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ドイツは夏季休暇の時期だけで7万頭のペットが捨てられる~ドイツのペットの大量生産大量販売そして大量消費







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(Zusammenfassung)
Allein in den Sommermonaten werden in Deutschland rund 70 000 Haustiere ausgesetzt.
Eine erschreckend hohe Anzahl.


 ドイツは国内での犬の生産数は規制の厳しさから極めて少ないものの、近隣の東欧諸国で劣悪大量生産された子犬を年間ほぼ違法に50万頭を輸入しています。この数は、日本の子犬の商業生産とほぼ同じ数です。EU域内では国境検問所がほぼなく、ほぼ無制限にこれらの国から子犬をドイツに持ち込むことができるからです。これらの子犬はほぼネットで安価に販売されます。そのためドイツは東欧諸国を介して事実上、子犬の大量生産販売をしているのと同じです。またドイツはペットの遺棄が大変多い国です。夏季休暇の時期だけで、7万頭のペットが捨てられます。その理由はネットで安く子犬などが買えるからです。ドイツはペットの大量生産販売、さらに大量消費で使い捨てをする国です。


 私はドイツにおける東欧からの違法な子犬の輸入と、それらがほぼネットできわめて安価に販売されていることを記事にしています。このような事実から「ドイツでは東欧諸国を介して実質的に子犬の大量生産大量販売をしているのと同じ」と述べました。

イギリスは子犬の無認可大量繁殖と違法輸入が正規繁殖輸入の約3倍~犬の商業販売は人口比で日本の約7倍
東欧の子犬の劣悪大量生産を支えるドイツ人

 このようにドイツで大量販売された子犬の行方はどうなるのでしょうか。実はドイツは極めてペットの遺棄が多い国です。夏季休暇の時期だけで7万頭ものペットが捨てられています。ドイツ動物保護連盟は推計値を出し、非常に深刻な問題であるとしています。以下に「ドイツでは遺棄されるペットの数がきわめて多い」ことを報じる資料から引用します。


Ausgesetzt – Wenn Tiere zum Ballast werden 「ペットの遺棄‐ペットが厄介者になったとき」 2018年7月18日

Allein in den Sommermonaten werden in Deutschland rund 70 000 Haustiere ausgesetzt.
Eine erschreckend hohe Anzahl.
Alljährlich stellt sich in der Reisezeit für Tierhalter die Frage: Was tun mit dem Haustier?
Und für viel zu viele Tiere endet diese Frage ausgesetzt und angebunden im Wald, an einsamen Landstraßen oder auf Parkplätzen.
Wenn es dann an die Urlaubsplanung geht und klar wird, dass sich nicht jedes Reiseziel problemlos und preiswert mit dem Tier bereisen lässt, erscheint das Haustier schlicht als Ballast und unangenehmes Reisehemmnis.
Natürlich gibt es vielfältige Möglichkeiten, einen Urlaub mit Haustier zu gestalten oder alternativ für eine Unterbringung oder Betreuung des Tieres bei Abwesenheit zu sorgen,
Ziehen jährlich 70 000 Menschen diese Alternativen nicht in Betracht und entscheiden sich stattdessen dafür, dass Tier auszusetzen und es damit in Lebensgefahr zu bringen.
Ein Großteil von Aussetzung geschieht zwar in der Ferienzeit, doch das Problem besteht auch jenseits der Sommermonate.
Schmälern die geringen Anschaffungskosten und der florierenden Online-Handel das Verantwortungsempfinden von Tierhaltern.
Ist man mit dem eigenen Tier nicht zufrieden, bestellt man sich online leicht und preiswert einfach ein neues.

ドイツでは夏の休暇の期間だけで、約7万頭のペットが捨てられています。
驚くほど多い数字です。
毎年夏の旅行シーズンになるとペットの飼主は、「ペットをどうしたらよいのか?」という悩みで自問自答します。
その自問自答はあまりにも多くのペットが森の中や、人里離れた田舎道、または駐車場に繋がれて捨てられる結果になります。
飼主が休暇の計画を立てている時にすべての旅行先にペットとを同伴して簡単に、かつ安価に旅行できるわけではないことがわかると、飼主にとってはペットは単に旅行の負担や不快な厄介者として映ります。
もちろんペットを同伴する休暇の過ごし方を計画したり、旅行中にペットを預けたり世話をしてもらうための、さまざまな選択肢があります。
毎年70,000人のペットの飼主がこれらの代替案を考慮せずにペットを捨てることを選択し、それによってペットの命を危険にさらしています。
ペットの飼育放棄は多くは休暇のシーズン中に起きますが、問題は夏以降も続きます。
安くペットが買えること、盛んなペットのオンライン取引により、ペットの飼い主の責任感が希薄になっています。
自分のペットに満足できない場合は、オンラインで簡単で安く新しいペットを注文することができる
のです。



