日本の狂犬病政策は誤りー2





 前回記事、日本の狂犬病政策は誤りー1の続きです。前回記事では、先進国においては、ヒトの狂犬病の感染源となりうる(狂犬病ウイルス暴露後のワクチン接種を受けた(ケースは猫が突出して多く北米では80%、また感染獣の数も猫が犬の10倍ということを述べました。したがって、日本の犬のみ、犬に著しく偏向した狂犬病政策は誤りです。


 日本での狂犬病政策の根拠法は、狂犬病予防法、及び狂犬病予防法施行規則です。
 狂犬病予防法施行規則では、犬の登録と鑑識票付着義務(第3条~9条)が定められており、犬の飼い主に、狂犬病予防接種を毎年行うことを義務付けています(第11条~13条)。これらの規定に違反するものは、刑事罰をもって(罰金)処罰されます。日本では、狂犬病予防接種を義務付けている飼育動物は犬のみです。
 先進国では、猫は犬よりも狂犬病リスクが高いとされています。しかし、日本では猫に対しては狂犬病対策は皆無で、飼育も野放しです。

 では、先進国アメリカの狂犬病政策はどうなっているのでしょうか。フロリダ州環境保険医学局が発表した資料を以下に引用します。Rabies Prevention and Control In Florida, 2011 Bureau of Environmental Public Health Medicine「フロリダ州での狂犬病予防とコントロール(2011年) フロリダ州環境保健医学局」。


Multi-year Rabies Vaccinations for Dogs and Cats.
The Rabies Advisory Committee adopts the recommendation of the National Association of Public Health' Veterinarians Compendium of Animal Rabies Control, 2008 in regard to 3-year rabies vaccines for dogs and cats.
Managing Feral/Free-roaming/Un-owned/Stray Cats.
The concept of managing free-roaming/feral domestic cats is not tenable on public health grounds because of the persistent threat posed to communities from injury and disease.
While the risk for disease transmission from cats to people is generally low when these animals are maintained indoors and routinely cared for, free-roaming cats pose a continuous concern to communities.

複数年間隔での、犬猫に対する狂犬病予防接種。
狂犬病諮問委員会は、2008年に、動物の狂犬病コントロールの公衆衛生獣医協会連合会の推薦する、犬や猫に対する3年間効果がある狂犬病ワクチンを採用しました。
完全野生の野猫、自由に徘徊する猫(放し飼い猫)、所有者がない野良猫、野生化した猫の管理。
国内の自由に徘徊する放し飼い猫や野生猫を管理するという概念は、公衆衛生上の理由で支持されます。
なぜならば、それらは永続的な危険を社会に、怪我や病気によりもたらすからです。
人は、猫から疾病を感染し伝播するリスクは、猫が室内で飼育されているときは一般的に低いですが、自由に徘徊する猫は、社会への継続的な懸念をもたらします。



 上記のように、アメリカフロリダ州、環境保険医学局では、自由に徘徊する猫が最も大きな、狂犬病等の感染拡大のリスク要因としています。北米では「人の狂犬病の感染源となる(暴露後の狂犬病ウイルスの暴露ご治療を受けた)ケースでは、80%が猫」「人に飼育されている動物のうち、狂犬病感染個体の数は、猫が犬の10倍」という客観的な統計資料から当然のように導ける結論です。
 事実、アメリカでは、猫に対しても狂犬病予防接種を義務付けている州がほとんどです。以下に資料をあげます。STATE Rabies Laws。アメリカ 州の狂犬病法。2006年11月。2006年の資料ですので、現在は猫に対する狂犬病予防接種を義務付けている州は、さらに増えているかもしれません。

 それによれば、アメリカ全56州のうち、犬に狂犬病予防接種を義務付けて猫を免除している州は、わずか8州しかありません。そして狂犬病予防接種を義務づけている州では、接種間隔はほぼ全てが犬猫とも3年毎です。日本は犬のみ狂犬病予防接種を刑事罰でもって義務付け、猫に対しては全く放任(狂犬病予防接種を促すガイドラインさえありません)であるのと対照的です。
 統計上、北米では、人の狂犬病の感染源(狂犬病暴露ご注射治療を受けた)ケースの80%が猫です。また狂犬病感染個体数が猫が犬の10倍である事実をかんがみれば、日本の狂犬病政策は不合理極まりないと思います。

