ドイツの犬毒餌事件と日本の猫虐待は同根である






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Domestic/inländisch

 私は一連の記事でドイツでは、飼い犬を狙った毒餌が公共の場に仕掛けられる事件が大変多いことを書きました。例えば人口が300万人余りのベルリン州では、2014年の1年間だけで91箇所で毒餌が見つかり、数十頭の犬が殺傷されました。2014年のベルリンの毒餌事件では私が知る限り、犯人は逮捕されていません。最近はさらに状況が悪化したようで、ローカルニュースも含めれば、ドイツとその周辺国での飼い犬を狙った毒餌事件のニュースが毎日のように見つかります。日本では、野良猫やいわゆる地域猫といった屋外の猫の虐待事件がしばしば発生します。ドイツの犬の毒餌事件と日本の猫虐待事件は対象は異なるものの、全く同根です。


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 関連記事で述べた通り、ドイツにおいては飼い犬を狙った毒餌事件が極めて高い頻度で発生しています。犬の飼い主に恐怖を与えていますが、犯人の逮捕はまれなようです(私がインターネット上で検索したところ、最近数年間では、犬の毒餌犯が逮捕されたというニュースは見つかりませんでした)。
 一方日本では、野良猫やいわゆる地域猫の類の屋外猫を虐待した事件がしばしば発生します。ドイツでは飼い犬、日本では猫ですが、どちらも同根です。つまり、犬猫というペットの不適正飼育(野良猫への給餌も不適正飼育の範疇に入れます)による、無関係な人に及ぼす被害が深刻化していることが背景にあります。

 最近もこのような事件がありました。蹴られた?猫の死骸=練馬の路上、虐待2匹目か―東京[時事]。2015年4月16日(なお、ニュースはすぐに削除される可能性がありますので、「続き」で魚拓を取りました)。
 ドイツでは犬、日本では猫が殺傷のターゲットとなっていますが、ドイツではフリーローミング猫は私的駆除が合法であるために、猫の被害が顕在化しないのでしょう。対して犬は、不適正飼育が横行しています。主に、オフリード犬が咬傷事故を起こすことと、公共の場での犬糞放置です。飼い犬は、都市部ではオフリードであっても、合法的に射殺できないことから、犬による被害者が、毒餌を仕掛けているものと思われます。

 ドイツでは、全土において犬は市街地であれば、公共の場であればリードを付けることが義務付けられています。しばしば監視員がオフリード犬の飼い主に対して科料(罰金)を徴収してます。また、犬種によっては、口輪の装着がなければ公共の場に出せません。しかし守らない飼い主が多いのです。そのために、ドイツでは犬による咬傷事故数が犬の飼育数比で日本の10倍です。しかも幼い子供や赤ちゃんが犠牲になり、死亡事故も度々起きます。
 また犬糞放置は、処理費用や衛生被害で社会問題化しています。ベルリン州では、来年から犬糞回収用バッグを持参していない犬を連れた飼い主に対して、その場で過料を徴収するという州法が来年から施行される予定です。

 ドイツでも日本でも、犬猫に危害を与える者に対して、動物愛護家を自称する人たちは一方的に非難します。「ペットを虐待する側が100%悪い」です。しかしその背景に、ペットの不適正飼育による被害を省みることがありません。ペットの殺傷は、ドイツでの人命に対する危険や犬糞の衛生被害、日本での野良猫による糞尿による衛生被害や鳴き声などの環境被害により、受忍限度を超えた被害を受けた側の反撃とも言えるのです。
 もちろん犬や猫であっても、残酷な殺傷は可哀想ですしもちろん倫理に反します。また法律にも違反します。しかしそれを盾にし、無関係な人に対して不適正飼育のツケを回して当然、というのが不適正飼育者です。矛先は、不適正飼育者ではなく、動物に向かいます。