Tierheime in Baden-Württemberg vor dem Kollaps 「バーデン・ヴュルテンベルク州のティアハイムは捨てられたペットの収容で破綻寸前です」 2023年8月18日

Immer häufiger entledigen sich Halter ihrer Haustiere auf unrühmliche Weise.
Viele Tierheime im Land sind nach Auskunft des Landestierschutzverbands Baden-Württemberg am Anschlag - und das nicht nur in den Sommerferien.
Inzwischen seien die Tierheime ganzjährig durch ausgesetzte Tiere mehr als ausgelastet.
Viele Einrichtungen seien voll, manche könnten keine Tiere mehr aufnehmen.
Während der Corona-Pandemie hätten sich viele Menschen Haustiere zugelegt, die nun lästig würden.
Die Tiere würden dann überall ausgesetzt.
Online-Handel mit Tieren Hauptproblem für Situation rund um Haustiere.
Es ist so einfach, sich über Internet ein neues Haustier zu bestellen.
Das Tier ist ein Konsumgut geworden.
Es wird angeschafft - und wenn es nicht mehr funktioniert, wie man will, wird es wieder abgeschafft.

恥ずかしい方法でペットを処分する飼い主が増えています。
バーデン-ヴュルテンベルク州動物保護協会によると夏の休暇期間中だけではなく、州内の多くのティアハイムが限界に達しているといいます。
ティアハイムは現在、一年中捨てられた動物でいっぱいです。
多くの施設が収容上限に達しており、動物の受け入れができない施設もあります。
コロナパンデミックの頃には、現在厄介ものになっているペットを購入する人も多かったのです。
コロナの終息後は、ペットたちはどこにでも捨てられることになります。
ペットを取り巻く状況の最大の問題は、オンラインでのペットの売買です。
新しいペットをオンラインで注文するのはとても簡単です。
ペットは単なる消費財になりました。
ペットが購入されたものの、飼主の期待通りでなければ捨てられ
てしまいます。



 日本ではフランスについて「年間10万頭のペットが捨てられている」と報道されて「ペットの遺棄大国」と一部で評されています。しかしドイツでは、夏季休暇の時期だけで7万頭のペットが捨てられているのです。1年を通じたら、ドイツはフランスよりペットの遺棄が多いかもしれません。
 かねてよりペットの遺棄が多い「ペット捨て大国」のドイツですが、コロナパンデミックによるペットブームでペットを新たに購入した飼主が、コロナ終息後にペットを捨てています。そのあまりの捨てられたペットの多さでティアハイムの収容上限を超えてしまい、多くのティアハイムが引受不能に陥っています。それ等の捨てられて、ティアハイムに収容しきれなかったペットはどうなるのでしょうか。それは次回で述べます。


(動画)

 DAS fühlt ein Hund, wenn er AUSGESETZT wird! (Schrecklich) 「これが犬が捨てられたときに感じる気持ちです (ひどいです)」 2023年3月10日

Ob aus Bequemlichkeit oder weil sie als Last empfunden werden - diese Tiere werden sich oft plötzlich und unerwartet auf der Straße wiederfinden, alleine und ohne ein Zuhause.

多くの犬が捨てられているのは悲しい現実です。
飼主の都合だとか、あるいは犬が厄介になったためなのか、これらの犬は突然、予想しない形で路上に1頭で家もないことに気づくことが多いのです。





(動画)

 4 kleine Welpen im Müllcontainer ausgesetzt 「ゴミ箱に捨てられた小さな4頭の子犬」 2022年3月8日

 精神病院の前のゴミコンテナの中に、小さな子犬4頭が捨てられていました。これが動物愛護先進国と日本で神格化されているドイツの現実です。

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No title

2023-11-20s.maコメント
動物あいごとは誰のために 何をすることなのか?
自己満足活動か?
「指導者 先生たち」何をお考えなのか?
私の知る限り fake情報発信を糾弾された「先生」はいないですね

議員の勉強会?講師がfake情報発信の専門家?が多くて それを見破れないのか 敢えて同調しているのか?
動物あいご議連は議員としてよりも「社会人」としても落第です
国会で平然と誤認情報を質疑 発信する
日本を貶めるために働いているとしか感じられません
その議員たちに「いいね」があふれるばかりについています
動物あいごに関わる人々の意識の低さの表れだとも思っています
それをとがめる国民もほとんどいない
環境省自然環境局総務課動物愛護管理室と民間の委員各位にも問いたいですね
「これでいいのか? fake情報垂れ流し」

Re: No title

s.ma様、コメントありがとうございます。

> 議員の勉強会?講師がfake情報発信の専門家?が多くて それを見破れないのか 敢えて同調しているのか?