 日本語での訳「狂犬病」が良くないのかもしれません。変な訳語をするより、最初からRabies(レイビーズ=狂犬病)としていれば良かったのにと思います。
 バカ愛誤がたまに自分のブログで「猫は犬と異なり、狂犬病の危険がないから放し飼いしても良い。放し飼いすべきで室内飼い義務化なんてとんでもない」とか、掲示板やブログコメントで「猫は狂犬病にかからないから安全で、放し飼いしてよい」という記述をたまに見ます。このような方は基礎教養が最低レベルを満たしていないのでしょうね。厚生労働省の狂犬病に関する広報資料や、日本の狂犬病政策を考察すれば、日本の省庁や政治家も狂犬病に対しての認識は、白痴愛誤と大して変わらないような気もします。幸い、今のところ日本では狂犬病再発はないですが、散発的に輸入ペットで感染獣が見つかったり、海外で感染した患者さんが帰国した後に死亡したりするケースがあります。もし今の状態で、日本で狂犬病が再発すれば恐ろしいです。

 アメリカでは狂犬病対策として、猫飼育者に対しても厳しい規制を設けています。既に述べた通り、猫飼育者に対して飼い猫の狂犬病予防接種を義務付けたり、飼い猫の登録、飼育許可制、放し飼いの禁止、野良猫への餌やりの禁止など、懲役刑を含む刑事罰を持って禁じる自治体がほとんどです。実際、野良猫に餌やりをして逮捕、有罪となるケースも近年増えています。 
 また、放し飼いの一種であるTNR制度を廃止、罰則でもって禁じる条例を制定した自治体もいくつかあります。アメリカ連邦政府も、TNRを明確に否定しましたし、狂犬病等拡大のリスクを指摘しています。日本の愛誤が言う「動物愛護先進国欧では、TNRがスタンダードで野良猫の餌やりに寛容、日本と違って文句を言われずやりたい放題」は大嘘です。次回は、狂犬病予防を目的とした、アメリカでの猫飼育規制の厳しさについて書きます(続く)。
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日本語読めない理解出来ない

野良猫愛誤には何を言ってもムダなので、先ずは
社会的リスクを広める環境テロ野良猫餌付けは
愛誤系議員を排除して「中々見分けつきませんが」
時限立法ででも早急に厳罰刑を制定しないと
鳥インフルエンザに対抗できないでしょう?
「今は水際で何とか凌いでる状態だと思いますが」

若し巷の野良猫に感染ルートの存在が発見された場合
外飼い猫は言うに及ばず、ペットしてちゃんと管理されている
猫も宮崎の口蹄疫同様、感染の疑い有りで地域によっては
強制的に処分も有り得ますね。
「かつて北海道でも狂犬病の疑いで感染疑いの地域でも
飼い犬までも強制処分が有りましたから」

哀誤と伝染病

お早うございます。
以前紹介した、落転ブログ「犬蚤になって考えてみよう」です。
http://plaza.rakuten.co.jp/aikentotozan/

徹頭徹尾ジコチュー的ペット医療ペット行政批判全開、いや、全壊です。
この人物は脳細胞が壊れてるとしか思えませんから。

それはさておき、猫由来の伝染病について、哀誤のみならず行政も認識が甘いというか…。
以前こちらでも取り上げていただいた、エキノコックスの問題もありますし、やっぱり北海道では「地域猫」は不可能です。
もしも、猫が原因の狂犬病もしくは匹敵する伝染病が発生、流行したら行政側は方針転換せざるを得ないでしょうね。だけど、哀誤は多分そうなっても認めないと思いますが。

最近中国で問題になってる鳥インフルエンザが、以前日本で流行してパニックになっていたとき、莫大な数の鶏が殺処分されましたが、この時の哀誤のヒステリーぶりに辟易した覚えがあります。
まあ、おなじみの「残酷だ」一点張りの抗議で、やはり“あうしゅびっつ”に準えたり「自分の家族が同じ事されたら、こんな生き埋めにされたら、どう思うか」の類の絶句ものの言葉が羅列されてました。
あまりにも現場を省みない無神経ぶりに「有効な薬もワクチンも無く、ここまで感染拡大してしまった以上、乱暴なやり方でも迅速に感染拡大を防ぐ以外、やることないだろ。それに『自分の家族がこんな事されたら』って言うけど、これが人から人への伝染病で、自分の家族や友人達に感染したらどうするんだ」みたいな事を言って窘めました。が。
聞く耳持たずでした。

この「猫と狂犬病」については、哀誤が拡散させている「地域猫」を根底から覆しかねない要素を孕んでいるので、黙ってないでしょうね。

Re: 日本語読めない理解出来ない

只野乙三様、コメントありがとうございます。

> 野良猫愛誤には何を言ってもムダ。

愛誤は日本語でも読めない、理解できないので、ましてや英語(義務教育レベルでも)やその他の外国語なんてわかるはずがありません。
だから海外動物愛護事情の大嘘を盲信して、拡散します。
ちょっと検索すれば、愛誤の大嘘なんてバレバレなのに、恥ずかしくないのかしら。


