トキソプラズマの新たに発見された危険性ー2 自殺との関連性





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Domestic/inländisch

 トキソプラズマの感染は、自殺との関連性が指摘されています。US national library of medicine National institutes of Health 「米国国立医学図書館 国立衛生研究所」による権威ある学術誌に掲載された論文によれば、特に統合失調症の患者さんでは、トキソプラズマの抗体が陽性であり、さらに抗体値が高ければより自殺や自傷行為が高まるとされています。なお他の病原体感染と自殺自傷行為との関連性は、確認されませんでした。


トキソプラズマ症~ネコ科動物を終宿主とするトキソプラズマ原虫感染を原因とする疾患。


 近年、「トキソプラズマの感染は自殺率を高める」との学術論文が相次いで発表されました。私も過去にそのような論文があることを記事にしています。自殺者数減少のためにも、野良猫への餌やり禁止は必要だ。こちらで紹介したデンマークの研究は、れっきとした学術研究なのですが、日本のマスメディアは、興味本位な報道内容でした。
 日本では、トキソプラズマ感染のリスクについては、その危険性を深刻に取り上げない傾向があり残念です。例えば日経ビジネス誌では、「トキソプラズマ感染は、男性を積極的にし、女性の性的魅力を高める。だからトキソプラズマは社会の活性化、ひいては少子化対策になる」と言う、実に低俗で興味本位な内容でした。今回取り上げる論文は、US national library of medicine National institutes of Health 「米国国立医学図書館 国立衛生研究所」に収録されたものです。

 日本の精神科医が、US national library of medicine National institutes of Health 「米国国立医学図書館 国立衛生研究所」に収録された学術誌に掲載された、「トキソプラズマ感染が自殺率を高める」との論文を紹介し、トキソプラズマ感染の危険性を訴えたブログがあります。精神疾患を予防するために感染症を予防せよ(トキソプラズマ・ゴンディ編 その1 )。このブログでリンクしてある、US national library of medicine National institutes of Health 「米国国立医学図書館 国立衛生研究所」に収録された学術誌に掲載された、「トキソプラズマ感染が自殺率を高める」との論文の原文を引用します。 
 なおこれらの研究においては、多変量解析を用いて、統計学的にトキソプラズマ感染が、特に統合失調症の患者さんにおいては、自殺意図を高めるとの結論に至っています。


http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/22938818 J Clin Psychiatry 「トキソプラズマゴンディの免疫グロブリンG抗体と自殺未遂と自傷行為」。2012年。

Seropositivity of T gondii and sero intensity of T gondii were positively associated with a history of nonfatal suicidal self-directed violence.
No significant associations with other pathogens were identified.
These results are consistent with previous reports on the association between T gondii infection and nonfatal suicidal self-directed violence.
Confirming these results in future large longitudinal studies and including suicide as an outcome may lead to novel individualized approaches in suicide prevention.

トキソプラズマゴンディの血清反応陽性(抗体陽性)と、トキソプラズマゴンディの血清抗体値の高さはは、強く自殺未遂と自傷行為の(患者さんの)生活歴と関連していました。
他の病原体とは、統計上有意な関連は確認されませんでした。
これらの結果は、トキソプラズマゴンディ感染が、自殺未遂と自傷行為との相関性に関した、これまでの研究報告と一致しています。
今後の大規模な自殺を含む横断的研究でそれらの結果を確認することは成果として、自殺予防における新規の個別のアプローチにつながる可能性があります。



Toxoplasma gondii antibody titers and history of suicide attempts in patients with schizophrenia.Schizophr Res 「トキソプラズマ抗体価と統合失調症患者における自殺の試みの生活歴」。2011年。

Toxoplasma gondii (T. gondii) a widespread neurotropic parasite, has been previously associated with schizophrenia and more recently with suicidal behavior.
T. gondii serology might become, with interaction with vulnerability genes, a candidate biomarker
for a subgroup of schizophrenia patients prone to attempting suicide.

