公園の犬全面禁止にドイツの48%の世論が支持した~ベルリン
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(Zusammenfassung)
Gilt das verschärfte Hundeverbot in (Berlin City Sonder)Friedrichshain-Kreuzberg.
Auf einigen Grünflächen erhebt Friedrichshain-Kreuzberg ab sofort Strafgelder, wenn Hunde dort herumlaufen.
Bußgelder in Höhe von 50 Euro und Platzverweise drohen Besitzern.
Massenmedien in Deutschland erfolgte Meinungsumfragen durchgeführt.
Die öffentliche Meinung von 48%, hat die Politik unterstützt.
ドイツでは、近年犬の飼育規制の強化を進めています。ベルリン特別市、フリードリッヒスハイン·クロイツベルク区では2010年から、大規模緑地公園のいくつかで犬を全面禁止としました。違反者には罰金を科します。マスメディアによる調査によれば、ドイツの世論の48%がこの政策を支持しました。
ドイツ、ベルリン特別市、フリードリッヒスハイン·クロイツベルク区では、2010年から一部の公園で犬を全面禁止としました。いかなる場合でも犬を公園に入れることは禁止されます。どんな小型犬でも、口輪を装着しても認めません。違反者には罰金を科します。ドイツマスメディア、モルゲンポスト(morgenpost)のベルリンインターネット版が、この公園での犬全面禁止について世論調査を行ったところ、48%の世論が本政策に賛成しました。
問題の記事から引用します。Hundeverbot zeigt bisher kaum Wirkung「犬禁止政策は、これまでに大きな成果をもたらした」。2010年8月15日。
Seit vergangener Woche gilt das verschärfte Hundeverbot in Friedrichshain-Kreuzberg.
Auf einigen Grünflächen erhebt Friedrichshain-Kreuzberg ab sofort Strafgelder, wenn Hunde dort herumlaufen.
Bußgelder in Höhe von 50 Euro und Platzverweise drohen Besitzern.
Die Grünfläche an der Karl-Marx-Allee ist der einzige neue der sechs Verbotsbereiche.
先週から、フリードリッヒスハイン·クロイツベルクで、厳格な犬の禁止規定が適用されます。
犬が走り回っている場合は、フリードリッヒスハイン·クロイツベルクの一部の緑地では、即刻罰金が科されます。
50ユーロの罰金と(公園からの)退場命令は、飼い主を脅かしています。
(しかしこの禁止は)カール·マルクスダレの緑豊かなエリアにおける、6つの新しい禁止区域の1つにすぎません。
この記事で、morgenpostベルリン版は、インターネットでアンケートを行いました。結果は次のとおりです。
ベルリンの一部の公園で、犬を全面禁止にしました。これは正しいと思いますか(no titleHundeverbot in Teilen der Berliner Parks - ist das der richtig Weg?)。
・はい。それは好ましいことです(Ja, das finde ich gut.) 48%
・いいえ、それは好ましいことではありません(Nein, das finde ich nicht gut.) 50%
・わからない(Mir egal.) 2%
日本で喧伝されている「ドイツでは犬のノーリードは当たり前で法律で禁じられていない。犬の飼い主の権利である」は大嘘です。ドイツでは連邦法で犬のリードを義務付けられており、罰金が科されます。Hundegesetze「犬の法律ーウィキペディア」。さらに州法、条例により、特定の犬種は口輪なしでは公共の場に一切出してはならない、リードの長さは市街地では1m以内、それ以外でも2m以内と定められているところがほとんどです。またドイツベルリン州では、2010年から、いかなる小型犬でも口輪装着がケージに入れないと公共交通機関を利用できなくなりました。
ドイツでオフリード、ノーリードの犬が多いのは、それを法律で認めているわけではなく、違反者が多いということです。近年ドイツでは、犬の飼育規制の強化を進めています。今回紹介した記事で書かれているとおり犬糞放置もありますが、それ以上に犬の咬傷事故が深刻だからです。
なお、「ドイツではほとんどの場所で犬を連れて行ける」というのも大嘘です。ドイツ(と言うより西ヨーロッパでは)リゾートのビーチでは、ほぼ全てが犬全面禁止です。
おそらく、犬の排泄物により砂浜が不潔になる、感染症のリスクが生じるためでしょう。
(画像)
海岸での、犬禁止看板。

また、墓地(ドイツは土葬であるため)、動物園(飼育動物の感染症防止のためと思われます)、そしてドイツ全土では、小規模な児童公園はほぼ全てが既に犬全面禁止です。今回の犬禁止規定は、大規模緑地です。いわば、大阪の服部緑地や東京の駒沢公園に匹敵するような大規模緑地です。犬禁止の範囲はドイツは日本よりはるかに多いのです。さらにほぼ全てで違反行為には罰金を科す法律条例などがあり、運用においても日本よりはるかに厳しいのです(日本は犬禁止を規定している公園は増えつつありますが、罰則まで規定しているケースは希です)。
「児童公園での犬の利用を認めよ」という愛犬家の要求について、門前払いをした保育諮問委員会のTVニュースがあります。FAN Aktuell - Hundeverbot umstritten youtube「FANニュース 犬禁止で物議」。2013年10月22日。
Der Stadtkindertagesstättenbeirat hält dagegen. Bei Spielplätzen handele es sich um Flächen, die ausschließlich Kindern vorbehalten bleiben müssten.