> 社会的リスクを広める環境テロ野良猫餌付けは、時限立法ででも早急に厳罰刑を制定しないと

愛誤が大好きな「動物愛護先進国欧米」ではそうですよ。
アメリカでは、自称猫ボラ活動で逮捕有罪になったオバサンがいますし、野良猫の餌やりで有罪になったケースなんてザラです。
もちろんTNRが免責になるわけではありません。


> 猫も宮崎の口蹄疫同様、感染の疑い有りで地域によっては
> 強制的に処分も有り得ますね。

ウイルスによっては、感染しない動物でも、ウイルスが体に付着すれば感染を拡大させます。
そのような感染力の強い感染症の場合は、野良猫放し飼い猫は捕獲殺処分すべきだと思います。

Re: 哀誤と伝染病

オキキリムイ様、コメントありがとうございます。

> 以前紹介した、落転ブログ「犬蚤になって考えてみよう」です。

犬のノーリードが合法という、既知害ブログでしたね。


> この人物は脳細胞が壊れてるとしか思えませんから。

「狂犬病の暴露後のワクチン接種で、狂犬病は100%完治する」するというのは、「100%近い致死率」の間違いじゃないですかね。
暴露後のワクチン接種で完治したのは、幼児の数例だけで、私は狂犬病の致死率は、ウィキペディアの95%より高いと思います。
まあ、毎年のワクチン接種が、犬の体に負担をかけるというのは真実だと思います。


>エキノコックスの問題もありますし、やっぱり北海道では「地域猫」は不可能です。

それを言ったら、青森でもエキノコックスは発見されているし、トキソプラズマや猫回虫も場合によっては重篤な症状を引き起こします。
感染症のリスクを考えたら、どこででも地域猫は不可です。


> 「猫と狂犬病」については、哀誤が拡散させている「地域猫」を根底から覆しかねない要素を孕んでいるので黙ってないでしょうね。

アメリカ連邦政府、野生生物狩庁は、狂犬病などの拡散リスクがあるとしてTNRを完全否定しました。
Centers for Disease Control and Prevention USA「連邦政府疾病予防管理センター」でも、同様の見解です。
猫の飼育は、感染症予防のために、管理飼育化が先進国での潮流です。
ドイツでも、相次いで猫の登録、不妊去勢、ワクチン、野良猫餌やり禁止条例を制定した自治体が急増しています。

狂犬病以外にも

昔、猫の喧嘩を止めに入って噛まれてしまったことがあります。
怪我をして血が止まらずに病院へ行きました。

その時、破傷風の危険も言われて注射も。
同時に消毒して数針縫って毎日病院通いを1週間しました。
凄く痛くてズキズキし何日も腫れあがってしまいました。

関係ない猫のせいで病院通いになっても愛誤はお見舞いの言葉さえもありませんでした。。


Re: 狂犬病以外にも

フェイル様、コメントありがとうございます。

> 破傷風の危険も言われて注射も。

破傷風菌は割と普通にある菌です。
子供や、子供の頃に接種したワクチンの抗体が残っている人はいいですけれど、抗体値が下がっていたり年齢によってはワクチン接種をしていない人もいます。
猫の喧嘩なんて、水をぶっかけれればいいんです。
野良猫なんて、感染症の塊みたいなものですから。
このようなものを街中に温存させるなんて、迷惑なことです。

しかしながらこうした感染症のリスクは優先度が高いとはいえ野良猫問題の極一部なんですよね。
愛誤だか地域猫だかは自然をナメすぎです。
地域猫のような公園での密集飼育は猫の生態から大きく逸脱しているため、自然からのしっぺ返しで新たな感染症なんかがいつ出てきてもおかしくないと思いますよ。
人に影響しなければいいんですが。

無論、狂犬病も屋外猫のリスクのひとつですが。

少なくとも高床式のネズミ返しがある様な食料庫が乱立している社会は遥か昔に終わっている現代で、猫が屋外にいるメリットはほぼ無くデメリットは人間にとっても猫にとっても数限りなく存在します。

愛護はかたくなに認めませんが彼等の存在が野良猫を野良猫のまま維持しつづけている元凶です。
愛護は全員が全員「少しくらいのルール違反は猫の為だし仕方ない」をやるので、少しぐらいを全員がやればとんでもない事になるという事すら理解していません。

地域猫にせよTNRにせよ厳密なルールを厳守して行えば論理的に間違っていませんので効果があるのは間違いないでしょうが、愛護はルールをルールとして理解していない上に実際は猫を愛でたいだけで猫の事など考えていませんから事実上TNRでは悪影響しか出ないという結果につながっています。

