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毎年1万頭ものレースドッグを殺処分するイギリスは動物愛護先進国かー2





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(Summary)
The greyhound action(Animal rights group)says.
”We estimate that over 10,000 are killed annually in the British Isles.To eliminate the abuse of Greyhounds,it is important that people avoid attending or betting on greyhound racing, so that it gradually comes to an end through lack of finance and support".



 前回記事、毎年1万頭ものレースドッグを残酷な方法で殺処分するイギリスは動物愛護先進国なのかー1の続きです。イギリスにおける、レース犬グレイハウンドの殺処分の実態について紹介します。


 前回記事で紹介しました、レース犬グレイハウンドの動物愛護団体、greyhoundaction「グレイハウンドアクション」のHP、Fact sheet 1: YOU BET THEY DIE...「あなたは犬たちが死ぬことで賭けをしている」から引用し、具体的なグレイハウンドレース犬の虐待状況について紹介します。


About 25,000 greyhound pups are registered every year in the British Isles.
The number bred is actually many thousands more than this,
when taking into account pups that never get registered and those killed by breeders at a very young age.
Thousands of greyhound pups and young dogs are put to death because they fail to reach racing standards.
Dogs which actually make it to the track are very likely to experience suffering during their racing careers.
It has been estimated that greyhounds running on British tracks sustain more than 12,000 injuries every year.
At least 10,000 greyhounds “retire” from racing in Britain every year, at an average age of just 2½ years old.
Given a situation where many thousands of ordinary dogs are put to sleep every year because no homes are available for them.
Many ex-racing greyhounds are simply abandoned and a large number are killed, sometimes by extremely cruel methods such as drowning or poisoning, because some owners and trainers are not prepared to pay the cost of having them put to sleep by a vet.
We are receiving an increasing number of reports of trainers shooting dogs .

毎年、約2万5千頭のグレイハウンドの子犬がイギリスで登録されています。
非常に若い年齢の未登録の段階で、ブリーダーによって殺処分された子犬の数を考慮すれば、実際の飼育数は、これより数千も多いです。
繁殖されたグレイハウンドの多くが、レース犬として使い物にならないので、子犬や若い犬の数千頭が殺処分されます。
レースに使用される犬は、レースでも経験を経るとともに苦しみを経験する可能性が非常に高いです。
イギリスでは毎年、のべ1万2千のグレイハウンドレース犬が傷害を負うと推定されています。
毎年少なくとも1万頭のグレイハウンドは、平均わずか2歳半の年齢でイギリスのドッグレースから引退します。
迎えてくれる新しい家がないということで、普通の犬でも毎年何千頭と安楽死されている状況なので、たくさんのレース引退犬がただ捨てられたりしています。
いくつかの飼い主とトレーナーは、ほとんどの犬たちを獣医によって安楽死させるコストを支払うことをしないために、溺死や中毒などの極端に残酷な方法で、しばしば殺します。
我々は、トレーナーが、犬を射殺したとの情報を得る数が増えています。



(画像)

 殺処分され、レンダリング業者に引き取られた元グレイハウンドレース犬の死体。

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 さらに、greyhoundaction「グレイハウンドアクション」(グレイハウンドの動物愛護団体)は、このように結論づています。
 「1993年以降、アメリカでは6つの州でグレイハウンドレースを禁止しました。一方では、グレイハンドレースを見に行ったり、賭けをすることを避けることが重要です。収入が絶たれれることと人々の支持がなくなれば、徐々にグレイハウンドレースは廃れていくでしょう」。


(動画)

On the Line: Cradle to Grave (part 2 of 2)「クレードルは墓に行く」。


Using undercover tactics, journalists investigate cruelty in greyhound racing in both the UK and Ireland.
All essential aspects of the greyhound racing industry such as over breeding, training with live bait, staggering injury figures, doping, vivisection and export to Spain are brilliantly portrayed in this award winning documentary.

グレイハウンドレースの残酷さをジャーナリストがイギリスとアイルランドでおとり調査した(ドキュメンタリー番組の要約である)。
このような過剰な繁殖、生餌(レースではウサギのルアーを用いて犬を誘導し走らせる。そのために訓練ではウサギのルアーに反応させるために、生きたウサギを追いかけ咬み殺すことをさせる)、驚く程のグレーハウンドの傷害の数、ドーピング、生体解剖とスペインへの輸出と訓練などの、グレイハウンドレース業界のすべての重要な側面が見事に描かれており、ドキュメンタリー賞を受賞した。


(続く)。
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でもまぁ、これなんか

ケンタの肉の生産現場なら普通の事でしょ?
私も知人の養鶏業者が廃鶏で燻製作る屠殺現場は
こんな感じですから・・・。

これが偶々犬だったりした訳で
野良猫も同様最初からペットレンダリング用に飼育されて
猫缶としてお肉になる現場が有れば?同様の光景が
見れるだけの話だしヨウツベの動画にも野良猫〆た後は
一輪車で焼却炉に放り込む場面が有りましたからね。
これが焼却炉以外になれはリサイクルとしては有効です。

Re: でもまぁ、これなんか

只野乙三様、コメントありがとうございます。

> ケンタの肉の生産現場なら普通の事でしょ?

