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仔犬のインターネット販売が大盛況のスイス~スイスは、日本よりはるかにペットの販売規制が緩いのです






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(Zusammenfassung)
"Welpenkauf beim Zoo händler, Schnäppchenanzeigen in Zeitungen und im Internet, Verkauf aus dem Kofferraum.
Leider tägliche Realität. Der Hund als Wäre – wird auch als solche behandelt."
Es ist auch in der Schweiz.
Internet-Verkauf von Welpen wurde viele getan, auch in der Schweiz.
Auf der anderen Seite, ist das Internet-Verkauf von Heimtieren in Japan verboten.
Allerdings NHK (Japan staatseigenen Rundfunks) wurde berichtet.
"Profit Kauf und Verkauf von Kreaturen sind in der Schweiz verboten. So Schweiz überlegen ist Tierschutz, als Japan."
NHK ist verrückt.\(◎o◎)/!Betroffenheit !!!


 スイスは、日本よりはるかにペットの販売規制が緩いと言えます。日本では、継続して営利販売を行えば動物取扱業の規制を受けますが、スイスでは犬を例に上げれば、ペットショップであれば年間20頭未満、ブリーダーは3同腹未満であれば、法律の規制を全く受けません。また8週齡販売規制も夜間販売禁止もありません。さらに日本で禁じられているインターネット販売も禁じられていません。スイスでは、犬の素人ブリーダーの、インターネット販売サイトがいくつもあります。大変価格が安いのですが、仔犬の健康管理などの面で問題が指摘されています。


 スイス連邦共和国で、犬の飼育やペットの販売に関する規程を定めているのは、動物保護規則・令 (Tierschutzverordnung)です。犬の飼育免許や登録義務も、この規則・令が根拠です。
 ペットの販売に関しては、次のような規定があります。


5. Kapitel:5 Gewerbsmässiger Umgang mit Tieren
Eine kantonale Bewilligung benötigt, wer:
mehr als folgende Anzahl Tiere pro Jahr abgibt:
1.zwanzig Hunde oder drei Würfe Hundewelpen,
2.zwanzig Katzen oder fünf Würfe Katzenwelpen,
(schnipp)
a.Räume, Gehege und Einrichtungen der Art und Zahl der Tiere sowie dem Zweck des Betriebes entsprechen und die Tiere nicht entweichen können;
b.die personellen Anforderungen nach Artikel 102 erfüllt sind.

第5章 動物の商業販売の適正な取り扱い
ペットの販売業(ペットショップ、ブリーダー)を営む者は、誰もが州の免許を必要とする。
1年間あたり、動物の販売が次の数以上になる場合。
1、20頭の犬または3同腹の子犬。
2、20匹の猫または5同腹の仔猫。
(以下略)
a ケージ、囲いと設備は、動物の種類と数に対応することを目的としたもので、動物が逃げることはできないようにすること。
b 人員配置の要件を、第102条に基づいて満たされていること。



 つまりスイス連邦共和国においては、ペット販売業者(ペットショップ、ブリーダー)は、一定規模未満であれば、全く法の規制を受けません。一定規模未満というのは、犬であれば年間の販売数が20頭未満、ブリーダーであれば3同腹の仔犬未満ということです。対して日本では、継続して行われる営利を目的とした動物の販売であれば、規模は問わず動物取扱業の規制を受けます。
 さらにスイスでは、州の免許を要する一定規模以上の生体販売ペットショップやブリーダーであっても、犬猫の8週齡未満の販売や、夜間のペットショップの生体展示販売、インターネットの販売を禁じていません。それらは全て日本では禁じられています。つまりスイスは、日本よりペットの生体販売に対する規制がゆるいと言えるのです。

 NHKは番組、あいつぐ犬の遺棄 なぜ"命"は捨てられる?で、「法律により、スイスでは生き物そのものを営利で売買することができない」と報じています。
 スイスでは上記に示したとおり、「生き物そのものを営利で売買することができない」は全くの嘘です。それどころかスイスは、ペットの販売においては、日本よりむしろ規制がゆるいと言えるのです。NHKは嘘報道を恥じていただきたいです。

 今回は日本では禁じられている、ペットのインターネット販売について紹介します。スイス連邦では、ペットをインターネットで販売することを禁じる法令はありません。さらに、犬であれば年間3同腹未満までの仔犬は、なんら規制はありません。そのために、インターネットで仔犬を販売する広告サイトがスイスではいくつもあります。仔犬の価格が安く、200スイスフラン(2万4,400円)前後の金額です。例えばこのようなサイトです。Hunde zu verkaufen in Schweiz 「スイスでの犬販売」。こちらのサイトでは、明らかに8週齡に満たない仔犬も多く出品されていますが、そもそもスイスでは、犬の8週齡未満の販売規制はありません。数十分ごとに新しい情報がアップされています。
 広告では、「2回の混合ワクチン済み」「血統書付き」などと謳っていますが、それらは偽装されたものが多いという指摘があります。スイスのような物価が高い国では、2回混合ワクチンを接種して、血統書もつければ、200スイスフランでは販売できないと思います。また、仔犬の健康にも問題があるケースが多いようです。