ともかくもデメリットしかない屋外猫などに何も配慮する必要は本来ありませんし全て駆除が理想ですね。
野良犬がいる時代は野良犬の全頭駆除などありえないという頭が犬愛護にもあったでしょうが現在は野良犬の姿を見る事もほぼありません、いっそ野良猫に狂犬病が海外よりもたらされて地域猫などと言っている馬鹿共に感染してパニックを引き起こしてくれる事を私は願います。

No title

さんかく様

大変ご無沙汰してしまい、本当に本当に申し訳ありませんでした。
その上、深夜の怪しい時間帯に、過去記事読むためにお邪魔しまくってますことも、併せてお詫びいたします…

野良猫が狂犬病の感染媒体に…あまりにも恐ろしすぎます…
私の住む辺りでは頻繁にキツネが出没するため、外飼いしている犬をほとんど見かけません。大型犬を、自宅庭に巨大な檻?を置いて飼育している方もおりますが、知人はハスキー犬を室内飼いしてました^^;
そしてこの時期は、狂犬病予防接種のため、動物病院の待合室、座るところもないぐらい、混みまくってます。

本当に日本は、愛護後進国ですね…

>猫飼育者に対して飼い猫の狂犬病予防接種を義務付けたり、飼い猫の登録、飼育許可制、放し飼いの禁止、野良猫への餌やりの禁止など、懲役刑を含む刑事罰を持って禁じる自治体がほとんどです。

他のことはアメリカの影響を受けること多いのに、どうしてこんなに重要なことを、早く真似して政策化しないのか…
愛誤が、過去のユダヤの悲劇を軽々しく語るのを見るにつけても、なんだか、日本人であることが恥ずかしくなってきちゃいました…(´・ω・`)

Re: タイトルなし

きつね様、コメントありがとうございます。

>こうした感染症のリスクは優先度が高いとはいえ野良猫問題の極一部なんですよね。

狂犬病に関しては、日本は清浄国であるため、野良猫問題のごく一部です。
しかし野良猫放し飼い猫は、狂犬病以外でも多くの感染症を媒介します。
感染症全体を考えれば、私は些細なことだとは思いません。


> 愛誤だか地域猫だかは自然をナメすぎです。

ウイルスはすぐに変異します。
鳥インフルエンザでも、ヒトへの毒性は弱かったのです。
人以外でも、生態系に及ぼす悪影響もあります。
ツシマヤマネコやイリオモテヤマネコに、ウイルス性白血病やネコエイズの感染が報告されています。

Re: 無論、狂犬病も屋外猫のリスクのひとつですが。

猫ボラ嫌い様、コメントありがとうございます。

> 猫が屋外にいるメリットはほぼ無くデメリットは人間にとっても猫にとっても数限りなく存在します。

仰るとおりです。
なぜ猫の放し飼い至上、温存すべきという人たちがいるのか理解に苦しみます。


> 彼等の存在が野良猫を野良猫のまま維持しつづけている元凶です。

それにもまったく同意します。


> 地域猫にせよTNRにせよ厳密なルールを厳守して行えば論理的に間違っていませんので効果があるのは間違いないでしょうが、愛護はルールをルールとして理解していない上に実際は猫を愛でたいだけで猫の事など考えていませんから事実上TNRでは悪影響しか出ないという結果につながっています。

そのルールの中には、「不妊去勢未実施の猫には給餌しない」も含まれるでしょう。
しかしそこまで守っている団体は皆無だと思います。


> ともかくもデメリットしかない屋外猫などに何も配慮する必要は本来ありませんし全て駆除が理想ですね。

1970年代には、日本は年間100万頭の犬を殺処分していました。
ですから現在の犬の適正飼育化、野犬ほぼゼロが達成できたのです。
それは犬にとっても幸福でしょう。
犬でそうして、猫はダメな理由はありません。
「猫は狂犬病にかからない」と言っているバカ愛誤がいますがw

Re: No title

mmStrayCat様、こめんとありがとうございます。

> 大変ご無沙汰してしまい、本当に本当に申し訳ありませんでした。

いえいえ、こちらこそ。
いつでもいらしてください。

> 私の住む辺りでは頻繁にキツネが出没するため、外飼いしている犬をほとんど見かけません。

エキノコックスでですか。
北海道では、エキノコックスに対して、大変神経質になっていると聞きました。


>大型犬を、自宅庭に巨大な檻?を置いて飼育している方もおりますが、

愛犬の感染予防のためでしょうね。
でもエキノコックスは、哺乳類のほぼ全てに感染します。
終宿主が犬、キツネ等のイヌ科動物です。
ですから猫を放し飼いにして、屋外でその猫が感染することもあります。
でも、エキノコックスが最初に問題となった発端は、人が北海道に持ち込んだキツネだったので、エキノコックス=キツネ、犬という思い込みがあるのでしょう。


