ドイツの犬嫌悪者向け雑誌の出版社と編集長を刑事告発した犬愛誤の狂気
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(Zusammenfassung)
Kot und Köter
Die Zeitschrift für Hundehasser.
"Kot & Köter" heißt sie, Untertitel: "Die Zeitschrift für den Deutschen Hundefeind".
Verkauf dieses Magazins scheint Umsatz kontinuierlich steigern.
Aber ... Editor-in-Chief, Wulf Beleites wurde getroffen Pech...
Gegen den Herausgeber der Satirezeitschrift "Kot & Köter", Wulf Beleites, ist Strafanzeige erstattet worden.
In der Anzeige vom 5. März gehe es um die öffentliche Aufforderung zu Straftaten, sagte eine Sprecherin der Hamburger Staatsanwaltschaft.
Beleites spricht von einem Angriff auf die Pressefreiheit.
"denn diesem massiven Angriff auf die Pressefreiheit müssen wir entschlossen entgegentreten".
Ich auch denke Beweise schwach.
前回記事、ドイツでは犬嫌悪者向けの雑誌が創刊され、売れ行きは順調のようですが・・・、の続きです。前回記事では、昨年ドイツでは犬嫌悪者向けの雑誌が多くの支持者を集めて創刊され、売上も順調であることを紹介しました。しかし今年の3月に、出版社と編集長が愛犬家らによって刑事告発されました。この刑事告発は、根拠薄弱な嫌がらせと言えるものです。
ドイツの犬嫌悪者向けの雑誌、Kot und Köter「糞と糞犬」のHP。Kot und Köter(HP)ですが、前回記事で、愛犬家から嫌がらせの刑事告発を受けたことを書きました。それを報じる記事から引用します。
Ermittlungen gegen Satire-Zeitschrift "Kot & Köter"「Ermittlungen gegen Satire-Zeitschrift "Kot & Köter"「風刺雑誌 Kot & Köter『糞と糞犬』の捜査」。2015年3月21日。
Ermittlungen gegen Satire-Zeitschrift "Kot & Köter" Wulf Beleites ist Herausgeber des Satire-Magazines "Kot & Köter".
Wulf Beleites (67), Herausgeber und Chefredakteur der satirischen Hamburger Anti-Hunde-Zeitschrift "Kot & Köter",
droht ein polizeiliches Ermittlungsverfahren.
Ihm werde vorgeworfen, öffentlich zu Straftaten aufgefordert zu haben (§ 111 StGB), sagte Beleites am Wochenende.
Der Vorwurf laute, dass er in seiner Zeitschrift (Ausgabe April 2014) dazu aufgerufen habe, Hunde zu vergiften.
Beleites vermutet, dass sich diese Anschuldigung nur auf einen Artikel über den Liedermacher Georg Kreisler (1922-2011) beziehen kann.
"die geheimen Tagebücher des Wiener Kabarettisten zugespielt worden".
"höchst brisante Details" enthalten: Kreisler habe ursprünglich nicht Tauben, sondern Hunde im Park vergiften wollen.
"Diesem massiven Angriff auf die Pressefreiheit müssen wir entschlossen entgegentreten", sagte er.
