記事、日本の狂犬病政策は誤りー1 、日本の狂犬病政策は誤りー2 、日本の狂犬病政策は誤りー3 のまとめです。アメリカ連邦政府、野生動物狩猟サービス庁をはじめとするアメリカ連邦政府の複数の公的機関は、猫TNRを明確に否定しています。狂犬病を含めた、感染症の拡大要因にもなるからです。 アメリカ連邦政府、野生生物狩猟サービス庁が2011年に、野良猫のTNR完全に否定していから、アメリカの自治体での猫飼育への規制強化のための条例改正や、新たな条例制定が相次いでいます。アメリカ連邦政府、野生生物狩猟サービス庁がTNRを否定した根拠は、「成功例が一つもない」にもかかわらず、「生態系への悪影響が甚大」であり、狂犬病などの「感染症のリスクを拡大させる」ことです。以下に引用します。
U.S. Fish and Wildlife Service Home Page
アメリカ連邦政府漁業狩猟サービス庁HPから引用。2009年。
Cats Gone Wild!「猫は野生に戻ります!」 。
However, after many years of these programs and subsequent studies to determine their success, most cat populations stayed the same, increased or decreased only slightly. There was no “success” story. Therefore, even if TNR were to have success by controlling feral cat populations, it would have no immediate effect on the problem of our nation’s wildlife being killed. Be aware that stray and feral cats pose some health and safety risks to both humans and wildlife. Diseases Humans and Wildlife Can Get from Cats: Diseases that can be transmitted from cats to humans. Rabies Avian flu (H5N1) Diseases that can be transmitted from cats to other cats and wildlife Feline leukemia virus Feline immunodeficiency virus Cat fleas, urine and feces can transmit bacterial diseases between animals and humans such as: Bartonella, Ricksettia, Coxiella, Campylobacter, Leptospira, Yersinia pestis, and Toxoplasmosis. TNRプログラムの実行と多くの研究が、TNR信奉者が成功したと判定するするために、長期間続けられました。 しかしほとんどのTNRを実行した猫の一群は、個体数が同じままが僅かに増減しただけでした。 TNRの成功例は、ただの一つもありませんでした。 TNRは、野良猫の個体数を制御することが仮に成功したとしても、それが私たちの国の、野生動物が殺されているという問題に、直ちに効果を得ることはあり得ません。 自由に徘徊している猫や野良猫は、人間と野生動物のいずれにも、健康上の危険をもたらすことに注意しなければなりません。 人間と野生生物は、猫から以下の感染症をうつされる可能性があります。 人が猫からうつされる可能性がある感染症。 狂犬病 鳥インフルエンザ(H5n1) 猫から他の猫と野生生物に感染する可能性がある感染症。 猫白血病ウイルス 猫免疫不全ウイルス 他にも例えば、猫ノミや猫の尿と糞便は、動物と人間の間に以下の細菌性の感染症をうつす可能性があります。 バルトネラ属、カンピロバクター属、レプトスピラ菌、ペスト菌、トキソプラズマ症。 その他、Centers for Disease Control and Prevention USA(アメリカ連邦政府疾病予防管理センター)でも、自由に徘徊する野良猫や、放し飼い猫の狂犬病リスクを指摘しています。