> この時期は、狂犬病予防接種のため、動物病院の待合室、座るところもないぐらい、混みまくってます。

なぜ犬だけ異常に狂犬病の管理が厳しすぎるのでしょうか。
毎年のワクチン接種は犬の体にも負担をかけます。
獣医の利権だという説もあります。
毎年犬のみに、狂犬病ワクチン接種が義務付けられている国は日本だけではないでしょうか。


> >猫飼育者に対して飼い猫の狂犬病予防接種を義務付けたり、飼い猫の登録、飼育許可制、放し飼いの禁止、野良猫への餌やりの禁止など、懲役刑を含む刑事罰を持って禁じる自治体がほとんどです(アメリカ)。

これは本当です。
さんかくたまごが大嘘をタレながしているというブログも、たまに目にしますが。
動物愛護に関わる人は、もっと現実を見て欲しいです。

オキキリムイ様 追記

リンクをいただいた、http://plaza.rakuten.co.jp/aikentotozan/ の内容は酷すぎます。

「狂犬病は、暴露後でも100%治療できる」とのWHOの資料ですが、そのようなことは書かれていません。


local treatment of the wound, initiated as soon as possible after exposure;
a course of potent and effective rabies vaccine that meets WHO recommendations; and
the administration of rabies immunoglobulin, if indicated.
Effective treatment soon after exposure to rabies can prevent the onset of symptoms and death.

暴露後の、出来るだけ早い傷の局所治療の開始。
WHOの勧告を満たす強力かつ効果的な狂犬病ワクチンの治療と、狂犬病免疫グロブリンの投与、示された場合において。
素早い狂犬病への曝露後の効果的な治療は、症状と死の発症を防ぐことができます。


とありますが、それによって100%治療できるなんて一言も書かれていません。
狂犬病は(暴露後のワクチン接種と狂犬病免疫グロブリン投与が唯一の治療法とされていますが)、ほぼ確立した治療法がなく、致死率は100%近いというのが通説です。


また、「アメリカでは犬のみ狂犬病ワクチン接種を義務付けている」とありますが、アメリカでは州によって異なりますが、犬猫とも、その他フェレットにも狂犬病ワクチン接種を義務付けている州がほとんどです。
私の記事のリンクの通りです。

猫だろうが犬だろうが、愛誤の無知は甚だしいです。
このような方たちが誤った知識を振り回してテロも辞さず。横暴を通すのですから、日本の動物愛護は遅れたままなのです。

ペスト

狂犬病もそうですが、日本ではペストに対しても出鱈目な情報がまかり通っているのも由々しき問題です。

愛誤は猫を駆除するとペストが流行するなどと妄言を吐きますが、現在の日本でペストが発生すれば、ネズミと同等か、ある意味それ以上に危険な生物が猫だと私は考えます。


-----

ペットからうつる病気 その3 ネコから
国立感染症研究所 人獣共通感染症室
 
http://www.jomf.or.jp/include/disp_text.php?type=n100&file=2001030105

ペスト
 ペストは現在日本国内にはありませんが世界じゅうで毎年数千人の患者と約10%の死亡者が出ている人獣共通感染症です。ペストはもともとはネズミなどの野生げっ歯類の病気ですが、ノミが媒介してヒトにも感染します。しかしネコが重要な感染源動物になりうることについてはあまり知られていません。
 ペストが存在する地域では屋外に出たネコが感染ネズミを捕まえて食べたり、ノミに刺されてペストに感染することもあります。ネコはペストに感染すると口腔内にペストを含んだ膿瘍ができます。そのためなめたり噛みついたりすることでも感染の危険性があります。また、感染したネコの咳の中にもペスト菌が含まれています。アメリカでは過去20年間に毎年約一名の割合でネコからペストをうつされています。
 アメリカのコロラド州のフォートコリンズ市にあるアメリカ疾病管理センターのペスト研究チームではペスト予防のキャンペーンポスターを自作して感染の危険性の高い地域に配布しています(図1)。ポスターの上部にはプレーリードッグやリスなどの野生げっ歯類とならんで、ネコが危険動物であることが示されています。ペストが常在している地域ではペット、特にネコに対する注意と管理は重要です。