トキソプラズマゴンディ(T.ゴンディ)と言う、広範囲な神経向性(親和性)寄生虫は、最近はかつてより、統合失調症における自殺行動が関連付けられています。
トキソプラズマゴンディの血清検査は、脆弱性遺伝子との相互作用とともに、自殺念慮の傾向がある統合失調症患者の一部の患者群においては、バイオマーカーの候補となるかもしれません。



(動画)

 Parasites and the Brain: An Investigation of Toxoplasma Gondii and Schizophrenia 「寄生虫と脳:トキソプラズマと統合失調症の調査」。なおトキソプラズマ感染は、統合失調症の発症の一因となるのは既に定説です。
 日本では、マスメディアである、「日経ビジネスオンライン」のインターネット記事(会員版)で、「トキソプラズマは男を積極的にし、女の性的魅力を高める。トキソプラズマは社会の活性化や少子化対策になるので良い」といった、ふざけた記事を書いています。日本は、マスメディアや政治家、行政担当者などの多くが、トキソプラズマ脳症を発症しているのかもしれません。日本は、トキソプラズマに乗っ取られた国家かもしれませんね。


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No title

今、クマさんのブログ「動物が掘り下げる」でもサッと触れられた「一般財団法人ペットの里」についてちょちょいと調べたりしています。
僕が調べるのなんて押して知るべしなのですが^^;
クマさんがご指摘の通りなんだか香しさを感じます。

「ベルリン・ティアハイムの2倍の敷地」など実に壮大な話をしていますね。
この話(人によっては大風呂敷って言うのかな?)がその通りに行くのなら、ここにどんどん野良猫を捕獲して連れて行けば殺処分は減らせられるのかもしれませんねw
もちろんトキソプラズマのケアもしていただいてw

詐欺師

「トキソプラズマは男を積極的にし、女の性的魅力を高める。トキソプラズマは社会の活性化や少子化対策になるので良い」…
「なーに却って免疫が付く」とか抜かしたあれみたいです。
私はこの社説でこの新聞社の全てを疑ってかかるようになりました。
他の真面目な記者たちがかわいそうですが、まともな訂正記事を広告しない限り、もう信用しません。

寄生生物なんて体にとって異物だから、有害に決まってます。
無いに越したことはありません。火事や犯罪は不可避だから、
仕方なく備えをしているだけで、防犯防火は手間です。
消火訓練で火を上げたり、ハッキングのテストしたり、それはありです。
でも普通、放火やハッキングを奨励しますかね。しないでしょ。
寄生虫の卵や幼体を積極的に摂取しましょうなんて精神病です。

詐欺師は「私は詐欺師です。あなたの財産を騙し取りに参りました」
なんて言いません。だから「自由・平等」とか「弱者のため」とか言って
綺麗事で世に伸していこうとする者を私はまず疑って掛かります。
こういうのは往々にして社会の寄生体、有害因子です。
あーネコキチもそんな生き物なのでしょうかね。

Re: No title

もるせが様、コメントありがとうございます。

>クマさんのブログ「動物が掘り下げる」でもサッと触れられた「一般財団法人ペットの里」についてちょちょいと調べたりしています。

「動物が掘り下げる」も、たまに拝読しています。
日本では、「ナントカティアハイム」とか、ティアハイムを冠した動物愛護(誤?)団体や、「日本でのティアハイム設立を目指す」という名目で募金を集めている団体が結構います。

しかしそれらの趣旨を見ても、彼らが到底ドイツなどのティアハイムの実情を知っているとは思えません。


> 「ベルリン・ティアハイムの2倍の敷地」など実に壮大な話をしていますね。

かの世界最大級のケネルクラブを模した名称の団体が、「日本版ティアハイムを設立する」と言って、未だに募金を集めています。
その代表者が「ピットブル愛好家」とは笑わせます。
ドイツでは、ピットブルは飼育禁止犬種で、下手しなくても押収されて強制殺処分されますよ。


> この話(人によっては大風呂敷って言うのかな?)がその通りに行くのなら、ここにどんどん野良猫を捕獲して連れて行けば殺処分は減らせられるのかもしれませんねw

画餅はいくらでも描けます。
ただ募金に応じた人は、その団体が中途で頓挫しても、その団体に法的責任を問うことは大変難しいということを知っていただきたいです。
かつて、広島の犬アミューズメント施設破綻で犬レスキュー名目で募金め、その資金を流用した団体に対して損害賠償を求めた被害者は一審で完全敗訴、最高裁まで争って、ごく一部の返還が認められたにすぎません。

Re: 詐欺師

虫様、コメントありがとうございます。

> 「トキソプラズマは男を積極的にし、女の性的魅力を高める。トキソプラズマは社会の活性化や少子化対策になるので良い」…
> 「なーに却って免疫が付く」とか抜かしたあれみたいです。
> 私はこの社説でこの新聞社の全てを疑ってかかるようになりました。

