続・「少女が6匹の仔犬を川に投げ捨てる」動画はドイツで炎上したが・・・警察が捜査を行わなかった背景
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(Zusammenfassung)
Hier wirft ein Mädchen sechs Hunde-Babys in den Fluss.
Grausames Video im Internet Dieses Mädchen wirft 6 Hundewelpen in Fluss.
Dieses grausame Internet-Video schockt Millionen Tierfreunde in aller Welt.
Die süßen Hunde ertrinken jämmerlich!
Marion Dudla (34) vom Deutschen Tierschutzbund: “Die Welpen haben keine Chance an Land zu kommen.”
Die Tierrechtsorganisation PETA USA (People for the Ethical Treatment of Animals) hat deshalb eine Summe von 2.000 US-Dollar auf Hinweise ausgesetzt, die zur Ergreifung der Täterin führen.
Identität der Täter wurde nach einer Weile klar.
aber ...
前回記事、「少女が6匹の仔犬を川に投げ捨てる」動画はドイツで炎上したが・・・、の続きです。前回記事では、ドイツで「少女が6匹の犬を川に投げ捨てる」動画がインターネット上で公開され、ドイツPETAが懸賞金付きで、この少女の身元情報の提供を募ったことを書きました。程なくしてこの少女の本名・住所などが明らかになりました。ドイツPETAに同調するドイツ大手メディアが、少女と撮影した兄の個人情報を公開し糾弾しました。しかしドイツ警察当局は、少女と兄の刑事事件としての捜査を開始していません。したがって、妹兄の刑事処分は無かったと思われます。
ドイツPETAが、インターネット上で公開された「少女が6匹の仔犬を川に投げ捨てる」動画での、実行者である少女らに関する情報提供を懸賞金付きで呼びかけました。懸賞金は、2、000USドルです。ほどなくして、仔犬を川に投げ捨てた少女と撮影した少女の兄の身元が判明しました。ドイツPETAに同調するドイツの某マスメディアは、妹兄の個人情報を暴いて糾弾しました。少女は18歳でした。
なお本記事は、ドイツという外国とはいえ、個人情報を本人の同意なく公開したマスメディアの違法性に鑑み、記事のリンクはつけていません。ドイツ語の記述は、原文のままです。ドイツのマスメディアは、インターネット版記事で、ドイツPETAのHPを引用し、マスメディアも少女らに関する情報提供を呼びかけました。本記事から引用します。
Quelle: PETA Deutschland e. V.
Zeugen gesucht: Tierquälerin wirft Welpen in einen Fluss.
Die Tierrechtsorganisation PETA USA (People for the Ethical Treatment of Animals) hat deshalb eine Summe von 2.000 US-Dollar auf Hinweise ausgesetzt, die zur Ergreifung der Täterin führen.
Zeugen melden sich bitte, gerne auch anonym, bei PETA Deutschland e. V. unter 0172 / 7103632.
Zahlreiche Menschen fanden bereits im Internet nach der Identität der jungen Frau.
PETA Deutschland e. V. Sobald die Täterin ermittelt ist, wird sich PETA an die Behörden vor Ort wenden und eine angemessene Bestrafung fordern.
In Deutschland könnte diese bis zu 3 Jahre Haft oder eine hohe Geldstrafe umfassen.
ドイツPETA(HP)より引用。
証人を募集:動物虐待者は、川に仔犬を投げ捨てています。
動物の権利団体PETA(動物の倫理的扱いを求める人々)は、(この動画の)加害者の補足につながるための、明らかな情報提供に対して、合計2,000USドルの提供を行うとしています。
目撃者は匿名での情報提供をお願いします、ドイツPETA e.V 0172 / 7103632まで。
多くの人は、インターネット上で、(仔犬を川に投げ捨てた)若い女性の身元を突き止めていました。
ドイツPETAは、加害者が特定されれば、地元当局に連絡し、適切な処罰を要求するとしています。
ドイツでは、この行為に対しては、最長3年の懲役もしくは重い罰金科すことができます。
この川に6匹の仔犬を投げ捨てた少女の身元が判明し、少女は18歳でした。また、この動画を撮影したのは少女の兄でした。妹兄は、警察の捜査を受けることはありませんでした。したがって妹兄は、刑事処分を受けていないものと思われます。私が、この事件に関する情報をドイツ語、英語で検索したところ、妹兄に対する警察の捜査行われた、もしくは刑事処分を受けたという情報は見つかりませんでした。
ドイツPETAに同調するドイツの某メディアは、妹兄の個人情報を公開し、糾弾しました(当然、当事者である妹兄は、個人情報の公開に同意はしていないでしょう)。ドイツPETAとそれに同調するメディアは、この事件を起こした妹兄に対する私的な制裁を行ったと言えます。
この「6匹の仔犬を投げ捨てた」動画がインターネット上に公開されたことについて、ドイツではインターネット上での議論が行われました。このように仔犬を殺害(したとは画像からは明らかにできませんが、おそらく仔犬は死んだと思われます)することに対する感想、背景なども寄せられています。