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こうした猫から直接の感染もあるわけですが、猫が非常に危険なのはやはりノミでしょうね。
昭和50年代以降、日本では人間の周りに存在するノミの殆んどがネコノミです。
ペストのベクターとなるのは主にケオプスネズミノミと言う事になっていますが、ノミの宿主特異性は低く、ケオプスネズミノミも猫に寄生します。
http://hiiaj.org/vermins/fleas.html
また、殺虫剤の研究用途等でネコノミを繁殖させる場合、マウスを利用して行われています。
猫が出産した場所等は大量のネコノミが発生しますが、そのネコノミがペストに感染したネズミから吸血すれば、ケオプスネズミノミ同様に危険な存在となるでしょう。


北里柴三郎記念室というサイトの『ペストと猫のおはなし』で「ねずみのノミは猫にはつかないので、ペストにかかることはないからです。」という記述は、子供相手にしても問題が有るのではないでしょうか?
http://www.kitasato.ac.jp/kinen-shitsu/kids/plague/index.html


明治時代の猫飼育推奨と言う、おまじないのようなペスト予防法を根拠にして野良猫の正当化を図る愛誤はなんなんでしょうね。
人間の住居の高層化が進んだ現在では、ネズミといってもクマネズミが優勢なわけで、クマネズミにとって猫なんかは天敵になり得ないでしょう。
元々樹上生活をしていたために高所が得意で、垂直の壁を上り、2センチの穴でも潜り抜け、ドブネズミの3倍とも言われる知能を持ち、トラップへの対応力も非常に高く、なにより主に屋内で活動するクマネズミに対して、野良猫が何の役に立つのでしょう。
野良猫はペストを拡散させるだけだと思われます。

人間にペストが流行する前には、ネズミの間でペストが蔓延し、げっ歯類も大量に死亡します。
ノミは宿主が死ぬと、付近の他の生物が発する二酸化炭素に反応して飛び移ります。
死んでいる動物に近づくと、ノミにいっせいに集られて危険です。
ペストが発生すれば注意喚起されるでしょうが、そんなこと猫はお構い無しです。
ペストで死んだネズミを人間の近くまで運んで来るかもしれません。
その猫にはペストを持ったノミが寄生しています。

現在の日本でペストが発生した場合、猫が有り難がられるどころか、飼い猫の遺棄や飼育放棄、野良猫の駆除が行われる可能性が高いと思いますよ。

Re: ペスト

名無しさん@13周年様、コメントありがとうございます。

> 愛誤は猫を駆除するとペストが流行するなどと妄言を吐きますが、現在の日本でペストが発生すれば、ネズミと同等か、ある意味それ以上に危険な生物が猫だと私は考えます。

ペストを媒介するのはノミですからね。
ネズミも猫もノミが寄生していますから、どちらも危険です。


> ネズミなどの野生げっ歯類の病気ですが、ノミが媒介してヒトにも感染します。しかしネコが重要な感染源動物になりうることについてはあまり知られていません。
>  ペストが存在する地域では屋外に出たネコが感染ネズミを捕まえて食べたり、ノミに刺されてペストに感染することもあります。そのためなめたり噛みついたりすることでも感染の危険性があります。また、感染したネコの咳の中にもペスト菌が含まれています。
> ペストが常在している地域ではペット、特にネコに対する注意と管理は重要です。

> 猫から直接の感染もあるわけですが、猫が非常に危険なのはやはりノミでしょうね。

外部寄生虫は、終宿主にそれ程こだわりはないですよ。
猫・犬ノミでも人に寄生しますし吸血します。
猫が落としていったノミ卵が孵化して、近くに猫がいなければ、いくらでも人を吸血します。


> 北里柴三郎記念室というサイトの『ペストと猫のおはなし』で「ねずみのノミは猫にはつかないので、ペストにかかることはないからです。」という記述は、子供相手にしても問題が有るのではないでしょうか?

北里博士が存命した明治時代の感染症学黎明期はそれでも良かったのでしょう。
今では資料を訂正すべきです。


> 明治時代の猫飼育推奨と言う、おまじないのようなペスト予防法を根拠にして野良猫の正当化を図る愛誤はなんなんでしょうね。

愛誤は、未だにコロンブス大航海時代以前に、船舶内で猫を飼っていたことを持ち出します。
当時は木造船で、ネズミが船底をかじれば、それこそ人命に関わったのです。
それと良い殺鼠剤やくん煙剤がない当時は、猫に頼らざるを得なかったでしょう。
前提条件が全く異なります。


>なにより主に屋内で活動するクマネズミに対して、野良猫が何の役に立つのでしょう。

昔みたいに、天井裏に猫や青大将が入り込む家なんてありませんからね。


> 人間にペストが流行する前には、ネズミの間でペストが蔓延し、げっ歯類も大量に死亡します。
> その猫にはペストを持ったノミが寄生しています。

猫がネズミを仮に少しは狩ったとしても、そのマイナス面の方がはるかに大きいです。


> 現在の日本でペストが発生した場合、猫が有り難がられるどころか、飼い猫の遺棄や飼育放棄、野良猫の駆除が行われる可能性が高いと思いますよ。

猫にのみが付いているから危険、と飼い主が判断するからですか(遺棄)。
野良猫の駆除が、行政で行われる可能でいは高いと思います。
愛誤は、実際に危機が発生していないから、屁理屈で好き勝手言うのです。