社説ではなく、この新聞社系の雑誌の、「日経ビジネス」のインターネット版記事です。
NBonlineと言いますが、会員登録がなければ閲覧できませんので、リンクしていません。
この記事については、私のブロともさんの「びっくりしたなあ、もう」で、読者さんが同様の批判コメントをしています。


> 寄生生物なんて体にとって異物だから、有害に決まってます。
> 寄生虫の卵や幼体を積極的に摂取しましょうなんて精神病です。

日経の紙面でも、かつては勝手地域猫を絶賛、推奨していましたから。
この新聞社の変臭部の方々で、私が個人的に存じている方がいらっしゃいまして、猫偏執のお偉いさんがいるのです(もう退職された頃か)。


> あーネコキチもそんな生き物なのでしょうかね。

朝日新聞もNHKも、編集者は日経以上にアイゴでひどい。
日本のマスメディアの方々は、トキソプラズマ脳症を患っているのですかね。
NHKのトキソプラズマ脳症患者はこちら↓
http://search.yahoo.co.jp/search?p=%E9%A0%88%E7%A3%A8%E7%AB%A0%E3%80%80%E7%8C%AB%E3%80%80NHK&aq=-1&oq=&ei=UTF-8&fr=top_ga1_sa&x=wrt

No title

あそこが頓挫したら、またあの夫婦が鼻息荒く出張ってくるのでしょうか? ^_^;

Re: No title

谷地ぼうず様、コメントありがとうございます。

> あそこが頓挫したら、またあの夫婦が鼻息荒く出張ってくるのでしょうか? ^_^;

アイゴは怖いから、固有名詞は出しませんね。
募金で不特定多数から資金を集め、その目的が達成されない、趣旨と反する資金の使われ方をしても、募金を集めた側には民事上も刑事上も責任を取らせることはほぼ不可能です。
Naive(要するにバカ、世間知らず)な人が、「ワンちゃん猫ちゃんかわいそう。救いたい!」という、詐欺愛誤にカネを送って、それが愛誤の生活費や遊興費になっていたとしてもです。
動物愛誤は、格好の募金詐欺の手段です。
「ワンちゃんがー、猫ちゃんがー、この子がー」と言っている人たちは、大概Naiveですから。

ところでNaiveという、ヘアケア製品名がありますが、私は気になって仕方がないです。
そのほかに、skin a babyという、赤ちゃんのスキンケア製品がありますが、どう解釈しても「赤ちゃんの皮を剥げ」になります。
これは30年以上前にメーカーに指摘しましたが、いまだにその名称を使い続けています。

Animal welfare underdeveloped countryが、英語圏では、日本でいう「動物愛護後進国」とは通じないという指摘を過去に何度かしましたが、その英訳?文をインターネット上から削除した動物愛誤団体の方がまだマシかもしれませんね。

猫と人の関係神の意志の考察科学的

ネコが人を元気にする科学的な根拠
寄生虫のなせる技?

2012年4月16日(月)

も、支離滅裂な牽強附会記事です。
トキソプラズマについての断片的な胡散臭い情報を羅列しておいて、結びが
「ネコからのトキソプラズマ感染は、人の探求心や知的好奇心を形成した重要な要素であり、人をより人らしくした、と主張する研究者もいる。 」
とは、悪意のある誘導としか思えませんね。
「否定的意見も少なくない。 」とか、「と主張する研究者もいる。」等の逃げ道も予め用意しているんだから悪質です。

白痴な愛誤さんは鵜呑みにしているようですよ。

猫と人の関係神の意志の考察科学的
http://ameblo.jp/amdtdmat/entry-11975501230.html

リンク

1ページ目は登録して無くても閲覧可能なのでリンク貼ります。知ってる人も多いでしょうけど。

http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20120410/230820/

1ページ目は無難な事が書いてありますが、少しずつ胡散臭い情報を混ぜ込んだ誘導記事になっていきます。
統合失調症やパーキンソン病に言及しておいて、なぜ「モーツァルト効果」なんて話になるんでしょうかねw
トキソプラズマに感染すると、「学力が向上した」り、「病気が好転した」りするんだよ、とでも誤解させたいんでしょうか?
さんかくさんの紹介している論文では、トキソプラズマはパーキンソン病にも関連しているとされているんですけど。
トキソプラズマ感染率とサッカーの強さの相関関係だの、古代エジプト文明だのと日経ビジネスの愛誤っぷりは酷すぎますね。
これじゃそこらの愛誤の電波文と変わりませんよ。

Re: 猫と人の関係神の意志の考察科学的

名無しさん@13周年様

> ネコが人を元気にする科学的な根拠
> 寄生虫のなせる技?