 ドイツでの犬の毒餌や、日本の猫虐待の根本的な解決は、犯人を責め、検挙して重罰に処すことではありません。ペットを適正飼育して、無関係な人に対して被害を及ぼさないことです。
 例えば、ドイツであれば、飼い犬は外に出すときは必ず短いリードにつなぎ、危険な犬種や大型犬は口輪をすれば良いのです(これは法律でも定められています)。そうすれば、犬は毒餌を食べることはできません。また口輪をしていれば、咬傷事故は起きようがありません。さらに、非犬飼育者の迷惑にならないように、犬糞は必ず持ち帰ることです。
 日本であれば、猫は必ず室内飼いすることです。そうすれば、公共の場や他人の土地で被害を及ばすことはありえませんし、虐待されることもありません。

 しかしドイツにおいても日本においても、不適正飼育者は、犬猫を殺傷した犯人を一方的に責めるだけです。意地でも不適正飼育を強行します。ドイツでは「毒餌を食べないトレーニング」にお金をかけてまで、犬にリードを付けようとしない飼い主がいます。日本でも、猫が被害に遭っているのに外飼いを強行する飼い主が多いです。
 これらの犬猫殺傷事件が摘発されることは極めて稀です。日本では比較的警察が捜査を行い、犯人が逮捕されるケースが多いですが、ドイツではほぼ犯人検挙に至っていません。実際問題不適正飼育の強行は、犬猫を苦しめています。私は、むしろ犬猫殺傷の実行犯より、不適正飼育者の方が、動物虐待者と思います。


(参考資料)

 ドイツでは、フリーローミング猫は、私的駆除が合法です。ですから猫の放し飼いによる被害は顕在化しにくいです。犬も狩猟区域内では、リードから放せば射殺しても合法です。過去に何度も、飼い主の至近距離でオフリード犬が射殺されましたが、刑事民事とも不問とされました。


BESITZER KLAGT AN | Ein Jäger hat meine Katze abgeknallt!「飼い主は抗議 ハンターは、私の猫を射殺した」。2014年6月6日。

 ドイツ大手メディアのインターネットニュースです。このメインクーンの飼い主は、1,000ユーロの飼い猫を、近隣の知人から射殺されて憤慨してます。しかしハンターは、刑事上の責任は不問とされました。猫を射殺したハンターは、この猫が飼い猫であり、飼い主も知っていたとされています。


(画像)

 上記の記事で、射殺された愛猫メインクーン「レモン」の写真を掲げる飼い主。

メインクーン 射殺1






蹴られた?猫の死骸=練馬の路上、虐待2匹目か―東京[時事]。2015年4月16日。



 東京都練馬区の路上で、何者かに蹴られたとみられる猫の死骸が見つかったことが16日、警視庁練馬署への取材で分かった。同区内では今月、小学校で切断された猫の死骸が発見されており、同署が動物愛護法違反容疑で関連などを調べている。

 同署によると、15日午前10時半ごろ、同区光が丘で、家にいた男性が猫の大きな鳴き声を聞いた。表に出ると、路上で飼っていた猫が死んでいた。目立った傷はなかったが、何者かに蹴られるなどした可能性もあるという。

 同区では9日、現場から約5キロ離れた区立小学校の敷地内で、首を切られた猫が見つかっている。 

[時事通信社]
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適正飼育すりゃいいだけの話

蹴られて猫死亡の記事ですが別に蹴られなくても車に轢かれたりすれば猫は死ぬので最初から死ぬ前提で外に出している飼主が一方的に悪いで終わりの話だと思います。

いつも思うのですが不適切な飼育をしている飼主の滅茶苦茶な理屈なんぞマスゴミがとりあげる事そのものがおかしいかと。

毒餌にしても虐待にしても飼主が適正飼育をしていれば被害など起きようもない話です、それに猫の糞尿被害を受けた経験がある人なら我が物顔で道路に転がってる猫を蹴り飛ばしたくなる気持ちは理解できますし、むしろ自然な感情かと思います。

誰が一番悪いのかという問題をもっとマスコミもつっこんで書いて欲しいものですね。

Re: 適正飼育すりゃいいだけの話

猫ボラ滅びろ!様、コメントありがとうございます。

> 蹴られて猫死亡の記事ですが別に蹴られなくても車に轢かれたりすれば猫は死ぬので最初から死ぬ前提で外に出している飼主が一方的に悪いで終わりの話だと思います。

同感です。
一部のTVニュースで、蹴られて死んだ猫の飼い主が憤慨している様子を報じていましたが、この飼い主はバカです。
人に蹴られて死ねば大騒ぎするのでしょうが、それより交通事故や感染症で死ぬ確率の方が高いでしょう。


