日本の犬猫の保健所引取りは、ドイツの制度より動物愛護に配慮していますー犬編






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(Zusammenfassung)
Hund 3 Meter neben seinem Halter erschossen
Alsfeld (Hessen) , wurde ein zweieinhalb jähriger Labrador während eines Spazierganges unmittelbar neben seinem Halter erschossen.
Der Schuss wurde von einem niederländischen Jäger abgefeuert, der 100 Meter entfernt auf einem Hochsitz saß.
Kein Einzelfall.
Schätzungsweise werden in Deutschland jedes Jahr mehrere Tausend Hunde von Jägern erschossen.
§ 23 Inhalt des Jagdschutzes Der Jagdschutz umfaßt nach näherer Bestimmung durch die Länder den Schutz des Wildes insbesondere vorWilderern, Futternot, Wildseuchen, vor wildernden Hunden und Katzen sowie die Sorge für die Einhaltung derzum Schutz des Wildes und der Jagd erlassenen Vorschriften.
In Japan ist es verboten, streunende Tiere zu töten ", wie Hunde und Katzen."


 前回記事、日本の犬猫の保健所引取りは、ドイツの制度より動物愛護に配慮していますー猫編、の続きです。ドイツでは自由に徘徊している状態の犬猫は、飼い主があったとしても狩猟駆除が合法であることを書きました。前回記事では純血種の飼い猫が、近隣のハンターに撃ち殺された事件を紹介しました。今回は飼い主から3m離れた至近距離で、オフリードの犬が射殺された事件を紹介します。犬においても、占有管理されていないとみなされるオフリード状態であれば、狩猟区域内での射殺は合法とされています。


 2015年2月に、ドイツ、ヘッセン州アルスフェルトでは、オフリードのラブラドール犬2頭が、飼い主からわずか3mしか離れていない距離で射殺されました。本事件においても、犬がオフリードで専有管理されていない状態であったために、犬を射殺したハンターの刑事民事上の責任を問うのは難しいとされました。
 ドイツPETAの記事から引用します。Hund 3 Meter neben seinem Halter erschossen「飼い主から3mしか離れていない犬を射殺」。2015年2月4日。


In Alsfeld (Hessen) wurde am vergangenen Samstag ein zweieinhalb jähriger Labrador während eines Spazierganges unmittelbar neben seinem Halter erschossen.
Bei der Polizei gab der Jäger an, er habe die beiden Hunde beim Wildern erwischt und sie deshalb getötet.
Der Abschuss angeblich „wildernder“ Hunde ist in Deutschland noch immer weitgehend erlaubt
Ein Hund gilt als „wildernd“, wenn er sich außerhalb der Einwirkung seines Halters befindet und Wildtieren nachstellt.
Begründet wird der Abschuss damit, dass Hunde Wildtiere reißen könnten.
In den meisten Bundesländern ist der Abschuss von Hunden noch immer erlaubt.

アルスフェルト(ドイツ、ヘッセン州)で先週の土曜日に、散歩中の2歳半のラブラドール犬は、飼い主の至近距離で射殺されました。
警察署でハンターは述べています。
ハンターは二匹の犬が野生化していると捕捉し、そのためにその犬たちを殺害した、と。
(犬の)射殺を行った容疑者に対しては、「野生化した(とみなされる。オフリードで飼い主の占有管理下になければ)」犬の射殺は、まだドイツでは広く許容されています。
犬の行動が、飼い主の制御できる範囲外にある場合は、犬は「野生化した」とみなされています(つまりドイツ連邦狩猟法に基づき、その犬を狩猟駆除することが合法、むしろ推奨されているということです)。
犬の射殺は、犬が野生動物を殺傷する可能性があるという事実によって、正当化されています。
ドイツのほとんどの州では、犬を撃ち殺すことは、まだ許可されています。



 何年か前にドイツで、飼い主がボーダーコリー種の仔犬とその母犬を連れて郊外を散歩していたところ、飼い主の至近距離でボーダーコリーの母仔がハンターにより射殺された事件がありました。しかしボーダーコリーの母仔にはリードをつけていなかったために、射殺したハンターは刑事民事とも、責任を不問とされました。私は「ドイツでは、犬を郊外で運動させるのも命懸けだなあ」と驚いたものです。
 しかしドイツでは、今回紹介した事件のような「オフリード犬」が、飼い主の至近距離で射殺される事件は度々起きます。ドイツでは、頻繁に犬猫の狩猟駆除に対する反対や、ハンターの有罪を求める署名活動が行われますが、効果があったとは言えません。

