続・女性自身の記事、「ドイツ殺処分ゼロ」のあまりに酷い嘘を暴く~ベルリンティアハイムは、健康な犬でも殺処分していることを認めています
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(Zusammenfassung)
Wochenzeitschrift, ” die " jyosei-jisin (Frauen selbst) ", für den Tierschutz in Deutschland berichtet. Es ist verboten, Tiere in Deutschland zu töten. Es wird von der deutschen Tierschutzgesetz festgelegt. Also, ist Tierehaim Berlin Null Tiere zu töten. Es gibt keine Tierhandlung in Deutschland. In Deutschland ist es gesetzlich verboten, lebende Tiere zu verkaufen."
Von Menschen, die diesen Satz gelesen haben, werde ich beurteilt werden deutsche Fähigkeit ist gering.
Aber ich bin direkt zu übersetzen.
Reporter von "jyosei-jisin (Frauen selbst)" ist ein Irrer, vielleicht.
・・・・・Schweren Herzens: Tierheim tötete Hunde Tierheim bestätigt, dass verhaltensgestörte Hunde in der Einrichtung mit einer Spritze getötet werden mussten.(Ohhhhhh ! großes Lachen erhalten!).
記事、女性自身の記事、「ドイツ殺処分ゼロ」のあまりに酷い嘘を暴く~ベルリンティアハイムは、健康な犬でも殺処分していることを認めています、の続きです。前回記事では週刊誌「女性自身」の、ドイツの動物愛護に関する記事がほぼ全て嘘の羅列であることを述べました。その中の記述、「世界中の動物愛護団体が手本にする『ティアハイム ベルリン』。なぜ、ここでは『殺処分ゼロ』を実践できるのか」が大嘘であることを暴きます。ベルリンティアハイムは昨年、ドイツのマスメディアを通じて、健康であっても犬などの殺処分を行っていることを公に公表しました。
前回記事で引用した、週刊誌「女性自身」の記事から再び引用します。ペット先進国・ドイツ 犬の殺処分ゼロが実現できる理由。2014年10月12日。
「ペット先進国」のドイツは、殺処分が0頭!
世界中の動物愛護団体が手本にする「ティアハイム ベルリン」。
なぜ、ここでは「殺処分ゼロ」を実践できるのか。
しかし、週刊誌「女性自身」の上記の記事の記述に全く反する報道を、ドイツのマスメディア(ベルリン・ツァイトゥング)がしています。
Schweren Herzens: Tierheim tötete Hunde Tierheim bestätigt, dass verhaltensgestörte Hunde in der Einrichtung mit einer Spritze getötet werden mussten.「沈痛な心で、ベルリンティアハイムは犬を殺す。ベルリンティアハイムは、不適応犬を注射という方法で殺さなければならなかったことを認めました」。2013年11月17日。より引用します。
Das Tierheim Berlin – Zufluchtsstätte und oft letzte Rettung für Tiere, die ausgesetzt oder sogar misshandelt wurden.
Doch in seltenen Fällen müssen sich die Verantwortlichen der Einrichtung in Falkenberg einer traurigen Notwendigkeit beugen.
Tierheim-Vorstand Ines Krüger (46) spricht in der BZ erstmals öffentlich aus, was bisher nur ein Gerücht war: "Ja, in einigen Fällen müssen wir Hunde einschläfern."
Die Mitglieder: ein Vertreter der Tierheimleitung, ein behandelnder Veterinär, der zuständige Amtsveterinär, der Pfleger des Hundes, ein Vorstandsmitglied des Tierheims.
Beispiel: Wurden andere Unterbringungsmöglichkeiten in Erwägung gezogen?Oder:
Stellt der Hund für keinen der zuständigen Tierheimmitarbeiter, selbst unter Sicherheitsvorkehrungen, keine Gefahr dar?
ベルリンティアハイムー避難所、それは多くの場合、飼育放棄されたり虐待にさらされてきた動物たちにとっては、最後の砦です。
しかしフェンケンベルクにあるこの施設の責任者は、しばしば悲しいことにこの必要性に反することをしています。
ティアハイムの執行役員のイネス・クルーガー氏(46)は、以前は単なる噂だったこと(ベルリンティアハイムが収容動物の殺処分を行っていること)を、公に初めてBZ(ベルリン・ツァイトゥング=新聞社)に公表しました。
「(ベルリンティアハイムが収容動物の殺処分を行っているという噂は)その通りです。いくつかのケースでは、私たちは犬を安楽死させる必要があります」。
ティアハイムの管理部門の代表者、権限のある担当の行政獣医師、犬の飼育担当者、ティアハイムの役員のメンバーら(、「女性自身」の記事にあるように、「複数の獣医師の診断が必要」とは書いていません)により、収容動物の致死注射(安楽死)を決定します。
(安楽死決定に考慮されることは)例えば、他に収容できる施設があるかどうか(単なる過剰収容でも安楽死の理由になるということです)?
