ドイツ税関が決定した犬の殺処分を、ゴリ押しで撤回させたドイツの動物愛護(誤)活動家たち
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(Zusammenfassung)
Oberbürgermeisterin Ch. Britz Saarbrücken / Veterinärämter Saarbrücken: Stoppen Sie die Euthanasie von Viscan (Hund) im Tierheim Saarbrücken !
"Nach Aussagen der Oberbürgermeisterin von Saarbrücken wird Viscan nicht eingeschläfert. Der Hund wurde im Saarbrücker Tierheim untersucht und wird weiterhin dort versorgt. Von den Anstrengungen des Transports hat er sich erholt. "
Es ist egoistisch von Tierschutzaktivisten.
ドイツでは、危険(とみなされるものも含む)な犬に対しては、厳しく殺処分を行います。今回は、署名活動により、安楽死処分をまぬがれた犬を紹介します。その犬は、ブルガリアで保護された元野良犬です。空路でドイツに入国させようとしたところ、当初、ドイツ税関はその犬の殺処分を決定していました。おそらく税関事務所での犬の行動が攻撃的であったためと思われます。ドイツ連邦法では、禁止犬種とその雑種の他に、攻撃的であっても強制的に殺処分の対象となります。ドイツでは、犬猫などの入国においても厳格な審査をしており、基準にみたなければ殺処分も行われます。
日本では咬傷事故を起こした犬を、行政が強制的に殺処分する法的根拠はありません。よく愛誤が「犬には罪はない。動物愛護先進国欧米ではそのような犬でも殺さない」と騒ぎますが、無知を世間に晒しているだけです。
日本では飼い主が拒否すれば行政が強制的に犬の殺処分を行えませんが、多くの欧米諸国では行政が強制的に殺処分が行える権限が法律で定められています。さらに咬傷事故を起こしたことがない犬であっても、法律で定める危険犬種とその雑種であるとの疑いがあること、もしくは行動などから攻撃的と判断されれば、強制的に公的殺処分が行われます。本記事では、ドイツの愛誤がそのような犬の公的殺処分に反対し、署名活動を行い、安楽死処分を回避させたケースをご紹介します。
ドイツにも日本と同様に、過激な動物愛誤団体は存在します。ドイツでは、一旦は行政が殺処分を判定した犬に対して、愛誤が猛烈な署名活動を行ってそれを阻止したケースがあります。以下にその署名サイトを引用します。Oberbürgermeisterin Ch. Britz Saarbrücken / Veterinärämter Saarbrücken: Stoppen Sie die Euthanasie von Viscan (Hund) im Tierheim Saarbrücken !「市長とブリッツザールブリュッケンの獣医師事務所へ請願 ティアハイムザールブリュッケンに収容されているヴィスケン(犬の名前)の安楽死を停止せよ!)」(*ザールブリュッケン市とは、ドイツザールランド州の州都)。2013年3月。
im Tierheim Saarbrücken befindet sich seit letzter Woche ein Hund Namens Viscan der am Montag den 4.
März 2013 begutachtet werden soll um zu entscheiden ob er eingeschläfert wird oder aber nicht.
Ich bin strikt gegen eine Euthanasie von Viscan und protestiere aufs schärfste gegen eine übereilte Entscheidung!
Ich bin strikt gegen eine Euthanasie von Viscan und protestiere aufs schärfste gegen eine übereilte Entscheidung!
Ich habe den Hund Viscan aus dem Auslandstierschutz aus Bulgarien übernommen.
Viscan ist als Straßenhund geboren.
ザールブリュッケンのティアハイムには、ヴィスケンという名の犬が、先週の4日月曜日から収容されています。
2013年3月には、ヴィスケンを安楽死させるかどうかを決定するための鑑定が行われます。
私はヴィスケンの安楽死の性急な決定に対して激しく抗議します!
ヴィスケンは、ブルガリアから国際動物愛護団体から連れてこられました。
ヴィスケンは元野良犬です。
署名嘆願書を読んだところ、ヴィスケンは空港での通関の際に、通関職員に対して攻撃的な行動を示したことが、当初の殺処分決定の原因と思われます。署名活動の結果、3,900名あまりの署名が集まりました。ブルガリアで保護された元野良犬のヴィスケンは安楽死をまぬがれ、ティアハイムで飼い主を待つことになりました。
しかし、通関事務所内で攻撃的な行動を示した元野犬を、一般譲渡の対象にしてもリスクはないのでしょうか。ネットを用いた言論テロを手段とするところは、日本もドイツも愛誤は共通しています。下の画像が、そのヴィスケンです。
(画像)

外見は大陸オオカミにも似ていますから、オオカミとの交雑種であることも否定できません。ドイツ連邦法で輸入が禁じられている、ピットブルやアメリカン・スタッフォードシャー・テリアなどの闘犬種とは全く異なる外見です。しかし税関は行動により「危険な犬」である可能性があるとし、当初は殺処分を決定しました。しかしこのヴィスケン(犬の名前)は、殺処分を、動物愛護(誤)活動家らの署名活動により免れました。
私がヴィスケンの殺処分騒動をご紹介した目的は、ドイツにおいては、税関でも犬猫などの殺処分が厳格に行われているということを伝えることです。署名活動がなければ、ヴィスケンはおそらく殺処分となっていたでしょう。
それと欧米先進国では、闘犬カテゴリーの犬を禁止する国がほとんどです。コワモテ系犬の愛好家は一定数存在し、闘犬カテゴリーの規制が強化するにつれて、そのような犬の愛好家は規制外のオオカミとの交雑種を求める傾向にあります。オオカミとの交雑種のブリーダーが増えつつあリますし、よりオオカミに近い外見のものは高値で取引されます。
東欧や北米では、オオカミと野犬の自然交配されたものが野生の状態で見つかっています。このヴィスケンの外見からすれば、オオカミとの交雑種を求める客への販売という営利を目的に、ドイツに持ち込んだことも否定できません。
ドイツ政府は、禁止する犬種や危険な犬、狂犬病感染獣の持ち込みを防ぐことに苦慮しています。日本の愛誤は、「ドイツの動物愛護(誤)団体は、ウクライナ(狂犬病多発国)などからも犬を保護してドイツに持ち帰っている。素晴らしい」と能天気なことを書いています。
全く物事の本質が分かっていません。ドイツ政府は、狂犬病多発国のウクライナや東欧、さらにはギリシャやスペインなどの、比較的公衆衛生に遅れた南欧からの犬の持ち込みは、けして推奨してはいません。むしろ制限したいのが本音でしょう。
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