The Burden of Rabies 。
そのリスクを排除するために同機関は、「猫にワクチン接種させる」「猫は室内で飼うべき」「野生化した動物(野良猫など)に給餌をするべきではない」ことを求めています。
TNR(以下、日本の事情を論じますので「地域猫」と記述します)は、それら全てに反する猫の飼育方法です。地域猫は一種の放し飼いであり、管理のゆるい無認可地域猫は、いわば野良猫への給餌に等しいですし、認可無認可問わずワクチン接種まで行っているところはまれです。
幸い現在日本は狂犬病清浄国であり、昭和32年(国内最後の感染例は「猫」です)以降は国内ので発生はありません。しかし散発的に、狂犬病に感染した輸入ペットが発見されており、日本が再び狂犬病が流行する確率はゼロとは言えません。
もし再び日本に狂犬病が入ってきたら、最も狂犬病感染拡大の要因となるのは野良猫と放し飼い猫です。日本では先行した国では既に否定されているTNR(地域猫)を新たに制度化する自治体もあり、諸外国と比べて野良猫の餌やりに寛容です。また、管理されていない愛護動物(事実上は猫だけ)までも、動物愛護管理法で保護の対象とするという特殊性があります。
犬は、狂犬病予防法等により、過剰なほどの管理が法で強制されています。狂犬病清浄国では、犬に対しても狂犬病ワクチン接種を免除している国もあります。
日本は犬に関しては、管理飼育が先進諸外国と比較しても進んでいます。対して犬より狂犬病拡大リスクがはるかに高くなっている猫に対しては、全く無防備です。犬の管理飼育が進んだ先進国では、むしろ猫の方が狂犬病拡大リスクが高く、近年では猫飼育に対する規制強化を進めています。日本の地域猫の推進や、国や自治体の野良猫餌やりに対する寛容さは、狂犬病政策という見地からも誤りです。
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野良猫の存在そのものが違法性のかたまりなので排除すべきでいいのでは?
餌やりが居なければ野良猫は存続できないという結論は出ている上に屋外飼育そのものが猫愛護が大好きな動物の愛護及び管理に関する法律に確実に抵触しています。
要はあたまのおかしな愛護の無駄にでかい声を無視して法律を国が確実に執行すれば野良猫はいなくなります。
だいたいいくら愛護の無駄吠えが煩いからと言って、彼等の我侭をヘシ折るのにアレコレ理由をつける必要などありません。
正直者が馬鹿をみる様な世の中でなく加害者意識すらない下衆を問答無用で葬りされる世の中になって欲しいものです。
実害があるにも関わらず愛護の我侭に対して仲裁という形式で行政が入る状況が異常なだけです。
猫ボラ嫌い様、コメントありがとうございます。
> 野良猫の存在そのものが違法性のかたまりなので排除すべきでいいのでは?
動物愛護管理法第7条では、愛護動物は必ず管理されていることが前提です。
ただ狂犬病予防法での犬の扱いのように、積極的に行政が捕獲駆除する根拠がないため、野良猫の捕獲駆除を行っている自治体が少ないです(「要綱」で野良猫の捕獲駆除を定めて、実際に行っている自治体は複数あります)。
野良猫の捕獲駆除を行政に義務としている法もありませんし、禁じる法もありません。
> 餌やりが居なければ野良猫は存続できないという結論は出ている上に屋外飼育そのものが猫愛護が大好きな動物の愛護及び管理に関する法律に確実に抵触しています。
愛誤は、動物愛護管理法をすぐに持ち出し大好きですが、ろくに読んでいません。
よく「動物愛護管理法に定められた地域猫」という愛誤ブログなどを見ますが、動物愛護管理法では、地域猫については一言も言及していません。
地域猫も動物愛護管理法上、不適正飼育(餌やり、放し飼い)で、7条違反になると思います。
> あたまのおかしな愛護の無駄にでかい声を無視して法律を国が確実に執行すれば野良猫はいなくなります。
