NHKよ、「スイスでは生き物そのものを営利で売買することができない」とは気が狂ったのか~スイスでは、東欧諸国から輸入された仔犬販売が激増しています
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(Zusammenfassung)
NHK (Japan von staatlichen Medien) sind verrückt.
NHK berichtete, "Swiss verbietet Gewinn Kauf und Verkauf von Tieren".
Die Schweiz ist die Viehwirtschaft floriert?
Das ist richtig.
Um die Tiere von Handelsgeschäften zu verbieten, es gibt kein Land.
In der Schweiz gibt es eine solche Verordnung.
Tierschutzverordnung
"5. Kapitel:5 Gewerbsmässiger Umgang mit Tieren" ohhh ! wow lol !!!
Ein solches Gesetz in Kraft trat, in den Kanton Zürich (1. Mai 2013).
Parkplatzverkäufe von Hunden ab heute verboten
Dies ist kein "verbieten den Gewinn Kauf und Verkauf von allen Tieren."
NHK ist schade Japans.
記事、
・NHKよ、「スイスでは生き物そのものを営利で売買することができない」とは気が狂ったのか~生体販売を禁じているのはチューリッヒ州での露天・移動販売だけです(2013年5月1日施行)、
・NHKよ、「スイスでは生き物そのものを営利で売買することができない」とは気が狂ったのか~スイス連邦法令で、ペットショップでの生体販売を行うことを許可していますが?、
の続きです。これらの記事では、NHKの番組、あいつぐ犬の遺棄 なぜ"命"は捨てられる?で報じられている、「スイスでは事実上生き物の営利売買が禁じられているために生体販売を行うペットショップは無い」が大嘘であることを述べました。スイスでは、東欧諸国からクルマに犬を載せて入国し行商を行う、にわか犬繁殖業者が急増しています。昨年チューリッヒ州では、そのような業者を禁じる法改正がありました。
NHKの番組、あいつぐ犬の遺棄 なぜ"命"は捨てられる?、の要旨は、次のとおりです。
①スイスでは、憲法80条を根拠とした動物愛護精神により、事実上生き物そのものを営利売買できない法律がある。
②したがって、生体販売を行うペットショップは、スイスには存在しない。
③スイスでは、犬(など)を入手するには、ティアハイムから譲渡を受けるしかない。
①については、スイスでは憲法はもとより下位法においても、間接的にもペットショップの生体販売を禁じる規定はありません。さらに②については、スイス連邦動物保護規則・令(Tierschutzverordnung)においては、生体販売を行うペットショップの開業許可に関する条文が明文化されています。例えば、「年間犬20頭以上などの販売を行う業者は、州の免許を得なければならない」などです。つまり零細な、年間の犬販売が20頭未満などの業者は、全く規制はなく営業は自由です。
生体販売を行うペットショップは、スイス国内にごく普通に存在します。犬の生体販売をこなうペットショップも存在します。また、営利の犬のブリーダーはスイスには多数存在し、広告も多く出されています。
記事、NHKよ、「スイスでは生き物そのものを営利で売買することができない」とは気が狂ったのか~生体販売を禁じているのはチューリッヒ州での露天・移動販売だけです(2013年5月1日施行)、においては、①②が、事実無根の大嘘であることを述べました。
今回は、③の、「スイスで犬を入手するには、ティアハイムから譲渡を受けるしかない」が大嘘であることを述べます。
私は、今まで何度もヨーロッパのシェンゲン協定、について述べてきました。シェンゲン協定とは協定国の、相互の国境検査を撤廃するというものです。協定に参加した国々間では、ヒトモノカネの移動が自由です。
私は、ドイツ人が隣国のポーランドへ行き、そこで極めて安価な仔犬や仔猫の純血種を購入することを取り上げてきました。そこで売られる犬猫の価格は、ドイツで台頭している超巨大生体販売ペットショップの10分の1以下、ドイツ国内の優良なブリーダーの30分の1以下の価格です。
シェンゲン協定国間では、ヒトモノカネの移動が自由ですので、ドイツ人は安い仔犬仔猫を求めて、自由に東欧諸国に行き、ドイツに持ち帰ります。東欧諸国がシェンゲン協定に加入する前は、ドイツ人はドイツ国内より安く、購入の手続きが簡単なスペインやベルギーの、生体展示販売のペットショップから仔犬仔猫を購入することが多かったのです。
その図式は、スイスにもそのまま当てはまります。そのために、スイス国内では、ポーランド人やハンガリー人のにわかブリーダーがクルマに仔犬などを載せてスイスに入国し、高速道路のSCなどで激安仔犬などの露天商を店開きするケースが激増しました。また、スイス国内のペットショップでも、東欧から安い仔犬を輸入して販売する業者もあります。それ以前にもスイス人は、スペインなどに出向いて安価な子犬などを、生体販売ペットショップから購入していました。
それを裏付ける調査があります。スイスでの、直近の登録犬は、約半数が輸入犬です(この事実については、のちの記事でスイスの資料を提示して詳しく述べます)。輸入犬のほとんどがこのようなポーランド人、ハンガリー人のにわかブリーダーの行商(露天・移動)販売や、それを輸入したスイスのペットショップ、スイス人がスペインなどに出向いて、生体販売ペットショップで購入したものであることは間違いありません。
したがって、NHKの番組、あいつぐ犬の遺棄 なぜ"命"は捨てられる?、で述べられている、「③スイスで犬を入手するには、ティアハイムから譲渡を受けるしかない」は、真っ赤な嘘です。
東欧諸国から、にわかブリーダーがクルマに犬を載せて、スイス国内で露天販売をすることに対して、スイスは、やっと対策に着手しました。「全ての動物について、行商(移動・露天)販売を禁じる」との法改正を、スイスのチューリッヒ州は2013年5月1日に行いました。
以下に、それを報じる記事を引用します。マスメディア、news.ch の記事より。Parkplatzverkäufe von Hunden ab heute verboten 「今日から犬の駐車場での行商(露天・移動販売)は禁止されます」。2013年5月1日。
Zürich - Heute (1. Mai 2013) tritt das Tierseuchengesetz in Kraft, deren Änderungen die Schweizer Bevölkerung am 25. November 2012 per Volksentscheid angenommen hatte.