少し私の書き方がおかしかったようですね。野良猫問題の中で狂犬病などの感染症のリスクは最優先される課題です。しかし、問題はそれだけでは無く多岐にわたって存在します。
上記のように訂正します。

Re: タイトルなし

きつね様

> 少し私の書き方がおかしかったようですね。

いえ、お気に触ったのであれば御免なさい。


>問題はそれだけでは無く多岐にわたって存在します。

実際に感染症の感染被害がなくても、糞尿は衛生上問題だし、悪臭で不快です。
商店や診療所の近くならば、事業に致命的でしょう。
その他クルマやペットへの被害、発情期の盛声など、野良猫外飼い猫の被害は多岐にわたります。

Re:Re: ペスト

さんかくたまご様

>猫にのみが付いているから危険、と飼い主が判断するからですか(遺棄)。

愛誤の知能だけでは判断できないでしょうが、ネット等で猫が危険だという情報が出回れば、無責任人間な愛誤なら、よく解からないままにパニックに陥って猫を捨てる人も居るんじゃないでしょうか。

Re: Re:Re: ペスト

名無しさん@13周年様

> 愛誤の知能だけでは判断できないでしょうが、ネット等で猫が危険だという情報が出回れば、無責任人間な愛誤なら、よく解からないままにパニックに陥って猫を捨てる人も居るんじゃないでしょうか。

愛誤なら、やりかねませんね。
猫が危険ならば保健所に届けるのが筋でしょうが「保健所に届ければ殺されてしまう。でも飼っていれば怖い」ということで捨てかねません。

狂犬病に猫は感染しないと思っている人がいるのですね。驚きです。
仮に全く知識が無くとも、犬から人があり得るなら猫などの他の哺乳類も危なそうと想像出来そうなものですが。
小学生の頃にコウモリからも感染する話を読んだことがあり、後にちゃんと調べる前から普通に哺乳類全般に感染するんだろうと思ってましたよ。
あまり好きが度を超すと、根拠無く猫だけは特別といった思考に陥るんでしょうかね。そういえば地域猫しか解決方法は無いというのも全く根拠無く唱えていますね。

Re: タイトルなし

きつね様

> 狂犬病に猫は感染しないと思っている人がいるのですね。

たまに掲示板やブログコメントで「猫は狂犬病にかからない」というのを見ました。
今探しても見つかりませんが、このようなサイトの記述もあります。
http://www.tacazu.com/hospital2.html
「獣医とか専門家でない限り、狂犬病は犬だけの病気と思っている人が殆どです」。


> 小学生の頃にコウモリからも感染する話を読んだことがあり、

野生動物の中では、アメリカではアライグマとコウモリが感染源になることが多いようです。

No title

さんかく様

おはようございます*^^*

>エキノコックスでですか。
言葉足らずでした、申し訳ありません>_<;

>毎年のワクチン接種は犬の体にも負担をかけます。
>獣医の利権だという説もあります。
利権が原因だとしたら、犬が可哀想過ぎます…TT

そういえば猫のワクチン接種も、アメリカでは2~3年に一度で良いらしいですが、日本の猫は、猫全体のワクチン接種率がアメリカよりも低く、ウィルスの汚染状況がひどいため、年1回の追加接種が必要なんだそうです。
猫のワクチンでも、結構、下痢したり発熱したり、副作用の話を聞きます…

猫が、エキノコックス、狂犬病等(口蹄疫もそうでしたよね…)の伝染病のキャリアになり得ること、国は一体どう認識してどう考えているのか…不適正飼育者への罰則も含め、対応が遅すぎるように思います。
ネットでも、あちこちで危険性について書かれたものがヒットするのに。

>さんかくたまごが大嘘をタレながしているというブログも、たまに目にしますが。
嘘情報垂れ流したい人たちは、利害関係から、正しいことを書くさんかく様と、敵対関係にあると思っているんでしょうね…
まともな感覚を持っている人なら(猫好き・嫌いに関わらず。私は猫好きです)、双方読み比べれば、どちらが正しいか理解できることなのに、と思います。

Re: No title

mmStrayCat様、コメントありがとうございます。

> 言葉足らずでした、申し訳ありません>_<;