 ドイツにおいては、犬は牧羊犬及び猟犬は、リードによる保持義務が免除されています。しかし近年ドイツでは、猟犬でも視認性の良いヴェストを着用させなければ、ハンターに誤って射殺されてもハンターの法律上の責任を問えないとの司法判断が定着しつつあるようです。
 そのために、猟犬用の蛍光色のヴェストや、防弾機能を備えたヴェストが売れています。Kugelsichere Weste für Hunde「犬用 防弾ヴェスト」で検索すれば、多数の製品の画像がヒットします。

 飼い主の至近距離であっても犬が撃たれ、オフリードであれば法的責任をハンターに問うことができないドイツです。ましてや一時的にでも遁走した犬は、狩猟区域であれば、民間人ハンターに射殺される可能性大です。
 日本でも、ノイヌノネコの狩猟は認められています。犬猫が野生化したものは、狩猟駆除しても法律上は合法ですが、環境省統計によれば、概ねノイヌの年間狩猟数は10数頭、ノネコで300匹台で推移しています(環境省 野生鳥獣に係る各種情報 鳥獣関係統計)。 
 ドイツにおける、犬猫の年間狩猟駆除数(猫30万~50万、犬4万~6万5,000)に比べれば、極めて少ない数字で、統計上無視しても良いでしょう。さらにドイツでは、遁走した犬などを警察官が射殺する数は、年間9,000頭台で推移しています。対して日本では、遁走した飼犬飼猫(と思われるもの)が狩猟駆除されたり、警察官に射殺されることはほぼ皆無であると思います。その理由は、動物愛護管理法44条1項の規定があるからです。

 日本では、動物愛護管理法35条3項の、「所有者不明犬猫の、自治体による例外のない引取り義務」と、同法44条1項「みだりに愛護動物を殺傷してはならない」との規定があります。それは「所有者不明犬猫は私的に駆除してはならない。行政に任せるように」との国の方針です。
 私的に所有者不明犬猫の駆除を禁じることにより、遁走した飼い犬がその場で殺されることが避けられます。犬は無傷で行政職員に保護され、施設に収容され、飼い主の有無を確認されます。

 日本の、保健所が犬猫を収容する制度を口汚く罵り、攻撃する、動物愛誤活動家が日本では多数存在します。そして「保険所で犬猫を殺処分する日本は動物愛護後進国だ。そのようなシステムがないドイツを見倣え」と主張しています。
 しかし犬猫の保健所による引取り制度がなく、私的駆除が認められているドイツでは、郊外で犬の運動をさせるにもハンターに射殺される危険性があり、リードを外すことは常に危険を伴います(オフリードは法律でも禁じられていますが)。視認性の良いヴェストやましてや防弾ヴェストまで犬に着用させなければ犬の安全を守ることができないのです。
 日本では、所有者不明犬猫は生きたまま保健所の施設に収容され、飼い主や譲渡先を探してもらえ、やむなく殺処分されるにしても、安楽死とされる二酸化炭素死により行われます。対して、狩猟駆除での射殺による殺処分は、苦痛軽減に配慮していません。それほど日本の保健所の犬猫引取りは、非難されなければならないのでしょうか。


(参考資料)

 あまりにも面白いドイツの世論調査があります。Umfrage: welche Schutzwesten habt ihr im Gebrauch?「世論調査 あなたは犬用の防弾ヴェストを持っていますか?」という設問です。Umfrageergebnis anzeigen: wie schützt ihr eure hunde?「あなたはどのようにペットの愛犬を(ハンターからの銃撃から)守りますか?」。

 ドイツでは、犬が撃ち殺されないために犬用防弾ヴェストが普通に市販されていて、一般の愛犬家がかなりの比率でそれを持っているのは驚きです。Ich war überrascht!\(◎o◎)/!
 さらに、日本で喧伝されているドイツの犬事情とのギャップの大きさでも大笑いで、笑いで腹筋がよじれましたね。この世論調査も折々記事にしたいと思います。
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あまりにも面白いビデオ

gegenhundo.org「ドイツの反犬サイト(私もたまにですが、参加しています)」のフォーラム、https://www.gegenhund.org/board/index.php?topic=15988で紹介されたビデオ。
これは、あまりにも面白い。
「犬の飼い主はアナーキスト(無法者)」。
http://www.msn.com/de-de/video/nachrichten/anarchie-hund-f%C3%BChrt-herrchen-gassi/vi-AAaTMih?ocid=mailsignoutmd

ベルリンでの、犬のフリーエリアが廃止され、ここでは犬は例外なくリードが必要になったとのニュースでの議論です。
メンバーの一人は「犬のリード義務を順守させても、犬の咬傷事故などの被害は防げない。なぜならば、犬はリードでは制御できないから」と主張しています。
この方は「ドイツで犬の被害をなくすためには、犬の私的所有権を禁じるべきだ」との考えです(それも極論です)。
私は「リード義務の法律を遵守させることが先」との考えですが、他国のことに対しては越権行為になりますので、強く主張はしていません。

セントバーナードかな?

