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アメリカ最大の市ニューヨークではネズミと野良猫が激増している~猫はネズミ駆除には役に立たない






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(Summary)
In New York City, the largest city in the United States, both rats and feral cats are proliferating.
Cats are almost ineffective against rats.


 記事、人口に近い300万匹も野良猫が激増したロサンゼルス~「アメリカの大都市には野良猫がいない」との東大教授の典拠の謎?
野良猫の数は人口と人口密度に正の相関がある~「野良猫がいるいないは帝国主義と核家族化、介護形態が関係する」の珍説
「野良猫は低所得低学歴者居住地の都市部に多い」という論文
の続きです。
  小野塚知二東京大学教授は「野良猫がいるいないで世界ははっきりと二分できる。野良猫がいないのは帝国主義により動物愛護が進み、核家族化により高齢者介護が施設介護型になった国」としています。さら教授は「アメリカでは非大都市には野良猫入=大都市にはいない」としています。野良猫が増える要因について分析した研究はかなりありますが、「野良猫の数は人口と人口密度に相関する」が定説です。アメリカ最大の市、ニューヨーク市ではネズミと野良猫が激増しています。



 サマリーで述べた「アメリカ最大の市、ニューヨーク市では根海と野良猫が激増している」について、それを報じるニュースソースから引用します。


New York Is Overrun by Rats and Feral Cats 「ニューヨーク市はネズミと野良猫に襲われています」 2023年8月21日

There are now an estimated 3 million rats in New York City — a 50 percent increase from a decade ago.
“An average size eight, running up and down the street.”) The feral-cat population has also exploded, per the New York Daily News, with estimates ranging from 500,000 to 1 million cats now living on the city streets.
The rats are multiplying because our city is addicted to putting trash out in bags on the street.
And the feral-cat problem grew when free spaying and neutering services were paused during COVID and now, with more evictions and financial pressures driving owners to give up their pets, shelters are reaching capacity across the city.
Feral cats are a major issue for local bird populations, but are they also a potential anti-rat task force for the city?
in 2018, a team of Fordham researchers studied a rat colony in Greenpoint for five months, microchipping 60 rats and observing five cats that hung around them.
But in the end, the cats only ended up killing three rats).

現在ニューヨーク市には推定300万匹のネズミが生息しており、10年前に比べて50%増加しています。
ニューヨーク・デイリー・ニュース紙によると野良猫の個体数も爆発的に増えており、推定では50万匹から100万匹の猫が路上に生息しているとされています。
ネズミが増えているのは、ニューヨーク市では市民がゴミをゴミ袋に入れて道路上に廃棄することが習慣になっているからです。
そして新型コロナウイルス感染症の流行下で猫の無料の避妊・去勢手術サービスが一時停止されたことで、野良猫の問題がさらに拡大しています。
現在では市民の引っ越しの増加(の際に飼猫を捨てる)と経済的な困窮度が増していることにより、飼主がペットの猫を手放すようになっており、市内各所の動物保護施設が収容の上限に達しつつあります。
野良猫は地元の鳥類の生息数にとって大きな問題ですが、野良猫の集団は市の潜在的なネズミ対策でもあるのでしょうか?
2018年にフォーダムの研究チームは、市内のグリーンポイントのネズミの群れの60匹にマイクロチップを埋め込み、その周りを徘徊している5匹の猫を観察しました。
しかし最終的に、猫たちは3匹のネズミを殺した
だけでした。



 現在ニューヨーク市の人口は800万人です。人口1万人当たりの野良猫数は~1,250匹となります。人口390万人のロサンゼルス市には~300万匹の野良猫が生息(1万人当たりの野良猫数~7,692匹)しているとされ、それに比べれば少ないものの、極めて多いです。後述する、小野塚知二洋狂大学狂授が「野良猫がいる」としている国のスペイン 人口1万人当たり野良猫数 422匹、イタリア 人口1万人当たり野良猫数 398匹 よりはるかに多いです。
 小野塚知二東京大学狂授らが科研から補助金を受けて進めている、野良猫の生息数に関する研究があります。小野塚知二狂授らの説は「野良猫がいるいないで社会ははっきりと二分できる。イギリス、北フランス、ドイツ、オーストリア、スイスには野良猫がいない。⼀⽅で現在も野良猫がいるのは⽇本や韓国などアジア諸国、イタリアやスペイン、ポルトガルなどの南欧、アメリカの⾮⼤都市など」としています。連載で述べた通り、アメリカの大都市は人口が1位がニューヨーク、2位がロサンゼルス、3位がシカゴですが、いずれも野良猫の生息数が多く増加傾向です。対して非大都市の農業州のワイオミング州やミネソタ州などでは「野良猫が増えて社会問題になっている」というニュースは見ません。
 さらに教授が「野良猫がいる国」としているスペイン、イタリアよりもはるかに人口当たりの野良猫数はニューヨーク市とロサンゼルス市の方が多いのです。したがって狂授の「アメリカでは大都市では野良猫がいない」は完全に誤りです。