 ドイツでも同様で、インターネットによる仔犬販売が激増して問題視されています。実はドイツは、インターネットでのペットの販売を規定した法律は皆無です(2014年12月現在)。「ドイツではペットの販売に対して厳しい規定があり当然のようにインターネット販売を禁じている」と言うブログを見ますが、それは大嘘です。
 ですから、インターネットでペットを販売することは禁じられていません。ドイツの愛犬団体は、インターネットによる仔犬販売に対して注意を促しています。例えばこのようなサイトがあります。An alle Hundebesitzer oder solche die es werden wollen 「犬の飼い主になりたい全ての方に」。ドイツの、ペットのインターネット販売については、ドイツカテゴリーの記事で後日詳述します。


Deutschlandweite Aktion: Beratung vor dem Welpenkauf.
Welpenkauf beim Zoo händler, Schnäppchenanzeigen in Zeitungen und im Internet, Verkauf aus dem Kofferraum.
Leider tägliche Realität.
Der Hund als Ware(Wäre が正しいでしょうね) – wird auch als solche behandelt.

ドイツ全土に対して行動を:仔犬を購入する前のアドヴァイス。
仔犬はペットショップで購入されたり、また仔犬は、新聞やインターネットで激安価格で広告が出され、クルマのトランクで販売されます。
残念ながら、それがドイツで毎日行われている現実です。
商品として、犬はそのように扱われています。



 以上より、NHKの番組で報じられている、あいつぐ犬の遺棄 なぜ"命"は捨てられる?で、「法律により、スイスでは生き物そのものを営利で売買することができない」は全くの嘘です。さらにスイスでは、日本よりペット販売に対する規制がむしろゆるいとも言えるのです。
 スイスでは、近年急増している東ヨーロッパからの安価な仔犬輸入(スイス国内での新規登録犬の約半数が東ヨーロッパなどからの輸入犬)とともに、小規模な素人ブリーダーの安価な仔犬販売がティアハイムの経営を圧迫しています。NHKの本番組が報じている、「スイスではペットの生体販売が禁じられているために、犬などのペットはティアハイムでしか入手できない」は、真っ赤な嘘です。スイスにおけるティアハイムの経営難は、次回以降の記事で述べます。


(画像)

 NHKの番組、あいつぐ犬の遺棄 なぜ"命"は捨てられる? で用いられた画像。ペットショップに×がついており、ティアハイムとあります。番組内で「スイスでは生き物の営利売買が禁じられているので、犬などはティアハイムでしか入手できない」という説明です。
 私が先の記事でも述べた通り、スイスでは、新規の犬登録の約半数が東欧諸国から輸入された安価な仔犬です。さらに、素人ブリーダーのインターネット販売がこれほど盛況であれば、ティアハイムの販売シェアはほとんどないと推測できるのではないでしょうか。NHKは事実関係の取材もせずに、番組制作者の妄想だけで番組を制作しているとしか言わざるを得ません。放送倫理にも反しますし、海外に対しても恥ずかしいこといです。猛省するべきでしょう。

NHK 週間ニュース深読み


(追記)

・NHKに対する苦情・抗議はこちら
みなさまの声にお答えします NHK

・放送番組に対する第三者の監理機関
BPO 放送倫理・番組向上機構


(資料)

NHKからメール送信されてきた回答全文(伏字以外は無修正です)。

***** 様

いつもNHKの番組やニュースをご視聴いただき、ありがとうございます。

この度は、貴重なご指摘、ご意見、誠にありがとうございました。
番組へのお問い合わせについて、回答させていただきます。
番組のプレゼンテーションでは、前提として、
 ・憲法で80条で世界で初めて動物保護の精神を盛り込んだ
 ・憲法に基づいて法律を作り、動物保護の精神を徹底した
 ・これによっていろんなルールができた
とお伝えしました。
その上で、
 ・結果的にスイスでは生き物そのものを営利で売買することができない
と説明しました。

ご指摘のとおり、憲法や法律の条文そのものにペットショップ禁止が
記されているわけではないですし、この点、私どもも取材の中で
把握しておりましたので、スイスの動物保護の事例として、
上記のようにお伝えしました。

以上、回答申し上げます。改めまして貴重なご意見ありがとうございました。
今後の番組作りの参考にさせていただきます。よろしくお願いいたします。

今後とも、NHKをご支援いただきますようお願いいたします。
お便りありがとうございました。

「週刊ニュース深読み」担当
NHKふれあいセンター(放送)


本メールアドレスは送信専用のため返信はできません。
お問い合わせは所定のメールフォームからお願いします。

http://www.nhk.or.jp/css/goiken/mail.html

スマートフォン:http://www.nhk.or.jp/css/sp/



 「生き物そのものを営利で売買することができない」国なんて、地球上で皆無でしょうね。ましてやスイスは、畜産業は比較的盛んな国です(嘲笑)。「生き物そのものを営利で売買することができない」のであれば、畜産業は成り立ちません。
 この回答をしたNHKの職員は、自分でもおかしなことを書いていると思わなかったのかしら?この方の知能が正常であるとは思えません(爆笑)。
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非公開コメント

また、NHKに申し出をしました!

