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「ドイツでは禁止犬種法施行以来それに基づいて殺処分された犬は5頭」という環境省の大嘘資料~8,000頭程度になる可能性がある㉗






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(Zusammenfassung)
In Deutschland gibt das „Hundegesetz“ des Bundeslandes der Regierung die Befugnis, gefährliche Hunde zu töten.
Die Zahl der Hunde, die nach diesem Gesetz zwangsweise getötet werden, ist nicht „außergewöhnlich gering".


 記事、
禁止犬種と言うだけでドイツでは法施行後数千頭の犬が強制殺処分された可能性がある
禁止犬種法だけで人口比で日本の公的殺処分数の1.25倍の犬を殺処分していたドイツ、ヘッセン州
の続きです。
 特定の犬種、つまり闘犬種として品種改良された犬を危険とみなし、国内への持込、飼育、繁殖等を禁止する法律、いわゆる「禁止犬種法」がある筆頭の国にドイツがあります。該当する犬種の飼育が例外的に認められるには、飼主の能力テストと犬の気質テストに合格し、飼養施設の厳しい基準、去勢、公の場では口輪の義務、懲罰的な高額な税(一般犬種の10倍程度の高額の犬税が適法との判決があります)が課されます。テストに合格しなければ、ドイツでは犬が強制殺処分されます。環境省は「ドイツで禁止犬種法に基づき殺処分された犬は施行以来5頭である」という、まさに狂気のデマ資料を公開しています。連邦獣医師会による州への情報公開請求の資料から推測すれば、法施行から16年間の間に8,000頭近くの犬が同法により強制殺処分された可能性があります。



 前回記、禁止犬種法だけで人口比で日本の公的殺処分数の1.25倍の犬を殺処分していたドイツ、ヘッセン州 では、2004年にドイツ連邦獣医師会が2004年に行った、ドイツの「禁止犬種法」施行以降の3年間での、同法における禁止犬種の行政による、強制殺処分の数を取上げました。この資料によれば、同法施行後3年間の間で、同法を根拠にして強制的に殺処分された犬の数は次の通りです。
・ヘッセン州 456頭
・ラインラント・プファルツ州 59頭
・ニーダーザクセン州 19頭
・バイエルン州 0頭
                         合計 534頭


Gedanken / Hinweise zu den Urteilen in Hessen Quelle: www.hundejo.de 8.3.04 「ヘッセン州の禁止犬種法に基づく強制殺処分を不服とする裁判での判決についての解説・注記 出典: www.hundejo.de 8.3.04」 2006年2月21日

In Hessen werden viele Hunde ungerechtfertigt eingeschläfert - so lautet der Vorwurf der Bundestierärztekammer.
Als Beweis dient eine Statistik des Innenministeriums in Wiesbaden, wonach in der Zeit von August 2000 bis September 2003 insgesamt 456 Hunde auf amtliche Anordnung getötet wurden.
Diese Zahlen wurden Ende Januar vor dem Verwaltungsgerichtshof in Hessen genannt, wo 15 Halter erfolglos gegen die "Gefahrabwehrverordnung über das Halten und Führen von Hunden" geklagt hatten.
In Rheinland-Pfalz seien im gleichen Zeitraum 59 Hunde eingeschläfert worden, in Niedersachsen 19, und Bayern töte keine Hunde - zumindest nicht offiziell.

ヘッセン州では多くの犬が不当に安楽死(殺処分)させられており、これはドイツ連邦獣医師協会による告発です。
証拠はヘッセン州のヴィースバーデン内務省の統計によって提供されており、それによると、2000年8月から2003年9月までに合計 456頭の犬が行政による命令により殺処分れたとされています。
これらの殺処分の数は2004年1月末にヘッセン州の行政裁判所で言及されましたが、そこでは15人の犬の飼主原告が、「犬の飼育と連れ歩くことに関する危険防止規則」を不服とする裁判で敗訴しました。
ラインラント・プファルツ州では同時期に59頭の犬が禁止犬種法で安楽死させられ、ニーダーザクセン州で19頭が殺処分
され、バイエルン州では少なくとも公には犬を殺処分していません。



 この数からドイツ連邦全土での、禁止犬種法に基づく犬の殺処分の年間の推計数は481頭になります(上記の4州の犬の同法に基づく殺処分数の合計から、人口比でドイツ全土の同法に基づく犬の殺処分合計数を推計しました)。ドイツでは禁止犬種法以外にも野良犬猫の行政による捕獲と殺処分、狂犬病規則などによる犬猫の殺処分、動物保護法に基づく不適正飼育者のペットの強制殺処分等の公的な犬の殺処分は複数法律により規定され相当数ありますが、その数はこれには含みません。
 しかし驚くべき、狂った大嘘デマ情報を環境省が拡散しています。環境省は平成29年に、動物愛護団体アナイスに委託して、動物愛護に関する報道調査を行い、その結果をまとめています。その資料によれば「ドイツではいわゆる禁止犬種法が施行されて以来、16年間で同法で殺処分された犬は5頭であるとしています。以下がその資料です。