(画像)

 『野良猫のいる社会といない社会 その⽐較と移⾏過程:⼩野塚知⼆先⽣』  2019年1月21日 から。

イギリス、北フランス、ドイツ、オーストリア、スイスには野良猫がいない。
⼀⽅で現在も野良猫がいるのは⽇本や韓国などアジア諸国、イタリアやスペイン、ポルトガルなどの南欧、アメリカの⾮⼤都市などになります。
イギリスや北フランス、ドイツなどでは野良猫の消滅過程が必ずあるはずです。


小野塚 キチガイ


 狂授は、『野良猫のいる社会といない社会 その⽐較と移⾏過程:⼩野塚知⼆先⽣』 でこのように述べています。「いわゆる猫、イエネコは⼈間が農業を始めて穀物や⾖類を保存するようになり、そこにネズミ⽬の⼩動物や⼩⿃、場合によっては昆⾍が⾷べにやってくるようになりました。それらの⼩動物を捕⾷しに、リビアヤマネコがイエネコの先祖としてやってきたのが始まりです。猫は⼩動物を捕⾷しますので、猫にとって⼀番都合のいいのは、⼈が農業をやっている環境にいるということになります」。
 それが狂授にとってはアメリカでは非大都市では野良猫入る=大都市にはいない」の根拠なのでしょう。しかし今回引用した記事では「野良猫はほぼネズミを捕食しない」とあります。連載で述べてきた通り、小野塚知二狂授らが進めている研究は前提がことごとく誤りであり、愚行です。


(画像)

 Long Island Cat Sanctuary ニューヨーク、ロングアイランドの野良猫の聖域 2016年12月9日




(画像)

 Feeding Stray cat in NYC🗽🇺🇲 ( He loves cars!) 2021年10月8日

 小野塚知二狂授の説によれば「野良猫が増える要因は高齢者の給餌」と言うことですが、先の動画でもそうですが、若年層も野良猫に給餌をしています。また「アメリカでは非大都市には野良猫がいるが大都市にはいない」の根拠は、「野良猫はネズミなどの小動物を捕食するため、農業と結びついている」ことが根拠のようです。
 しかしネズミはむしろ都会に多いです。また猫はほぼネズミを捕食しません。狂授の言うことは全てにおいて一貫線がなく支離滅裂です。




(動画)

 Feeding a Stray cat in New York #catsofny #queensnyc #miguelthegroomer #doggroomerinqueensny 「ニューヨークで野良猫の餌やり」  6ヵ月前


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これは今の大都市アメリカで

失礼します
この猫がネズミを食べないというのは、アメリカの大都市ではキャットフードなり肉等をヒトが与えたり捨てる。しかしネズミは逃げたり反撃もしてくる。あるいは美味しくないので食べないとかそういった理解でよろしいでしょうか?そうではない昔のヨーロッパや江戸時代あたりならねずみを取って食べた。有名なハブとマングースみたいに、マングースはハブは食べるが、他に容易に獲物があるならとらない。コヨーテ、アライグマだって猫は食べるが、他に餌があるなら反撃もある猫より他を優先させるみたいな感じですか?

Re: これは今の大都市アメリカで

クセル様、コメントありがとうございます。

> この猫がネズミを食べないというのは、アメリカの大都市ではキャットフードなり肉等をヒトが与えたり捨てる。しかしネズミは逃げたり反撃もしてくる。あるいは美味しくないので食べないとかそういった理解でよろしいでしょうか?