まあ、そうです。
食肉にしても使役動物にしても、人間による動物の消費です。
ギャンブル産業では、競馬の方がはるかに経済規模が大きいです。
男の三大欲望は飲む、打つ(博打)、買う(買春)なんて言われますから、なくすことは難しいでしょう。
では、馬ならば虐待は良いのかということになります。


> 野良猫も同様最初からペットレンダリング用に飼育されて
> 猫缶としてお肉になる現場が有れば?同様の光景が
> 見れるだけの話だし

現にアメリカでは、殺処分した犬猫のレンダリングは普通に行われています。
元レースドッグであれ、死体をレンダリングするのは資源の有効活用でしょう。
ドキュメンタリビデオの4分前後では、獣医学の実習なのか、生体解剖の様子が収録されています。
たまたま今回取り上げたのが犬というだけで、人間は欲望のために動物の命を日々消費しています。
愛誤と言われる人たちの、犬猫さえ何が何でもノーキルを実現できれば、それが動物愛護だという単純な頭は羨ましいです。
動物愛護は綺麗事ではないし、考えだしたら限がないほど奥深いです。
「欧米動物愛護先進国は犬猫殺処分ゼロです。それを日本が見習えば全てOK」という短絡思考は、いらっとします。

Tierschutz Kritik Japanで検索しました

「動物愛護 批判 日本」Tierschutz Kritik Japanをドイツ語で検索してみました。
http://search.yahoo.co.jp/search?p=Tierschutz+Kritik+Japan&ei=UTF-8&pstart=1&fr=slv1-chtbtop&b=1

ヒット数は11万8千件で、トップページに私のドイツ人のジョーク猫料理を取り上げたブログ記事がくるほどで、いかにドイツにおいては日本の動物愛護なんて興味がないという証左です。
で、内容はずーっと鯨漁の批判、上位にポケモンの批判???が来るなど、犬猫の殺処分のことなんて全然出てきません。
アザラシ猟のことまで出てきて、日本人にとってどれほどアザラシ猟に興味があるのですかね。
2ページ目にオルデンブルグ大学の、独日米の動物愛護に関する法律の比較があり、機会があれば記事にしますが、それほど見るべきものはないでしょう。
主に、実験動物の法的整備が日本ではなされていないことが述べられています。
http://www.uni-oldenburg.de/fileadmin/user_upload/sowi/ag/ast/download/dp/ast-dp-6-10.pdf#search='Tierschutz+Kritik+Japan'

それにしても

さんかく様の選ばれる写真は一枚で全てを語りますね。
いつも感服します。

本当に愛誤脳はいらっとします。「命は大事、動物愛護万歳!!」
と宣いながら命とは何か本気で考えた事すらないのでしょう。

相対的に見て「馬鹿」と言いたくなる気持ちは本当に共感します。

Re: それにしても

ぽんこつ紳士様、コメントありがとうございます。

> さんかく様の選ばれる写真は一枚で全てを語りますね。

これもTV番組の要約がyoutubeにアップされていたものです。
この番組では、グレイハウンドのレース犬は、年間1万4千頭が殺処分されるとありました(2008年)。
愛護団体が騒いだので、少しは減ったのかもしれません。


>「馬鹿」と言いたくなる気持ちは本当に共感します。

こちらでのコメントなどで「口汚い」と批判されたことがあります。
ほかのFC2ブログで、禁則ワード初期設定を外していないところでは「馬鹿」を含んだはコメントできないはずです。
私がコメントの禁則ワードの初期設定を外しているからです。
「狭義のさ・つ処分とは、制度化され自治体などが公に犬猫等をこ・ろ・SUこと」じゃ、話にならないでしょ。

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

Re: 日本語訳一部訂正

鍵コメ様、コメントありがとうございます。

ご指摘ありがとうござました。
プロフィール

さんかくたまご

Author:さんかくたまご
当ブログのレコード
・1日の最高トータルアクセス数 8,163
・1日の最高純アクセス数 4,956
・カテゴリー(猫)別最高順位7,928ブログ中5位
・カテゴリー(ペット)別最高順位39,916ブログ中8位

1959年生。
大阪府出身、東京育ち(中学は世田谷区立東深沢中学校、高校は東京都立戸山高校です)。
現在は、兵庫県西宮市在住です。
一人暮らしです。

趣味はクルマをコロガスこと(現在のクルマは4代目のメルセデスベンツです。ドイツ車では5代目)、庭での果樹栽培、家の手入れ掃除です。
20歳代前半から商品先物、株式投資をはじめ、30歳で数億円の純資産を得るが、その後空売りの深追いで多くを失う。
平成12年ごろから不動産投資を行い成功、現在50数戸を無借金で所有。
不動産投資では、誰も見向きもしなかったキズモノ、競売物件などをリノベーションする手法です。

なお、SNS、掲示板、QandAサイトなどでは、多数の本ブログ管理人の私(HN さんかくたまご)(武田めぐみ)のなりすまし、もしくはそれと著しく誤認させるサイトが存在します。
しかし私が管理人であるサイトは、このページのフリーエリアにあるリンクだけです。
その他のものは、例えば本ブログ管理人が管理人と誤認させるものであっても、私が管理しているサイトではありません。
よろしくお願いします。

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