平成 29 年度 訪独調査結果 平成 29 年 5 月 30 日 特定非営利活動法人アナイス  25ページ

2002 年にピットブルに少年がかまれて死亡する咬傷事故が生じ、各州がそれでそれぞれ法律を制定して危険な犬の飼育を規制しようとした。
危険と判断される 20~30 種ほどの犬種について、飼育を禁止し、安楽死させる方針を州当局が持ち、1500 頭が処分の候補となったが、我々が、一頭ずつの犬をテストして、獣医が判断した上で処分するように提案した。
その結果、1500 頭ほとんど全部の犬が問題ない、という結果となった。
ただし、危険犬の法律が出来てから今までに処分された犬は5頭以下だと思う。



(画像)

 平成 29 年度 訪独調査結果 平成 29 年 5 月 30 日 特定非営利活動法人アナイス  25ページ から

アナイス 禁止犬種法


 さらに、上記の、平成 29 年度 訪独調査結果 平成 29 年 5 月 30 日 特定非営利活動法人アナイス をもとに、環境省が次のような二次資料を作成しています。


(画像)

 最終更新: 2023年10月7日 環境省(動物虐待、殺処分)調査資料 情報公開 から「平 成 29 年度 ド イツ にお ける 動物 保 護の 取組 みに 係る 調 査業 務報 告書 」(特 定非 営利 活動 法 人ア ナイ ス)より 関 係箇 所を 抜粋 2ページ

環境省 アナイス 禁止犬種法


 ヘッセン州では、禁止犬種法の基づく犬の強制殺処分を命じられた犬の飼主15名がその決定を不服とし、2003年に犬の強制殺処分の差し止めを求める行政訴訟を提起しています。この裁判では飼主らは完全に敗訴し、犬は強制的に殺処分されました。
 その中で原告らは、ヘッセン州で禁止犬種法が施行された後の3年間で、同州だけで殺処分された犬の数がドイツ連邦獣医師会による情報公開請求による調査に基づき、456頭としています。更のこの裁判の判決文では、ヘッセン州だけで禁止犬種法が施行されてから3年間で8,030頭の犬が禁止犬種とされ犬は気質検査を受けたが、320頭の犬が検査で不合格になり強制殺処分されたとしています。
 ですからアナイスの調査資料の記述の「(ドイツでは禁止犬種法の施行後16年間で)危険と判断される 20~30 種ほどの犬種について、飼育を禁止し、安楽死させる方針を州当局が持ち、1500 頭が処分の候補となったが(中略)、その結果、1500 頭ほとんど全部の犬が問題ない、という結果となった」との記述は全くのデタラメ、大嘘です。以下に、その判決文から引用します。


Hessischer VGH, Urteil vom 27.01.2004 - 11 N 520/03 「ヘッセン行政裁判所 事件番号11 N 520/03 2004年1月27日判決言い渡し」

Sie decken sich mit der den gleichen Zeitraum erfassenden Übersicht über durchgeführte Wesensprüfungen und stimmen auch mit der entsprechenden Statistik für den Zeitraum 26. August 2000 - 30. Juni 2003 überein (Gesamtzahl der Prüfungen 8030, hiervon 326 nicht bestanden).

これらの数値は同じ期間に実施された犬の気質検査に概ね一致しており、また2000年8月26日から2003年6月30日までの(3年間の)期間の統計(犬の気質検査の総数8030件のうち不合格は326件=殺処分)にも一致しています。


*なおこの判決では「原告が示したドイツ連邦獣医師会が州に対して情報公開請求を行って禁止犬種法に基づく犬の強制殺処分数と、犬の検査不合格数=殺処分数、が一致していないとしています。ドイツ連邦獣医師会による殺処分調査数には、例えば費用の面(飼主に対する能力テストと犬の気質検査を合わせれば、日本円で~6万円程度となる)等で犬の気質検査を受けずに殺処分された犬などが含まれると思われます。