議論では、動物愛護団体PETAやマスメディアの妹兄に対する攻撃に対して、むしろ「妹兄の行為(仔犬を川に投げ捨てたこと)」に「やむを得ない」「農家ではこのようなことは普通に行われている」という肯定的な意見が目立ちました。
その背景には、ドイツなどの公的殺処分施設をもたない(公的殺処分はあります。例えば咬傷事故を起こした犬や、飼育を禁じている犬を違法に飼育していたような場合は、押収して強制的に行政が殺処分を行います。その場合は獣医局などで、麻酔注射による安楽死を行います。ドイツにないのは、二酸化炭素死の殺処分施設がないというだけです。誤解しないでください)国は、このように余剰な犬猫などを私的に殺処分せざるを得ない事情があります。またドイツ動物保護法などは、「現に飼育されている」動物しか保護の対象ではありません。野犬の仔犬であれば、このような殺害でもドイツ動物保護法では犯罪とはなりません。
農家の納屋に、勝手に野犬が仔犬を産み落としたらどうすればいいのでしょうか。農家がその仔犬を終生飼育する義務があるわけがありません。ティアハイムは、再譲渡の見込みのある動物しか引き取りません(ティアハイムが、余剰ペットの終生飼育機関と日本で喧伝されていますが大嘘です。ペットの再譲渡の営利ビジネスです)。ですからドイツ人のコメントでは、「仔犬はティアハイムに届ければいい」はひとつもありません。次回は、それらをご紹介します。
・問題の動画
unter 18 Jahren nicht geeignet 「18才未満は好ましくない」との表示が出ますが、Continue をクリックしてください。無修正版を見ることができます。Frau tötet Hundewelpen: Wer kennt die junge Frau auf diesem Video? 「女性は仔犬を殺す: 誰か、このビデオに写っている若い女性の身元を知っていませんか?」。2010年9月1日。
(画像)
本ビデオの静止画。この事件を報じた別のメディアの記事から転載しました。

(追記)
このサイトに寄せられたコメントです。
堂園美智代
日本の動物虐待に対する罰は、やはり軽いと思います。
宮口健市
日本の動物も、ドイツのTierheimのような施設があると良い。
大沼珠美
日本は動物愛護に関して、本当に後進国。
kizukasami
殺人と同罪です!
岐部あけみ
人間の殺人と同様に厳しい罰を与えるべきです。
有弘佳子
人の命も動物の命も一緒。
仲村雄仁
犯人には同じやり方で死刑を。
jyunko minegisi
ドイツのように実刑にすべきです!!
川名章子
日本もイギリスに習い、動物警察を設けるべき!!
nagawa noami
日本は刑が軽すぎます。
佐々木章子
動物の扱いでその国の品性がわかるものです。
節子 庄川
ドイツのように人間も動物も罪の重さを同罪にするべきです!!
事実無根の大嘘を根拠に、社会的要求を突きつけるのは、もはやテロでしょう。この署名サイトは、テロリスト狂人予備軍の巣窟。根拠があるのならば、こちらに回答してください。ドイツで、野良猫野良犬を殺して実刑になったという実例を教えてください。 なお...。
この署名嘆願サイトでは、せっかく私のサイトのリンクを付けていただいているのに、ほとんどこちら経由からのアクセスはゼロです。昨日も、3,067アクセス中、ゼロでした。
1 http://eggmeg.blog.fc2.com 1,467
2 ブックマーク(リンク元なし) 836
3 http://search.yahoo.co.jp 265
4 http://www.google.co.jp 263
5 http://admin.blog.fc2.com 45
6 http://www.google.co.de 31
7 http://blog.goo.ne.jp 30
8 http://image.search.yahoo.co.jp 26
9 http://www.google.com 16
10 http://analysis.fc2.com 13
11 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp 11
12 http://search.smt.docomo.ne.jp 10
13 http://sp-search.auone.jp 9
14 http://www.bing.com 8
15 http://blog.fc2.com 8
16 http://ooya0083.blog.fc2.com 5
17 http://www.google.co.uk 5
18 http://xxxx75.blog.fc2.com 5
19 http://websearch.rakuten.co.jp 2
20 http://search.azby.fmworld.net 2
21 http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp 2
22 http://matome.naver.jp 2
23 http://l.facebook.com 1
24 http://webwarper.net 1
25 http://lm.facebook.com 1
26 http://search.goo.ne.jp 1
27 http://www.shibatar.com 1
28 http://ksearch.luna.tv 1
http://www.google.com はアメリカ。
tvはツバル。
のちの記事で書きますが、ドイツの「仔犬投げ捨て動画」での、ドイツのインターネットサイトでのコメント投稿では、「外国の○国ではどうだ」という、具体的な外国の国名を出して、その威を借りるような記述はひとつもありません。またあからさまな「嘘」もありません。「この少女を同じように川に沈めてやりたい」といった、コメントは散見しましたが。
コメントの内容の傾向は明らかに違います。署名嘆願サイトのコメントには、精神的な未熟さ、幼稚性を感じました。愛誤さん方は、信奉するドイツをぜひ見習ってください。
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