Darunter auch der so genannte Hausierhandel.
Er ist ab 1. Mai für alle Tiere verboten.
Eine gängige Masche unseriöser Hundehändler ist damit ab heute illegal: Hunde dürfen nicht mehr aus dem Kofferraum auf Parkplätzen bzw. auf offener Strasse verkauft werden.
43,9 Prozent der neu registrierten Hunde stammen aus dem Ausland.
チューリッヒ州ー今日の動物保護法の決定(2013年5月1日)は、動物たちの疾病(東欧から輸入された仔犬などは、劣悪な飼育と販売環境で多くが病気であるため)がスイスの世論を動かし、それが2012年11月25日の住民投票により採択され、法律改正の原動力となりました。
いわゆる行商(移動・露天販売)を包含します。
2013年5月1日から、すべての動物での行商(露天・移動販売)が禁止されます。
今日から誰もが、犬は、駐車場や路上で、クルマのトランクで販売することはできません、そのような、メッシュケージで犬を売る販売業者は違法となります。
新規に登録された犬の43.9%は、(このような)海外から持ち込まれたものです(なお、2013年には、さらに輸入犬の割合が増えています。
(画像)
①スイスでは、憲法80条を根拠とした動物愛護精神により、事実上生き物そのものを営利売買できない法律がある。
②したがって、生体販売を行うペットショップは、スイスには存在しない。
③スイスでは、犬(など)を入手するには、ティアハイムから譲渡を受けるしかない。
以上を説明した画像。これらの内容は、全て事実無根の真っ赤な嘘、捏造です。私が想像するには、動物愛護に関する自称(大笑)専門家が、チューリッヒ州の、「動物の全てで、行商(露天・移動販売)のみ禁じる」法改正を聞きかじって、「スイスでは動物のすべての営利販売を禁じている」と曲解して日本に広めたのではないでしょうか。
海外の動物愛護情報では、意図的なものか当事者が無知蒙昧なのかは知りませんが、そのような情報が多すぎます。「イギリスでは生体販売ペットショップを禁じている」もそうです。イギリスでは行商(露天・移動)販売は禁じられていますが、固定店舗型ペットショップででは、犬猫なども生体販売が認められています。英語は義務教育で習っているはずなのに、嗚呼。事情を知る者は、思わず赤面してしまいます。

(追記)
・NHKに対する苦情・抗議はこちら
みなさまの声にお答えします NHK
・放送番組に対する第三者の監理機関
BPO 放送倫理・番組向上機構
・スイスの雑誌、Hunde magazin 「犬マガジン」の記事、Billig WelPen aus dem Ausland Eine «Produktinformation» 「外国産の安価な仔犬 それはただの商品」Billig WelPen aus dem Ausland Eine «Produktinformation»。
スイスが輸入している、東欧諸国の犬の生産現場の悲惨さと、生体販売について記事です。犬の生体販売の画像もあります。まあ、動物愛護家の記事ですので、多少の偏向はあるでしょう。
・ドイツ語では、行商は、Hausierhandel です。それを、上記の記事では、 Haushierhandel と ミススペルしているのです。 Haushierhandel は単に商社という意味なのです。このようなスイスのマスメディアのミスも、日本での誤解につながったのかもしれません。全文を読めば、禁じられたのは、Hausierhandel (=行商)であることは明白なのですが。
こんなことを、遠く離れたアジアの日本人から指摘されていては世話ないです。しっかりしてくださいよ、スイス人(苦笑)。
NHKからメール送信されてきた回答全文(伏字以外は無修正です)。
***** 様
いつもNHKの番組やニュースをご視聴いただき、ありがとうございます。
この度は、貴重なご指摘、ご意見、誠にありがとうございました。
番組へのお問い合わせについて、回答させていただきます。
番組のプレゼンテーションでは、前提として、
・憲法で80条で世界で初めて動物保護の精神を盛り込んだ
・憲法に基づいて法律を作り、動物保護の精神を徹底した
・これによっていろんなルールができた
とお伝えしました。
その上で、
・結果的にスイスでは生き物そのものを営利で売買することができない
と説明しました。
ご指摘のとおり、憲法や法律の条文そのものにペットショップ禁止が
記されているわけではないですし、この点、私どもも取材の中で
把握しておりましたので、スイスの動物保護の事例として、
上記のようにお伝えしました。
以上、回答申し上げます。改めまして貴重なご意見ありがとうございました。
今後の番組作りの参考にさせていただきます。よろしくお願いいたします。
今後とも、NHKをご支援いただきますようお願いいたします。
お便りありがとうございました。
「週刊ニュース深読み」担当
NHKふれあいセンター(放送)
本メールアドレスは送信専用のため返信はできません。
お問い合わせは所定のメールフォームからお願いします。
http://www.nhk.or.jp/css/goiken/mail.html
スマートフォン:http://www.nhk.or.jp/css/sp/
「生き物そのものを営利で売買することができない」国なんて、地球上で皆無でしょうね。ましてやスイスは、畜産業は比較的盛んな国です(嘲笑)。「生き物そのものを営利で売買することができない」のであれば、畜産業は成り立ちません。
この回答をしたNHKの職員は、自分でもおかしなことを書いていると思わなかったのかしら?この方の知能が正常であるとは思えません(爆笑)。
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