現行法規だけで、十分野良猫減少対策はできます。
特に動物愛護管理法35条2項(所有者不明猫の引取り)を正常化することが必要です。
愛誤の裏での政治力の行使もあるのでしょうかね。
それとやかましいのがマジョリティではないということを、行政は理解して欲しいです。
> 実害があるにも関わらず愛護の我侭に対して仲裁という形式で行政が入る状況が異常なだけです。
例えば宝塚市の地域猫は、下手したら野良猫被害裁判で、市が連帯責任を負いかねないような内容です。
多分、司法リスクなどを考えていない、首長の独断で決定したのでしょう。
世の中には
「猫が嫌い」な人もいれば
「猫は可愛いけど病気を感染されるのは真っ平御免」
「猫は可愛いけど糞尿被害は真っ平御免」
という人もいてその様な人たちの権利を無視して
動物愛誤が優先されることが国家として正しいわけがない。
環境省調査で猫の駆除を「当然」と「やむ無し」の意見が
70%を超える現状で殺処分を否定する行政は狂っています。
この国を水面下で「腐敗させるべく活動している」様な陰謀を感じています。
猫糞被害者@名古屋様、コメントありがとうございます。
> 世の中には
> 「猫が嫌い」な人もいれば
> 「猫は可愛いけど病気を感染されるのは真っ平御免」
> 「猫は可愛いけど糞尿被害は真っ平御免」
> という人もいてその様な人たちの権利を無視して
> 動物愛誤が優先されることが国家として正しいわけがない。
憲法では、思想の自由が保障されています。
上記のような人に対して、猫愛誤思想を強要するような施策は下手したら憲法違反です。
また地域猫(一種の放し飼い、不適正飼育です)による財産権の侵害もあります。
> 環境省調査で猫の駆除を「当然」と「やむ無し」の意見が
> 70%を超える現状で殺処分を否定する行政は狂っています。
地域猫や、動物愛護管理法35条2項での所有者不明猫の引取り拒否は、明らかに民意に反します。
さんかく様、こんばんは^^
>地域猫は一種の放し飼いであり、管理のゆるい無認可地域猫は、いわば野良猫への給餌に等しいですし、認可無認可問わずワクチン接種まで行っているところはまれです。
以前、愛誤の譲渡先探しのブログにて、猫エイズ、猫白血病だから譲渡先が見つからない、苦労しているなど書かれているのを読みました。
捕獲のためと銘打ってエサヤリし、猫を多数集め、こういった猫の伝染病が蔓延する原因を自分たちも作っているなんて、皮肉すぎる迷惑な話ですよね…
>昭和32年(国内最後の感染例は「猫」です)
「猫」の感染例がちゃんとあるのに、規制しないなんて…
狂犬病は”もっとも致死率が高い病気”なのに、現状の規制はおかしいと思います。
mmStrayCat様
> 愛誤の譲渡先探しのブログにて、猫エイズ、猫白血病だから譲渡先が見つからない、苦労しているなど書かれているのを読みました。
しばしば自称猫ボラ活動でまん延するパルボウイルスも猫白血病も、ワクチンで予防できます。
親の代から、適正飼育されているブリーダーの猫ではありえないことです。
> 捕獲のためと銘打ってエサヤリし、猫を多数集め、こういった猫の伝染病が蔓延する原因を自分たちも作っているなんて、皮肉すぎる迷惑な話ですよね…
猫は本来群れを作らず、広い縄張りをもち、単独行動をします。
群れを作らない種は、感染症に対する防御機能の進化が進まないことも考えられます。
ですから猫エイズや猫ウイルス性白血病など、イエネコに特異な感染症が多くあるのではないかとも思います。
人工給餌し本来の生態に反して、異常に生息密度を高め、多数の猫を一箇所に集めることは色々と不都合なことも発生して当たり前でしょう。
それを予防するために、ペットショップでは予めワクチンを接種しているとも言えます。
> 「猫」の感染例がちゃんとあるのに、規制しないなんて…
その他近年では、中南米から輸入されたハムスターに感染例がありました。
犬に関しては海外で噛み付かれた人が感染した例がありますが、日本国内の感染は60年位ないのでは。
狂犬病は、すべての哺乳類が感染します。
ですから飼育動物は、すべての種で管理飼育されるべきだと思います。
