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250年以上前からベルリンでは犬はリード義務で、市民による犬の殺害駆除が行われていた







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(Zusammenfassung)
Und das schon seit mehr als 250 Jahren, Leinenpflicht, Hundeverordnungen, Korberlass, alles schon mal da gewesen..


 日本ではNHKをはじめとする巨大メディアですら「ベルリンでは殺処分ゼロで犬はノーリードが許可されている」という、とんでもない大嘘を拡散しています。ベルリン市(特別市。市に州の権限がある1市1州)は、250年以上前から犬のリードが義務で、リードをしていない犬は市から委託を受けた市民が撲殺していました。現在も市内全域で、許可を受けた使役犬以外はリード義務です。特定の犬種は口輪も義務です。違反者は1万ユーロ(140万円)以下の罰金に処せられます。市内では監視員が摘発を行っています。


 まずサマリーで示した「ベルリン市(州)では250年以上前から犬のリードは義務で、市から委託を受けた市民がリードをしていない犬を撲殺していた」との、ドイツメディアのコラムから引用します。


Hunde in Berlin: Bitte anleinen, sonst besteht Totschlaggefahr 「ベルリンの犬:リードに繋いでください。そうしなければ犬が死ぬ危険性があります」 2015年7月21日

Sie kamen meist am frühen Morgen, hielten Knüppel in der Hand und hatten kein Erbarmen.
Entdeckten sie einen frei laufenden Hund, so jagten sie ihn und schlugen zu – egal, ob dessen Besitzer in der Nähe war oder das Tier sich alleine herumtrieb.
in der zweiten Hälfte des 18. Jahrhundert setzten sie die „Hunde-Anordnungen“ der Berliner Ratsherren durch, wonach „kein Hund auf der Straße frei sein darf“.
Die Berliner Obrigkeit war genervt von der rasch wachsenden Zahl von Hunden in der Stadt.
Einerseits streunten herrenlose Tiere in Scharen herum, andererseits galt es im aufstrebenden Bürgertum zunehmend als schick, sich einen Hund zu halten.
Der Hund, das umstrittenste Wesen Berlins.
Und das schon seit mehr als 250 Jahren, Leinenpflicht, Hundeverordnungen, Korberlass, alles schon mal da gewesen.
Friedlich ging es nur bis etwa Mitte des 18. Jahrhunderts zu, als die Tiere noch überwiegend von Adligen gehalten wurden und unter dem Schutz ihrer Herren standen.
Damit begann das Gezänk, um ruhestörendes Bellen, um bissige Tiere, um die Gefahr von Tollwut oder die „ungebremste Vermehrungslust“ entlaufener Hunde, wie der Rat um 1850 klagte.
Anfangs überlegte man, die Tiere „einfach tot schießen“ zu lassen.
Aber das erschien zu gefährlich angesichts enger Gassen und zweifelhafter Treffsicherheit.
Also einigte man sich auf die Leinenpflicht und aufs Totschlagen unangeleinter Hunde.

Die Erfindung der Hundesteuer
Etwa seit Mitte des 18. Jahrhunderts gab es auch erstmals eine Kennzeichnungspflicht.
Wer einen Hund hielt, musste ihm alljährlich eine neue Blechmarke ans Halsband binden, mit Jahreszahl und Name des Besitzers.
Doch auch die Hundegegner meldeten sich seit dem frühen 19. Jahrhundert wieder lautstark zu Wort.
ans Unglaubliche, welche Masse Hunde herumlaufen und die Leute anfallen.
Es sei „wahrhaft an der Zeit, etwas zur Verminderung der Tiere zu tun“.
Also suchte die Obrigkeit nach einem weiteren Druckmittel – und erfand die Hundesteuer.
Die geforderte Summe von jährlich drei Talern sollte vor allem die ärmeren Hundehalter finanziell bedrängen.
Etliche sahen tatsächlich keine andere Wahl, als ihre Lieblinge zu ersäufen.
Die Zahl der registrierten Hunde stieg dennoch weiter: Während 1830 etwa 6000 in Berlin lebten, waren es 1850 schon 10 000, weshalb die Behörden um 1860 erneut einschritten.
Sie erließen eine „generelle Maulkorbpflicht auf öffentlichen Straßen“.

Die Hundefreunde bekommen eine Lobby
So viel Gefühlswärme in breiten Bevölkerungsschichten für den Hund brachte den Tierschutz voran.
Berlins erstes großes Tierasyl eröffnete 1892 an der Jannowitzbrücke, betrieben vom „Tierschutzverein zu Berlin“.
Die Zahl der Hunde 1948/49 um ein Viertel auf rund 60 000 hoch.
Ein Jahr später, im Dezember 1950, Alle Hunde dort sollten eingeschläfert werden, weil zwei mit Tollwut infiziert waren.
In den 70er und 80er Jahren eskalierte aber auch die Fehde um den Hund erneut – vor allem wegen der vielen Tretminen.
Der öffentliche Druck auf die Hundehalter haben das Problem inzwischen langsam entschärft.