捜査を受けた風刺雑誌の、Kot & Köter「糞と糞犬」のウルフ・ベレイテス氏は、本雑誌の編集者です。
ハンブルクの反犬の風刺ジャーナル、Kot & Köter「糞と糞犬」の出版社と編集者である、ウルフ・ベレイテス氏(67)は、犯罪捜査の脅威にさらされています。
ウルフ・ベレイテス氏は、公共に対する犯罪(ドイツ連邦刑法111条)に抵触したとして告発された、と、週末に述べました。
彼はKot & Köter「糞と糞犬」(問題の2014年4月号)で、犬の毒殺を呼びかけたとして、強く非難されています。
ウルフ・ベレイテス氏は、この告発は、作曲家である、ゲオルグ·クライスラー(1922年~2011年)についての記事だけが根拠になっているだろうと推測しています。
「作曲家のゲオルグ・クライスラーの(嘘の)日記、『ウィーンキャバレーの秘密日記』を暴露したため」。
愛犬家が激怒した詳細な記述は次のとおりですが。
「作曲家クライスラーは、もともと公園のハトを狙っていたのではなく、犬の毒殺を意図していたのです」。
「報道の自由に対するこの大規模な攻撃に対しては、我々は断固として戦わなければなりません」と彼は言いました。
ゲオルグ・クライスラーとはオーストリアの著名作曲家で、キャバレーなどで歌われる流行歌を多く作曲しました。この作曲家のヒット曲に、「公園の鳩を毒殺する」という意味の歌詞の曲、Taubenvergiften「ハト毒殺」があります。
Kot und Köter「糞と糞犬」では、既に亡くなったこの作曲家の日記を暴露しました(実はその日記とは架空のもの)。日記の中で作曲家が、「Taubenvergiften 『公園の鳩を毒殺する』という曲は、元元の歌詞は犬を毒殺するものだった」と書いていると、Kot und Köter「糞と糞犬」の記事で記述したのです(単なるジョークなのですが)。
件の曲、Taubenvergiften「ハト毒殺」は、こちらで聞くことができます。"Kot & Köter" kämpft mit Anzeige「Kot & Köter『糞と糞犬』は刑事告発と戦う」。2015年3月23日。他愛のない曲だと思いますが、ドイツ語では、Taubenver「ハト」は、聴覚障害者の蔑称、隠語です。もしかしたらこちらの歌詞の方がアブナイ比喩が込められているのかもしれません。
愛犬家らは、Kot und Köter「糞と糞犬」の刑事告発の根拠を、ドイツ連邦111条の、「公に犯罪行為を煽り立てる罪」としています。ちなみに、ドイツ連邦刑法111条を調べてみました。
Strafgesetzbuch「ドイツ連邦刑法」より、111条を引用します。
§ 111
Öffentliche Aufforderung zu Straftaten
(1) Wer öffentlich, in einer Versammlung oder durch Verbreiten von Schriften zu einer rechtswidrigen Tat auffordert, wird wie ein Anstifter bestraft.
111条
犯罪行為への公共への扇動
1項 だれでも会議中、または著作の普及通じて違法な行為をそそのかすものは、扇動者として処罰されなければなりません。
私は問題の、Kot & Köter「糞と糞犬」(問題の2014年4月号)の、具体的な記述を読んだわけではありません。しかし断片的なマスメディアの報道の内容から判断する限り、本誌に対する刑事告発はかなり無理があるように思えます。実際、問題の号を入手することも考えています。
日本の作家の井上ひさし氏は猫嫌いで有名ですが、氏の回想録などでは、子供の頃に猫を虐殺したことがしばしば書かれています。仮に井上ひさし氏の、猫を殺した記述のある回想録などを出版物に引用した場合は、その出版社と編集者は刑事責任を問われることになるのでしょうか。雑誌、Kot & Köter「糞と糞犬」問題となった記述は、それよりひどいでしょう。実際に犬を殺した事実はないわけですから。雑誌、Kot & Köter「糞と糞犬」の、出版社と編集者が刑事告発されている事件は、進展があれば記事にします。
(動画)
ドイツの雑誌の新刊を紹介するTV番組にゲスト出演する、Kot & Köter「糞と糞犬」編集長、ウルフ・ベレイテス氏。12:18~。2014年5月12日。
この中では、一般の愛犬家向け雑誌も紹介されていましたが、犬を狙った毒餌の特集が組まれていました。ドイツにおける犬の不適正飼育と、その被害者との対立(毒餌攻撃)は相当深刻なようです。
(参考資料)
井上ひさし氏の猫嫌いと虐殺体験については、ウィキペディアにも記述があります。井上ひさし。
「残忍や猟奇的な物事を特に好み、動物への虐待などに耽った。『巷談辞典』(文春文庫、1984年)では、自身の少年時代に行った、猫にガソリンをかけて火をつける、猫を30メートルは優にある火の見櫓の天辺から落として殺すなどの、猟奇的な動物虐待の数々を、動物愛護団体への批判に絡めて告白している」。このような文献を転載しただけで刑事責任を問われたら、たまったものじゃないですね。
http://www.stern.de/panorama/kot-koeter-chefredakteur-hundehasser-wird-von-der-polizei-verhoert-2182227.html
http://www.n-tv.de/panorama/Kot-Koeter-kaempft-mit-Anzeige-article14758601.html
http://www.ksta.de/panorama/magazin-fuer-hundehasser--justiz-ermittelt-gegen--kot---koeter--herausgeber-beleites,15189504,30188828.html
http://www.herrenzimmer.de/2014/04/09/dem-kot-die-stirn-bieten/
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