こんにちは大学で獣医療ついて学んでいるので狂犬病や感染症の怖さはよくわかります
確かに野良猫が病気の媒介をするのはこわいですね。充分考えることのできるリスクです
野良猫は鳥を捕食するので鳥インフルのリスクもあります
登下校中の子供が野良猫に近寄り噛みつかれ感染、なんてこともありえます
そういえば前に動物愛護ブログで地域猫を推奨していない団体はいい愛護団体ではないと主張してるブログがありました
そちらのブログで「野良猫による感染症拡大のリスクがありますよ。地域猫を推奨してるからと言っていい団体とは限らないのではないですか?」とコメント欄に質問したことがありますがブログ主から帰ってきた返信は「愛護団体は動物のためにあるべきそれにあなたの野良猫が感染症のリスクという主張には根拠がない地域猫には行政がお金を出せばいい」でした
複数の動物を管理するのに必要な知識を知らないで地域猫を持ち上げているなんてこれには流石に呆れてしまいました
野良猫の餌やりにお金をなんて出せません。
ああああ様、コメントありがとうございます。
> 大学で獣医療ついて学んでいるので狂犬病や感染症の怖さはよくわかります
そうでしたか。
またぜひコメントください。
> 確かに野良猫が病気の媒介をするのはこわいですね。
獣医学を学んでおられる方ならば、日本での野良猫の感染症リスクの評価があまりにも低いことに疑問を抱かれていると思います。
アメリカでもドイツでも、野良猫による感染症拡大のリスクと在来の生態系への悪影響が大きな問題点とされています。
しかし日本では、それらについて指摘する情報が異常なほど少ないです。
> 野良猫は鳥を捕食するので鳥インフルのリスクもあります
海外の文献では、ネコ科動物も鳥インフルエンザに感染することと、猫→猫の感染も確認されています。
養鶏場などの、猫による鳥インフルエンザ感染も指摘されています。
しかし日本では、猫による鳥インフルエンザの感染リスクについて述べられている文献はほとんどありません。
> 登下校中の子供が野良猫に近寄り噛みつかれ感染、なんてこともありえます
アメリカでは、狂犬病感染猫に子供らが襲われたという事件がいくつもあります。
猫から感染した例も多く有り、北米では飼育動物種からの感染は、犬より猫の方がはるかに多いのです。
> 動物愛護ブログで地域猫を推奨していない団体はいい愛護団体ではないと主張してるブログがありました
頭が沸いているのでしょう。
ワクチンもせずにTNRを公が認めている国なんて、日本ぐらいです。
TNRを公的制度としているのは、私が知る限りアメリカしかありませんが、公的制度として認める条件としてワクチン接種があります。
しかしアメリカでは、近年TNRは否定されつつあり、TNRの公的制度をもつ自治体でも、新規認可を停止しているところがあります。
> 「野良猫による感染症拡大のリスクがありますよ。地域猫を推奨してるからと言っていい団体とは限らないのではないですか?」とコメント欄に質問したことがありますがブログ主から帰ってきた返信は「愛護団体は動物のためにあるべきそれにあなたの野良猫が感染症のリスクという主張には根拠がない地域猫には行政がお金を出せばいい」でした
繰り返しますが、地域猫推進の動物愛誤団体は無知蒙昧です。
そして嘘つき。
議論になりませんよ。
人間に無感染で、猫には致死的なFIVやウイルス性白血病がまん延することを祈ります。
>北米では、人の狂犬病感染源の80%が猫です。また狂犬病感染個体数が猫が犬の10倍
そもそもの前提である上記文章の根拠が見当たらないようですが
ばった様、コメントありがとうございます。
ばった様は、義務教育を終えていなかったのですね。
リンクした英語文献(CDC アメリカ連邦政府疾病予防センター)に記述があります。
most people are exposed to rabies due to close contact with domestic animals, such as cats or dogs.
Number of Rabies Cases Among Dog and Cats ,United States 2008-2009.
