続・「スイスで犬または猫の肉を食べたことがある人の割合は15%」というマスメディアの調査



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(Zusammenfassung)
Umfrage (Schweiz)
Haben Sie schon einmal Hunde- oder Katzenfleisch gegessen?
Haben Sie schon mal Katzenfleisch gegessen?


 前回記事、「スイスで犬または猫の肉を食べたことがある人の割合は15%」というマスメディアの調査、の続きです。前回記事では、スイスのマスメディアが調査した結果によれば「スイスで犬または猫の肉を食べたことがある人」の割合が15%であることを述べました(2013年。調査対象者10,030名)。対してドイツのマスメディアがオンラインで調査した結果は、「スイスで猫肉を食べたことがある人の割合は48%である」とあります。さらに「スイスで猫肉を食べる人の割合は3%である」と報道している日本のメディアによるニュースももあります。この数値のばらつきを考察してみたいと思います。


 まず、「スイスの犬または猫肉の肉を食べた人の割合」を報じた、それぞれのメディアのニュースをまとめました。


1、スイスの大手メディア、20minuten によるインターネット版ニュース、Schlechte Presse Ein einig Volk von Hunde-Fressern 「新聞でのスイスの悪評 犬を食べることに寛容なスイス国民」。2013年4月1日。

Umfrage
Haben Sie schon einmal Hunde- oder Katzenfleisch gegessen?
Ja, einmal 7 %
Ja, bereits mehrmals 8%
Nein, gehts noch? 85%
Insgesamt 10030 Teilnehmer

調査
あなたは今まで犬や猫の肉を食べたことがありますか?
はい、あります。   7%
はい、何度もあります。   8%
いいえ、ありません   85%
調査対象人数   10.030名


スイス 犬肉


2、同じく、スイスの大手メディア、20minuten によるインターネット版ニュース、«Schweizer sind Katzenfresser» 「スイス人は猫を食べる」。2014年11月27日。

Umfrage
Haben Sie schon mal Katzenfleisch gegessen?
Ja, aber ich würde es nicht wieder tun. 11%
Ja, aber ich würde es nicht wieder tun. 1 %
Nein, das käme mir nie in den Sinn. 80%
Ich weiss es nicht.      8%
Insgesamt 22679 Teilnehmer

調査
あなたは猫の肉を食べたことがありますか?
はい、日常的に食べています。   11%
はい、食べたことがありますが、今後は食べません。   1%
いいえ、食べたいとは思いません。   80%
答えたくありません。   8%
調査対象人数   22,679名
   

スイス 猫肉


3、ドイツの大手メディアexpress.DEのインターネット版記事„SCHMECKT WIE KANINCHEN“Essen Schweizer Katzen? 「それはウサギのような味 猫はスイスの食品?」。2011年1月20日。

Online-Umfrage Zeitung gaben 48% an: „Ja, ich habe schon Katzenfleisch gekostet.“
In Europa wird in ländlichen Regionen der Schweiz Katzenfleisch verzehrt.

新聞のオンライン調査では、「(スイス人で)私は猫の肉を食べたことがあります」との回答は48%でした。
ヨーロッパでは、スイスの農村部で猫肉が食べられています。

(回答者総数は不明)


4、日本の弱小メディアによる報道、ユルクヤル~外国人から見た世界~のインターネット版ニュース。スイス人「犬や猫を食べちゃダメなの?え、なんで?肉は肉でしょ?」。2014年11月27日。

スイスの動物保護団体「SOSシャ・ノワレーグ」が25日、犬食や猫食の非合法化を求めて請願書を議会に提出。
同団体の理事長トミ・トメク氏はAFPの取材に応じ、「スイス国民の約3%がイヌやネコを食用にしている」と語った。



 以上をまとめると、スイスの大手メディア1、2、の報道によれば、犬または猫、もしくは猫肉を食べてことがあるスイス国民の比率は10数%ということになります。3、のドイツのメディアは、「スイス国民で猫肉を食べたことがある人の割合は48%」です。さらに、日本のメディア、4、によれば「スイスで猫を食べたことがある人の割合は3%」とあります。あまりにも数値の差が大きいです。
 まず3、「スイスでは猫肉を食べたことがある人の割合は48%」ですが、オンライン調査を行ったのはドイツのマスメディアです。私が思うには、ドイツ人がジョークでオンライン調査に参加し「私は猫肉を食べたことがある」の選択肢に回答したのではないでしょうか。調査手法や回答者の総数などの記載はありません。回答者のメールアドレスをスイスドメイン(ch)に限ったのか、そうでないかも不明です。私は、ドイツ人はかなりジョークが好きな国民だと思います。ドイツのメディアのインターネットニュースは、読者はドイツ人が圧倒的に多いでしょう。またスイスは第一言語がフランス語である人も多く、スイスはドイツに比較して人口は10分の1しかいません。

