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公的殺処分で犬を銃殺、殺処分数は人口比で日本の80倍超のニュージーランドの自治体







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(summary)
In Invercargill, New Zealand, an impounded dog being shot with a bolt gun and the officer knocking its head several times afterwards with their foot, sparked widespread controversy.


 ニュージーランドに、犬の殺処分を銃殺で行っている自治体があります。インバーカーギル市という自治体ですが、拳銃で犬を殺処分している様子が動画が漏洩し、市民団体による抗議を受けました。しかし市側は「危険な犬の保定の問題もあり、職員の安全確保のためには拳銃による犬の殺処分を廃止する予定はない」との方針です。その後も、同市での拳銃による犬の殺処分を廃止したというニュースはありません。なおインバーカーギル市の年間の犬の殺処分数は人口比で日本の17~83倍です。


 サマリーで示した、ニュージーランド、インバーカーギル市が公的なアニマルシェルターで犬を拳銃で殺処分していたことを伝えるニュースから引用します。なお収録されたビデオは残虐なシーンがありますので閲覧はご注意ください。


Why a council shooting dogs with bolt guns is 'acceptable' 「なぜ拳銃(ボルトガン)で犬を射殺する自治体が「許容できる」のですか?」 2017年9月21日

Invercargill City Council under fire for use of captive bolt gun.
Footage obtained by the Herald last week of an impounded dog being shot with a bolt gun and the officer knocking its head several times afterwards with their foot, sparked widespread controversy.
The council introduced the bolt method in April 2016, and has since euthanised 122 dogs in total.
However the bolt was not used on all of them.
The council plans to continue using the method.

(ニュージーランドの)インバーカーギル自治体は、キャプティヴボルトガン(家畜用と殺用拳銃)を後いているために攻撃を受けています。
先週ヘラルド(マスコミ)が入手した、収容された犬がボルトガン(拳銃)で撃たれ、職員がその後足で犬の頭を数回蹴った映像は広く論争を引き起こしました。
同自治体は2016年4月に拳銃による殺処分方法を導入して以来、合計122匹の犬を安楽死させました。
しかし拳銃は、それらのすべての犬に使用されたわけではありません。
自治体は、この方法を引き続き用いる予定です。



(画像)

 Why a council shooting dogs with bolt guns is 'acceptable' 「なぜ拳銃(ボルトガン)で犬を射殺する自治体が「許容できる」のですか?」 に収録されたビデオの一場面。市のアニマルシェルターの職員が犬の頭に拳銃を打ち込んで殺害した後に、足で犬の頭を蹴っているところ(閲覧注意)。
 なおアルミのパイプでできた器具は、犬を保定する拘束具です。このような器具で犬の頭を固定した後に、頭を拳銃で打ち抜いて殺処分します。

インバーカーギル 犬 殺処分


 収容した犬を拳銃により殺処分している、ニュージーランド、インバーカーギル市の回答は以下の通りです(インバーカーギル市による公文書)。インバーカーギル市が犬の殺処分を拳銃で行うようになったのは2016年4月からです。その理由は危険な犬の殺処分を獣医師が拒むことが理由です(インバーカーギル市は犬の殺処分を民間の獣医師に委託している)。
 海外では施術者の安全確保のために、むしろ犬の殺処分においては、注射による安楽死から施術者にとって安全な銃殺などの手法に移行している国があります。例えば愛誤議員の串田誠一氏などは「海外先進国では犬猫の殺処分は注射による安楽死を義務付けている。欧米では二酸化炭素による殺処分は禁止されている」というデマを国会で堂々と述べています。しかしイギリス(拳銃による犬猫の殺処分が今でも合法)、やドイツなどのEUの主要国では二酸化炭素による殺処分を禁止していません。アメリカ、カナダでは二酸化炭素が公的アニマルシェルターの法定の殺処分方法と定めている州が複数あります。またアメリカのいくつかの自治体では銃殺が法定の方法で、実際に行われています。


Further information regarding dog euthanasia 「犬の安楽死に関する詳細な情報」 2017年9月20日

Captive bolt guns were first used by Invercargill City Council in April 2016 following the approval of the method by elected Council members.
At that time, advice from the local SPCA branch was that the organisation considered it a humane means of euthanasia.
Background on decision to move to captive bolt:
There were stringent requirements the veterinarian had, including that they would not euthanise dangerous or diseased dogs.
As Council has already stated, many of the dogs which are euthanised are dangerous.
This meant that any dog which the veterinarian would not euthanise needed to be euthanised by Council staff using a firearm.
The decision to use captive bolt guns was made by elected members after it was deemed safer for staff, less stressful for the dogs, and more cost effective than the previous arrangement.

キャプティブボルトガン(家畜用と殺拳銃)が(犬の殺処分で)インバーカーギル自治体で最初に使用されたのは、2016年4月です。
当時の地元のSPCA支部(動物虐待防止協会)のアドバイスは、同団体がそれを安楽死であり、人道的な殺害手段と見なしていたというものでした.
キャプティブ ボルト ガン(家畜用と殺銃)への移行を決定した背景について。
獣医師には、危険な犬や病気の犬の安楽死を受託しないという厳しい要望がありました(註 同市では公的殺処分は行政の施設内で行政獣医師が行うのではなく、民間の開業獣医師に委託する。開業獣医師は危険な犬により怪我をすることや、自分の診療所に感染症を持ち込まれるのを嫌うためと思われる)。
自治体がすでに申し上げた通り、安楽死させられた犬の多くは危険です。
このことは獣医師が安楽死させない犬は、自治体の職員が銃を使用して犬を安楽死させなければならないことを意味していました。
キャプティブボルトガン(家畜と殺用拳銃)を用いるとの決定は、自治体職員がより安全で犬にとってストレスが少なく、以前の方法(註 安楽死薬による殺処分)よりも費用対効果が高いと見なされために、選出された委員らによって行われました。



 参考に数字を挙あげれば、人口77,100人のインバーカーギル自治体の公的犬の殺処分数は、日本の令和2年度の犬の殺処分数4,059頭と比較すれば、2015年の犬の殺処分数は207頭で人口比で日本の83倍。2017年は42頭で人口比で日本の17倍です。


Further information regarding dog euthanasia 「犬の安楽死に関する詳細な情報」 から

Invercargill City Council Impoundment Totals

2014 2015 2016 2017
Released 398 762 643 374
Rehomed 70 81 46 50
Euthanasia 155 207 102 42
Infringed 10 50
Released+Infringed 4
Total 623 1060 841 470

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1959年生。
大阪府出身、東京育ち(中学は世田谷区立東深沢中学校、高校は東京都立戸山高校です)。
現在は、兵庫県西宮市在住です。
一人暮らしです。

趣味はクルマをコロガスこと(現在のクルマは4代目のメルセデスベンツです。ドイツ車では5代目)、庭での果樹栽培、家の手入れ掃除です。
20歳代前半から商品先物、株式投資をはじめ、30歳で数億円の純資産を得るが、その後空売りの深追いで多くを失う。
平成12年ごろから不動産投資を行い成功、現在50数戸を無借金で所有。
不動産投資では、誰も見向きもしなかったキズモノ、競売物件などをリノベーションする手法です。

なお、SNS、掲示板、QandAサイトなどでは、多数の本ブログ管理人の私(HN さんかくたまご)(武田めぐみ)のなりすまし、もしくはそれと著しく誤認させるサイトが存在します。
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