で、感染源が猫であった場合は(感染前の暴露後治療という意味でしょうが)2008年が80%、2009年が79%です。
それとCDC統計で、アメリカで見つかった狂犬病個体の飼育動物は、猫が犬10倍で一貫しています。
義務教育を終えていないあなたのために、日本語ウィキペディアをリンクします。
漢字が読めますか。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8B%82%E7%8A%AC%E7%97%85
「北米 ネコで200 - 300件、イヌで20 - 30件の狂犬病報告がある」。
ひらがなひょうじ
「ほくべい ねこで200ー300けん、いぬで20ー30けんのきょうけんびょうほうこくがある」。
> そもそもの前提である上記文章の根拠が見当たらないようですが
このブログは、日本での義務教育を終えていない方を前提とはしていませんでした。
申し訳ありませんでした。
えーと、コメントしたはずなんですがどこかに行ったみたいですので
もう一度書きますね
>北米では、人の狂犬病感染源の80%が猫です。
上記に対する貴方の示した根拠は
「audubonmagazine2009年。オウドゥボン誌から引用。
About 80 percent of rabies shots administered to humans result from contact with feral or stray cats.
人間の狂犬病感染(狂犬病ウイルス暴露後注射治療を受けたケース)理由の約80%は、野良猫か放し飼い猫との接触です。」と貴方自身が書いています。
ところが今度はCDCが根拠と書いていますね。
まず、根拠が代わった理由と、
貴方の示したCDCから「2008年が80%、2009年が79%です。」を引用してください。
貴方が書いたことの根拠を求めるものです。
ばった様
既にコメントに対して回答しています。
あなたがコメントされたのは、こちらの記事です。
http://eggmeg.blog.fc2.com/blog-entry-525.html
6月13日
「Re: あれ?
ばった様
あなたは一体何を言いたいのか不明です。
>
http://eggmeg.blog.fc2.com/blog-entry-193.html
> audubonmagazine2009年。オウドゥボン誌から引用。
> About 80 percent of rabies shots administered to humans result from contact with feral or stray cats.
> 人間の狂犬病感染(狂犬病ウイルス暴露後注射治療を受けたケース)理由の約80%は、野良猫か放し飼い猫との接触です。
オゥドボン(日本ではオーデュボンと表記されているようですが)は、権威ある学術誌です。
またCDCも、アメリカ連邦機関で日本で言えば厚生労働省の機関に相当します。
その発表は、最も信頼できると言えるでしょう。
アメリカで、「狂犬病感染のおそれが有り暴露後治療を受けた原因動物は猫が80%であり、北米で発見される狂犬病感染獣は猫が犬の10倍である」は客観的な統計資料があり、アメリカでは周知の事実です。
ですからCDCもオゥドボンも、同じ記述をしています。
「狂犬病暴露後治療の原因動物は80%が猫である」「北米での狂犬病感染獣は猫が犬の10倍である」は定説(というか客観的事実で)、アメリカ連邦政府や学術誌のほか、州政府などの機関もその数値を用いています。
http://www.hahf.org/wp-content/uploads/RabiesGuide2012.pdf
フロリダ州政府公文書でもこの数値を用いていますし、USウィキペディアでもそうです。
あなたが最初にコメントされたのは、
http://eggmeg.blog.fc2.com/blog-entry-197.html
です。
「>北米では、人の狂犬病感染源の80%が猫です。また狂犬病感染個体数が猫が犬の10倍
そもそもの前提である上記文章の根拠が見当たらないようですが
2015-06-06(14:18) : ばった URL : 編集」。
CDCの記述は、該当する記事、
http://eggmeg.blog.fc2.com/blog-entry-197.html
にリンクしています。
> これが根拠と書いていたようですが、変わったんですか?
