協会加盟ティアハイムの一覧です。この中には、収容動物に関する年次報告書を公開しているティアハイムがいくつかあります。Tierheime Tierschutzvereine und Tierhilfen:。その中から、Tierheime altentreptowev statistiken「ティアハイム・アルテントレプトゥ 統計」を引用します。
Bestand des Tierheims Ende 2014
8 Hunde (+3 in Dauerpflegestellen)68 Katzen
Rückgaben: 28
Vermittlungen: 60
Euthanasien: 34
verstorben: 15
Pensionstiere: 3
2014年末の当ティアハイムの在庫
犬8頭(加えて長期療養中のもの3頭)
猫68匹
返還:28
仲介:60
安楽死:34
死亡:15
老犬猫ホーム:3
つまり、Tierheime altentreptowev「ティアハイム・アルテントレプトゥ」においては2014年の取り扱い犬猫総数(うち死亡数と老犬猫ホームでの預かりを除外した数値。老犬老猫ホームでの預かりは、有償による飼育受託であり、殺処分の対象とはならないからです)122のうち、殺処分数は34です。つまり年間の犬猫取り扱い総数に占める殺処分率は27.9%になります。
この、Tierheime altentreptowev「ティアハイム・アルテントレプトゥ」の殺処分率は、特別高いものとは思えません。ドイツのティアハイムの殺処分率は、概ねこのような数字であると推測します。むしろ公表していないティアハムは、それよりはるかに高い可能性があります。それとティアハイムは完全民営で、収容動物の殺処分数・率を公表する義務はありません。また虚偽の発表、実際は相当数の殺処分を行っていたとしても、「殺処分ゼロ」と公表しても、直接罰する法律はドイツにはありません。
従って、FNNニュース「世界の○○ ドイツのペット事情を取材しました」で報じられた「ドイツでは殺処分ゼロ、従ってティアハイムでも殺処分はゼロである」は全く事実に反する大嘘です。取材をした、ティアハイム・ベルリンにおいても、2013年に既に、「健康で攻撃的などの問題行動もない犬なども一定数殺処分していた」ことを隠し通せなくなり、マスメディアに公表しているのですから。
FNNニュース「世界の○○ ドイツのペット事情」の番組制作関係者は、自身の取材能力の低さを恥じて反省するべきでしょう。それ以前に、嘘報道を行うことは、放送倫理に反する行為です。
(追記)
この正体不明、趣旨が理解不能な団体(未だに法人登記がされていないようですが?)、TOKYOZEROキャンペーンのHPの内容も酷すぎます。書かれていることはほぼ全てが嘘・偏向です。このような記述は、嘘・捏造のほんの一例です。「動物福祉先進国・ドイツには、捨てられた犬や猫たちが幸せに暮らせ、そこで新たな飼い主を待つための動物保護施設『ティアハイム』が存在します。そこでは日本のような殺処分は行われていません」。
ほかの記事で何度か書いていますが、ドイツなどのティアハイムは完全民営の営利組織です。不要ペットの引取りはかなりの手数料(日本円で不妊去勢済みの犬で3万円近く)で。それをかなり高額(雑種の成犬で不妊済みのメス犬ならば日本円で5万円近く。純血種の人気小型犬であればそれ以上)で再販売することで経営が成り立っています。また終生飼育は、老犬老猫ホームで高額な飼育料を払う限り、飼育を続けてくれます。売り物にならない野良などの犬猫等は、ほとんど引きとりません。ドイツでは、そのような犬猫は、民間人ハンターや警察官が合法的に射殺します。ドイツにおける犬猫の狩猟駆除は推計で年間50万頭近く、警察官が射殺する犬などは年間9千頭台で推移しています。
フジサンケイグループへの苦情
http://www.fujisankei.com/contact/
BPO(BPO | 放送倫理・番組向上機構 | Broadcasting Ethics & Program ...)
http://www.bpo.gr.jp/?page_id=1119
(フジ産経グループに送信)
2015年5月8日放送の「FNNニュース 世界の○○ ドイツのペット事情~」の内容は、ほぼ全てが嘘である。
この番組の嘘については、既に4回メールしている。
今回は番組で、ティアハイム・ベルリンを取材し「ティアハイムベルリンは殺処分ゼロ。その他のドイツのティアハイムも殺処分ゼロ」とレポーターが断言している。
しかしティアハイム・ベルリンは、健康上問題もなく攻撃的などという問題行動もない犬を殺処分していることをマスメディアに公表している(この番組放映の前の2013年である)。
また日常的に、ドイツのティアハイムでは、殺処分が行われている。
その数・率は、「例外」ではなく、かなりの割合である。
この番組は、精神異常者で知能が正常に満たないものがが制作したのか、何らかの利害関係で嘘捏造を報じたのか定かではない。
しかし誤った事実を公に報じることは社会にとって害悪その意外ないものでもなく、放送倫理に著しく反する。
反省せよ。
その余の嘘については、追って指摘する。
http://eggmeg.blog.fc2.com/blog-entry-650.html#more
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