ノーリードの悪質犬飼育者に手を焼くミュンヘン市~「遠慮はいらん。CSガスと催涙スプレーを使え」ー1
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(Zusammenfassung)
Hundebesitzer immer unverantwortlicher und gefährliche freilaufende Köter.
In München, egoistisch sie ein großes Problem werden.
In München ist die Hundeleine Pflichtveranstaltung.
CS Gas und Pfefferspray sind unbedingt zu empfehlen für alle Radfahrer und Spaziergänger!
Um es zu sehen, sagen dumm Japanisch.
"In Deutschland, ist es nicht notwendig, eine Leine am Hund zu verwenden. Deutschland ist ein wunderbarer Hund entwickelten Ländern."
Wenn Sie eine deutsche, dann würde es sehr wundern.
私はこのブログでしばしば書いていますが、ドイツ連邦共和国全土では、犬は公共の場ではリードの使用が義務付けられています(特別に認められた犬専用公園内と狩猟犬、牧羊犬、許可を受けた盲導犬などは除外)。日本で喧伝されている「ドイツでは、犬のノーリードが認められている」は大嘘です。ノーリードの犬はドイツでは多いのは事実ですが、それは認められているわけではなく、法律を守らない飼い主が多いだけです。ミュンヘン市はノーリードのバ飼い主に手を焼いていて、そのような犬に対しては、CSガスや催涙スプレーを使って歩行者やサイクリストは自衛すべきだと表明しました。
ミュンヘン市には、イングリッシェン・ガルテンという、大きな公園があります。その公園内のみならず、ミュンヘン市では、全域で犬のリードが義務付けられています。しかしこの公園内では、犬にリードを用いない悪質な犬の飼い主が多く、社会問題になっています。サイクリングコースに飛び出してきた犬を避けようとして転倒し、サイクリストが骨折する事故も起きています。
イングリッシェン・ガルテンのみならず、ミュンヘン市では犬の飼い主のマナーが悪いのです。犬が全面禁止の児童公園でも放すなど、犬の悪質飼い主に対する批判が高まっています。
そのような状況で、ミュンヘン市はサイクリストや歩行者に、ノーリードの犬から自衛するためには、CSガスや催涙スプレーを使用するべきだとの見解を示しました。ウィキペディアでは、CSガスについて、このような記述があります。「1m²に10g以上あれば致死効果があり、遅延型アレルギーなどの後遺症も残す可能性」。高濃度であれば、結構危険な物質なんですね。至近距離で用いれば、犬は死ぬかもしれません。
日本のようなお犬様国家では、例えノーリードの犬が攻撃してきたとしても、催涙スプレーを使用すれば犬愛誤から猛攻撃を受けそうです。動物愛護管理法違反で告発する輩も出てくるでしょう。ましてや自治体が公に使用推奨するなんてありえません。
以下は、その問題を報じたTV番組です。2012年7月6日。Hundebesitzer immer unverantwortlicher und gefährliche freilaufende Köter.「常に無責任な飼い主とフリーランニング犬」。
in München im Englischen Garten wird es immer unerträglicher.
CS Gas und Pfefferspray sind unbedingt zu empfehlen für alle Radfahrer und Spaziergänger.
Egoistische Hunde Besitzer und unerzogene Köter gefährden Erwachsene und Kinder.
ミュンヘンのイングリッシェン・ガルテンは、もう耐え難いです。
CSガスと催涙スプレーを(携行することが)、すべてのサイクリストや歩行者のために強く推奨されています。
わがままな犬の飼い主と訓練されていない犬は、大人も子供も危険にさらしています。
・動画の概要
ミュンヘン市では、悪質な犬の飼い主に手を焼いています。市は公然とサイクリストや歩行者に、悪質なフリーランニング犬(ノーリード犬)に対する自衛のために、CSガス(催涙ガス)や催涙スプレーを携行することを推奨しています。
その背景には、悪質な飼い主のフリーランニング犬による事故が絶えないからです。少なからず深刻な傷害事件も発生しています。
ミュンヘン在住の高齢男性は、ミュンヘンの大規模公園、イングリッシェン・ガルテンでサイクリングをしていました。その時に、リードをつけないフリーランニング犬が吠えかかってきました。高齢男性は、それを避けようとして転倒し、骨折する大怪我を負いました。
サイクルロードにフリーランニング犬が闖入し、それを避けようとして転倒し、怪我を負う人が増えています。もちろん公園内では、犬にリードを使用することが義務付けられています。
児童公園は、全面犬禁止です。それにもかかわらず、児童公園内で犬を放す悪質な飼い主が多いです。「犬の飼い主は全く非常識ですよ。児童公園は犬が全面禁止なのはドイツでは常識です。子供の安全ということを、犬の飼い主は考えて欲しい」と言う、幼い子供をもつ母親らの証言。
参考のために、ミュンヘン市が属するバイエルン州の、Allgemeine Hundeverordnung Bayern*「バイエルン州の犬に関する総合規則」を引用します。
ドイツでは、教会の敷地内は、ほぼ全て犬は禁じられています。対して日本は、宗教施設の神社やお寺の境内で犬の散歩をさせている人を普通に見かけます。それと児童公園で犬を禁じているところは稀です。「ドイツではどこにでも犬を同行できる」との記述を愛誤ブログでしばしば見かけますが大嘘です。むしろ犬を禁じる場所は、日本より多いかもしれません。
Leinenzwang herrscht aber:
- bei Umzügen - Aufzügen - Volksfesten und sonstigen Veranstaltungen mit größeren Menschenansammlungen -
Gaststätten - in zugänglichen umfriedeten oder anderweitig begrenzten Parks, Gärten oder Grünanlagen - in Sportanlagen - auf Zeltplätzen - auf Friedhöfen - Märkten - Messen Ein generelles Mitnahmeverbot herrscht: - in Kirchen - Schulen - Krankenhäusern - in Theatern, Kinos, auf Konzerten, - Vortrags- und Versammlungsräume - auf Kinderspielplätze - auf Liegewiesen -in Badeanstalten und Badeplätze Folgende Regelungen finden sich in weiteren bayrischen Landesgesetzen.
犬にリードが必要な場所。
- エレベーター - 祭りや人が多く集まるその他のイベント - レストラン - フェンスに囲まれて犬が許可された、そのほかの例外的な公園、庭園やオープンスペース内 - キャンプ - グラウンド - - 墓地 - 市場 - スポーツ施設。
一般に犬が禁止されることが多い場所。
- 教会 - 学校 - 病院 - 劇場。
映画館、コンサート、 - 講演会や会議室 - 子供用の遊び場所 - 芝生 -
他のバイエルン州の法律では、プールや浴場(海水浴場や湖の游泳池)の犬禁止が見いだせます。
ドイツ連邦全土では、バイエルン州ミュンヘン市のみならず、犬の飼い主がリード義務を守らず社会問題になっています。犬による傷害事件が多いからです。
それをアジアの遠い島国の日本では、「ドイツでは犬のノーリードが認められている。犬に権利が認められた愛犬大国、動物愛護先進国である」と絶賛されています。それを知ったら、ドイツ人はさぞ驚くことでしょう。次回は、本記事でリンクした、動画に寄せられたコメントを紹介します。
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