「狂犬病感染のおそれが有り暴露後治療を受けた原因動物は猫が80%であり、北米で発見される狂犬病感染獣は猫が犬の10倍である」は、CDCもオゥドボンも全く同じことを書いています。
いずれも権威あるソースです。
ですから、どちらの引用であろうが、根拠(証拠)です。
では、日本の犬猫殺処分数が環境省の発表の数値を用いて、そのほかに全く同じ内閣府の数値も引用したら、それがどうかしたのですか。
むしろ複数の信頼できる資料を提示することは、より証拠が堅固になったということではありませんか。
> 感染源の大多数が猫であったという根拠をお願いできますか。
それはアメリカの公的機関が統計を出しています。
ですからリンクのオゥドボンの記事とCDCの資料を読むか、オゥドボンの編集部かCDCにメールして聞いてください。
あなたはちのうがも低すぎますが、精神錯乱状態のようです。
コメントの趣旨がわかりません。
こちらにコメントするよりも、精神科を受診された方が良いと思います。
「感染源の大多数が猫であったという根拠をお願いできますか」ですが。
それは私が環境書発表の、「殺処分の8割が所有者不明犬猫である」という統計数値を」私はしばしば引用していますが、それに対して私に対して「その根拠を示せ」と言っているのと同じです。
私はお答えできません。
環境省にその原因と推測されることがらはお聞きできるかもしれませんが、あくまでも「客観的な数値」です。
繰り返します。
あなたは精神遅滞とともに、錯乱状態で、ご自身でも何を言っているのかわからない状態です。
すぐに精神科を受診することをおすすめします。」
> えーと、コメントしたはずなんですがどこかに行ったみたいですので
> もう一度書きますね
>
> >北米では、人の狂犬病感染源の80%が猫です。
>
> 上記に対する貴方の示した根拠は
> 「audubonmagazine2009年。オウドゥボン誌から引用。
> About 80 percent of rabies shots administered to humans result from contact with feral or stray cats.
> 人間の狂犬病感染(狂犬病ウイルス暴露後注射治療を受けたケース)理由の約80%は、野良猫か放し飼い猫との接触です。」と貴方自身が書いています。
>
> ところが今度はCDCが根拠と書いていますね。
>
> まず、根拠が代わった理由と、
> 貴方の示したCDCから「2008年が80%、2009年が79%です。」を引用してください。
>
> 貴方が書いたことの根拠を求めるものです。
ばったさんはこちらにコメントするより、精神科を受診するか、夜間中学で英語をやり直す方が良いと思います。
>北米では、人の狂犬病感染源の80%が猫です。
この文章の根拠を求めています。貴方はこの数字を根拠に論理展開しています。
貴方が示したのは10%のdomestic animalの狂犬病数内訳に過ぎません
これのどこが大多数の感染源だと書いているのですか?
それに貴方が示したCDCにはどこにも80%という数字も10倍という数字もないようですが?犬81:猫300、2009年これが10倍?
因みに、狂犬病感染猫が子供たちを襲う
http://eggmeg.blog.fc2.com/blog-entry-144.html
ここで貴方がrabiedをrabiesの間違いですと書いていたのはrabidの間違いでしょうね
ばった様
> >北米では、人の狂犬病感染源の80%が猫です。
> この文章の根拠を求めています。貴方はこの数字を根拠に論理展開しています。
根拠
http://archive.audubonmagazine.org/incite/incite0909.html
About 80 percent of rabies shots administered to humans result from contact with feral or stray cats.
人間の狂犬病感染(狂犬病ウイルス暴露後注射治療を受けたケース)理由の約80%は、野良猫か放し飼い猫との接触です。
> それに貴方が示したCDCにはどこにも80%という数字も10倍という数字もないようですが?
80%ですが?