彼ら(ベルリン市の犬の駆除の委託を受けた市民)は大概朝早くから来て、棍棒を手に持って犬に対しては容赦しませんでした。
彼らは自由に歩き回っている犬を見つけたならば飼い主が近くにいるか、犬が1頭で徘徊しているかにかかわらず、追いかけて攻撃しました。
18世紀後半にベルリン市はベルリン市議会による「犬の規則」を施行し、「路上で犬を自由にしてはならない」と規定しました。
ベルリン市当局は、市内で犬の数が急速に増加していることに悩まされていました。
一方で野良犬が群れをなして市内を徘徊していましたが、他方では新しく勃興したブルジョワ階級の間では犬を飼うことはますます最近の流行だと考えられていました。
ベルリンで最も物議を醸しだす生き物、それは犬です。
ベルリンでは250年以上前から、犬のリードの義務、犬の規則、クレートに閉じ込める命令などが存在していました。
犬は主に貴族によって飼われていて、主人の保護下にあった18世紀半ばまでは平和でした。
ベルリン市議会が1850年頃に紛糾したように、平穏を乱す吠え声、咬傷、狂犬病の危険性、または逃亡した犬の「繁殖の無制限な欲求」、これが口論が始まった理由です
当初ベルリンの人々は、犬を「銃で単純に撃ち殺す」ことを考えていました。
しかし狭い道路と疑わしい射撃技術を考えると、それは危険すぎるように思えました。
そこでベルリン市の彼らは、犬にリードをつけなければならないことと、リードをつけていない犬を殺すことで合意しました。

犬税の発明
18世紀半ば頃から初めて導入された、犬の個体識別表示の義務もありました。
犬を飼っている人は毎年新しいブリキ製の標章を犬の首輪につけて、それには許可年と飼い主の氏名を書かなければなりませんでした。
しかし19世紀初頭から、犬に反対する人々も声高に発言してきました。
信じられないことですが(当時は)、犬の大群が徘徊して人々を襲いました。
今こそ「犬を減らすために何かをする時」です。
そにため市当局は別の圧力手段を探し、犬税を発明したのです。
年間3ターラーの納税額は、特に貧しい犬の飼主に対して経済的圧力をかけることを目的としていました。
かなりの数の人が、実際に愛する犬を溺死させる以外に選択肢がないと考えていました。
それにもかかわらず、登録された犬の数は増加し続けました。
1830年には約6,000頭がベルリンで飼われていましたが、1850年にはすでに10,000頭になったため、ベルリン市当局1860年頃に再び介入しました。
ベルリン市当局は「公道での全ての犬の口輪義務」を制定しました。

犬の友達は政治活動を開始します
ベルリン市の人々の多くの犬に対する大変温かい感情が、動物福祉を向上させました。
1892 年、ヤノヴィッツ橋に「ベルリンの動物保護協会」が運営する、ベルリン初の大型動物保護施設がオープンしました(註 現ティアハイム・ベルリン)。
犬の数は、1948~49年の期間に4分の1増加して、約60,000頭になりました。
1年後の1950年12月のことですが、2頭が狂犬病に感染したため、そこにいたすべての犬を安楽死させる予定となりました。
しかし1970年代と1980年代には、主に多くの対人地雷(註 放置された犬糞のこと)が原因で、犬に係る争いが再びエスカレートしました。
犬の飼主に対する世論の圧力により、この問題は徐々に解消されてきました。



 べルリン市(州)は上記の記事にある通り、250年前から犬のリード義務があります。現在はベルリン州犬法(Gesetz über das Halten und Führen von Hunden in Berlin (Hundegesetz - HundeG) Vom 7. Juli 2016 「ベルリン州における犬の保持と導くことに関する犬の法律 犬法」)において、明確に記述があります。
 28条では許可を受けた使役犬以外は市(州)内全域で、指定された公営ドッグラン以外では、公有地では全ての犬にリードが義務付けられています。33条では、違反は1万ユーロ(140万円 1ユーロ=140円)以下の罰金が科されることが明記されています。また特定の犬種は、公の場ではリードとともに口輪も必要です。

 またドイツ全州では危険な動物は、警察官が射殺する権限があります。2019年には、その数は15,475件でした(ドイツで警察官が犬などを射殺する数は年間1万5,000頭以上〜なぜこれほどまでに激増したのか)。ベルリン州で、公園内で犬のリードを外した直後に、犬を警察官に射殺された飼主もいます(警察官がノーリード(オフリーシュ)の犬を射殺することに対するドイツの世論)。
 現在もドイツの犬のリード義務に対しては厳しく、警察官がリードをしていない犬を射殺することが職務権限として定められ、また行われています。それは歴史的背景があるからかもしれません。


(画像)

 2014年に放映された、NHKの狂気の嘘番組、「地球でイチバン ペットが幸せな国 ~ドイツ、ベルリン~」のHPから。ドイツでは、路上で浮遊犬があった場合、危険と判断されれば警察官がその場で射殺します。収容する場合は獣医局の職員や消防署員が行います。ベルリン州では、特に市街地で大型犬がリードなしでウロウロするなど犯罪行為です。