この日経ビジネスオンラインの記事はひどすぎます。
案の定、愛誤が「トキソプラズマはむしろ人類にとってプラスだ」という、嘘プロパガンダ拡散に協力していますね。


> トキソプラズマについての断片的な胡散臭い情報を羅列しておいて、結びが
> 「ネコからのトキソプラズマ感染は、人の探求心や知的好奇心を形成した重要な要素であり、人をより人らしくした、と主張する研究者もいる。 」
> とは、悪意のある誘導としか思えませんね。

まさに悪意のある誘導です。
私が海外でのトキソプラズマに関する情報を見た限り、トキソプラズマ感染を良いものとするものは一つもありません。
それに、この日経ビジネスオンラインの記事は、興味本位のキワモノ系でしょう。


> 白痴な愛誤さんは鵜呑みにしているようですよ。

今回の、トキソプラズマに関する記事は、かなり本数が多くなると思います。
多分、不定期に更新します。
最後に、この日経ビジネスの記事の批判も入れようと思います。

ところで、海外のトキソプラズマに関する情報は、リスクについてかなり強い警告をしています。
それとヨーロッパや南米などでは、生肉による感染の方が律的に多いと思われますが、猫糞の危険性を繰り返し強調しています。
ですから手洗いや土を触るときは注意をするとか、啓蒙活動が行われています。
対して日本は、食肉の検査体制が厳しく、また生肉を食べる習慣はそれほどないので、トキソプラズマの感染経路は、ほぼ全てが猫糞だと思います。
しかしNHKは、トキソプラズマ感染のリスクについて、生肉しか言及しませんでした。
取材先の産婦人科の教授は、当然猫糞と生肉について述べているはずですが、それにもかかわらず。
どうして事実を捻じ曲げてまで、日本はマスメディアまで野良猫、放し飼い猫至上主義という、世界でも例の見ない価値観を流布させようとするのか、私は理解不能です。
日本は、狂気のお猫様国家です。

Re: リンク

名無しさん@13周年様

> 1ページ目は登録して無くても閲覧可能なのでリンク貼ります。

ありがとうございます。
1ページ目は、会員登録無しでも読めるのですね。
利用させていただきます。


> さんかくさんの紹介している論文では、トキソプラズマはパーキンソン病にも関連しているとされているんですけど。

これから書いていきます。
なにしろ情報量が多いので、かなりの回数に分けます。


> これじゃそこらの愛誤の電波文と変わりませんよ。

同感です。
日経変臭部とその関係者にも、かなり危ない愛誤がいることは知っていますのでね。
プロフィール

さんかくたまご

Author:さんかくたまご
当ブログのレコード
・1日の最高トータルアクセス数4332
・1日の最高純アクセス数1324
・カテゴリー(猫)別最高順位7267ブログ中15位
・カテゴリー(ペット)別最高順位41358ブログ中37位

1959年生。
大阪府出身、東京育ち(中学は世田谷区立東深沢中学校、高校は東京都立戸山高校です)。
現在は、兵庫県西宮市在住です。
一人暮らしです。

趣味はクルマをコロガスこと(現在のクルマは4代目のメルセデスベンツです。ドイツ車では5代目)、庭での果樹栽培、家の手入れ掃除です。
20歳代前半から商品先物、株式投資をはじめ、30歳で数億円の純資産を得るが、その後空売りの深追いで多くを失う。
平成12年ごろから不動産投資を行い成功、現在50数戸を無借金で所有。
不動産投資では、誰も見向きもしなかったキズモノ、競売物件などをリノベーションする手法です。

・座右の銘は「人の行く裏に道あり花の山」
・好きな生き物 メジロ
・尊敬する人 ガブリエルシャネル(シャネル社創業者)
・好きな言葉 Das Beste oder nichts「最善か無か」。ダイムラー・ベンツ社の企業理念。私自身は何事も中途半端でいい加減です。ですからこの言葉に憧れます。

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