殺処分ゼロ議員連
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8A%AC%E7%8C%AB%E3%81%AE%E6%AE%BA%E5%87%A6%E5%88%86%E3%82%BC%E3%83%AD%E3%82%92%E3%82%81%E3%81%96%E3%81%99%E5%8B%95%E7%89%A9%E6%84%9B%E8%AD%B7%E8%AD%B0%E5%93%A1%E9%80%A3%E7%9B%9F
のアドヴァイザーは、杉本彩氏と浅田美代子氏です。
両名が提供する海外の動物愛護情報は、ほぼ全てで真実とは真逆真逆の悶絶死しかねない高等向きな大嘘デマしかありませんでした。
杉本彩~「日本以外の先進国にはペットショップがない」
浅田美代子~「ドイツは殺処分ゼロ。ベルリンのデパートは全館で犬同行が許可されており人と同様に、店内を利用できる(ベルリンで最も有名な老舗デパートで大きなKadewweは、全館で犬禁止です)」
など。
こんなこと、出来がいい中学生でも自動品薬を使って調べれば真逆の大嘘と言うことがわかります。
このような人物が立法府の団体のアドヴァイザー(笑)を努め続け、議員らを集めて講習会の講師をしているとのことです(杉本談)。
これが異常、狂気でなければ何でしょうか。


> 動物あいご議連は議員としてよりも「社会人」としても落第です
> 国会で平然と誤認情報を質疑 発信する
> 日本を貶めるために働いているとしか感じられません

特にひどいのは、串田誠一議員です。
2019年には長時間の質問を行っていましたが、海外に関する事はほぼ全てでデタラメでした。
祖に汚点をメールで抗議しましたが、全く改まらず、衆議から参議になって以降もデマ大嘘の国会発言に励んでいます。
特に法律に関する仰天解釈は酷い。
本当の法曹資格を持っているのか疑われるほど。


> その議員たちに「いいね」があふれるばかりについています

日本の動物愛護は狂気の世界です。


> 環境省自然環境局総務課動物愛護管理室と民間の委員各位にも問いたいですね

環境省の動物愛護室の審議会の外部委員海外に関する発言は、ほぼ全てが真逆の大嘘デマでした。
環境省の動物愛護審議会では「ドイツではほぼ捨犬捨猫がない」と議事録に残っています。
https://www.env.go.jp/council/14animal/mat50_5.pdf
ですが、海外に関する記述はほぼデタラメです。
http://eggmeg.blog.fc2.com/blog-entry-1571.html
プロフィール

さんかくたまご

Author:さんかくたまご
当ブログのレコード
・1日の最高トータルアクセス数 8,163
・1日の最高純アクセス数 4,956
・カテゴリー(猫)別最高順位7,928ブログ中5位
・カテゴリー(ペット)別最高順位39,916ブログ中8位

1959年生。
大阪府出身、東京育ち(中学は世田谷区立東深沢中学校、高校は東京都立戸山高校です)。
現在は、兵庫県西宮市在住です。
一人暮らしです。

趣味はクルマをコロガスこと(現在のクルマは4代目のメルセデスベンツです。ドイツ車では5代目)、庭での果樹栽培、家の手入れ掃除です。
20歳代前半から商品先物、株式投資をはじめ、30歳で数億円の純資産を得るが、その後空売りの深追いで多くを失う。
平成12年ごろから不動産投資を行い成功、現在50数戸を無借金で所有。
不動産投資では、誰も見向きもしなかったキズモノ、競売物件などをリノベーションする手法です。

なお、SNS、掲示板、QandAサイトなどでは、多数の本ブログ管理人の私(HN さんかくたまご)(武田めぐみ)のなりすまし、もしくはそれと著しく誤認させるサイトが存在します。
しかし私が管理人であるサイトは、このページのフリーエリアにあるリンクだけです。
その他のものは、例えば本ブログ管理人が管理人と誤認させるものであっても、私が管理しているサイトではありません。
よろしくお願いします。

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