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巨大利権に操られる猫愛誤たちー2





 前回記事、巨大利権に操られる猫愛誤たちー1では、日本の猫愛誤がペットフード業界に操られ、野良猫増加極大化に邁進している可能性を書きました。その前に、殺処分された犬猫の死体をペットフードに原料に用いている現状と、その危険性を述べます。


 eatveg.comという、菜食主義者と動物の権利擁護団体によるインターネットサイトの記事から引用します。このような団体のサイトですので、若干の偏向はあるかもしれません。記事、Euthanasia and Animal「安楽死と動物の避難所」から。2013年3月。


Approximately 27 million animals are handled by animal shelters, in the United States each year.
Of them, about 10 million are reclaimed or adopted, leaving 17 million dogs and cats to be killed and tossed into trash cans where they wait to be cremated ,or picked up for commercial uses.
In some cases rendering companies get the bodies and sell the dead animals to corporations who use themin everything from cosmetics to even pet foods.
In 1990, 40% or 5.2 million animals were sent to rendering factories.
"When you read pet-food labels and it says meat or bone meal, that's what it is - cooked and converted animals, including some dogs and cats,"
says Eileen Layne, of the California Veterinary Medical Association.



約2,700万頭の動物(ペット)は、毎年米国の動物保護施設で処理されます。
このうち、約1,000万頭は飼い主に返還され、または新しい飼い主に譲渡されます。
残された1,700万頭の犬や猫はが殺されます。
犬猫の死体は焼却、または商業目的で使用するかどうかを選別するためにゴミ箱に放り込まれています。
場合によっては、レンダリング工場(死体再利用工場)は死体を引き取り、化粧品からペットフードに至るまで、それらを使用する企業に死んだ動物を販売しています。
1990年には、40%または520万頭の動物が、レンダリング工場に送られました(註。直近の統計でも、アメリカでは約400万頭の殺処分された犬猫の死体がレンダリングされていると推計されています)。
「あなたがペットフードのラベルを読んで、それが肉やボーンミールとあれば、それが何を意味するのか。一部は調理加工された犬や猫などの動物たちをを含みます」。
そのように、カリフォルニア獣医師会のアイリーンレイン獣医師は言います。



 引用した記事にあるとおり、1990年頃までは、アメリカでは毎年約2,000万頭の犬猫などのペットが殺処分されていました。その数は膨大で、それらを全て産業廃棄物として処分するのは大変な行政コストの負担になります。さらに、環境への負荷増大という悪影響もあります。
 そこで、殺処分された犬猫の死体を再利用し、ペットフードなどの工業原料に加工することが一般的に行われるようになりました。アメリカの自治体にとっては殺処分された犬猫の死体処分費の行政コストが削減できます。また、レンダリング業者には事業機会を提供し、ペットフード業者等にとっては、安い原料の調達になります。まさにアメリカ政府とレンダリング業者、ペットフード業者等は、利害が一致したのです。

 殺処分された犬猫の死体のレンダリング(再利用)は、アメリカ以外でも、規模は小さいながら多くの先進国で行われています。イギリスでは、BSE発生時にレンダリングが問題になりました。イギリスでも廃棄家畜の死体以外でも、殺処分された犬猫の死体が用いられています。ドイツでも、小規模ながら犬猫の死体を含めてレンダリングは行われています。
 BSE発生以降は、イギリス、アメリカでは、レンダリング原料を含む飼料を牛などの家畜に与えることは禁じられました。しかしペットフード(犬猫)は規制されていません。牛などの資料に加工することができなくなれば、犬猫の殺処分された死体は、ペットフードへの加工圧力が高まります。

 次回は、レンダリング原料を用いたペットフードの現状と危険性について述べます。なお、製品の原産国表示義務は、最終製品化した国のみです。原材料の原産国間でを記載する義務はありません。アメリカでレンダリングにより製品化された犬猫の死体由来の原料は、製品表示では確認するのは不可能に近いものの、生産国にかかわらず、多くの製品に含まれていると考えて良いでしょう。

(続く)


 失礼しました。記事、Euthanasia and Animalのリンクを付け忘れましした。Euthanasia and Animal
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非公開コメント

別にいいんじゃないですか?

