東ヨーロッパから違法な仔犬輸入が急増しているドイツ
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(Zusammenfassung)
Seit seiner Eröffnung im November 2004, war Zoo Zajac in Duisburg , eine Tierhandlung bereits der weltweit größte Tierhandlung.
Die Zoo Zajac mit seinen über 9.000 qm Verkaufsfläche offiziell als größtes Zoofachgeschäft der Welt auszeichnet.
Tierrechtsorganisation hat diese riesige Tierhandlung(Zoo Zajac) verurteilt.
Der Grund dafür ist der Verkauf von einem Hund von Zoo Zajac.
Aber Tierschutzgruppen sind falsch.
sie sagen, " Zoo Zajac ist schlecht".
Zoo Zajac, sie sind in Übereinstimmung mit den Gesetzen von Deutschland.
Person der Schmuggel von Welpen aus Osteuropa ist ernstes Problem, als die.
前回記事、ドイツの巨大生体販売ペットショップを攻撃する、ドイツの愛誤団体の愚かさの続きです。ドイツの動物愛護団体は、近年ドイツで躍進している巨大ペットショップに対して、犬などの店頭生体販売に抗議しています。理由は動物愛護に反するということですが、彼らの行動はその目的に反します。巨大ペットショップより、東ヨーロッパからの犬密輸の方が、はるかに動物愛護上問題があります。
ドイツで躍進している、超巨大ペットショップ、Zoo Zajacの前では、連日のように動物愛護(誤)団体のメンバーらがデモを行い、生体販売に抗議しています。理由は「犬などの生体販売は、動物愛護に反する」「ティアハイムに保護動物があふれかえっているのに、これ以上犬猫などのペットの供給を増やすべきではない」です。
なおドイツでは、あらゆるペットの、店頭生体販売を禁じてはいません。ペットショップの民間団体、ZZFでは、加入ペットショップでは、犬と猫の一部の店頭生体販売を自粛しています。しかしこれは強制力はありません。ZZFに未加入のペットショップも多いです。以前からZZF未加入のペットショップは店頭生体販売を行ってきましたし、ドイツPETAなどのレポートによれば、ZZF加入のショップでも一部店頭生体販売が行われています。日本で流布されている「ドイツでは、犬猫などの店頭生体販売は法律でじられており、生体販売を行っているペットショップはない」は大嘘です。
ドイツの動物愛護団体が、巨大ペットショップのペット生体販売に抗議することは無意味です。現在のドイツにおいては、巨大ペットショップがペットの生体販売を止めたとしても、ペットの供給過剰圧力は止められません。それとそもそも店頭生体販売が動物愛護に反すると言う根拠は薄弱です。例えばZoo Zajacは、世界で最も厳しいと言われるドイツの法規を遵守しており、獣医師による健康管理も万全です。
ドイツでは巨大ペットショップの他に、東ヨーロッパからペット用仔犬の密輸入が急増しているからです。それらは違法で、多くの子犬は検疫も受けておらず、ワクチンも未接種です。また輸送や展示環境が劣悪で、健康状態は悪いです。これらの多くの子犬が感染症や衰弱で死ぬと推測されています。また、東ヨーロッパから密輸された犬から、狂犬病感染犬も発見されています。
これらの犬は、ドイツ、ポーランド国境付近で開催されている違法な犬市場で売られています。またドイツで飼育が禁じられている、いわゆる闘犬カテゴリーの犬種も密輸入されています。
昨年はドイツ国内で、違法にピットブルの闘犬を行っていた一味が逮捕されました。大概、違法な闘犬は、マフィアの資金源となる賭博ビジネスです。デスマッチも行われています。残念ながら、ドイツなどの西側先進国にも、闘犬のマニアが存在します。このような闘犬に用いられる犬の飼育環境は平均して悪く、さらに警察の摘発を受ければ、犬は多くは殺処分されます。
このようなドイツの犬密輸が急増している背景には、・ドイツの消費者がより「安い」「純血種の」「仔犬」を求めていること、・2007年からドイツ、ポーランドなどのEU域内での国境検問所が原則廃止されたこと、・東ヨーロッパの貧しい農民などが仔犬繁殖により現金収入を得る目的で、犬繁殖に参入している、ことなどがあります。
違法な仔犬青空市は、先に述べた通り、ドイツとポーランド国境付近で開催されます。8週齡にはるかに満たない仔犬が売られているのはもちろんのこと、ダンボール箱やバッグにすし詰めにされたり、仔犬の販売環境は劣悪です。ドイツ最大手の動物愛護団体のHPに掲載されている動画を紹介します。
aktion-tier Kampagne: Billigwelpen - Überleben darf kein Zufall sein「アクティオンティアー(動物愛護団体)のキャンペーン 格安の仔犬ー予期せず生き残らないこともあります」。
このaktion-tierによる動画の概要は、邦訳して次回の記事で解説します。ドイツ、、ポーランド国境付近で開催されている、*違法な青空仔犬市場は、ドイツのTV番組でも何度か取り上げられています。それらの映像は、複数がyoutubeなどで公開されています。リンクした動画は、まだ店という体をなしています。酷いものでは、クルマが十数台空き地に集まってトランクに載せた、ダンボールにすし詰めにした仔犬を売っています。
*「違法な青空仔犬市場」と記述しましたが、もしのこの犬猫の露店がポーランド国内であれば、ドイツ法により取り締まることはできません。ポーランドの法律で、このような形態の犬猫販売方法を禁じていなければ合法です。ポーランド法は確認していませんが。
・なお、ドイツの超巨大ペットショップとポーランド国境付近での違法仔犬マーケットは、こちらでも詳しいです。
■ 動物ジャーナル83 2013 秋 先進国って何? (八) ドイツ篇 その二巨大ペットショップと激安フリーマーケット、そこで売られる仔犬たち 青島 啓子
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