美味しいのかどうかは分かりませんが、猫はほぼネズミを捕食することはないというのが定説です。
主な要因は反撃でしょうね。
大きなドブネズミだと反撃にあって猫も受傷する可能性すらあります。
都市部の猫のドブネズミ捕食はわずかで幼体に限られ、ネズミの個体数抑制には全く貢献しない。
捕食するわずかな数では、ネズミの繁殖力がはるかに勝るから。
しかも幼体をわずかに捕食する事実は、ネズミから感染症が猫に感染し、それを人にもたらすマイナス面しかない。
https://journals.plos.org/plosone/article?id=10.1371/journal.pone.0005794

猫は反撃しない動物を好んで捕食する。
従って都市部の猫によるネズミ抑制は全く効果はない。
https://www.smithsonianmag.com/smart-news/cats-are-surprisingly-ineffective-keeping-urban-rat-populations-check-180970428/


>そうではない昔のヨーロッパや江戸時代あたりならねずみを取って食べた。

当時は人為的に猫に給餌もしませんでしたし、食料が貴重で残飯が大量に捨てられることがありませんでした。
だから猫は飢えて、ネズミを捕らざるを得ませんでした。


>コヨーテ、アライグマだって猫は食べるが、他に餌があるなら反撃もある猫より他を優先させるみたいな感じですか?

コヨーテは体重が~20キロほどあり、紀州犬や甲斐犬と同じぐらいの大きさです。
これらの犬はイノシシの咬み止め猟やクマ猟にも用いられました。
コヨーテはアライグマを捕食します。
集団で野生のヒツジを狩ったり、家畜を襲ったりします。
人が襲われて死亡する事故も起きています。
コヨーテは猫は優先して捕食しているのではないでしょうか。
猫は野生動物のように機敏ではありません。
アメリカの多くの州ではコヨーテを誘引するという理由でも、野良猫の餌やりを禁止しています。
アメリカでは都市部のコヨーテの数が増えていますが、好き好んで猫を捕食するためや残飯あさりで都市部に集まっていると思います。
猫が好ましい捕食対象でなければ、わざわざ都市部に流入しないと私は思います。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%A8%E3%83%BC%E3%83%86

繁殖がとまらない

米国のネズミ ネコの繁殖はすごいですね。数えきれない被害があるでしょう
自然観への影響は思った以上あると思います
人口が密になって食べ物が捨てられていれば野生にいるより繁殖しやすい
しかも物好きがわざわざ上げる事もある
さんかくさんの言う通り、ネズミと猫の繁殖環境は被る事があるというのは確かですね
しかもお互いに争う必要もないどころか、共存しやすい
病気が蔓延しますわ
中世でペストが流行ったのは、ネズミも猫も影響があるのかも
動物が不特定多数の人に接触できる状況は異常です
飼育動物以外、自分の家屋敷地内から出さない、餌を与えない。管理できなければ殺処分する事。
これさえできれば問題の大部分は解決できるのに、、、、
逆に増やす人がいるから深刻です

猫の放し飼い

猫は大昔は貴重で紐につないでいたみたいですね
金持ち貴族の娯楽品だったのかな
ネズミ除けというのは本当だったかは怪しいなと思います
あの習性だから、つないでないとどこかに行ってしまう
粗相はするし、閉じ込めて貴重品の蔵に入れておくというのはできないんじゃないでしょうか
いつから放し飼いになったんでしょう
簡単に手に入るようになった時からでしょうか
犬はつないでおく事が当然だったけど、猫を放し飼いにするのはいなくなって本当には困らないからではないかと思います
犬は番犬から猟の手伝いまでする貴重品。
いなくなられたら打撃ですからね
昔から猫飼育者はいい加減なんでしょう
それにしても、人間が自然にやらかした破壊行為の上位に入るくらい、野放しの猫というのは酷いと思います


Re: 繁殖がとまらない

いち様、コメントありがとうございます。

> 米国のネズミ ネコの繁殖はすごいですね。

特にロサンゼルスの人口比近い数の野良猫がいるというのは尋常ではないです。


> 人口が密になって食べ物が捨てられていれば野生にいるより繁殖しやすい

野生動物の一定区域での個体数の上限に、環境収容力という考えがあります。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%92%B0%E5%A2%83%E5%8F%8E%E5%AE%B9%E5%8A%9B
その区域の該当する動物の餌の総量÷1個体が生存できる餌量=該当する動物の生息数上限

単位面積当たりの野良猫の餌の量は、大都市の方が非大都市より給餌者が多いとか残飯の量が多いので、野良猫の総数は大都市の方が多くなります。
これが野良猫の生息数に関する学術研究では定説になっています。
小野塚狂授は定説と全く逆を述べていますね。