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(動画)

 Walking Tour Kreuzberg City bis Neukölln Walk durch Berlin - Kottbusser Tor bis Karl-Marx-Straße. 「クロイツベルク市からノイケルンへのウォーキング ツアー  ベルリン - コットブッサー トールからカールマルクス通りまで」 2022年11月12日公開

 ドイツは犬の飼育数が多い割には(対人の数ではドイツは日本の2倍をはるかに超える)、街中ではそれほど犬は見かけません。上記の動画は割と犬が写っていますが、全てでリードをしています。




(動画)

 Hundekontrollen in Berlin: Ordnungsamt vs. Vierbeiner | SPIEGEL TV 「ベルリンの犬の管理: 規制当局と4本足の友人(註 犬のこと」  シュピーゲルテレビ 2020年1月14日公開

Nach Inkrafttreten des neuen Hundegesetzes und dem dazugehörigen Bußgeldkatalog sollen die Mitarbeiter der Berliner Ordnungsämter in den Grünanlagen der Stadt hart durchgreifen und freilaufende Hunde dingfest machen.

新しい犬に関する法律が施行され(註 2019年から犬のリード義務違反は、罰金額が最高1万ユーロ=140万円、にまで引き上げられた)関連する罰金の一覧が制定された後にベルリン公安局の職員は、市の緑地を取り締まり、リードなしの自由な犬を逮捕しなければなりません。



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人間社会では人間のルールが必要。

結局は一時が万事、愛誤の論理というのは他人に全く配慮のない無責任なペット飼育を社会が認めるべきだという意見に尽きます。

はっきりいって最初から議題にあげるような話でなく、愛誤の屁理屈など議題にあげる前に切って捨てるべき意見でしかないのですが、昨今はそれを判断する人間の知能レベルが低くなりすぎて議題にあがってしまいます。

野良猫問題→そんなもん餌やって繁殖させてる奴等で面倒みろよ、邪魔という意見があれば公的に全て殺処分が妥当。

野良犬問題→発見次第駆除一択で(以下略)

動物愛護の観点というのは飼育している連中をいかに規制して正しく飼育させるかであってペット飼育をしていない人まで巻き込んで、一般市民に動物被害を受忍させる事ではありません。

いつも思うのですが一人はみんなの為に、みんなは一人の為にという思想は素晴らしいと思うのですが、好き勝手やる一人の被害を野放しにしてその尻ぬぐいはみんなですべきという愛誤理論は唾棄すべき理屈としか思えません。

というか・・・クソ迷惑な愛誤とかタヒ刑にしてほしいですわ。

Re: 人間社会では人間のルールが必要。

猫ボラタヒね 様、コメントありがとうございます。

> 愛誤の論理というのは他人に全く配慮のない無責任なペット飼育を社会が認めるべきだという意見に尽きます。

実際にはその通りなのですが、彼らには客観的にそれが分かっていません。
動物(と言っても彼らのお好みの動物だけが対象ですが)を守る正義と思っているのでどうしようもないです。


> 愛誤の屁理屈など議題にあげる前に切って捨てるべき意見でしかないのですが、昨今はそれを判断する人間の知能レベルが低くなりすぎて議題にあがってしまいます。

超ニッチな、愛誤のわがままの実現を公約にして当選する議員がいるのです。
知能レベルが低いのではなく、衆愚をうまく利用するという悪知恵があります。
箸にも棒にもかからない串だとか。


> 野良猫問題→そんなもん餌やって繁殖させてる奴等で面倒みろよ、邪魔という意見があれば公的に全て殺処分が妥当。

yes


> 野良犬問題→発見次第駆除一択で(以下略)

yes


> 動物愛護の観点というのは飼育している連中をいかに規制して正しく飼育させるかであってペット飼育をしていない人まで巻き込んで、一般市民に動物被害を受忍させる事ではありません。

なぜ無関係な人間まで巻き込まなければならないのが、理解不能です。


> いつも思うのですが一人はみんなの為に、みんなは一人の為にという思想は素晴らしいと思うのですが、

それは人の福祉に対する考えです。
社会に有害な野良犬猫は、原因者が特定できなければやむを得ず最小のコストで対処すべき。
本来は原因者の処罰とか、規制を強化して発生しないようにするのが筋。
プロフィール

さんかくたまご

Author:さんかくたまご
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1959年生。
大阪府出身、東京育ち(中学は世田谷区立東深沢中学校、高校は東京都立戸山高校です)。
現在は、兵庫県西宮市在住です。
一人暮らしです。

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20歳代前半から商品先物、株式投資をはじめ、30歳で数億円の純資産を得るが、その後空売りの深追いで多くを失う。
平成12年ごろから不動産投資を行い成功、現在50数戸を無借金で所有。
不動産投資では、誰も見向きもしなかったキズモノ、競売物件などをリノベーションする手法です。

なお、SNS、掲示板、QandAサイトなどでは、多数の本ブログ管理人の私(HN さんかくたまご)(武田めぐみ)のなりすまし、もしくはそれと著しく誤認させるサイトが存在します。
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