いいえ、とんでもありません。


> 利権が原因だとしたら、犬が可哀想過ぎます…TT

狂犬病清浄国では、狂犬病ワクチン接種を免除している国もあります。
日本でも、3年間隔のワクチンを取り入れるとか、超小型犬で室内でしか飼育されないものは免除しても良いと思います。


> 日本の猫は、猫全体のワクチン接種率がアメリカよりも低く、ウィルスの汚染状況がひどいため、年1回の追加接種が必要なんだそうです。

野良猫や外飼い猫は、ほぼワクチン接種率ゼロでしょう。
感染予防のためには、70%の接種率が必要とのことですが、野良猫外飼い猫は狂犬病にとって、日本では最大のリスク要因です。


> 猫のワクチンでも、結構、下痢したり発熱したり、副作用の話を聞きます…

室内飼育して、感染症のリスクがほぼない飼いかたをしている飼い主さんの方がワクチン摂取などをきちんとされて、本来最も危険な野良猫や放し飼い猫が野放しというのは矛盾しています。


> 猫が、エキノコックス、狂犬病等(口蹄疫もそうでしたよね…)の伝染病のキャリアになり得ること、国は一体どう認識してどう考えているのか…不適正飼育者への罰則も含め、対応が遅すぎるように思います。

アメリカの政府機関では、猫による感染症拡大リスクに関する記述が大変多いです。
日本では、まずお目にかかることはありません。


> 嘘情報垂れ流したい人たちは、利害関係から、正しいことを書くさんかく様と、敵対関係にあると思っているんでしょうね…

私は何かを書くときは、必ずソースを明示します。
かなり重要な事柄は、大手メディアの複数のソースをつけます。
それでも否定したい人は、架空の動物愛護先進国などをデッチ上げて、それにより自分たちの利権を得ているのではないですか。
そのような方にとっては、私の情報は、あまりにも都合が悪すぎます。
私は別に、「猫そのものが嫌い」ではないです。
猫の飼育経験もありますし。

初めてブログを読まさせて頂きました。私は犬と猫を室内飼いで飼っております。毎年必ずワクチンをしています。犬も猫も子供もそうですけど、社会に迷惑がかからないように育てよう。となぜ考えられないのかなー。と無責任な飼い主を見ると感じてしまいます。

知り合いの犬飼いが、飼い始めてから混合ワクチンも狂犬病のワクチンも一度も打ってないそうです。
それって犬の身体的にも、社会的にもどうなんですかね?本人は「日本の犬は狂犬病にはならないし、混合ワクチンも身体に悪い。」と言っています。

超小型犬ではないのでドッグランで他の犬と触れ合ったり、散歩はさせていると思います。

Re: タイトルなし

猫店長様、ご訪問ありがとうございます。

> 私は犬と猫を室内飼いで飼っております。毎年必ずワクチンをしています。

ワンちゃん猫ちゃんを、これからも大事になさってください。


> 知り合いの犬飼いが、飼い始めてから混合ワクチンも狂犬病のワクチンも一度も打ってないそうです。

狂犬病のワクチン以外は、日本は法定義務はありませんが、ジステンパーやパルボウイルスに感染する犬猫は日本でも多いです。
パルボなどは、大変感染力が強いので、室内飼いだといっても必ずしも安全ではないと思います。


> 本人は「日本の犬は狂犬病にはならないし、混合ワクチンも身体に悪い。」と言っています。

ワクチンは、体に悪いです。
人間の子でも、麻痺などの副作用後遺症が残ることがまれにあります。
でも、感染症を予防する利益の方が大きいから、ワクチン接種が普及しているわけでしょ。
プロフィール

さんかくたまご

Author:さんかくたまご
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1959年生。
大阪府出身、東京育ち(中学は世田谷区立東深沢中学校、高校は東京都立戸山高校です)。
現在は、兵庫県西宮市在住です。
一人暮らしです。

趣味はクルマをコロガスこと(現在のクルマは4代目のメルセデスベンツです。ドイツ車では5代目)、庭での果樹栽培、家の手入れ掃除です。
20歳代前半から商品先物、株式投資をはじめ、30歳で数億円の純資産を得るが、その後空売りの深追いで多くを失う。
平成12年ごろから不動産投資を行い成功、現在50数戸を無借金で所有。
不動産投資では、誰も見向きもしなかったキズモノ、競売物件などをリノベーションする手法です。

・座右の銘は「人の行く裏に道あり花の山」
・好きな生き物 メジロ
・尊敬する人 ガブリエルシャネル(シャネル社創業者)
・好きな言葉 Das Beste oder nichts「最善か無か」。ダイムラー・ベンツ社の企業理念。私自身は何事も中途半端でいい加減です。ですからこの言葉に憧れます。

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