 4、の、日本の弱小メディアによる「スイスで猫肉を食べたことがある人の割合は3%」という、インターネット版記事ですが、元記事のURLが示されていません。残念ながら日本のメディアが報じる、海外の動物関連ニュースは、ほとんどが「嘘」「偏向」「誤り」です。元記事のURLが示されていても、なおひどい編集(というか「改変」)がされてることがほとんどです。従って、日本のメディアの「スイスで猫肉を食べたことがある人の割合は3%」は、「嘘」「偏向」「誤り」である可能性が大であると私は思います。ちなみに、ドイツ語で「スイス 猫肉 3%Schweiz Katzenfleisch 3%」で検索したところ、「猫肉を食べたことがあるスイス人の割合は3%」という情報はヒットしませんでした。%をProzent、に変えて検索したところ、(Schweiz Katzenfleisch 3 Prozent)、上記の1、の記事、«Schweizer sind Katzenfresser» 「スイス人は猫を食べる」がヒットしました。すなわち、「猫肉を食べたことがある12% 答えたくない8%」の調査結果を報じた記事です。

 記事、«Schweizer sind Katzenfresser» 「スイス人は猫を食べる」、では、このような記述があります。
 Sie behauptet, rund drei Prozent der Schweizer würden regelmässig, vor allem um die Weihnachtszeit und insbesondere in den Kantonen Bern, Jura und Luzern Büsis. 「とりわけクリスマスの時期には、スイス特にベルン、ジュラ、ルツェルンの州では、約3%の人が毎年(猫肉料理を)食べているだろうと(動物保護団体のメンバー「SOSシャ・ノワレーグ」は)主張しています」。つまり「クリスマスに必ず猫肉料理を食べる習慣がある人は、一部の州では3%である」です。それを日本のメディアが誤った引用をし「スイスで犬猫肉を食べたことがある人の割合は3%である」と報道し、複数のメディアがスイスの情報を確認することなく拡散したものと思われます。

 以上を総合的に考察すれば、「スイスで犬または猫の肉を食べる習慣がある人の割合」は、スイスの大手メディアの報道が最も信頼できるとおもいます。つまり、「スイスで犬または猫の肉を食べる習慣がある人の割合」は10%半ばくらい」が近いのではないかと思います。日本のメディアは、出典を示していません。またドイツのメディアの数値は大きすぎます。
 私がかつて、3、の、ドイツの大手メディアexpress.DEのインターネット版記事„SCHMECKT WIE KANINCHEN“Essen Schweizer Katzen? 「それはウサギのような味 猫はスイスの食品?」をブログで紹介した時に、日本のメディアが報じる「スイスで猫肉を食べたことがある人の割合は3%」という記を根拠にして、「さんかくたまごの記事は大嘘。全てにおいて信頼できない」と拡散されました。また今年も同じ、ドイツの記事をSNSでコメントしたところ、再び日本の弱小メディアの記事を根拠にして「さんかくたまごは大嘘つきで信用できない」と炎上しました。

 私は、海外のニュースをそのまま翻訳して紹介しているだけです。„SCHMECKT WIE KANINCHEN“Essen Schweizer Katzen? 「それはウサギのような味 猫はスイスの食品?」の記述、Online-Umfrage Zeitung gaben 48% an: „Ja, ich habe schon Katzenfleisch gekostet.“は、「新聞のオンライン調査では、『(スイス人で)私は猫の肉を食べたことがあります』との回答は48%でした」、どう解釈してもそうとしか訳せません。私は繰り返しますが、海外のニュースをありのままに訳しているだけです。その真偽については言及していません。


(動画)

 スイスのメディアによる、「犬猫食」に対する街頭インタビュー。「HD~~ Schweizer sollen keine Hunde und Katzen mehr essen.~Teil1~ Kulturschande.ch 「HD〜スイスはこれ以上、犬や猫を食べるべきではありません。〜その1〜Kulturschande.ch。このような「スイスの犬猫食」に関する動画は、多数インターネット上に公開されています。
 ヨーロッパのメディアの報道や、インターネットフォーラムでの「スイスの犬猫食」の話題での盛り上がり方から考察すれば、私はスイス人の犬猫を食べる割合は「10~20%」程度であると、個人的には思います。

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さんかくたまご

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1959年生。
大阪府出身、東京育ち(中学は世田谷区立東深沢中学校、高校は東京都立戸山高校です)。
現在は、兵庫県西宮市在住です。
一人暮らしです。

趣味はクルマをコロガスこと(現在のクルマは4代目のメルセデスベンツです。ドイツ車では5代目)、庭での果樹栽培、家の手入れ掃除です。
20歳代前半から商品先物、株式投資をはじめ、30歳で数億円の純資産を得るが、その後空売りの深追いで多くを失う。
平成12年ごろから不動産投資を行い成功、現在50数戸を無借金で所有。
不動産投資では、誰も見向きもしなかったキズモノ、競売物件などをリノベーションする手法です。

・座右の銘は「人の行く裏に道あり花の山」
・好きな生き物 メジロ
・尊敬する人 ガブリエルシャネル(シャネル社創業者)
・好きな言葉 Das Beste oder nichts「最善か無か」。ダイムラー・ベンツ社の企業理念。私自身は何事も中途半端でいい加減です。ですからこの言葉に憧れます。

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