犬猫の死肉を再利用したペットフードなんて大手メーカーではブランドを傷つけかねないので使用しないと思います。

そういった再生肉が使われるのはTNRだのと言っている野良猫量産家が安価なエサを求めて購入するくらいでしょうし、室内飼育でペットの健康をまともに考えるような普通の飼い主には縁のないものでしょう。

なんというかエサやりを壺にした共食い蠱毒の様な様相ですが、エサやりに何を言っても無駄ですし馬鹿の尻拭いで税金から無用の支出を出したくないのはどこの社会でも一緒です。

定食用の安い缶詰とかがそういうもので更に安くなるとありがたいですね。

野良猫愛誤の活かすに繋がる

レンダリングは必要悪ですからね。野良猫の死骸もムダにしない
「勿体無い」精神で考えれば日本のペットフードメーカーも
積極的に取り組むべきでしょう。
「非公式に不要ペットの只で引取り、野良猫狩り等」

皮は100均、肉はペットフードの足しに、残りは油脂を絞って残りカスは
肥料にと資源少国日本では捨てるところは有りません。

No title

さんかく様

こんばんは^^

レンダリングは、危険性が非常に気になります…
あと前記事に書いてくださった通り、海外の会社の利権のため、日本が野良猫牧場になってしまうことも、非常に恐ろしいお話です。

次記事も、楽しみにしております。

>愛誤はテロをスタンダートと思う、自分たちの行動を正当化するための自己欺瞞

……(ヽ'ω`)
愛誤は、どうやっても理解できません…

Re: No title

mmStrayCat様、コメントありがとうございます。

> レンダリングは、危険性が非常に気になります…

次の記事で書きますが、安楽死に用いるバルビタール麻酔薬が多くのペットフードから検出されていますし、のみ取り首輪が混入することもあります。


> 海外の会社の利権のため、日本が野良猫牧場になってしまうことも、非常に恐ろしいお話です。

私は、そう思えて仕方がありません。


> 愛誤は、どうやっても理解できません…

思想を操られていると思えば、すべてが説明できます。

アメリカ様の合理的で豪快な畜産

アメリカ産牛肉の実体。
http://agri-1.com/2012/04/post-266.html

-----

これを読んだら吉野家の牛丼は食えんなぁ。

数年前にアメリカの狂牛病でクローズアップされたレンダリングの実体ですが、今はもう忘却の彼方で、全く何も無かったかのようですが、アメリカの牛肉産業の実体は何も変わっていないようです。

以下は、「まだ、肉を食べているのですか」 ハワード・E・ライマン&グレン・マーザー著からの抜粋です。

 うちは4代続いた酪農家だ。
 私は長年カウボーイとして、牧場で汗と埃にまみれて働いてきた。モンタナの農場に育ち、20年も牛飼いをやってきた。どうすれば牛が育つかを体で覚えた。だから当然、この国で肉がどうやって生産されているかもよく知っている。もちろん私も多くの人たちと同じように、これまでに牛ステーキをたらふく食べてきたものだ。だが、あなたの目の前のステーキに、いったい何が紛れ込んでいるか、それを食べたらどうなるかを知ったら、あなたは間違いなく、私と同じようにベジタリアンになるだろう。
以下は、「まだ、肉を食べているのですか」 ハワード・E・ライマン&グレン・マーザー著より、抜粋されたものです。
 もしあなたがアメリカ人で肉食主義者(ミート・イーター)であれば、次のことを知る権利がある。それは、あなたが食べたほとんどの牛に共通する真実で、つまりあなたが食べている牛も「肉を食べている」ということだ。牛が屠殺されると、その重量の半分は食用にはならない。つまり腸や内容物、頭部、ひづめ、そして角などで、骨や血も「食べられない」。そこでこれらは、「レンダリング・プラント」(動物性脂肪精製工場)というところに運ばれる。そして巨大攪拌機(かくはんき)に投げ込まれる。ついでに言うと、「病気で死んだ牛は丸ごと放り込まれる」。

 このレンダリング・ビジネスは、今や年間24億ドル強という売り上げの巨大産業となっている。そこでは年に400ポンドもの動物の死体を処理している。ひどい病気に罹った動物や癌になった動物、腐りかけた死体などのすべてが攪拌機に投げ込まれる。農場で死んだ家畜以外にも、動物保護施設で安楽死させたペットたちが、毎年600万から700万頭もの犬や猫たちがここに運び込まれる。ロサンゼルス市だけでも毎月、約200トンもの犬や猫の死体の山がレンダリング工場に送られている。それらには動物管理局に捕獲されたノラ犬やノラ猫、そして車で撥ねられた死体も入っている。