または犬の場合、スタッフが有能で安全対策が可能であり、危険を避けることができるか?ということです(つまり攻撃的で危険な犬は安楽死の対象になるということです)。
ティアハイムのビジネスのしくみや組織形態については、後の記事で詳述します。日本では誤解されていますが、ドイツのティアハイムは、完全に非営利の慈善団体ではありません(ましてや公的機関ではありません。そのように誤解されている方もいますが。ティアハイムは完全な民営組織です)。日本で言えば、協同組合や一般社団法人が近い組織形態です。
不要ペットを有償で引き取り、有償譲渡するなどの営利ビジネスに対しては課税されます。純粋な寄付金(にも課税されています)もありますが、営利ビジネスによる収入がティアハイムの経営の大きな柱です。ティアハイムは日本では、日本の公益法人やNPO法人のような、非営利性が高い慈善団体と同じように日本では思われていますが、それは誤解です。
ティアハイムは言わば、先に述べましたとおり、「有償で不要ペットを引き取り、有償で再譲渡する営利事業」をおこなう民間団体です。犬猫などの引取り手数料や、犬のしつけ教室の参加費、ペットの再販売価格、老犬老猫ホーム(これが「終生飼育」のからくり。飼い主が高額の飼育料を払い続ける限り飼育は行われる)なども含めた実際の販売価格は、日本で思われているよりはるかに高額です。ティアハイムに手数料を払って、飼えなくなったペットを引き取ってもらう飼い主は、獣医師に安楽死を依頼するのが忍びないからです。「ティアハイムに預ければ、殺処分せずに新しい飼い主が引き取ってくれる」という望みを託すのです。
ティアハイムがありのままに「わが団体は収容動物の安楽死を行っています」と公言すれば、仕入れに差し障ります。ですから建前でも「我が団体は殺処分ゼロです」と言うのです。ティアハイムが殺処分を行っているのは公然の秘密でしたが、それを認めざるを得ない状況(過剰収容と販売不振)になってきたということでしょう。つまり「公然の秘密」が「公然の公然」になっただけです。
なお、日本の保健所での殺処分数と「ティアハイムは殺処分ゼロ」の、ティアハイムの殺処分数を比較する方がいますが、極めてナンセンスです。日本の保健所での殺処分数は、1頭単位の正確な公的統計資料です。対してドイツのティアハイムは、なんら殺処分数を公表する義務はありません(私的引受に関しては。行政からの受託飼育は年次報告書の公表が義務づけられます)し、仮に「90%以上の殺処分率」を「わが団体は殺処分ゼロです」と公表しても、罰する法律はドイツにはありません。
さらに先に述べた通り、ティアハイムはビジネス遂行上、建前上は「殺処分ゼロ」か、「殺処分は極めて限定的です」としか公表しません。また、法律で原則すべての犬猫の引取りが義務付けられている日本の保健所と、そうではない民間団体のティアハイムを同列に論じることはできません(続く)。
・「女性自身」の記事に対する苦情はこちらへ。
光文社 オンラインでのお問い合わせ
SNSで私が「殺処分と安楽死を混同している」、「ティアハイムで行っていることは安楽死であって殺処分ではない」という意見があるようです。それについて読者様からご報告いただきましたので、前回記事で回答をしております。私は、「殺処分と安楽死を混同」などしておりません。
またまたお聞きします
また質問です。
とある方がとあるSNSにて、殺処分と安楽死は別。それをごちゃ混ぜにしてはいけない。
というような書き込みをしていました。
この部分はどのような認識・解釈をすればよいのでしょうか?
それともう一つ。
この記事のコメントに、熊本市のセンター職員が野良猫の遺棄をさせて、それをすっぱ抜かれた。
とありますが、それはどちらですっぱ抜いたのでしょうか?