Das Verbot zum Mitführen von Hunden auf Kinderspielplätzen solle daher beibehalten werden.
市の保育諮問委員会は(児童公園での犬利用に)同意しません。
児童公園は、排他的に子供たちのためだけの利用が約束されたままでなければならない場所でした。
児童公園に犬を連込むことの禁止は、そのために継続すべきです。
(画像)
ドイツにおける、犬禁止看板。(上)飲酒、タバコ、犬の全面禁止。(中)自然公園でも犬全面禁止、(下)ビーチでの犬全面禁止。しかし守らないマナー違反の犬の飼い主がいます。



あきれたNHKの、赤恥大嘘番組。2012年11月1日の地球イチバン 地球でイチバン ペットが幸せな街~ドイツ・ベルリン~。
全てが偏向、嘘の白痴番組。ところで、ドイツで犬に首輪をしないのは、完全に法律違反です。Hundesteuer。Hundesteuerrecht「犬税法」で、犬税納付済みの鑑識を必ず犬に装着し、警察官に求められたときは提示しなければならないとされています。首輪をぜずに、どうやって鑑識を装着するのですかね?
この白痴番組のひどさについては、さらに追求します。誤りを指摘したところ、噴飯ものの回答が来ました。「ドイツ殺処分ゼロ」の意味は「正当な事由がある場合は殺処分ではない。ドイツで犬猫を殺害するのは、全て正当な自由があるから殺処分ゼロ」だそうです。それも折々紹介します。
日本でも、動物愛護管理法で「みだりに愛護動物を殺傷してはならない」と規定があります。つまり公的殺処分は全て「みだりではない=正当な事由がある」のです。日本も殺処分ゼロの国じゃないですか。バカバカしい。
ドイツでは、少なからず犬による咬傷死亡事故があり、重症例も多いのです。犬にリードや口輪を、法律で義務付けているのにもかかわらず守らない飼い主が多いのです。それを「犬の好き勝手が許される、犬の飼い主の横暴わがままが許される愛犬、動物愛護先進国」とドイツを日本のマスメディアが絶賛することを、ドイツでの犬被害者の人は、人権侵害と感じているのです。
そのような気配りもできない(昔、KYという流行語がありましたよね)、HNKの無神経ぶりには呆れます。日本は犬のノーリードが法律で守られた「権利」ではありません。条例等で禁じられているにもかかわらずノーリードが原因で咬傷事故がおきています。犬に子供を殺された親や、重症を負った人は、それを「日本は愛犬国家で犬のノーリードが権利だ。だから動物愛護に進んでいる」と絶賛する海外のメディアがあれば怒ります。そんな簡単なことすら想像できないNHKは、白痴と言われても仕方がない。
なお公共交通機関内では、ベルリンではどんな小型犬でも例外なく口輪の装着かケージへの収容が義務付けられます。違反者には罰金。つまりNHKの番組で放送された「犬を電車内で口輪ケージなしで持ち込んでいるシーン」がベルリンであれば、これは犯罪行為です。
NHKは、他国の犯罪行為を助長する番組を作っています。ドイツ人の目に触れれば、外交問題になりかねません。
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