> 不適切な飼育をしている飼主の滅茶苦茶な理屈なんぞマスゴミがとりあげる事そのものがおかしいかと。

マスコミでも、犯人を糾弾するしか能がないです。
以前の大田区での猫殺害事件では、NHKの報道はひどかったです。
地域猫を推進している国立の団体を取材し、「だから地域猫をひろめなければならない」とし、犯人の糾弾に終始しました。
大田区の事件は、地域猫の失敗と、地域猫に触発された餌やりの横行により野良猫が増え、被害が拡大したのが原因でしょう。


> 毒餌にしても虐待にしても飼主が適正飼育をしていれば被害など起きようもない話です、それに猫の糞尿被害を受けた経験がある人なら我が物顔で道路に転がってる猫を蹴り飛ばしたくなる。

無関係な人に対して、「我が犬猫は人と同じ、家族同様で、迷惑は限なく許容しろ」と言う、不適正飼い主の方が悪いでしょう。
それを間に受けて動物愛護管理法で捜査を始めた警察も警察です。
日本では、放し飼い猫や野良猫など、人の管理下にないものまで保護の対象ですが、国際的にも例外です。
また不適正飼育により、本来犬や猫が嫌いではない人にまで、悪感情を植え付けたという点でも、不適正飼育者は動物愛護に反することをしています。


> 誰が一番悪いのかという問題をもっとマスコミもつっこんで書いて欲しいものですね。

その点では、一連のドイツでの毒餌事件に関する記事で引用した、シュピーゲルTVマガジンの編集は秀逸でした。
残念ながら日本では、動物愛護に関しては、このような深く掘り下げた良質の報道は見たことがありません。

猫が嫌いなんですか?

Re: タイトルなし

マイちゃん様、コメントありがとうごあいます。

> 猫が嫌いなんですか?

私は、チンチラ猫を、20歳以上という高齢まで、終生飼育した経験があります。
猫は嫌いではないですが、不適正猫飼育者による被害は嫌いです。
その違いが理解できないあなたはバカです。

私はクルマが好きですが、暴走族による騒音被害などは嫌いです。
それと同じです。

愛誤ってバカしかいない。

愛誤ってどうして犬猫の糞尿被害の事をいうと犬猫が嫌いな奴という扱いになるのか理解できませんね。

どこの世界に他人のペットの糞尿を自宅に放置されて喜ぶバカがいるのか、一度愛誤の頭を叩き割って寄生虫に脳が汚染されていないか確認してみたいものです。

基本的に最初から犬猫が嫌いな人間なんてほとんどいません、犬猫の飼育者が周囲にクソ迷惑な飼育をして文句を言われると犬猫が嫌いなのか?とか意味のわからない反応をするから犬猫嫌いが増えてるだけです。

根本的に犬猫を嫌悪している訳でなく犬猫を愛好してる奴等の飼育姿勢を嫌ってる人がほとんどですね。

特に射殺された猫の写真を掲げてるオッサンとか、全く自分の飼育姿勢が問題だと思ってないっぽいバカ面がとても不快です。

Re: 愛誤ってバカしかいない。

猫ボラ滅びろ!様、コメントありがとうございます。

> 犬猫の糞尿被害の事をいうと犬猫が嫌いな奴という扱いになるのか理解できません。

犬猫の好き嫌いと。被害者の迷惑感情は別次元の問題です。
子供が嫌いな人は少ないでしょうが、それでも近所の子供がかってに我が庭に入ってきて、花壇をめちゃくちゃに壊したりゴミを投げ捨てたりされるのは誰でも嫌です。
「文句を言うなんて子供嫌い。子供嫌いは危険人物」と返したら、その親は「バカ」です。
でも愛誤は、平気でそれと同じことをいいます。