 この「混合物」はレンダリング工場でミンチに刻まれ、高温蒸気で「調理」される。
 そして、軽い脂肪分が表面に浮いてくる。それらは化粧品や潤滑油、石鹸、ろうそく、そしてワックスの原料などに精製される。それ以外のより重いたんぱく質の原料などは、乾燥され、茶色の「肉骨粉」に加工される。そしてその約4分の1は、糞便である。その「肉骨粉」は家畜の飼料と同様に、ほとんどのペットフードの増量材として使用される。これが、農家で「濃縮たんぱく」と呼んでいるものだ。

 1995年だけで屠殺場から約500トンもの、「食べられない」残り物が出ており、それらがこうして処理され、全米の動物たちの飼料として売られていく。私もかつて、そんな「エサ」を何トンも家畜のために買ってきた。しかし、「牛」を「牛」に食わせていたとは夢にも思わなかった。1997年8月にBSE、いわゆる狂牛病への不安が巻き起こった。これに対して米食品医薬品局は新しい規制を作り、牛などの反芻(はんすう)動物のタンパク質を、反芻動物に与えることを禁止した。しかしこの規制は形だけであったので、牛たちは今もミンチになった馬や犬、猫、豚、鶏それに七面鳥などの死体を食べている。それだけではなく、牛の死体から選別された血液成分や糞便まで食べているのだ。

 全米で約9千万頭もの牛が飼われているが、そのうちの約75%が日常的にレンダリングされた動物の死体で栄養強化されたエサを食わされている。動物の排泄物をエサに混ぜるのは当たり前なのだ。飼育業者たちは、糞便の処理をするためにエサに混ぜて食べさせるのが、一番効率的な「処理法」であることを知っている。何しろ畜産業界全体で、毎年排泄される糞便の量はなんと160万トンにも達する。そしてその一部は家畜に「食わせる」ことで処分されてきたのだ。

 たとえばアーカンサス州の平均的な農場では、毎年50トン以上の鶏の糞便を牛にエサとして食べさせている。その農民たちはこう釈明する。「鶏の糞がなかったら、俺らの飼っている牛の半分は売るしかないさ。他のエサは高すぎて買えないんだ。」 もしあなたが肉が大好きな「ミート・イーター」なら、これらの糞便が、あなたの食べ物の「食べ物」であることをしっかり覚えておいてほしい。

 病気になった不健康な動物を食べると、どの程度まで危険なのかはよくわかっていない。しかしある種の病気は、宿主から人間に感染することはよく知られている。よく知られた食物感染もある。それは食物が糞便に汚染され、流行性E大腸菌によってもたらされる伝染病だ。毎年、約8000人ものアメリカ人がこの感染症で亡くなっている。さらに食品汚染の約80%は、汚染された肉から発生していることもわかっている。

 アメリカで生産されるほとんどの肉が、ダイオキシンなどの発ガン物質で汚染されている。これは除草剤の一つで米軍が枯葉剤としてベトナム戦争時に用いたエージェント・オレンジに近い化学構造を持つ。さらにDDTがある。これは25年以上も前に、国内では禁止された悪名高い農薬だ。しかも未だに地中に残留している。困ったことにこの化学物質はなかなか還元されず、この先数千年にわたり残り続けると言われている。

 当然、家畜に食べさせるエサにも残留している。
 しかも家畜用穀物は、人間用に比べ、びっくりするほど高濃度の農薬残留が許可されている。アメリカで消費される農薬の約80%は、たった4つの穀物をターゲットにしており、それがとうもろこし、大豆、綿花、そして小麦だ。つまりこれらは家畜に与える主要穀物である。そして家畜だけでなく他の動物は、農薬など他の毒性物質にまみれたエサを摂取するたびに、それらを脂肪に蓄積させる。だから家畜が、ほかの動物たちの肉から作られたエサを食べるとどうなるかというと、家畜が最大レベルの発ガン物質をたっぷり濃縮して脂肪に蓄え、それを我々が食べることになる。つまりたっぷり濃縮された発ガン物質が戻ってくることになる。ある面、これで「おあいこ」なのだ。

 1975年に「環境の質に関する評議会」は次のように報告した。
 「人間が摂取したDDTの95%は、酪農製品と肉製品に由来する。」 もちろん我々の環境の中には数多くの発ガン物質が存在する。その発がん性物質が癌を発生させ、それが人を殺すほど成長するまでに10年、20年、あるいは30年の年月がかかる。だから癌の原因物質を科学的に特定することはできない。しかし今世紀、人類の人口に占める癌発生率は天井知らずに爆発的に増え続けているのだ。