 いずれにしてもアナイスによるドイツ連保共和国における「禁止犬種法」により強制殺処分された犬の数の調査の「16年間で調査した犬は1,500頭で、殺処分された犬は5頭」はあり得ない数字です。きわめて悪質な捏造、大嘘デマです。「禁止犬種法」の施行後3年間での殺処分数がドイツ16州のうち4州で534頭が殺処分、ヘッセン州1州だけで「犬の気質検査の数が8,030頭で不合格が320頭=殺処分」と、公の記録にあるのです。
 ドイツ連邦獣医師会が情報公開請求に基づき、4州で明らかになった同法施行後の犬の殺処分数は合計534頭です。4州の年間の同法に基づく殺処分数は178頭です。この数値を元に16州全州の年間殺処分数を求めると481頭頭になります。つまりアナイスが訪独調査を行った2017年(禁止犬種法が施行されたから16年後)には、禁止犬種法に基づく犬の殺処分数は7,696頭程度と推測されます。
 まさにバ官狂症。公費を用いての事実の捏造とデマの買う産をしているのですから、税金泥棒、国賊そのものです。なおアナイスの報道調査報告書は、全て記述において、捏造、大嘘デマの羅列です。この資料をまとめた関係者の知能と精神状態は到底正常とは思えません。今回指摘した以外でも私は以下の通り、この方向書の誤りを指摘しています。さらにすでに指摘した以外でも、多くの誤りがあります。


(参考記事)

犬などのペットの非対面インターネット販売の規制が全くないドイツ~環境省のデタラメ資料①
続・犬などのペットの非対面インターネット販売の規制が全くないドイツ~環境省のデタラメ資料②
「ベルリンでは1歳未満の犬の販売を禁止した」という誤訳~環境省のデタラメ資料③
ドイツの犬リード義務は厳しく、違反者の犬は射殺されてもやむを得ない~環境省のデタラメ資料④
犬のリード義務が極めて厳しいドイツ~環境省のデタラメ資料⑤
続・犬のリード義務が極めて厳しいドイツ~環境省のデタラメ資料⑥
ドイツ、ニーダーザクセン州の厳しい犬のリード義務~環境省のデタラメ資料⑦  
続・ドイツ、ニーダーザクセン州の厳しい犬のリード義務~環境省のデタラメ資料⑧
ベルリン州の犬の咬傷事故は日本の5.5倍~環境省のデタラメ資料⑨
ドイツの犬の咬傷事故の多さは深刻~環境省のデタラメ資料⑩
悪質ブリーダーに苦しめられるドイツの犬~環境省のデタラメ資料⑪
続・悪質ブリーダーに苦しめられるドイツの犬~環境省のデタラメ資料⑫
「動物保護に反する立法は無効」というドイツ基本法(憲法)の悶絶講釈~環境省のデタラメ資料⑬
「ドイツは基本法(憲法)で実験動物の保護が規定された」という悶絶講釈~環境省のデタラメ資料⑭
「ドイツは基本法(憲法)でペット動物の所有物という観点から解放された」という悶絶講釈~環境省のデタラメ資料⑮
「ドイツでは動物は可能である限り治療が前提となる」という、環境省のデタラメ資料⑯
続・「ドイツでは動物は可能である限り治療が前提となる」という、環境省のデタラメ資料⑰
「ドイツでのティアハイムでの安楽死の統計はない」という環境省のデタラメ資料⑱~殺処分率36%のティアハイムが統計を公表していますが(笑い)
「経済的理由」で収容猫すべてを殺処分したティアハイムの行為は合法~環境省のデタラメ資料⑲
わなで捕らえたのちに飼犬飼猫を殺害することが合法なドイツ~環境省のデタラメ資⑳
続・わなで捕らえたのちに飼犬飼猫を殺害することが合法なドイツ~環境省のデタラメ資料㉑
アニマルホーダーの動物を押収して強制的に殺処分する規定があるドイツ動物保護法~環境省のデタラメ資料㉒
続・アニマルホーダーの動物を押収して強制的に殺処分する規定があるドイツ動物保護法~環境省のデタラメ訳㉓
「ドイツでは犬をつないだまま飼うことが禁止されている」という、環境省の発狂資料(笑) ㉔
続・「ドイツでは犬をつないだまま飼うことが禁止されている」という、環境省の発狂資料(笑) ㉕
ティアハイム・ベルリンはコロナ対策の補助金を受給した〜「ティアハイム・ベルリンは一切公的資金を受けていない」という環境省の発狂㉖
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1959年生。
大阪府出身、東京育ち(中学は世田谷区立東深沢中学校、高校は東京都立戸山高校です)。
現在は、兵庫県西宮市在住です。
一人暮らしです。

趣味はクルマをコロガスこと(現在のクルマは4代目のメルセデスベンツです。ドイツ車では5代目)、庭での果樹栽培、家の手入れ掃除です。
20歳代前半から商品先物、株式投資をはじめ、30歳で数億円の純資産を得るが、その後空売りの深追いで多くを失う。
平成12年ごろから不動産投資を行い成功、現在50数戸を無借金で所有。
不動産投資では、誰も見向きもしなかったキズモノ、競売物件などをリノベーションする手法です。

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