> 基本的に最初から犬猫が嫌いな人間なんてほとんどいません。

同感です。
不適正飼育による迷惑を受ければ、迷惑感情が生じます。


> 犬猫を嫌悪している訳でなく犬猫を愛好してる奴等の飼育姿勢を嫌ってる人がほとんどですね。

そうですね。
しかし矛先は犬猫に向かいます。


> 射殺された猫の写真を掲げてるオッサンとか、全く自分の飼育姿勢が問題だと思ってないっぽいバカ面がとても不快です。

練馬区で放し飼い猫(こちらは雑種ですが)を蹴られて殺された飼い主も、キーキー騒いで、猫の写真をメディアに公開しています。
放し飼いしなければいいだけの話ですよ。
愛誤は、どこの国でも、驚く程似ています。

私は猫も愛誤もだいきらいですよー( ´ ▽ ` )ノ

顔本にて、練馬の蹴り殺し事件の事を「そもそも猫を放し飼いしているからでしょ」と言ったら、例の中国地方の訴訟厨の人が「あなたの理論は間違っている」ですと。

Re: タイトルなし

まいちゃん様

> 私は猫も愛誤もだいきらいですよー

不適正飼育者は、誰でも犬猫の被害を快く受け入れてくれると思わないほうがいいですね。

Re: タイトルなし

もるせが様、コメントありがとうございます。

> 顔本にて、練馬の蹴り殺し事件の事を「そもそも猫を放し飼いしているからでしょ」と言ったら、例の中国地方の訴訟厨の人が「あなたの理論は間違っている」ですと。

それは非公開ですか。
検索したら、最初の2ページぐらいが全て「この人物は誹謗中傷魔だ」という方かな。
この方は偉そうに断言して述べますが、ソースを付けませんし、誤ったことも多いです。

いえいえ。

非公開ではありません。
僕のタイムラインにて練馬のニュース記事を挙げて、それに対しての、そもそも論を言ったらお得意の「断言」が^_^;
この人は地域猫(TNR)について賛同しかねると言ったり、今回の練馬の件を言ったら噛み付いて来ました^_^;

とにかく持論から外れるのが業腹なのでしょうか?^_^;
これで僕が売り言葉に書い言葉で下手な反論をしたら、しめた釣れた釣れたとばかりにヒートアップさせて、最終的には訴訟なのでしょうか?^_^;

どちらにしても面倒な人です。

Re: タイトルなし

もるせが様

> 僕のタイムラインにて練馬のニュース記事を挙げて、それに対しての、そもそも論を言ったらお得意の「断言」が^_^;
> この人は地域猫(TNR)について賛同しかねると言ったり、今回の練馬の件を言ったら噛み付いて来ました^_^;

断定口調の割には、その時々で正反対のことを言ったりします。
案外持論が定まっていない方ですよ。
人を攻撃することそのものが目的だと思います。
お友達の、妄想性人格障害が疑われる、訴訟告発告訴強靭の公疫呆人と通じるところがありますね。
一つ穴のムジナで、仲良くしていればいいのに。
なぜ訴訟で彼らが、ヒートアップするのか、健常者は理解できません。


プロフィール

さんかくたまご

Author:さんかくたまご
当ブログのレコード
・1日の最高トータルアクセス数4332
・1日の最高純アクセス数1324
・カテゴリー(猫)別最高順位7267ブログ中15位
・カテゴリー(ペット)別最高順位41358ブログ中37位

1959年生。
大阪府出身、東京育ち(中学は世田谷区立東深沢中学校、高校は東京都立戸山高校です)。
現在は、兵庫県西宮市在住です。
一人暮らしです。

趣味はクルマをコロガスこと(現在のクルマは4代目のメルセデスベンツです。ドイツ車では5代目)、庭での果樹栽培、家の手入れ掃除です。
20歳代前半から商品先物、株式投資をはじめ、30歳で数億円の純資産を得るが、その後空売りの深追いで多くを失う。
平成12年ごろから不動産投資を行い成功、現在50数戸を無借金で所有。
不動産投資では、誰も見向きもしなかったキズモノ、競売物件などをリノベーションする手法です。

・座右の銘は「人の行く裏に道あり花の山」
・好きな生き物 メジロ
・尊敬する人 ガブリエルシャネル(シャネル社創業者)
・好きな言葉 Das Beste oder nichts「最善か無か」。ダイムラー・ベンツ社の企業理念。私自身は何事も中途半端でいい加減です。ですからこの言葉に憧れます。

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