 鶏の90%以上が工場で育てられている。
 エサもきわめて安いものが与えられる。つまり彼らの排泄物さえがエサに混ぜて食べさせられているのだ。これは驚くようなことではない。こうして農務省の調査でも、99%のブロイラーの死骸から、E型大腸菌が検出されている。さらにアメリカで消費されるチキンの約30%がサルモネラ菌に汚染されており、さらに70~90%が、その他の病原体やカンピロバクター菌に汚染されている。サルモネラ菌のほうが悪名高いが、カンピロバクター菌は、1年間に200人から800人もの人々の命を奪っている危険な菌なのだ。それがカンピロバクター菌症候群で、痙攣や腹痛、下痢、発熱などを引き起こす。この病原体はその他の病気も引き起こし、それも非常にまれなグレイン・バレー症候群と呼ばれる麻痺性の疾病だ。このバクテリアは、処方された抗生物質に急速に抗体を持つことでも知られている。つまりこの菌は、鶏の病気に対し投与された抗生物質によって強力に進化してきたのだ。

 1992年の「コンシューマー・リポート」の「アメリカ人が食べている魚の安全性」調査では、検査された魚の約半数がバクテリアに汚染されていた。これらの微生物は、人間と動物の排泄物に由来している。バクテリアの目指すゴールが人間に到達することなら、彼らは賢い選択をしたものだと思う。魚は普通はほとんどの検査を免れているし、牛肉や鶏肉よりもはるかに簡単なチェックしか受けずに、市場に出回るのだ。当然食中毒事故も、年間32万件起きている。

 魚があなたの食卓のテーブルに届くまでには、魚が死んでから2週間それ以上の時間が経っており、寄生するバクテリアは自宅の冷蔵庫の中でも問題なく繁殖している。さらにあなたは、自分がどんなタイプの魚を食べているのかほとんど知らない。なぜなら調査によると、30%以上の魚が偽りの表示で売られているからだ。魚はときに「オメガ3脂肪酸」を含んでいて健康にいいと宣伝されるが、この栄養成分は大豆やカボチャ、キャノーラ油、青野菜、麦芽などに比べると体に吸収されにくい。

 都市の廃棄物や農業が排出する化学物質は下水や河川に放出され、雨水とともに海に流れ込む。これらの汚染物質は土壌に蓄積され、魚や貝の組織に吸収される。こうして「汚染」はあなたの大好きなシーフードのメニューに並び、ほとんどの海鮮料理の一つ一つにまでたどり着いているのだ。「コンシューマー・リポート」によると、PCBは鮭の43%から、カジキマグロの25%から検出されており、ハマグリは高濃度に鉛汚染され、90%のカジキは水銀で汚染されていた。

 我々が肉を食べるのは、単なる習慣である。
 人々はその習慣を「普通」で、「健康によい」と信じ込んでいるだけのことである。あなたが肉をやめようと始めても「禁断症状」に苦しむことはない。それどころか間違いなく、あなたはより活力が漲るのを実感するはずだ。あなたはより長生きし、より健康で人生を楽しめるようになる。これまであなたの体の血管は、飽和脂肪やコレステロールでダメージを受けてきた。しかしそれもすぐ回復する。動物性食品を劇的に減らすことでそれが実現する。あなたは自分の血管の大掃除を始めることになる。こうして心臓病や脳卒中だけでなく、高血圧や糖尿病、骨粗鬆症、そして癌などの病気にも罹らなくなるのだ。ある意味これらのさまざまななやっかいな病気のすべては、たった一つの「病気」から生まれたものなのだ。その「病名」は「動物食」である。

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Re: アメリカ様の合理的で豪快な畜産

名無しさん@13周年様

アメリカでは、BSE発生以降の1997年から、レンダリング原料を含んだ飼料を与えることは法律で禁じられていますが、いまだにお使われているのでしょうか。
アメリカの牛肉は驚くほど安いので、安い飼料も用いなければ採算が合わないのかもしれません。
それをいったら、キロ500円未満のキャットフードも危ないものです。
まともな原料を使っていれば、そんな価格ではできません。


> 「レンダリング・プラント」(動物性脂肪精製工場)というところに運ばれる。そして巨大攪拌機(かくはんき)に投げ込まれる。ついでに言うと、「病気で死んだ牛は丸ごと放り込まれる」。

私が前回記事でリンクした動画のとおりです。
殺処分された犬猫も。


>  このレンダリング・ビジネスは、今や年間24億ドル強という売り上げの巨大産業となっている。

2千400億円きぼ。
日本のペットフード市場の規模は3千億円ですので、それに近い。
これほど市場規模が大きいのですから、レンダリングによる原料は一般的に使われていると理解すべきでしょう。