教えてください。
よろしくお願いします。
2014-10-17(13:42) : もるせが URL : 編集
Re: またまたお聞きします
もるせが様、コメントありがとうございます。
殺処分については、私はこのブログ内でしばしば定義しています。
http://search.yahoo.co.jp/search?p=%E3%81%95%E3%82%93%E3%81%8B%E3%81%8F%E3%81%9F%E3%81%BE%E3%81%94+%E6%AE%BA%E5%87%A6%E5%88%86+%E5%AE%9A%E7%BE%A9%E3%80%80%E5%BA%83%E7%BE%A9%E3%80%80%E7%8B%AD%E7%BE%A9&aq=-1&oq=&ei=UTF-8&fr=top_ga1_sa&x=wrt
1、広義の殺処分とは、①飼育動物もしくは人の管理から離れた飼育動物種を(野生動物の場合は駆除です)、②便益を目的とせずに(肉などの便益を目的とする場合は屠畜です)、③合法的に殺すこと、の全ての条件を満たすこと。
例えば、ドイツで民間人ハンターが犬猫を射殺することや、畜産家が私的に病畜を殺害処分すること、犬猫などの飼い主が獣医師に依頼して安楽死させることなどの他、保健所での犬猫殺処分、家畜伝染病予防法に基づき、行政が強制的に家畜を殺害処分を命じて行うもの、ドイツなどで、飼育が禁止されている犬や咬傷事故を起こした犬などを押収して強制的に殺害処分することなどです。
2、狭義では、①②③を行政機関が行う、もしくは行政命令、行政が派遣した獣医師などにより行政が関与して制度として行うもののみをさします。
対して安楽死は、殺害方法の一形態です。
私は全米獣医師学会が安楽死と認めている手法を、全て安楽死としています。
全米獣医師学会
動物の安楽死ガイドライン
https://www.avma.org/KB/Policies/Documents/euthanasia.pdf
こちらによれば、麻酔注射や二酸化炭素死は、安楽死として認められています。
イギリスなどでは合法で、広く行われている脳を破壊する銃殺は、グレーゾーンという位置づけです。
首吊りや溺死は全く安楽死ではありません。
しかしイギリスでは、犬などの飼い主自ら行う場合は、銃殺などは合法です。
ですから銃殺など必ずしも安楽死と言えない方法で殺害した場合も殺処分です。
不要になった犬を飼い主が獣医師に依頼して安楽死を行うのも殺処分です。
例えば、大田区であったような、動物愛護管理法違反のエチレングリコールや壁に叩きつける猫の殺害方法は合法ではありませんので③に反し、殺処分ではありません。
違法な殺害、虐待です。
私は、このブログで「殺処分(多くの場合は広義の意味で用いています。しかし用語の厳格性を求める場合は、「行政が行う殺処分」などの断りを入れています)」や、「安楽死」という」ワードを用いる場合は、必ず上記の定義を念頭においています。
むしろ「殺処分」や「安楽死」の定義も明確にしていない状態でその語をその時の都合に併せて使っているのは、いわゆる愛誤さんじゃないですか。
> この部分はどのような認識・解釈をすればよいのでしょうか?
重要なキーワードは、私は繰り返し定義を述べてきています。
「ある方がとあるSNSにて、殺処分と安楽死は別。それをごちゃ混ぜにしてはいけない」。
この方は相当知能が低いです。
頭にウジ、じゃなかった、トキソ原虫が湧いているんじゃないですか。
白痴とは議論になりません。
殺処分で、安楽死を採用する場合もありますし、安楽死とは言えない方法を用いる場合もあります(イギリスでの犬の銃殺や首吊りなど)。
殺処分とは、動物を殺害する「目的別の分類」です。
つまり、屠殺、殺処分、駆除などは目的が異なります。
安楽死とは、動物を殺害する「手段の分類」です。
安楽死、安楽死とは言えない殺害方法、虐殺死などです。
ですから私は、「ドイツでは殺処分は原則麻酔を用いた安楽死を行うことが法律で義務付けられている」と書いています。
> 熊本市のセンター職員が野良猫の遺棄をさせて、それをすっぱ抜かれた。
> とありますが、それはどちらですっぱ抜いたのでしょうか?
TVニュースだと思われますが、youtubeに録画がアップされています。
スッパ抜かれたというよりは、バカTV局が、再遺棄を指示した熊本動物愛護センターの職員のこの行為を「美談」として報じています。
https://www.youtube.com/watch?v=zls58-waNKM&feature=youtu.be
これについての批判をされているブログはこちら。
http://blog.goo.ne.jp/nekofun-higai/e/4965db49557de617fc1cff47bda1db04
2014-10-17(14:54) : さんかくたまご URL : 編集
ご丁寧な回答ありがとうございます。
肝心な基本のキの定義をシッカリ頭に叩き込んでおきます^_^;
熊本のヤツを観ました。
あれは明らかに再遺棄を職員が指示していますね。
これは問題にならなかったのですかね?
ちなみに指示している獣医師の職員は、片野ゆか著の「ゼロ」で中心的に英雄然として描かれていた人ですね^_^;
過去記事も順繰りに読ませていただきます。
ありがとうございました。
2014-10-17(16:03) : もるせが URL : 編集
Re: タイトルなし
もるせが様
つい、いらっ、とした文面になり失礼しました。
> 熊本のヤツを観ました。
> あれは明らかに再遺棄を職員が指示していますね。
TVで「仔猫が母親の元に帰れる」などとあって、TV局の番組変臭も極まったか、という感じです。
> これは問題にならなかったのですかね?
保健所の副所長の指示で、警察に届けられた仔猫を再遺棄した警察の職員と、副所長が動物愛護管理法の遺棄罪で書類送検されました(不起訴決定でしたが)。
映像という証拠があるのだから、この職員も告発したらどうですか。
> 指示している獣医師の職員は、片野ゆか著の「ゼロ」で中心的に英雄然として描かれていた人ですね^_^;
情報提供ありがとうございました。
片野ゆか氏の著書は触りを読んでいます。
犬猫偏執の典型的愛誤だと思います。
> 過去記事も順繰りに読ませていただきます。
ありがとうございます。
また何かありましたならば、ご指摘ください。
つまり、ティアハイムでは、「麻酔薬という方法の安楽死で殺処分を行っている」。
日本の保健所は「二酸化炭素死という方法の安楽死で殺処分を行っている」。
です。
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