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ベルギーは人口比で日本の14倍の猫を殺処分している







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Belgium

 最近ツイッターなどで「ベルギーは猫の殺処分がゼロだ」というデマが拡散されています。真実はベルギーの猫の殺処分数は年間15,000匹以上で、人口比では日本の猫の殺処分数の約14倍です。そのもととなった記事では、その他でも「ベルギーには野良猫がいない」などという荒唐無稽なデマが記述されています。調べもせずに単にライターの思惑や、読者のウケをねらったデマ記事は本当に有害です。ライターは軽い気持ちなのかもしれませんが、そのようなデマでも犬猫殺処分の妨害テロに利用されたり、殺処分を行っている、多い自治体などの攻撃の道具として用いられる恐れがあるのです。


 サマリーで示した通り、日本では「ベルギーは猫の殺処分がゼロ」というデマが流布されています。しかし真実は、ベルギーでは公的な公表で年間15,000匹の猫を殺処分しています。ベルギーの自治体、ウォルウェ・サン・ピエール市のHPから引用します。


Sterilisatie van zwerfkatten 「野良猫の不妊手術」

(オランダ語原文)
Sterilisatie: overbevolking en euthanasie vermijden
Jammer genoeg stijgt het aantal “achtergelaten” katten verhoudingsgewijs met het aantal geboorten.
Hierdoor zijn de dierenasielen verplicht per jaar zowat 15.000 katten in België voor wie ze geen nieuw baasje konden vinden te laten inslapen.
Om redenen van dierenwelzijn lijkt sterilisatie de beste oplossing om de overbevolking van katten aan te pakken en zo het aantal gevallen van gedwongen euthanasie te beperken.

(英語)
Sterilization: avoiding overcrowding and euthanasia
Unfortunately, the number of "abandoned" cats increases proportionally with the number of births.
As a result, animal shelters are obliged to euthanize about 15,000 cats in Belgium each year for whom they could not find a new owner.
For animal welfare reasons, sterilization seems to be the best solution to deal with cat overpopulation and thus limit the number of cases of forced euthanasia.

(日本語 拙訳)
野良猫の不妊と去勢:保護施設の過密と安楽死(殺処分)を回避すること
残念なことに「捨てられた」猫の数は、生まれた数に比例して増えます。
その結果べルギーでは、動物保護施設は新しい飼い主を見つけることができなかった猫を、毎年約1万5000匹安楽死(殺処分)させることを余儀なくされています。
動物福祉上の理由から猫の過剰繁殖を防止し、安楽死(殺処分)を強いられる猫の増えないようにするには不妊手術が最善の解決策であると思われます。



 しかし驚くべきデマが拡散されています。ベルギーの「猫祭り」に関する記事です。ベルギーの有名な「猫祭り」ですが、この祭りはもともとは猫は悪魔のしもべとして邪悪なものとして猫を殺害する祭りでした。その記事の中の記述です。


【3年に一度開催】ベルギーの猫祭り~カッテンストゥッツ~ 2021年2月11日

ベルギー滞在中はリアル猫には一匹も遭遇しませんでした!
野良猫を見かけないのも殺処分ゼロ!を掲げるベルギーならではの常識のようです。



 なおベルギーの動物福祉に関する包括的な法律「ワロン動物福祉法典」の日本語訳と解説が公表されています。その中の、殺処分に関する条文を挙げておきます。


動物の法的地位をめぐるベルギー法の概況 ― ワロン動物福祉法典の紹介を中心に

第 1 項 § 1 にかかわらず,放棄された動物,道に迷った動物,さまよう動物は,以下の場合に,遅滞なく,殺処分されうる。
1 公衆衛生について止むを得ず,緊急の理由がある場合,市長の判断に基づいて
2 福祉のために必要だとする獣医師の判断に基づいて
第 2 項 動物の殺処分の理由や識別情報は,自治体やD.12条に鑑みて収容を保証する者により, 1 年間保管される。それが識別されえる場合,理由が動物の責任者に通知される。
第 3 項  1 項に規定される理由によって殺処分された動物の責任者は,殺処分によって生じた費用を支払う義務を負う。



(動画)

 Zwerfkat in Leuven 「ルーベン(ベルギーの都市)に住んでいる野良猫」 2014年5月2日

 私はオランダ語が分かりませんが、ベルギーの都市にはかなり野良猫が多いようです。それにしても「〇国には野良猫がいない。殺処分もゼロ」という根拠のない無責任なデマ情報が多すぎませんか。

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1959年生。
大阪府出身、東京育ち(中学は世田谷区立東深沢中学校、高校は東京都立戸山高校です)。
現在は、兵庫県西宮市在住です。
一人暮らしです。

趣味はクルマをコロガスこと(現在のクルマは4代目のメルセデスベンツです。ドイツ車では5代目)、庭での果樹栽培、家の手入れ掃除です。
20歳代前半から商品先物、株式投資をはじめ、30歳で数億円の純資産を得るが、その後空売りの深追いで多くを失う。
平成12年ごろから不動産投資を行い成功、現在50数戸を無借金で所有。
不動産投資では、誰も見向きもしなかったキズモノ、競売物件などをリノベーションする手法です。

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