雪山救助犬だけあってセントバーナードは自律性が強いんですかね。
豪雪や吹雪のような極限状況では一々人の指示を待っていられませんからね。
ハスキーのような橇犬も自律性が強くなっています。主人の指示に従順すぎてクレバスに突進することがないように。

闘犬や噛み止、吠え止する直接格闘型の猟犬も自我が強いです。
格闘中は自分の意思決定を迫られますから。でもつまり我儘。
うちで飼っていた柴のメス。メスにしては大きくて12kg以上ありまして、
50kgくらいの女子供ならズルズル引っ張れる…んで、我が母親。
「言う事聞かないなら、つないでいる鎖(リード)で鞭みたいにひっぱたけ」と言ったのに
(今なら虐待だと非難轟々でしょう…)
かわいそうだからとそれをせず、真冬の早朝にドブにハマりました…。
真っ暗闇、寒い、真っ黒な全身、臭い。下手な情けをかけるから…。

ドイツは、ロットワイラーとかジャーマンシェパードのような、
羊をオオカミや泥棒から護衛もできる屈強な犬を初心者とかミーハーが
飼うから、問題が生じるんだと思います。

Re: セントバーナードかな?

虫様、コメントありがとうございます。

多分、若いセントバーナードでしょう。
もともと使役犬ですから、力が強い。


> 闘犬や噛み止、吠え止する直接格闘型の猟犬も自我が強いです。
> 格闘中は自分の意思決定を迫られますから。でもつまり我儘。

やはり犬種特性はあるのですかね。


> うちで飼っていた柴のメス。メスにしては大きくて12kg以上ありまして、
> 50kgくらいの女子供ならズルズル引っ張れる…

私が子供の頃に、ボルゾイを散歩させようとしたところ、逃げてしまいました。
もちろん制御なんてできませんよ。
親だったら言うことを聞くのに。


> 「言う事聞かないなら、つないでいる鎖(リード)で鞭みたいにひっぱたけ」と言ったのに
> (今なら虐待だと非難轟々でしょう…)

海外では、スパイクカラーやチョークカラーが普通に売られています。
スイスでは、スパイクカラーだけ禁止だったかな。
日本では店頭では普通、売っていませんね。
日本は、犬を甘やかしている方だと思います。
問題発生がすくない理由は、やはり小型犬が多いからでしょうか。


> ドイツは、ロットワイラーとかジャーマンシェパードのような、
> 羊をオオカミや泥棒から護衛もできる屈強な犬を初心者とかミーハーが
> 飼うから、問題が生じるんだと思います。

ロットワイラーは、一部の州で飼育禁止犬種です。
各州では、概ね体重20kgを超える犬を飼育する場合は、資格が必要です(案外面倒で費用も高い。登録料だけで300ユーロだったと思います。州により多少の差があるかもしれませんが)。
しかし、特別な資格がいる(闘犬カテゴリーの犬など。犬の気質検査で+500ユーロかかったりします)危険犬種は犬税がむちゃくちゃ高いし、資格審査も面倒で費用も高い、その上対人賠償保険義務でその費用も高いです。
だからそのような犬種ほど、無登録です(ドイツでは、無登録犬は登録犬の4割いると推定されています)。
無登録だと対人賠償保険も入っていません。
資格審査もいらない、対人賠償保険もいらない、犬税も安い小型犬は、コストが安いから登録している犬が多いです。
法律というのは、なかなか思うようにはならないのですね。
プロフィール

さんかくたまご

Author:さんかくたまご
当ブログのレコード
・1日の最高トータルアクセス数4332
・1日の最高純アクセス数1324
・カテゴリー(猫)別最高順位7682ブログ中17位
・カテゴリー(ペット)別最高順位41358ブログ中37位

1959年生。
大阪府出身、東京育ち(中学は世田谷区立東深沢中学校、高校は東京都立戸山高校です)。
現在は、兵庫県西宮市在住です。
一人暮らしです。

趣味はクルマをコロガスこと(現在のクルマは4代目のメルセデスベンツです。ドイツ車では5代目)、庭での果樹栽培、家の手入れ掃除です。
20歳代前半から商品先物、株式投資をはじめ、30歳で数億円の純資産を得るが、その後空売りの深追いで多くを失う。
平成12年ごろから不動産投資を行い成功、現在50数戸を無借金で所有。
不動産投資では、誰も見向きもしなかったキズモノ、競売物件などをリノベーションする手法です。

・座右の銘は「人の行く裏に道あり花の山」
・好きな生き物 メジロ
・尊敬する人 ガブリエルシャネル(シャネル社創業者)
・好きな言葉 Das Beste oder nichts「最善か無か」。ダイムラー・ベンツ社の企業理念。私自身は何事も中途半端でいい加減です。ですからこの言葉に憧れます。

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