そこでは年に400ポンドもの動物の死体を処理している。ひどい病気に罹った動物や癌になった動物、腐りかけた死体などのすべてが攪拌機に投げ込まれる。農場で死んだ家畜以外にも、動物保護施設で安楽死させたペットたちが、毎年600万から700万頭もの犬や猫たちがここに運び込まれる。ロサンゼルス市だけでも毎月、約200トンもの犬や猫の死体の山がレンダリング工場に送られている。それらには動物管理局に捕獲されたノラ犬やノラ猫、そして車で撥ねられた死体も入っている。

ドイツでも小規模ですが、農場などで駆除した野良猫、病死した家畜、交通事故死した野良猫などをレンダリングしています。
散弾銃の鉛の混入が問題視されています。
狩猟駆除が主体のドイツらしい。


>  この「混合物」はレンダリング工場でミンチに刻まれ、高温蒸気で「調理」される。
>  そして、軽い脂肪分が表面に浮いてくる。それらは化粧品や潤滑油、石鹸、ろうそく、そしてワックスの原料などに精製される。それ以外のより重いたんぱく質の原料などは、乾燥され、茶色の「肉骨粉」に加工される。そしてその約4分の1は、糞便である。その「肉骨粉」は家畜の飼料と同様に、ほとんどのペットフードの増量材として使用される。これが、農家で「濃縮たんぱく」と呼んでいるものだ。

ペットフードの成分表示では、○○ミール、加水たんぱく質分解物、動物性油脂などと表示されます。

Re: Re:アメリカ様の合理的で豪快な畜産

さんかくたまご様

>アメリカでは、BSE発生以降の1997年から、レンダリング原料を含んだ飼料を与えることは法律で禁じられていますが、いまだにお使われているのでしょうか。

2002年に米議会の調査部門(GAO)が調査したところ、殆んどスルーされていたようですね。
それどころか、規則自体を知らない牛肉生産者も多かったようです。

Culture of indifference leaves America open to BSE
http://www.guardian.co.uk/world/2004/jan/12/usa.bse



米農務省は畜産業界に乗っ取られてどうしようもない状態なので、全く信用できません。

The Cow Jumped Over the U.S.D.A.
http://www.commondreams.org/views04/0102-06.htm

Re: Re: Re:アメリカ様の合理的で豪快な畜産

> さんかくたまご様

> 2002年に米議会の調査部門(GAO)が調査したところ、殆んどスルーされていたようですね。
> それどころか、規則自体を知らない牛肉生産者も多かったようです。
>米農務省は畜産業界に乗っ取られてどうしようもない状態なので、全く信用できません。

日本がBSE発生前に用いられていた肉骨分(レンダリング材料を用いた)は、ほぼ100%輸入です。
アメリカのシェアが高かったと思います。
輸出比率の高い日本は、現在レンダリング肉骨粉飼料は輸入できませんので、レンダリング加工品はアメリカではだぶついていると思います。
それらがペットフード原料として供給圧力が高まっていることは間違いないと思います。
だからペットフード業界は、ペットフードの消費拡大に躍起です。
プロフィール

さんかくたまご

Author:さんかくたまご
当ブログのレコード
・1日の最高トータルアクセス数 8,163
・1日の最高純アクセス数 4,956
・カテゴリー(猫)別最高順位7,928ブログ中5位
・カテゴリー(ペット)別最高順位39,916ブログ中8位

1959年生。
大阪府出身、東京育ち(中学は世田谷区立東深沢中学校、高校は東京都立戸山高校です)。
現在は、兵庫県西宮市在住です。
一人暮らしです。

趣味はクルマをコロガスこと(現在のクルマは4代目のメルセデスベンツです。ドイツ車では5代目)、庭での果樹栽培、家の手入れ掃除です。
20歳代前半から商品先物、株式投資をはじめ、30歳で数億円の純資産を得るが、その後空売りの深追いで多くを失う。
平成12年ごろから不動産投資を行い成功、現在50数戸を無借金で所有。
不動産投資では、誰も見向きもしなかったキズモノ、競売物件などをリノベーションする手法です。

なお、SNS、掲示板、QandAサイトなどでは、多数の本ブログ管理人の私(HN さんかくたまご)(武田めぐみ)のなりすまし、もしくはそれと著しく誤認させるサイトが存在します。
しかし私が管理人であるサイトは、このページのフリーエリアにあるリンクだけです。
その他のものは、例えば本ブログ管理人が管理人と誤認させるものであっても、私が管理しているサイトではありません。
よろしくお願いします。

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