本番組では、「スイスでは営利で生き物を売買することができない。だから犬はティアハイムでしか入手できない」との趣旨が報じられていた。
しかしスイス連邦のTierschutzverordnungでは、犬であれば年間販売数20未満、3同腹未満であれば、法律の規制は全く受けない(それを超える場合でも、州の免許を受ければ生体販売も合法で、事実スイスにはいくらでもある)。
日本で禁じられている、インターネット販売でも多くの仔犬が売られている。
「スイスでは生き物の営利売買が禁じられているためにティアハイムでしか犬を入手することができない」根拠を必ず回答せよ。
http://eggmeg.blog.fc2.com/blog-entry-549.html

多分、またガン無視でしょうね(大笑)。

No title

でしょうね。こう言う問題に関わらず、日本人は自国を貶めたい人間が多いのですから。

お久しぶりです。
久しぶりに犬の輸入を考えていて(日本には少ない犬種です)何気なくネットで検索していてKijijiを見て「え?」と思った人間です。で、NHKの番組を見て「嘘だろ〜」と思っていたら、やっぱり大嘘だったんですね。
大体動物を営利目的で販売出来ない国があるとしたらどこか知りたいですね。
もし、犬はティアハイムでしか入手出来ないのだとしたら、一体どこからその犬達はどういう経路でティアハイムに来たと言うのでしょう。

Re: No title

昇汞様、コメントありがとうございます。

> 久しぶりに犬の輸入を考えていて(日本には少ない犬種です)何気なくネットで検索していてKijijiを見て「え?」と思った人間です。で、NHKの番組を見て「嘘だろ〜」と思っていたら、やっぱり大嘘だったんですね。

はい、残念ながら本番組はほぼ全てが嘘、ないし許容範囲をこえた偏向です。
kijijiには、「ペットの航空輸送」のバナー広告がついていて、大笑いですね。


> 大体動物を営利目的で販売出来ない国があるとしたらどこか知りたいですね。

福島みずほ議員が、「イギリスでは犬猫の販売を禁じている」とHPで述べています。
日本は、イギリスからかなりの数の犬を輸入しています(国別5位)。
全国模試で1位になったことがあり、東大呆学部卒の弁護士ですからね。
愛誤カルトに毒されると、例外なく白痴化するのでしょう。


> もし、犬はティアハイムでしか入手出来ないのだとしたら、一体どこからその犬達はどういう経路でティアハイムに来たと言うのでしょう。

少し考えれば分かることです。

ところで以前、昇汞様がご指摘された「スイスでは断耳断尾の犬は入国させることができない」は本当です。
根拠は、一連の記事で何度か引用した、スイス連邦動物保護規則・令(Tierschutzverordnung )です。
「販売目的の断尾断耳の犬の入国は認めない。
と言うことは、断耳断尾していない犬の販売目的の輸入は良いということでしょう(大笑)。
とあり、短期滞在者の持ち込みは許可されますが、再販売しない事の証明や手続きが面倒なので、事実上「持ち込み禁止」です。
マスメディアの情報より、こちらの読者様の情報の方が正しいです。
なおスイスでは、スパイクカラーは禁止です。
プロフィール

さんかくたまご

Author:さんかくたまご
当ブログのレコード
・1日の最高トータルアクセス数 8,163
・1日の最高純アクセス数 4,956
・カテゴリー(猫)別最高順位7,928ブログ中5位
・カテゴリー(ペット)別最高順位39,916ブログ中8位

1959年生。
大阪府出身、東京育ち(中学は世田谷区立東深沢中学校、高校は東京都立戸山高校です)。
現在は、兵庫県西宮市在住です。
一人暮らしです。

趣味はクルマをコロガスこと(現在のクルマは4代目のメルセデスベンツです。ドイツ車では5代目)、庭での果樹栽培、家の手入れ掃除です。
20歳代前半から商品先物、株式投資をはじめ、30歳で数億円の純資産を得るが、その後空売りの深追いで多くを失う。
平成12年ごろから不動産投資を行い成功、現在50数戸を無借金で所有。
不動産投資では、誰も見向きもしなかったキズモノ、競売物件などをリノベーションする手法です。

なお、SNS、掲示板、QandAサイトなどでは、多数の本ブログ管理人の私(HN さんかくたまご)(武田めぐみ)のなりすまし、もしくはそれと著しく誤認させるサイトが存在します。
しかし私が管理人であるサイトは、このページのフリーエリアにあるリンクだけです。
その他のものは、例えば本ブログ管理人が管理人と誤認させるものであっても、私が管理しているサイトではありません。
よろしくお願いします。

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