> ネズミと猫の繁殖環境は被る事があるというのは確かですね

どちらも人口が多く、密度が高いところで多くなります。


> しかもお互いに争う必要もないどころか、共存しやすい

共存ですね。


> 病気が蔓延しますわ
> 中世でペストが流行ったのは、ネズミも猫も影響があるのかも

中世はともかくアメリカDCDは、猫はペストに感染しやすく人に感染させるので、ペストが発生した地域では猫を屋外に出さないことが望ましいとしています。


> 動物が不特定多数の人に接触できる状況は異常です

公衆衛生上好ましくありません。


> 飼育動物以外、自分の家屋敷地内から出さない、餌を与えない。管理できなければ殺処分する事。

これがスタンダードであるべきです。
TNRなどもってのほか。

Re: 猫の放し飼い

いち様、コメントありがとう宇ございます。

> 猫は大昔は貴重で紐につないでいたみたいですね

日本で猫が放し飼いされるようになったのは江戸中期の綱吉の時代で、生類哀れみの令で猫の係留飼育を禁止した後です。
ですから小野塚狂授がいうような「猫は農業と密接に関係していた」は日本に限っては大嘘です。
江戸時代以降も猫は、都市部の住人のペットでした。
それ以前は猫は非常に貴重なペットで、貴族などが猫を係留飼育していました。
庶民は買うことはできなかったでしょう。
だから小野塚狂授の説「猫はの農業と密接に結びついている」は、少なくとも日本であはあり得ません。


> 金持ち貴族の娯楽品だったのかな

日本ではそうです。それとエジプトなどでも王侯貴族のペットのようです。


> ネズミ除けというのは本当だったかは怪しいなと思います

小野塚説「猫は農業と共に広まったは、誤りと言える思います。


> いつから放し飼いになったんでしょう

徳川綱吉治世の「生類憐みの令」からです。


> 簡単に手に入るようになった時からでしょうか
> 犬はつないでおく事が当然だったけど、猫を放し飼いにするのはいなくなって本当には困らないからではないかと思います

生類憐みの令で、猫の繋ぎ飼いが禁止されたのです。


> それにしても、人間が自然にやらかした破壊行為の上位に入るくらい、野放しの猫というのは酷いと思います

同感です。

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Re: アメリカ農務省の見解(2021年10月)

鍵コメ様、コメントありがとうございます。

情報提供いただいた、アメリカ連邦農務省のTNRに関する資料、
https://www.aphis.usda.gov/wildlife_damage/reports/Wildlife%20Damage%20Management%20Technical%20Series/free-ranging-and-feral-cats.pdf
October 2021 Free-ranging and Feral Cats はすでに記事にしています。
http://eggmeg.blog.fc2.com/blog-entry-2039.html
http://eggmeg.blog.fc2.com/blog-entry-2038.html
http://eggmeg.blog.fc2.com/blog-entry-2036.html
http://eggmeg.blog.fc2.com/blog-entry-2035.html

私が気が付かないことも多々ありますので、また情報提供はよろしくお願いします。
この資料の感想では「日本のTNR団体が知ったら目を剥くような内容」でしたw

ご心配の点は一切ありません。
ご安心ください。
プロフィール

さんかくたまご

Author:さんかくたまご
当ブログのレコード
・1日の最高トータルアクセス数 8,163
・1日の最高純アクセス数 4,956
・カテゴリー(猫)別最高順位7,928ブログ中5位
・カテゴリー(ペット)別最高順位39,916ブログ中8位

1959年生。
大阪府出身、東京育ち(中学は世田谷区立東深沢中学校、高校は東京都立戸山高校です)。
現在は、兵庫県西宮市在住です。
一人暮らしです。

趣味はクルマをコロガスこと(現在のクルマは4代目のメルセデスベンツです。ドイツ車では5代目)、庭での果樹栽培、家の手入れ掃除です。
20歳代前半から商品先物、株式投資をはじめ、30歳で数億円の純資産を得るが、その後空売りの深追いで多くを失う。
平成12年ごろから不動産投資を行い成功、現在50数戸を無借金で所有。
不動産投資では、誰も見向きもしなかったキズモノ、競売物件などをリノベーションする手法です。

なお、SNS、掲示板、QandAサイトなどでは、多数の本ブログ管理人の私(HN さんかくたまご)(武田めぐみ)のなりすまし、もしくはそれと著しく誤認させるサイトが存在します。
しかし私が管理人であるサイトは、このページのフリーエリアにあるリンクだけです。
その他のものは、例えば本ブログ管理人が管理人と誤認させるものであっても、私が管理しているサイトではありません。
よろしくお願いします。

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