あなたは小学生並みの計算もできませんか。
この件に関しては私も過去に投稿させて頂いたことがありますが、
私も、さんかくたまごさんの記述が科学的に正確な記述とは言い難い
ように感じています。
「公衆衛生上の施策」や「治療方針」と、「客観的・科学的に確認されている事実」
とは分けて考える必要があります。
以前にも投稿しましたが、ヒトへの感染源を特定するには、人が感染した事例に
おいて咬んだり引っ掻いた動物を捕獲して観察し、その動物が感染していること
を確認する必要があります。
ヒトでの潜伏期間が長く、数か月にわたるため、直近の咬傷動物のみが原因とは
言い切れず、数か月前にコウモリに咬まれたせいかもしれないからです。
(遺伝子型である程度の類別は可能なようですが、二次的な感染
(コウモリに咬まれた動物に咬まれた場合、コウモリ型の狂犬病に感染する)
もあるので確定的ではありません。)
しかし、多くの場合、咬んだり引っ掻いた動物はそのまま逃走してしまいます。
その場合、「治療方針」としては、咬んだ動物種のリスク度合いに応じて、
狂犬病暴露後免疫を行います。これは「実際に狂犬病ウイルスへの暴露が
あったか無かったかはわからないが、診断で感染が推定できるようになるまでは
時間がかかり、かつ確実に判明するのは発病後なので、それらを待って
いては手遅れになるため、暴露の有無に関わらず暴露後の治療をする。」
というものです。猫はウイルス保有率が高い動物種であるため、高リスク動物
として、前述の治療の対象になっているのです。
そして、暴露後免疫治療を受けた場合には、そもそも暴露があったのか
(元の動物がウイルスを持っていたのか)はほぼわからなくなります。
(治療が間に合わず発病すれば別)
「科学的な事実」として「北米では、人の狂犬病感染源の80%が猫です。」と
いうには
「人の狂犬病感染症例を分母」
「人の狂犬病感染症例のうち感染源として猫が特定された症例を分子」
として除算した値が80%である必要があります。
お示しの文献では、
「暴露後免疫注射による治療を受けた人を分母」
「暴露後免疫注射による治療を受けた人のうち、猫との接触(咬傷など)
が理由である人を分子」
とした数が80%と述べているものと思われます。
ここから言えるのは「狂犬病暴露リスク管理措置がとられた事例の
80%が猫によるものである」という事です。
ここで、公衆衛生上の「リスク」という概念について正しく理解する必要が
あります。
猫の狂犬病リスクを表す場合
リスク=ハザードの大きさ×暴露確率
リスク×社会的に許容されるコスト=リスク管理措置
となります。更に
ハザードの大きさ:大(高致死率)
暴露確率=猫がウイルスを保有している確率(a)
×猫の唾液中にウイルスが分泌されている確率(b)
×猫に噛まれたり引っ掻かれたりする確率(c)
×傷口からウイルスが皮膚内に侵入する確率(d)
社会的に許容されるコスト:免疫注射はそれほど高価ではないが負担。
リスク管理措置:猫に咬まれた場合には、ウイルス保有の有無に関わらず
暴露後免疫を行う
と考えられます。
aは、実際のサンプリング調査から犬よりも大きいと考えられます。
b,dは正確な定量は困難です。一般的な狂犬病の知見からは
bはある程度あると予想され、dは出血を伴うものであれば、大きいと
感がられます。一方、咬傷事例数に比べて「猫が感染源と特定された症例」
がほとんどないことはb,dが犬に比べて小さい可能性も示唆しています。
咬傷事件の数がcになります。(今回データはありません)
ここでabcd全てが十分に高かった場合は、リスク管理措置としては
「全ての人を対象に予め狂犬病予防注射を勧める」という考えが出てきます。
(東南アジア渡航時などは推奨)しかし、実際には、「噛まれれて
出血したら注射」という対策がとられていることから、咬まれた:c=1、
出血した:d=:高い の場合についてのリスクに対する管理措置を
要注射と判断している訳です。
咬んだ猫の病理鑑定ができればaを消せるのですが、逃げられればそれも
無理です。
いろいろ書き連ねましたが、結局のところ80%というデータはabcd
の高さ・可能性を物語るものでありこそすれ、元々観察している事象が
異なるため「感染源が80%」という結論を導くことはできないものと
考えます。
サーバント様、コメントありがとうございます。
> >北米では、人の狂犬病感染源の80%が猫です。
> この文章の根拠を求めています。貴方はこの数字を根拠に論理展開しています。
の記述はどこにありますか。
どの記事でどの箇所か、指摘いただけますか。
ないはずです。
仮にあったとしても、ずいぶん以前ご指摘頂いた時に訂正しているはずです。
もし現在あれば訂正しますので、「どの記事でどの箇所か」ご指摘ください。
この件については、先のコメントで、
根拠
http://archive.audubonmagazine.org/incite/incite0909.html
About 80 percent of rabies shots administered to humans result from contact with feral or stray cats.
人間の狂犬病感染(狂犬病ウイルス暴露後注射治療を受けたケース)理由の約80%は、野良猫か放し飼い猫との接触です。
と書いています。
もし、
> >北米では、人の狂犬病感染源の80%が猫です。
がこのコメントがあった時点で既に訂正されていたとすれば、それは悪質な嫌がらせ揚げ足取りです。
犬と猫の合計での、感染獣の割合は、CDCのグラフにあるとおり、79%、80%です。
その点については、引用元のCDCにお尋ねください。
50年以上も狂犬病の発生が無く、清浄地域とされていた台湾で、野生動物の間で広範囲な流行が確認されて騒ぎになりましたが、分離ウイルスの遺伝子情報から、何十年も前から野生動物の間で流行があったことが示唆されています。
今回台湾が狂犬病を発見できたのは、1999年から動物の狂犬病調査を開始していた事によるものです。
日本は台湾での狂犬病発生後にガイドラインを策定して調査を始めたばかりです。
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou10/dl/140826-01.pdf
犬、猫、野生動物を調査してみたら、台湾のように密かに流行していたって事になるかもしれませんね。
名無しさん@13周年様、コメントありがとうございます。
そういえばメッセージを頂いていたようで、お返事をせずに申し訳ありません。
メッセージとメールがちょうど集中していまして、いやはや。
・いわゆる「定食」に関する質問で、2000字くらいでびっしり。
・「このようなケースは、メールからウイルスが感染したのだろうか」(すいません、私はITには詳しくありません)。
・大東建託のサブリースの裁判と、法的な見解について。
・どこそこの自治体が愛護寄りでけしからん。
・英文記事の要約の依頼。
・某愛誤団体の不祥事をびっしり。
・餌やり動画をアップしている愛誤がひどい、どうにかならないか。
などなど。
記事にしたほうが良いものは、ブロともさんに振りました。
> 50年以上も狂犬病の発生が無く、清浄地域とされていた台湾で、野生動物の間で広範囲な流行が確認されて騒ぎになりましたが、分離ウイルスの遺伝子情報から、何十年も前から野生動物の間で流行があったことが示唆されています。
発見は、アナグマでしたね。
あまり人に近づかない、体が小さくて目立たない在来のげっ歯類で、代々引き継がれているなどという可能性もあります。
日本オオカミとエゾオオカミを絶滅させたぐらい猛威を振るったのですから、人が気がつかないだけで存在しているかもしれません。
> 犬、猫、野生動物を調査してみたら、台湾のように密かに流行していたって事になるかもしれませんね。
可能性はゼロではないです。
それと狂犬病に限らず、猫は広範囲に感染症を伝播させます。
カリフォルニア州オレンジカウンティーでは、TNRの普及と発疹チフスの感染者数は強い相関性があります。
強く、餌を与えられている猫→ネコノミ→ヒト、の感染経路が疑われるケースもあります。
そのためにカリフォルニア州オレンジカウンティーは、野良猫の徹底捕獲と殺処分に方針転換しました。
TNRのあまりにもひどい失敗例です。
このような事実を知りながら、行政は地域猫を制度化しているのですかね?
その他、アメリカでは、猫のノミからペストが感染した症例もあります。
猫による感染症のリスクは、これからも取り上げなければなりませんので。
何しろ書く事が多すぎて、手が回らないのです。
私の記事は、一つだけとってみても、かなりインパクトがある内容だと自負しています。
愛誤が流布している(嘘)情報を、根底から覆す内容のものばかりだからです。
私は、大変なところに足を踏み入れました。
まさに愛誤の世界は伏魔殿。
よくもまあ、これだけ嘘だけで、こり固めたものだと感心します。